表層地質調査作業規程準則

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表層地質調査作業規程準則

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別表一
調査項目調査事項
一 岩石の区分未固結堆積物


砕屑物(崖錐堆積物及び土石流)
固結堆積物礫岩
砂岩
泥岩
砂岩泥岩互層
珪岩質岩石(角石、チヤート及び珪岩)
輝緑凝灰岩
石灰岩
火山性岩石火山灰砂
火山砕屑物
軽石
シラス
ローム
集塊岩
凝灰岩質岩石(凝灰岩及び凝灰分に富む岩石)
流紋岩質岩石(流紋岩及び強ハリ質岩石)
安山岩質岩石(石英安山岩、安山岩、玄武岩及び〔ひん〕岩で、強ハリ質岩を除く。)
深成岩斑岩(花崗斑岩及び石英斑岩)
花崗岩質岩石(花崗岩、花崗閃緑岩、巨晶花崗岩、半花崗岩、石英閃緑岩及び閃緑岩中で比較的優白色のもの又は片麻岩で片理構造の弱いもの。)
斑糲岩質岩石(斑糲岩、輝緑岩及び角閃岩のうち片状構造の明瞭でないもの及び閃緑岩中で比較的優黒色のもの。)
蛇紋岩質岩石(蛇紋岩、橄欖岩及びその他蛇紋岩化作用の著しく進んだもの。)
変成岩ホルンフエルス(ホルンフエルスのうち片状構造の明瞭のものを除く。)
緑色片岩(緑泥片岩、緑簾片岩及び角閃岩のうち片状の明瞭のもの。)
黒色片岩(千枚岩及び石墨片岩)
その他の片岩(緑色片岩及び黒色片岩以外の片状構造の明瞭な変成岩及び片麻岩中で片状構造の明瞭のもの。)
圧砕岩圧砕岩質岩石(圧砕岩化作用の進んだもの。)
二 岩石のかたさ 岩片
1 はなはだやわらかい(未固結とも固結ともいえない程度の岩石で、たとえば、軟質泥岩、鮮新洪積世の軟質砂岩等)
2 やわらかい(耐圧一〇〇Kg/cm未満の岩石で、たとえば、大谷石、ごくやわらかい凝灰岩、鮮新洪積世の中位の砂岩、房州石等)
3 やややわらかい(耐圧一〇〇Kg/cm以上四〇〇Kg/cm未満の岩石で、たとえば、軟質凝灰岩等)
4 ややかたい(耐圧四〇〇Kg/cm以上一、〇〇〇Kg/cm未満の岩石で、たとえば、やわらかい安山岩、中位のかたさの凝灰岩、第三紀の中位のかたさの砂岩等)
5 かたい(耐圧一、〇〇〇Kg/cm以上二、〇〇〇Kg/cm未満の岩石で、たとえば、安山岩、花崗岩、軟質玄武岩、かたい砂岩、かたい石灰岩、石英粗面岩、斑岩等)
6 はなはだかたい(耐圧二、〇〇〇Kg/cm以上の岩石で、たとえば、チヤート、珪岩、珪岩質砂岩、角岩、微晶質石英粗面岩、微晶質硬質安山岩、玄武岩、細粒硬質花崗岩の一部等)
 岩体
1 はなはだやわらかい(岩片としてのかたさがの1に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもの及び岩片としてのかたさがの2以上の岩石で構成され、風化、割れ目等の影響により岩体としてのかたさがの1と同程度に弱くなつているもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ一・五Km/Sec未満のもの。)
2 やわらかい(岩片としてのかたさがの2に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもの及び岩片としてのかたさがの3以上の岩石で構成され、風化、割れ目等の影響により岩体としてのかたさがの2と同程度に弱くなつているもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ一・五Km/Sec以上二・二Km/Sec未満のもの。)
3 やややわらかい(岩片としてのかたさがの3に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもの及び岩片としてのかたさがの4以上の岩石で構成され、風化、割れ目等の影響により岩体としてのかたさがの3と同程度に弱くなつているもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ二・二Km/Sec以上三・〇Km/Sec未満のもの。)
4 ややかたい(岩片としてのかたさがの4に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもの及び岩片としてのかたさがの5以上の岩石で構成され、風化、割れ目等の影響により岩体としてのかたさがの4と同程度に弱くなつているもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ三・〇Km/Sec以上四・〇Km/Sec未満のもの。)
5 かたい(岩片としてのかたさがの5に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもの及び岩石としてのかたさがの5以上の岩石で構成され、風化、割れ目等の影響により岩体としてのかたさがの5と同程度に弱くなつているもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ四・〇Km/Sec以上五・五Km/Sec未満のもの。)
6 はなはだかたい(岩片としてのかたさがの6に相当する岩石で構成され、風化、割れ目等により岩体としてのかたさが弱められていないもので、弾性波伝播速度「縦波」がおよそ五・五Km/Sec程度以上のもの。)
三 岩石の層理、片理及び著しい流理走向、傾斜及び著しいものについて、その範囲
四 岩石の割れ目及び節理著しいものについて、その範囲
五 岩石の孔隙及び空隙火山岩類及び凝灰岩類の著しいものについて、その範囲
著しいものについて、左の各号に区分する。
1 まさ
2 変朽安山岩
3 温泉変質帯及び余土
4 焼け
七 破砕部及び破砕帯範囲
八 断層幅及び充てん物等の状態及びその走向及び傾斜
九 褶曲軸位置
十 火口範囲
十一 地すべり及び崩壊範囲
十二 時代堆積岩については、原則として左の時代に区別する。但し、時代を正確に判定できないものは、便宜的に左の時代のいずれかに属させその旨を附記する。
古生代
中生代
古第三紀
新第三紀
洪積世
沖積世
十三 鉱山位置
十四 温泉硫気孔及び鉱泉地点及び温泉並びに鉱泉については湧出量及び泉質等、但し、温泉については、単純泉、アルカリ泉、アルカリ塩類泉及び酸性泉を区別する。
備考
一 Kg/cmとは、重量キログラム毎平方センチメートルを表示する。
二 Km/Secとは、キロメートル毎秒を表示する。


別表二
第1部 記号
区分印刷における記号現地作業及び整理作業における記号記号の表示の方法又は図例
略号状形及び大きさ線色及び線幅彩色形状及び大きさ線色及び線幅彩色
未固結堆積物        
図(略)淡青 図(略)  
図(略)淡青 図(略)  
図(略)淡青 図(略)濃青  
泥炭図(略)淡青 図(略)  
砕屑物cl図(略)淡青 図(略)  
固結堆積物        
礫岩cg図(略)わかたけいろ 図(略)  
砂岩ss図(略)わかたけいろ 図(略)だいだい  
泥岩ms図(略)わかたけいろ 図(略)濃青  
砂岩、泥岩互層altsm図(略)わかたけいろ 図(略)濃緑  
珪岩質岩石ch図(略)わかたけいろ 図(略) 現地作業及び整理作業における記号においては、その部分を全部彩色する。
輝緑凝灰岩sch図(略)わかたけいろ 図(略)  
石灰岩ls図(略)わかたけいろ 図(略) 濃青現地作業及び整理作業における記号においては、その部分を全部彩色する。
火山性岩石        
火山灰砂As図(略)こうじいろ 図(略) 現地作業及び整理作業における記号においては、その部分を全部彩色する。
火山砕屑物Py図(略)こうじいろ 図(略)  
軽石Pm図(略)こうじいろ 図(略)  
シラスSi図(略)こうじいろ 図(略)濃青  
ローム図(略)こうじいろ 図(略)だいだい  
集塊岩Ag図(略)こうじいろ 図(略)  
凝灰岩質岩石Tr図(略)こうじいろ 図(略)  
流紋岩質岩石Ry図(略)こうじいろ 図(略)  
安山岩質岩石Ab図(略)こうじいろ 図(略)濃緑  
深成岩        
斑岩Qp図(略)ぼたんいろ 図(略)だいだい  
花崗岩質岩石Gr図(略)ぼたんいろ 図(略)  
斑糲岩質岩石Gb図(略)ぼたんいろ 図(略)  
蛇紋岩質岩石Sp図(略)ぼたんいろ 図(略)濃緑  
変成岩        
ホルンフェルスHr図(略)とびいろ 図(略)  
緑色片岩Gs図(略)とびいろ 図(略)濃緑  
黒色片岩Bs図(略)とびいろ 図(略)  
その他の片岩So図(略)とびいろ 図(略)  
圧砕岩        
圧砕岩質岩石Mg図(略)とびいろ 図(略)だいだい  
岩石の種類の境界 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1 断層線と重なる場合は表示しない。
岩片のかたさ        
はなはだやわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
やわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
やややわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
ややかたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
かたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
はなはだかたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
岩体のかたさ        
はなはだやわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
やわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
やややわらかい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
ややかたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
かたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
はなはだかたい 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
岩石の層理、片理及び著しい流理 図(略)  図(略)   
走向及び傾斜 図(略)黒0.2 図(略)黒0.2  
岩石の割れ目及び節理 図(略)  図(略)   
岩石の孔隙及び空隙 図(略)  図(略)   
岩石の風化及び変質       実形を記入する。
まさ 図(略)赤0.2 図(略)赤0.2 図(略)
片朽安山岩 図(略)赤0.2 図(略)赤0.2 図(略)
温泉変質帯及び余土 図(略)赤0.2 図(略)赤0.2図(略) 
焼け 図(略)赤0.2 図(略)赤0.2  
破砕部及び破砕体 図(略)赤0.2 図(略)赤0.2 実形を記入する。
 図(略)
断層        
調査したもの 図(略)黒0.4 図(略)黒0.4  
推定したもの 図(略)黒0.4 図(略)黒0.4  
褶曲軸        
背斜 図(略)赤0.3 図(略)赤0.2  
向斜 図(略)赤0.3 図(略)赤0.2  
火口 図(略)赤0.3 図(略)赤0.3 実形を記入する。
地すべり及び崩壊 図(略)黒0.3 図(略)黒0.3 実形を記入する。
時代        
古生代 黒0.1 黒0.1 字体はゴシックとし、字高は2.0とする。
中生代 黒0.1 黒0.1 
古第三紀 Tp黒0.1 Tp黒0.1 
新第三紀 Tn黒0.1 Tn黒0.1 
洪積世 黒0.1 黒0.1 
沖積世 黒0.1 黒0.1 
鉱山 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1 鉱山の記号の下又は右に1.0を離して、字高0.2で主要な鉱種を元素記号により表示する。石炭にあつては、Coalと表示する。
採石場 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
石油 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
天然ガス 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
温泉 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
硫気孔 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
鉱泉 図(略)黒0.1 図(略)黒0.1  
表層地質図に表示する地質断面図の断面方向及び位置を表示する線  黒0.1  黒0.1 断面方向を表示する線の両端には、A、B、C…等の記号を表示する。この場合のA、B、C等の記号の大きさは2.0とする。
表層地質図に表示する柱状断面図の位置 図(略)赤0.1 図(略)赤0.1 直径2.0の円内に、1、2、3…等の数字を表示して表示する。円の中心点を地図上の位置に一致させる。

備考
1 記号の欄及び記号の表示の方法又は図例の欄における0.1、1.0等の数字は、それぞれ0.1ミリメートル、1.0ミリメートル等を表示する。
2 現場作業及び整理作業における記号の形状及び大きさ並びに線幅は、誤解を生じない範囲内において多少変更することができる。
3 形状及び大きさの欄に記号寸法が表示していないものについては、表示された寸法の形状及び大きさのとおりに表示する。
4 記号のうち、水平線を含むものは当該水平線を図郭の下辺に平行に、斜線を含むものは当該斜線を図郭の下辺に45度を保つように表示する。第2部 整飾
区分表示の方法備考
黒色又はその他の色印刷する場合は薄ねずみ色
表題表層地質図と表示する。 
 書体直立等線体左横書 
字大5ミリメートル 
字隔2ミリメートル 
位置図名の2ミリメートル上部 
図名基図のままとする。印刷する場合は、左横書
調査年月
 書体基図の調査年月のものと同じ様式とする。 
字大
字隔
位置基図の測図の年を記入してある行から左側へ2.5ミリメートル離して記入する。 
作成機関名
 書体基図の調査年月のものと同じ様式とする。 
字大
字隔
位置基図の国土地理院の行の左側へ記入する。 
作成者氏名
 書体基図の国土地理院のものと同じ様式とし、左横書とする。 
字大
字隔
位置図郭の下辺の左側から右へ1センチメートル、下辺から5ミリメートル離して記入する。 
記号及びその説明記載しない。印刷する場合は、基図に記載している記号の場所と同一の場所に記載する。(基図に記載されているものを除く。)
地質断面図の位置下辺の図郭外に記載する。 
柱状断面図の位置右辺の図郭外に記載する。 


別表三
記載すべき事項記載すべき内容
一 位置行政区分及び地理的位置
二 地形及び気象地質と関係の深い地形及び地質に影響を与える気象の特徴
三 地質概説地質の概要及び特徴
四 地質各論岩石の区分に従つて各岩体の物理的、化学的及び地質学的性質並びに各岩体相互の関係
五 応用地質地すべり、山くずれ等の現況及び記録並びに鉱床、温泉、石材、地下水等の性質及びその利用状況
六 資料及び統計書名 
七 要約