不正競争防止法第二十三条第一項に規定する事件に係る刑事訴訟手続の特例に関する規則
平成23年10月11日 制定
第4条
【公開の法廷で明らかにされる可能性があると思料する営業秘密構成情報特定事項の告知・法第二十三条】
1
検察官は、法第23条第1項の決定があった場合において、事件の性質、審理の状況その他の事情を考慮して、営業秘密構成情報特定事項のうち公開の法廷で明らかにされる可能性があると思料するものがあるときは、裁判所及び被告人又は弁護人に対し、これを通知するものとする。
第6条
【決定の告知・法第二十三条】
第7条
【営業秘密構成情報特定事項を明らかにしない方法で行う手続】
1
秘匿決定があったときは、次に掲げる手続は、営業秘密構成情報特定事項を明らかにしない方法でこれを行うものとする。
①
刑事訴訟規則第217条の29第1項又は第2項の規定による公判前整理手続調書、期日間整理手続調書又は刑事訴訟法第316条の2第2項(同法第316条の28第2項において準用する場合を含む。)に規定する書面の朗読又は要旨の告知
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参照条文
第8条
【公判期日外の被告人の供述を求める手続・法第二十六条】
1
第38条第5項 | 被疑者又は弁護人 | 弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
裁判長又は尋問をした裁判官 | 裁判長 | |
第42条第1項本文 | その取調又は処分をした者 裁判長 | |
第52条の2第1項 | 裁判所、受命裁判官又は受託裁判官 | 裁判所 |
被告人又は弁護人 | 弁護人及び共同被告人又はその弁護人 | |
第52条の2第三 | 又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人項及び第4項 裁判長、受命裁判官又は受託裁判官裁判長 |
第52条の2第5項 | 又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第52条の4ただし書 | 裁判所又は裁判官 裁判所、被疑者又は弁護人 | 又は弁護人並びに共同被告人又はその弁護人 |
第52条の6第1項 | 前条 | 前条第1項及び不正競争防止法第二十三条第一項に規定する事件に係る刑事訴訟手続の特例に関する規則(平成二十三年最高裁判所規則第4号。第4項において「特例規則」という。)第8条第2項において準用する前条第2項第1号及び第2号 |
その尋問に立ち会い又は立ち会うことのできた検察官、被告人、被疑者又は弁護人 | 検察官、被告人、弁護人、共同被告人又はその弁護人 | |
第52条の6第2項 | 又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第52条の6第3項 | 裁判長、受命裁判官又は受託裁判官 | 裁判長 |
第52条の6第4項 | 前条 | 前条第1項及び特例規則第8条第2項において準用する前条第2項第1号及び第2号 |
又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人 | |
第52条の14 | 裁判所又は裁判官 | 裁判所 |
第52条の16第1項 | その尋問に立ち会い又は立ち会うことのできた検察官、被告人、被疑者又は弁護人 | 検察官、被告人、弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第52条の16第2項 | 又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第52条の16第3項 | 裁判長、受命裁判官又は受託裁判官 | 裁判長 |
第52条の16第4項 | 前条第4項 | 前条第1項 |
又は弁護人 | 、弁護人、共同被告人又はその弁護人 | |
第106条第1項本文 | 証人の尋問を請求した者 | 公判期日外において被告人の供述を求める検察官、弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第106条第5項 | 相手方及びその弁護人 | 検察官、弁護人、共同被告人及びその弁護人(これらの者のうち第1項の書面を差し出す者を除く。) |
被告人又は弁護人 | 弁護人、共同被告人又はその弁護人 | |
第108条第1項 | 相手方及びその弁護人 | 検察官、弁護人、共同被告人及びその弁護人(これらの者のうち同項の書面を差し出した者を除く。) |
第108条第2項 | 相手方又はその弁護人 | 前項の規定による告知を受けた者 |
第109条第1項 | 職権で | 裁判長又は陪席の裁判官が |
被告人及び弁護人 | 弁護人、共同被告人及びその弁護人 | |
第109条第2項 | 被告人又は弁護人 | 弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
第126条第1項 | 被告人又は弁護人 | 弁護人、共同被告人又はその弁護人 |
整理されたとき、又はその送付を受けた | 整理された | |
第126条第2項及び第3項 | 被告人 | 共同被告人 |
2
刑事訴訟規則第52条の5第2項第1号及び第2号の規定は、前項において読み替えて準用する同規則第52条の4本文の規定により公判期日外における被告人に対する質問及びその供述を速記した速記録を調書の一部とする場合において、被告人が速記原本の訳読を請求したときについて準用する。
3
刑事訴訟規則第52条の15第2項第1号及び第2号の規定は、第1項において読み替えて準用する同規則第52条の14の規定により公判期日外における被告人に対する質問及びその供述を録音した録音体を反訳した調書を作成する場合において、被告人が録音体の再生を請求したときについて準用する。