国宝、重要文化財等の管理、修理等に関する技術的指導に関する規則
平成17年3月28日 改正
第1条
【国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の場合】
1
文化財保護法(以下「法」という。)
第47条第4項(
法第83条において準用する場合を含む。)の規定により国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の管理又は修理に関し技術的指導を求める場合には、次に掲げる事項を記載した書面をもつて行わなければならない。
①
国宝、重要文化財又は重要有形民俗文化財の名称及び員数
③
現在の所在の場所(指定書記載の所在の場所と異なる場合は、指定書記載の所在の場所を併記するものとする。)
④
所有者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
⑥
管理団体がある場合は、その名称及び住所並びに代表者の氏名
2
前項の書面には、次に掲げる書類、図面又は写真を添えなければならない。
①
管理につき技術的指導を求める場合は、管理計画の概要
②
修理につき技術的指導を求める場合は、その設計仕様書又は計画書
第2条
【国宝、重要文化財及び登録有形文化財以外の有形文化財の場合】
1
法第70条の規定により国宝、重要文化財及び登録有形文化財以外の有形文化財の管理又は修理に関し技術的指導を求める場合には、次に掲げる事項を記載した書面をもつて行わなければならない。
②
有形文化財が建造物であるときは、その構造、形式及び材質
③
有形文化財が建造物以外のものであるときは、その寸法、重量、材質その他の特徴
⑥
所有者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
2
前項の書面には、次に掲げる書類、図面又は写真を添えなければならない。
①
管理につき技術的指導を求める場合は、管理計画の概要
②
修理につき技術的指導を求める場合は、その設計仕様書又は計画書
第3条
【史跡名勝天然記念物の場合】
1
法第118条及び
法第120条において準用する
法第47条第4項の規定により特別史跡、特別名勝若しくは特別天然記念物又は史跡、名勝若しくは天然記念物(以下「史跡名勝天然記念物」と総称する。)の管理又は復旧に関し技術的指導を求める場合には、次に掲げる事項を記載した書面をもつて行わなければならない。
④
所有者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
⑥
管理団体がある場合は、その名称及び住所並びに代表者の氏名
2
前項の書面に添付すべき書類、図面又は写真については、
第1条第2項の規定を準用する。
附則
平成8年8月30日
この省令は、文化財保護法の一部を改正する法律の施行の日(平成八年十月一日)から施行する。