刑事訴訟規則施行規則

規則第19条から第25条まで（主任弁護人）、第49条（調書への引用）、第57条（裁判書等の謄本、抄本）、第179条の2（継続審理）、第179条の3（公判期日に出頭しない者に対する処置）、第179条の4（公判期日の変更の請求）、第179条の5（私選弁護人差支の場合の処置）、第179条の6（国選弁護人差支の場合の処置）、第182条（公判期日の不変更）、第183条から第186条まで（不出頭の場合の診断書の提出等）、第191条の2（証人等の出頭）、第212条（弁論時間の制限）、第215条（公判廷の写真撮影等の制限）、第256条（違憲判断事件の優先審判）及び第303条（検察官及び弁護人の訴訟遅延行為に対する処置）の規定は，第1条第1項の規定にかかわらず、これを適用又は準用する。

第一審の公判調書には、次に掲げる事項を記載しなければならない。

開廷後引き続き十五日以上開廷しなかつた場合においても、必要と認める場合に限り、公判手続を更新すれば足りる。

第一審の判決書には、起訴状に記載された事実を引用することができる。

第一審において有罪の言渡をするに当り証拠により罪となるべき事実を認めた理由を説明し、法令の適用を示すには、証拠の標目及び法令を掲げれば足りる。

第一審においては、上訴の申立がなく、且つ判決宣告の日から七日以内に判決書の謄本の請求がない場合には、判決主文並びに罪となるべき事実の要旨及び適用した罰条を公判調書に記載させて、これを以て判決書に代えることができる。