海上保安学校の名称、位置及び内部組織に関する庁令

海上保安庁法第33条の2の規定による海上保安学校の名称、位置及び内部組織は、この命令の定めるところによる。

海上保安学校の名称及び位置は、左のとおりとする。（名称）　（位置）海上保安学校　舞鶴市

海上保安学校の長は、海上保安学校長とする。

海上保安学校長は、海上保安学校の校務を掌理する。

海上保安学校に副校長及び教官を置く。

副校長は、海上保安学校長を助け、校務を整理し、海上保安学校長に事故があるとき、又は海上保安学校長が欠けたときは、臨時にその職務を行う。

教官は、学生の教育及び訓練に従事する。

海上保安学校に、次の教官室を置く。航海教官室機関教官室主計教官室航空教官室情報通信教官室航行援助教官室海洋科学教官室一般教養教官室警備救難教官室小型船舶操縦教官室

教官は、海上保安学校長の定めるところにより前項の教官室のいずれかに属するものとする。ただし、第10条の2第1項に規定する訓練教官のうち、海上保安学校長の指定する訓練教官及び第11条第1項に規定する分校の教官については、この限りでない。

教官室に室長を置き、海上保安庁長官が指名する者をもつてこれに充てる。

室長は、その教官室に属する教官の担当する教科等について必要な調整を行なう。

海上保安庁長官は、次の各号の一に掲げる教官室に属する教官の担当する教科等に関する連絡調整を行なう者として、教務主幹をそれぞれ当該各号の教官室の室長のうちから指名する。

海上保安学校に、次の二部を置く。事務部教育訓練部

事務部に、次の三課を置く。総務課会計課図書課

総務課においては、次の事務をつかさどる。

会計課においては、左の事務をつかさどる。

図書課においては、図書に関する事務をつかさどる。

教育訓練部に、次の三課を置く。教務課学生課訓練課

教務課においては、次の事務をつかさどる。

学生課においては、次の事務をつかさどる。

訓練課においては、次の事務をつかさどる。

教育訓練部に、訓練教官を置き、教官のうちから充てる。

訓練教官は、第4条第3項の職務のほか、学生の生活指導に従事する。

校務の一部を分掌させるため、海上保安学校に、分校を置く。

分校の名称及び位置は、次のとおりとする。（名称）　（位置）門司分校　北九州市宮城分校　岩沼市

分校の所掌事務の範囲及び内部組織は、海上保安庁長官が定める。

分校の長は、分校長とする。

分校長は、海上保安学校長を助け、分校の校務を整理する。

この命令に定めるもののほか、海上保安学校の内部組織の細目は、海上保安庁長官の定めるところによる。