アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律
平成9年6月18日 改正
第2条
【出資等】
1
政府は、銀行に対し、この法律の施行の日における基準外国為替相場(外国為替及び外国貿易法第7条第1項(外国為替相場)の基準外国為替相場をいう。)で換算した本邦通貨の金額が七百二十億円に相当する協定第4条第1項に規定する合衆国ドルの金額の範囲内において、本邦通貨により出資することができる。
4
前三項の規定により出資することができる金額のほか、政府は、銀行に対し、予算で定める金額の範囲内において、本邦通貨により、出資し、又は協定第19条第1項(ii)に規定する特別基金に充てるため拠出することができる。
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参照条文
第3条
【国債による出資等】
3
国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律第10条第3項から第7項まで(国債の発行条件、償還等)の規定は、前項の規定により発行する国債について準用する。この場合において、同条第3項及び第4項中「銀行」とあるのは「アジア開発銀行」と、「出資した」とあるのは「出資し又は拠出した」と読み替えるものとする。
第4条
【寄託所の指定】
日本銀行は、日本銀行法第43条第1項(他業の禁止)の規定にかかわらず、協定第38条第2項の規定による銀行の保有する本邦通貨その他の資産の寄託所としての業務を行なうものとする。
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参照条文