鉱害賠償供託金配当令
平成23年12月26日 改正
第2条
【申立ての審査】
経済産業大臣は、前条の申立てがあつたときは、賠償義務者及び当該鉱区又は租鉱区に係る鉱業事務所の所在地の市町村長の意見を聴いて申立ての理由の有無を審査しなければならない。ただし、賠償義務者の行方が知れないときは、その意見は、聴くことを要しない。
第4条
1
経済産業大臣は、申立てを理由があると認めるときは、当該供託金につき法第118条第1項に規定する権利を有する者に対し、六十日以上の一定の期間内に権利の申出をすべきこと及びその期間内に申出をしないときは配当手続から除斥されるべきことを公示し、かつ、その旨を申立人及び賠償義務者に通知しなければならない。
第5条
【権利の調査】
2
経済産業大臣は、申立人、前条第1項の期間内に権利の申出をした者、賠償義務者及び当該鉱害が生じている地の市町村長に対し、あらかじめ期日及び場所を通知して、権利の存否及びその権利によつて担保される損害賠償請求権の額について証拠を提示し、及び意見を述べる機会を与えなければならない。
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参照条文
第7条
【国債の換価】
経済産業大臣は、国債(その権利の帰属が社債、株式等の振替に関する法律の規定による振替口座簿の記載又は記録により定まるものとされるものを含む。)が供託されている場合において、必要があるときは、配当表の作成前にこれを換価しなければならない。この場合において、換価の費用は、換価代金から控除する。
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参照条文