一般ガス事業供給約款料金算定規則
平成24年3月23日 改正
第1条
【定義】
1
この省令において使用する用語は、ガス事業法(以下「法」という。)、ガス事業法施行規則(以下「施行規則」という。)、ガス事業会計規則(以下「会計規則」という。)、ガス事業託送供給約款料金算定規則(以下「託送料金算定規則」という。)及びガス事業託送供給収支計算規則(以下「託送収支規則」という。)において使用する用語の例による。
第2条
【総原価の算定】
1
法第17条第1項の規定により定めようとする、又は変更しようとする供給約款(特定ガス発生設備においてガスを発生させ、導管によりこれを供給する事業に係るものを除く。以下同じ。)で設定する料金(以下「供給約款認可料金」という。)を算定しようとする一般ガス事業者(以下この条から第12条までにおいて「事業者」という。)は、原価算定期間として、当該事業者の事業年度の開始の日又はその日から六月を経過する日を始期とする三年間(変更しようとする供給約款で設定する料金を算定しようとする事業者にあっては一年を単位とする一年以上の期間)を定め、当該期間においてガス事業を運営するに当たって必要であると見込まれる原価に利潤を加えて得た額(以下「総原価」という。)を算定しなければならない。
第3条
【需要想定】
1
事業者は、ガス需給計画及び設備投資計画を供給計画(法第25条第1項の規定に基づき届け出た供給計画をいう。以下同じ。)、需要想定(原価算定期間における販売量、調定件数その他の想定値をいう。以下同じ。)及び事業環境の将来の見込み(技術革新の動向、物価上昇率等の経済指標の動向その他のものをいう。以下同じ。)に基づき策定し、様式第一第一表及び第二表に整理しなければならない。
2
前項の場合において、ガス需給計画を策定する際に用いる託送供給の需要想定の値は、事業者の託送供給の実績が乏しい場合その他の確実な需要想定の実施が困難な場合にあっては、次の各号の需要想定の値のいずれかによることができる。
第6条
【事業報酬の算定】
1
事業者(新設事業者又は地方公共団体である事業者を除く。)は、事業報酬として、レートベースに事業報酬率を乗じて得た額(以下「事業報酬額」という。)を算定し、様式第三第一表及び第二表に整理しなければならない。
4
新設事業者(地方公共団体を除く。)は、事業報酬として、事業開始の初年度及び第二年度においては社債及び借入金に対する支払利息の額を、第三年度においては、レートベースに事業報酬率を乗じた額を超えない額を算定し、様式第三第一表及び第二表に整理しなければならない。
6
前項の事業者(新設事業者を除く。)は、当該事業者の事業活動の実情に応じて適正かつ合理的な範囲内において、事業報酬として算定した額に原価算定期間期首固定資産帳簿価額及び原価算定期間期末固定資産予想帳簿価額の平均に対し、二パーセントを超えない率を乗じて得た額を加算することができる。
第10条
【機能別原価の部門別原価への配分】
2
託送供給部門原価に属する機能別原価の項目は、別表第四に掲げるもののうち、LNG圧送原価、その他工場原価(導管の圧力制御に関する費用に限る。)、高圧導管原価、中圧導管原価、低圧導管原価、供給管原価、メーター原価、検針原価、集金原価及び託送供給特定原価とする。
第10条の2
【減少事業報酬額の算定】
1
事業者(法第22条第1項ただし書の承認を受けた事業者であって法第22条の2第1項に規定する届出を行っていない事業者、託送収支規則第7条に規定する事業者及び託送収支規則の規定により公表した直近の当期内部留保相当額(当該額が零を下回る場合にあっては、零。以下「当期内部留保相当額」という。)が零の事業者を除く。)は、減少事業報酬額を算定し、様式第五の二第一表を作成しなければならない。
第12条
【供給約款認可料金の設定】
1
事業者は、供給約款認可料金を、前条の規定により整理された供給約款料金原価を基に、ガスの使用者の使用実態に応じたガスの販売量その他の想定値を基準として複数の需要群に区分し、当該区分ごとに基本料金(ガスの販売量にかかわらず支払いを受けるべき料金をいう。)及び従量料金(ガスの販売量に応じて支払いを受けるべき料金をいう。)とを組み合わせたものとして設定しなければならない。
第14条
【届出上限値方式による届出供給約款料金原価の算定】
1
届出上限値方式により供給約款届出料金を算定しようとする届出事業者は、効率化成果等(届出事業者が原資算定期間における経営の効率化等によって生じることが見込まれる費用の削減額を見積もった額をいう。以下同じ。)を、小口部門の料金引下げ原資(供給約款又は選択約款により設定する料金の引下げのための原資をいう。以下同じ。)と財務体質強化原資(届出事業者の財務体質を強化するための原資をいう。以下同じ。)に配分しなければならない。この場合において、配分の比率は当該届出事業者の経営判断に基づき任意に設定することができる。
第14条の2
第15条
【総括原価方式による届出供給約款料金原価の算定】
1
総括原価方式により供給約款届出料金を算定しようとする届出事業者は、原資算定期間においてガス事業を運営するに当たって必要であると見込まれる原価に利潤を加えて得た額(以下「届出総原価」という。)を算定しなければならない。
2
第2条第2項及び第3条から第11条まで(第6条第4項を除く。)の規定は、前項の規定により届出総原価を算定しようとする届出事業者に準用する。この場合において、第2条第2項中「前項の総原価」とあるのは「第15条第1項の届出総原価」と、第3条第1項及び第10条の2第4項中「原価算定期間」とあるのは「原資算定期間」と、第4条第1項及び第5条中「様式第二第一表及び第二表」とあるのは「様式第二第一表」と、第4条第2項及び第5条中「様式第二第三表及び第四表」とあるのは「様式第二第三表」と、第6条第1項中「乗じて得た額」とあるのは「乗じて得た額及び届出事業者が効率化成果等を財務体質強化原資に配分しようとする場合にあってはその額」と、「様式第三第一表及び第二表」とあるのは「様式第三第一表」と、同条第3項中「値とする。」とあるのは「値とする。この場合において、同表中、他人資本報酬率の算定については、届出事業者の事業活動の実情を踏まえ適正かつ合理的な範囲内において、当該届出事業者の用いる平均有利子負債利子率に代えて、当該届出事業者の実績有利子負債利子率を用いることができることとする。」と、同条第5項中「様式第三第三表及び第四表」とあるのは「様式第三第三表」と、第7条中「様式第四第一表及び第二表」とあるのは「様式第四第一表」と、第8条及び第9条中「総原価」とあるのは「届出総原価」と、第11条中「供給約款料金原価」とあるのは「届出供給約款料金原価」と、「選択約款料金原価」とあるのは「届出選択約款料金原価」と読み替えるものとする。
第16条の2
【変動額届出供給約款料金原価の算定】
2
前項の一般ガス事業者は、石油石炭税変動相当額を、次の各号に掲げる方法により算定し、様式第七の二第一表に整理しなければならない。
①
石油石炭税法第4条の規定により石油石炭税を納める義務を負う原料又は製品に係るものは、同法第9条に規定する税率の変動に伴う単価変動額及び小口部門のガス販売量(現行供給約款料金の算定時における総括原価方式による供給約款料金原価又は届出供給約款料金原価(現行供給約款料金を届出上限値方式による届出供給約款料金原価又は変動額届出供給約款料金原価により算定した場合にあっては、直近の総括原価方式による供給約款料金の算定時における供給約款料金原価又は届出供給約款料金原価)に係る第3条(第15条第2項において準用する場合を含む。)の規定により策定されたガス需給計画のうち小口供給分に係る数値をいう。次号において同じ。)を基に算定すること。
5
第1項の1般ガス事業者は、前項の変動小口部門原価を、現行供給約款料金の算定時における総括原価方式による供給約款料金原価又は届出供給約款料金原価の第11条(第15条第2項において準用する場合を含む。)の規定による配分方法(現行供給約款料金を届出上限値方式による届出供給約款料金原価又は変動額届出供給約款料金原価により算定した場合にあっては、直近の総括原価方式による供給約款料金の算定時における供給約款料金原価又は届出供給約款料金原価の第11条(第15条第2項において準用する場合を含む。)の規定による配分方法)に基づき、届出供給約款料金変動額及び届出選択約款料金変動額に配分し、様式第七の二第二表に整理しなければならない。
⊟
参照条文
第17条
1
一般ガス事業者は、一般ガス事業の用に供する原料(以下単に「原料」という。)の価格(以下「原料価格」という。)の変動が頻繁に発生すると認められる場合は、当該原料価格の変動に応じて一月(地方公共団体であって、その供給約款料金(供給約款認可料金又は供給約款届出料金をいう。以下同じ。)の増額又は減額(以下「調整」という。)に係る手続に相当の期間を要するため調整を一月ごとに行うことが困難な一般ガス事業者にあっては、四半期)ごとに、当該期間の開始日に、次項に規定する方法により供給約款料金の増額又は減額を行うことに係る規定を供給約款に定めなければならない。
3
基準平均原料価格は、原料費を算定するために用いる期間における原料の円建て貿易統計価格(関税法第102条第1項第1号に基づく統計により認識することが可能な価格をいう。以下同じ。)(当該期間における当該原料の購入価格の実績値の変動と当該貿易統計価格の変動との間に著しい乖離が生じており、かつ当該原料の購入に係る契約の内容の変更が困難であることその他の事情により当該乖離を縮小することが困難である場合にあっては、当該実績値。以下同じ。)の平均値に、数量構成比(原価算定期間又は原資算定期間(以下「原価算定期間等」という。)における原料の数量の総和に原料ごとの数量がそれぞれ占める割合をいう。以下同じ。)が最も大きい原料の一キログラム当たりの発熱量(メガジュールで表した量をいう。以下同じ。)を原料ごとの一キログラム当たりの発熱量でそれぞれ除して得た値(以下「熱量換算係数」という。)に原料ごとの数量構成比をそれぞれ乗じて算定した値をそれぞれ乗じて得た額の合計額とする。ただし、第14条第1項及び第14条の2第1項に掲げる届出事業者にあっては、基準平均原料価格を算定するために用いる期間における原料の円建て貿易統計価格の平均値に、その変更しようとする供給約款において現に用いている熱量換算係数及び数量構成比を乗じて得た値の合計額を当該届出事業者の基準平均原料価格の額とする(その算定しようとする供給約款届出料金に係る原資算定期間における熱量換算係数及び数量構成比が明らかとなっていない場合に限る。)。
5
実績平均原料価格は、調整を行う月の五月前から三月前の期間(第1項括弧書に掲げる一般ガス事業者にあっては、調整を行う四半期の前々四半期)における原料の円建て貿易統計価格の平均値に熱量換算係数及び数量構成比を乗じて得た額の合計額とする。
6
第3項括弧書に規定する実績値を用いて基準平均原料価格を算定する一般ガス事業者(第1項括弧書に掲げる一般ガス事業者を除く。以下この条において同じ。)は、前項の規定により算定される実績平均原料価格が各原料の購入単価以外の理由によりその変動が著しくなると見込まれるときは、前項の規定にかかわらず、ガスの使用者の保護の観点を踏まえ、調整を行う月の一年二月前から三月前の期間の範囲内において調整を行う月の三月前を含み、かつ、三月を下回らない一月を単位とした連続する相当の期間(以下「特定期間」という。)における原料の購入価格の実績値の平均値に熱量換算係数及び数量構成比を乗じて得た額の合計額を実績平均原料価格とすることができる。
8
一般ガス事業者は、第6項の規定を適用し、若しくは適用を終了する場合又は特定期間を変更する場合には、これらに伴う供給約款の変更の前後において、実績平均原料価格の算定方法の差異による算定上の過不足を生じさせないよう、必要な調整措置を行うことに係る規定を供給約款に定めなければならない。
第18条
【地域別料金】
1
一般ガス事業者は、その供給区域が複数の地域に分かれている場合であって、原料種、供給する方法が著しく異なる場合その他供給約款料金を供給区域ごとに定めることが適当であると認められる場合において、供給約款料金を供給区域の地域別に定め又は変更することができる。この場合において、総原価、届出総原価又は変動額届出供給約款料金原価の算定及び配分は供給区域の地域別に行わなければならない。
⊟
参照条文
第19条
【事業の譲渡等】
2
3
第1項に規定する料金算定に与える影響が軽微なときとは、譲受け等一般ガス事業者の既に法第17条第1項の認可を受けた又は法第17条第4項の届出を行った供給約款料金の供給約款料金原価又は届出供給約款料金原価及び変動額届出供給約款料金原価(以下「直近改定時供給約款料金原価」という。)を、当該直近改定時供給約款料金原価の算定に用いたガス販売量の需要想定(以下「直近改定時供給約款ガス販売量」という。)で除して算定した平均単価と、譲渡し等一般ガス事業者及び譲受け等一般ガス事業者の直近改定時供給約款料金原価の和を直近改定時供給約款ガス販売量の和で除した値との格差が、一パーセント以内のときとする。この場合において、譲渡し等一般ガス事業者のガス販売量は、譲受け等一般ガス事業者のガスの熱量が譲渡し等一般ガス事業者のガスの熱量と異なるときは、譲受け等一般ガス事業者のガスの熱量で換算したガス販売量を用いるものとする。
第21条
【認可申請書等への添付書類】
1
一般ガス事業者が、施行規則第19条第1項第1号又は第2項第3号の規定により提出すべき書類は、様式第一、様式第二第一表及び第二表、様式第三第一表及び第二表、様式第四、様式第五第一表、第二表、第二表補足及び第四表から第六表補足まで、様式第五の二から様式第五の三まで(第10条の2第1項の事業者に限る。)、様式第六並びに様式第八とする。ただし、一般ガス事業者が、第17条第1項の規定により供給約款における供給約款料金の調整に係る規定を変更することを理由として供給約款の変更をする場合であって、いずれのガス使用者の支払うべき料金も増加しないと見込まれる場合は、様式第二第二表、様式第三第二表及び様式第四第二表は提出することを要しない。
3
一般ガス事業者が、施行規則第19条の3第3号の規定により提出すべき書類は、第14条第1項の届出事業者にあっては、様式第六、様式第七第一表及び様式第八とし、第14条の2第1項の事業者にあっては、様式第五の二第一表及び第二表(いずれも第14条の2第4項の託送供給約款制定事業者に限る。)、様式第六、様式第七第二表から第四表まで、及び様式第八とし、第15条第1項の届出事業者にあっては、様式第一、様式第二第一表、様式第三第一表、様式第四第一表、様式第五第一表、第二表、第二表補足及び第四表から第六表まで、様式第五の二から様式第五の三まで(第15条第2項において準用する第10条の2第1項の事業者に限る。)、様式第六、様式第七第五表並びに様式第八とする。
⊟
参照条文
別表第一
【第4条、第5条、第6条、第7条、第22条関係】
第1表
総原価の分類及び算定方法(営業費等)
(1)営業費
(2)営業費以外の項目
(3)簡素合理化方式
※は、経済産業大臣が別に算定し、各事業者に通知する値を用いるものとする。(4)簡易ガス事業転換時方式
第2表
総原価の分類及び算定方法(事業報酬)
第3表
総原価の分類及び算定方法(控除項目)
総原価の分類及び算定方法(営業費等)
(1)営業費
項目 | 算定方法 |
原材料費 原料費 加熱燃料費 補助材料費 | 原価算定期間中の供給計画等に基づいた数量に、時価を基礎とする適正な単価を乗じたものとする。 |
労務費 役員給与 給料 雑給 賞与手当 法定福利費 厚生福利費 退職手当 | 原価算定期首における実績又は直近実績と原価算定期間中の変動とを考慮した適正な額とする。 |
修繕費 | 以下により算定するものとする。 A.基準修繕費(ガスメーター修繕費を除く。) 製造費、採取費、供給販売費及び一般管理費の別に以下の算式により算定するものとする。 原価算定期首帳簿原価× (原価算定直前2年間の経常修繕費の合計額÷原価算定直前2年間の各事業年度期首帳簿原価の合計額)×(12÷事業年度月数) 経常修繕費にガスホルダー修繕引当金に係る費用を算入していない場合であって、原価算定期間において当該費用の引当を行うときは、適正な額を加算することができるものとする。 なお、帳簿原価は、土地及びガスメーターに係るものを除いたものであって、工事負担金圧縮後のものとする。 B.ガスメーター修繕費 原価算定期間中のガスメーターの取替計画、修繕計画等に対応した数量に、時価を基礎とする適正な単価を乗じたものとする。 C.新設事業者の修繕費は、上記A及びBにかかわらず、通常予想される経常修繕に要する適正な見積額とする。 |
租税課金(法人税及び住民税のうち法人税割を除く。) | A.固定資産税、事業税等の諸税は、各税法の定めるところにより算定した適正な額とする。 B.報償金、道路占用料等の公課は、原価算定時において、契約され又は変更されることが確実なものの適正な見積額とする。 |
減価償却費 | 原価算定期間を通じて存する固定資産の帳簿価額及び原価算定期間中増加する固定資産の期間計算を行った帳簿価額に対し、当該事業者が採用している減価償却の計算方法により算定した額とする。この場合において、耐用年数及び残存価額は、法人税法の定めるところによるものとする。ただし、新設事業者にあっては、減価償却費の計算は、定額法によるものとする。 |
その他の諸経費(上記以外の営業費をいう。) | 原価算定期間中における供給計画等に対応した適正な見積額とする。 |
関連費の振替 | 建設工事、受注工事、器具販売及び附帯事業に関する労務費その他の費用は、当該建設工事等に配分すべき費用の部分を適正に算定し、営業費から控除するものとする。 ただし、簡素合理化方式及び簡易ガス事業転換時方式により総原価の算定を行う場合には、関連費の振替は行わないものとする。 |
(2)営業費以外の項目
項目 | 算定方法 |
営業外費用 | A.株式交付費償却及び社債発行費償却は、原価算定期間における株式の交付及び社債の発行計画等に基づく適正な見積額とする。 B.雑支出は原価算定期間中における適正な見積額とする。 |
ガス熱量変更引当金純増額 | ガス熱量変更引当金の引当額と取崩し額の適正な見積額の差額とする。 |
法人税及び住民税(法人税割に限る。) | 法人税は、原価算定期間中の平均資本金額に適正な配当率を乗じて得た配当金及び利益準備金を基礎として算定した適正な額とする。この場合において、税率は法人税法に定めるところによるものとする。 住民税は地方税法に定めるところによるものとする。 |
(3)簡素合理化方式
項目 | 算定方法 |
修繕費 | 以下の算式により算定するものとする。 原価算定直前事業年度期末帳簿原価×本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の修繕費の合計額※÷本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の各事業年度期首帳簿原価の合計額※ なお、帳簿原価は、土地を除いたものとする。 |
減価償却費 | 次のいずれかにより算定するものとする。ただし、定率法及び定額法を併用している事業者は、主たる償却方法により算定するものとする。 イ.定率法を採用している事業者 原価算定直前事業年度期末帳簿価額×本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の減価償却費の合計額※÷本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の各事業年度期首帳簿価額の合計額※ なお、帳簿価額は、土地を除いたものとする。 ロ.定額法を採用している事業者 原価算定直前事業年度期末帳簿原価×本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の減価償却費の合計額※÷本方式が適用される事業者の原価算定直前3年間の各事業年度期首帳簿原価の合計額※ なお、帳簿原価は、土地を除いたものとする。 |
委託作業費 | 原価算定期間直前事業年度における実績と原価算定期間中の変動を考慮した適正な額とする。 |
その他の諸費用 | イ.以下により算定するものとする。 |
((1)営業費のその他の諸経費から委託作業費を除いたものをいう。) | 原価算定期間中のガス販売量×本方式が適用される事業者のその他諸費用のガス販売量立方メートル当たりの単価※ ロ.単価の補正 原価算定直前3年間の当該事業者の1戸当たりの家庭用ガス販売量が、本方式が適用される事業者の当該期間の平均値から10%を超えて下回るときは、イのその他諸費用のガス販売量当たり単価に次の補正率を乗じて補正するものとする。 ・補正率=1+(1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値乖離率×補正係数) (注)小数点第2位未満四捨五入 なお、補正率の算定に当たっての1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値乖離率及び補正係数は、以下によるものとする。 平均値乖離率= (原価算定直前3年間の本方式が適用される事業者の1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値※÷原価算定直前3年間の当該申請事業者の1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値−1)×100% ・補正係数は、1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値乖離率に対応して、以下によるものとする。 なお、平均値乖離率が100%を超えるものについては、平均値乖離率を100%とみなすこととする。 (1戸当たり家庭用ガス販売量の平均値乖離率) (補正係数) 10%超から20%以下 90% 20%超から30%以下 88% 30%超から40%以下 86% 40%超から50%以下 84% 50%超から60%以下 82% 60%超から70%以下 80% 70%超から80%以下 78% 80%超から90%以下 76% 90%超から100%以下 74% |
※は、経済産業大臣が別に算定し、各事業者に通知する値を用いるものとする。(4)簡易ガス事業転換時方式
項目 | 算定方法 |
労務費 | 次のいずれかにより算定するものとする。 イ 別表第1第1表(1)に掲げる方法による算定 ロ 簡易ガス事業供給約款料金算定規則(平成16年経済産業省令第44号。以下「簡易ガス料金算定規則」という。)別表第3第1表(1)に掲げる方法による算定(この場合において、同表中「供給地点群」とあるのは「供給区域」と読み替えるものとする。) |
修繕費 | 別表第1第1表(3)に掲げる算式により算定するものとする。 |
減価償却費 | 別表第1第1表(3)に掲げる算式により算定するものとする。 |
その他の諸費用((1)営業費のその他の諸経費をいう。) | 労務費、修繕費、租税課金及び減価償却費の合計額(事業税を除く。)に、簡易ガス料金算定規則別表第3第1表(1)に規定するその他経費を算定するために用いる率を乗じて算定するものとする。ただし、原価算定期間中において熱量変更が行われる事業者にあっては、これに熱量変更に係る費用の原価算定期間中における適正な見積額を加算することができる。 |
第2表
総原価の分類及び算定方法(事業報酬)
項目 | 算定方法 |
レートベース | 様式第1第2表の設備投資計画等により算定した以下のAからCまでの額の合計額とする。 |
A.固定資産投資額 | |
原価算定期首固定資産帳簿価額及び期末固定資産予想帳簿価額の平均とする。この場合の予想帳簿価額とは、原価算定期首に存する固定資産の帳簿価額に原価算定期間中に増加する固定資産の帳簿原価を加算した額から、それぞれについて別表第1第1表に定める方法により算定した減価償却費の額及び固定資産除却損の額を控除した額をいう。 | |
ただし、圧縮記帳に代えて設定した積立金に相当する資産、資産除去債務相当資産並びに休止設備及びガスの販売計画に比し過大な余裕設備は原価算定期首固定資産帳簿価額及び期末固定資産予想帳簿価額から除くものとする。 | |
B.運転資本 | |
以下のa及びbの額の合計額とする。 | |
a.営業費等 | |
原価算定期間中の営業費等から減価償却費(資産除去債務相当資産に係るものを除く。)、固定資産除却損、退職給付引当金等引当金純増額、繰延資産償却費、事業税等を除いた額の1.5月分 | |
b.製品(ガス)、原材料及び貯蔵品 | |
ア.製品 | |
過去2年の各月残額の平均額×原価算定期間中の売上高÷過去2年の年平均売上高 | |
イ.原材料 | |
過去2年の各月残額の平均額×原価算定期間中の消費額÷過去2年の年平均消費額 | |
(原材料の種類別に計算するものとする。) | |
ウ.貯蔵品(原材料を除く。) | |
過去2年の各月残額の平均額×原価算定期間中の月末平均需要家数÷過去2年の月末平均需要家数 | |
C.繰延資産の残高 | |
原価算定期首の繰延資産帳簿価格及び期末の繰延資産予想帳簿価格の平均とする。 | |
事業報酬率 | 次により算定した自己資本報酬率及び他人資本報酬率を35:65で加重平均した率とする。 |
A.自己資本報酬率 | |
一般ガス事業を除く全産業の自己資本利益率の実績率に相当する率(以下「全産業自己資本利益率」という。)を上限とし、国債、地方債等公社債の利回りの実績値(以下「公社債利回り実績値」という。)を下限として以下の算式により各年度ごとに算定した値の一般ガス事業の経営状況を判断するに適当な年限の平均(全産業自己資本利益率が公社債利回り実績値を下回る場合には公社債利回り実績値) | |
自己資本報酬率= | |
(1−β)×公社債利回り実績値+β×全産業自己資本利益率 | |
β値:ガス事業の事業経営リスク、市場全体の株式価格が1%上昇するときのガス事業の株式の平均上昇率 | |
β値=ガス事業の収益率と株式市場の収益率との共分散÷株式市場の収益率の分散 | |
B.他人資本報酬率 | |
需要家数30万戸以上の事業者にあっては、需要家数150万戸以上の事業者の直近1年間の有利子負債の実績額に応じて当該有利子負債の実績額に係る実績利子率を加重平均した値(以下「平均実績有利子負債利子率」という。)(この場合において、当該事業者の有利子負債の中に転換社債等が含まれているときは、この利子率を当該事業者に適用される普通社債の利子率に置き換えることとする。)、需要家数30万戸未満の事業者にあっては、平均実績有利子負債利子率を社債利子率の格付による格差により補正した値とする。 | |
この場合において、事業者の経営状況を反映するための年限、全産業自己資本利益率、公社債利回り実績値及びβ値並びに平均実績有利子負債利子率及び平均実績有利子負債利子率を社債利子率の格付による格差により補正した値は、それぞれ経済産業大臣が別が算定し、各事業者に通知する値とする。 |
第3表
総原価の分類及び算定方法(控除項目)
項目 | 算定方法 |
営業雑益(器具販売益、ガスメーター賃貸料等、第3条第2項の規定によるときは託送供給収入を含む。) | 器具販売益、ガスメーター賃貸料等の営業雑益は、実状に応じた適正な見積額とする。 |
雑収入(賃貸料、遅収加算金収入、能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものに準拠して費用を算定する方法以外の方法により設定した種別選択約款料金の収入又は費用のいずれか大きい額) | それぞれ実状に応じた適正な見積額とする。 賃貸料は、事業報酬算定の基礎となった資産から生じたものに限るものとする。 能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものに準拠して費用を算定する方法以外の方法により設定した種別選択約款の収入又は費用は、施行規則第19条の5で提出した様式第14の4に記載した原価(原資)算定期間における額とする。 |
別表第二
【第9条関係】
製造費の機能別原価への配分方法
(1) 大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門に特定できるものを抽出しそれぞれに直課する。
(2) 上記(1)以外のものについて、内容に応じ、機能別原価のいずれかに直課できるものは可能な限り当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(3) 製造部門全般に係る管理費用的なもの(以下「製造部門管理費」という。)については、その額をそれぞれ抽出し、その合計額を、各機能別原価金額比により、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
供給販売費の機能別原価への配分方法
(1) 大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門に特定できるものを抽出しそれぞれに直課する。
(2) 上記(1)以外のものについて、内容に応じて機能別原価のいずれかに直課できるものは可能な限り当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、当該配分基準により各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(3) 供給販売部門全般に係る管理費用的なもの(以下「供給販売部門管理費」という。)については、その額をそれぞれ抽出し、その合計額を、各機能別原価金額比により、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
(4) 簡素合理化方式及び簡易ガス事業転換時方式により算定したその他諸費用は、人員比又は機能別原価金額比(製造費及び供給販売費等の各項目からその他諸費用を除いたもの)により配分するものとする。
一般管理費の機能別原価への配分方法
(1) 業務の内容に即して、コストプールに区分した上で、機能別原価のいずれかに直課できるものは当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、客観的かつ合理的な基準を設定できるものは、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(2) 客観的かつ合理的な基準を設定できない費用は、機能別原価金額比によって、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
(3) 各事業者の実情に応じて、コストプールを省略できるものとする。
その他費の機能別原価への配分方法
(1) 機能別原価のいずれかに直課できるものは当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、客観的かつ合理的な基準を設定できるものは、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(2) 客観的かつ合理的な基準を設定できない費用は、機能別原価金額比によって各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
(1) 大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門に特定できるものを抽出しそれぞれに直課する。
(2) 上記(1)以外のものについて、内容に応じ、機能別原価のいずれかに直課できるものは可能な限り当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(3) 製造部門全般に係る管理費用的なもの(以下「製造部門管理費」という。)については、その額をそれぞれ抽出し、その合計額を、各機能別原価金額比により、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
供給販売費の機能別原価への配分方法
(1) 大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門に特定できるものを抽出しそれぞれに直課する。
(2) 上記(1)以外のものについて、内容に応じて機能別原価のいずれかに直課できるものは可能な限り当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、当該配分基準により各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(3) 供給販売部門全般に係る管理費用的なもの(以下「供給販売部門管理費」という。)については、その額をそれぞれ抽出し、その合計額を、各機能別原価金額比により、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
(4) 簡素合理化方式及び簡易ガス事業転換時方式により算定したその他諸費用は、人員比又は機能別原価金額比(製造費及び供給販売費等の各項目からその他諸費用を除いたもの)により配分するものとする。
一般管理費の機能別原価への配分方法
(1) 業務の内容に即して、コストプールに区分した上で、機能別原価のいずれかに直課できるものは当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、客観的かつ合理的な基準を設定できるものは、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(2) 客観的かつ合理的な基準を設定できない費用は、機能別原価金額比によって、各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
(3) 各事業者の実情に応じて、コストプールを省略できるものとする。
その他費の機能別原価への配分方法
(1) 機能別原価のいずれかに直課できるものは当該機能別原価に直課し、それ以外のものについては、客観的かつ合理的な基準を設定できるものは、当該配分基準により、各機能別原価に配分(帰属)するものとする。
(2) 客観的かつ合理的な基準を設定できない費用は、機能別原価金額比によって各機能別原価に配分(配賦)するものとする。
別表第三
【第9条関係】
第1表
製造費の機能別原価への配分基準表
※ 「製造ガス量比」は、LNG工場とSNG工場等が併設されている場合において、それぞれの工場の原価に配分する基準。第2表
供給販売費の機能別原価への配分基準表
第3表
一般管理費の機能別原価への配分基準表
第4表
その他費の機能別原価への配分基準表
製造費の機能別原価への配分基準表
項目 | 直課 | 帰属(括弧内は例示) | 配賦 | |
原材料費 | 原料費 | 従量原価に直課 | ||
加熱燃料費 | 従量原価に直課 | |||
補助材料費 | 内容に応じて直課 | 製造ガス量比 ※ | ||
労務費 | 給料 | 人員比 | ||
雑給 | 人員比 | |||
賞与手当 | 人員比 | |||
法定福利費 | 人員比 | |||
厚生福利費 | 人員比 | |||
退職手当 | 人員比 | |||
諸経費 | 修繕費 | 内容に応じて直課 | 人員比(器具備品等の少額資産等) 固定資産金額比 | |
電力料 | 内容に応じて直課 | 人員比(事務所等の料金等) 電力使用量比(設備等の料金等) | ||
水道料 | 内容に応じて直課 | 人員比(事務所等の料金等)水道使用量比(設備等の料金等) | ||
消耗品費 設備関連 その他 | 内容に応じて直課 | 固定資産金額比 人員比(事務用品等) 製造ガス量比(作業用品等) | ||
運賃 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
旅費交通費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
通信費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
保険料 | 内容に応じて直課 | 人員比(自動車関連等) 固定資産金額比 | ||
賃借料 | 内容に応じて直課 | 人員比(車両リース料等) 固定資産金額比(借地料等) | ||
委託作業費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
租税課金 | 内容に応じて直課 | |||
設備関連 | 固定資産金額比(固定資産税・都市計画税等) | |||
その他 | 人員比(自動車税等) 製造ガス量比 | |||
試験研究費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
教育費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
たな卸減耗費 | 機能別項目に直課 | |||
固定資産除却費 | 内容に応じて直課 | 人員比(器具備品等の少額資産等) 固定資産金額比 | ||
雑費 | 内容に応じて直課 | 人員比(会議費・諸会費等) 製造ガス量比 | ||
減価償却費 | 内容に応じて直課 | 人員比(器具備品等の少額資産等)固定資産金額比 | ||
製造部門管理費 | 機能別原価金額比 |
※ 「製造ガス量比」は、LNG工場とSNG工場等が併設されている場合において、それぞれの工場の原価に配分する基準。第2表
供給販売費の機能別原価への配分基準表
項目 | 直課 | 帰属(括弧内は例示) | 配賦 | |
労務費 | 給料 | 人員比 | ||
雑給 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
賞与手当 | 人員比 | |||
法定福利費 | 人員比 | |||
厚生福利費 | 人員比 | |||
退職手当 | 人員比 | |||
諸経費 | 修繕費 | 内容に応じて直課 | 人員比(器具備品等の少額資産等) 固定資産金額比 | |
電力料 | 人員比 | |||
水道料 | 人員比 | |||
消耗品費 | 内容に応じて直課 | |||
導管関連 | 導管延長比 | |||
車両関連 | 人員比(共用自動車が多い事業者等) 車両台数比(共用自動車が少ない事業者等) | |||
その他 | 人員比(印刷・事務用品等) 固定資産金額比 | |||
運賃 | 人員比(宅配便等) 導管延長比(導管資材等) | |||
旅費交通費 | 人員比 | |||
通信費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
保険料 | 人員比 | |||
賃借料 | 内容に応じて直課 | |||
導管関連 | 導管延長比、ガバナ基数比 | |||
車両関連 | 人員比(共用自動車が多い事業者等) 車両台数比(共用自動車が少ない事業者等) | |||
その他 | 人員比(事務用品リース料等) 固定資産金額比 | |||
委託作業費 | 内容に応じて直課 | |||
導管関連 | 導管延長比 | |||
その他 | 人員比(警備料等) 固定資産金額比 | |||
租税課金 | 内容に応じて直課 | |||
設備関連 | 導管延長比(道路占用料等) 固定資産金額比(固定資産税・都市計画税等) | |||
その他 | 人員比(自動車税等) | |||
試験研究費 | 内容に応じて直課 | 導管延長比(導管関連等) 固定資産金額比(導管関連以外等) | ||
教育費 | 人員比 | |||
需要開発費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
たな卸減耗費 | 機能別項目に直課 | |||
固定資産除却費 | 内容に応じて直課 | 人員比 | ||
貸倒償却 | 集金原価に直課 | |||
雑費 | 内容に応じて直課 | 人員比(会議費・諸会費等) 導管延長比 | ||
減価償却費 | 内容に応じて直課 | 人員比(器具備品等の少額資産等)/固定資産金額比 | ||
供給販売部門管理費 | 機能別原価金額比 |
第3表
一般管理費の機能別原価への配分基準表
項目 | コストプール | 直課 | 帰属 | 配賦 |
役員給与 給料 雑給 賞与手当 法定福利費 厚生福利費 退職手当 修繕費 電力料 水道料 消耗品費 運賃 旅費交通費 通信費 保険料 賃借料 委託作業費 租税課金 試験研究費 教育費 固定資産除却費 雑費 減価償却費 | 経営管理関連 | 機能別原価金額比 | ||
社内監査関連 | 人員比 | |||
基礎的研究関連 | 内容に応じて直課 | |||
環境政策関連 | 機能別原価金額比 | |||
国際業務関連 | 機能別原価金額比 | |||
総務・庶務関連 | 人員比 | |||
土地建物関連 | 固定資産金額比 | |||
法務関連 | 人員比 | |||
広告・宣伝関連 | 内容に応じて直課 | |||
人事関連 | 人員比 | |||
経理関連 (うち、事業税) | レートベース比 (機能別原価金額比) | |||
資材関連 | 投資金額比 | |||
原料調達関連 | 内容に応じて直課 | |||
システム関連 | 内容に応じて直課 |
第4表
その他費の機能別原価への配分基準表
項目 | 直課 | 帰属 | 配賦 |
営業外費用 | 内容に応じて直課 | レートベース比 | 機能別原価金額比 |
熱量変更引当金純増額 | 供給需要原価に直課 | ||
事業報酬額 | レートベース比 | ||
法人税・住民税 | レートベース比 | ||
営業雑益 | 内容に応じて控除 | レートベース比により控除 | 機能別原価金額比により控除 |
雑収入 | 内容に応じて控除 | レートベース比により控除 | 機能別原価金額比により控除 |
別表第四
【第9条、第10条関係】
機能別原価の分類表
機能別原価項目 | 機能別原価に関する費用の内容 |
従量原価 | ガスの原材料等、ガス量に応じて変動する費用 |
LNG受入原価 | LNG受入桟橋・LNG受入タンク等の建設・維持・管理に関する費用 |
LNG貯蔵原価 | LNG貯蔵タンクの建設・維持・管理に関する費用 |
LNG圧送・気化・熱調原価 | LNGの気化圧送原価及びLNG熱量調整原価 |
LNG圧送原価 | LNGの圧送設備の建設・維持・管理に関する費用 |
LNG気化原価 | LNGの気化設備の建設・維持・管理に関する費用 |
LNG熱調原価 | ガスの熱量調整設備の建設・維持・管理に関する費用 |
その他工場原価 | LNG工場以外のガスの製造に係る費用 |
圧送・ホルダー原価 | 圧送機・ガスホルダーの建設・維持・管理に関する費用 |
高圧導管原価 | 高圧導管の建設・維持・保全に関する費用 |
中圧導管原価 | 中圧導管の建設・維持・保全に関する費用 |
中圧A導管原価と中圧B導管原価に区分するときは | |
中圧A導管原価 | 導管への供給圧力0.3MPa以上1.0MPa未満の中圧導管の建設・維持・保全に関する費用 |
中圧B導管原価 | 導管への供給圧力0.1MPa以上0.3MPa未満の中圧導管の建設・維持・保全に関する費用 |
低圧導管原価 | 低圧導管の建設・維持・保全に関する費用 |
供給管原価 | 供給管の建設・維持・保全に関する費用 |
メーター原価 | ガスメーターの設置・維持・管理に関する費用 |
検針原価 | ガスメーターの検針に係る費用 |
集金原価 | ガス料金の調定・料金収納に係る費用 |
巡回保安原価 | 需要家の保安に係る費用 |
需要家サービス原価 | 広報・広聴等需要家向けサービスに係る費用 |
業務用関連原価 | 業務用需要の開発に係る費用 |
大口・卸供給特定原価 | 大口・卸供給部門に特定される費用 |
託送供給特定原価 | 託送供給部門に特定される費用 |
小口特定原価 | 小口部門に特定される費用 |
別表第五
【第10条関係】
機能別原価の部門別原価への配分基準表
(※1)ピーク月の1日の例:ピーク月における1日平均 :ピーク月における最大送出日 :ピーク月における最大送出量上位3日の平均
(※2)時間最大の例 :最大送出日又はピーク月における最大送出時間帯(例えば連続する4時間)の送出量(又は1日最大送出時間帯の送出量上位3日平均)
機能別原価項目 | 配分基準 |
従量原価 | 年間ガス販売量比(原価算定期間の料金部門別のガスの販売量比) |
LNG受入原価 | 年間ガス販売量比 |
LNG貯蔵原価 | ピーク期ガス販売量比(年間で最も販売量又は送出量の多い4か月(例えば、12月から3月)のガスの販売量比) |
LNG圧送・気化・熱調原価 | ピーク最大流量比(ピーク月の1日(※1)又は時間最大(※2)のガス流量比) |
LNG圧送原価 | |
LNG気化原価 | |
LNG熱調原価 | |
その他工場原価 | ピーク月ガス販売量比(年間で最も販売量若しくは送出量の多い月又は年間で最も販売量若しくは送出量の多い日を含む月(例えば2月)のガスの販売量比) |
圧送・ホルダー原価 | ピーク月ガス販売量比 |
高圧導管原価 | ピーク最大流量比 |
中圧導管原価 | 1時間当たりの最大流量比(ガスメーターの最大流量の累計の比)とピーク最大流量比が1:1の複合基準 |
中圧A導管原価と中圧B導管原価に区分するときは | |
中圧A導管原価 | ピーク最大流量比 |
中圧B導管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
低圧導管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
供給管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
メーター原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
検針原価 | 延べ検針件数比(原価算定期間における検針件数の比) |
集金原価 | 延べ調定件数比(原価算定期間における需要家の調定件数(定例の検針に係るガス料金請求書の発行枚数)の比) |
巡回保安原価 | 延べ調定件数比 |
需要家サービス原価 | 延べ調定件数比 |
業務用関連原価 | 対象需要家延べ調定件数比(原価算定期間における業務用対象需要家の調定件数の比) |
大口・卸供給特定原価 | 大口・卸供給部門に直課 |
託送供給特定原価 | 託送供給部門に直課 |
小口特定原価 | 小口部門に直課 |
(※1)ピーク月の1日の例:ピーク月における1日平均 :ピーク月における最大送出日 :ピーク月における最大送出量上位3日の平均
(※2)時間最大の例 :最大送出日又はピーク月における最大送出時間帯(例えば連続する4時間)の送出量(又は1日最大送出時間帯の送出量上位3日平均)
別表第六
【第11条関係】
小口部門原価の料金種別原価への配分基準表
機能別原価項目 | 配分基準 |
従量原価 | 年間ガス販売量比 |
LNG受入原価 | 年間ガス販売量比 |
LNG貯蔵原価 | ピーク期ガス販売量比 |
LNG圧送・気化・熱調原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
LNG圧送原価 | |
LNG気化原価 | |
LNG熱調原価 | |
その他工場原価 | ピーク月ガス販売量比 |
圧送・ホルダー原価 | ピーク月ガス販売量比 |
高圧導管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
中圧導管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
低圧導管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
供給管原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
メーター原価 | 1時間当たりの最大流量比 |
検針原価 | 延べ検針件数比 |
集金原価 | 延べ調定件数比 |
巡回保安原価 | 延べ調定件数比 |
需要家サービス原価 | 延べ調定件数比 |
業務用関連原価 | 対象需要家延べ調定件数比 |
小口特定原価 | 延べ調定件数比 |
別表第九
【第14条の2関係】
減少機能別原価の減少部門別原価への配分方法
(1) 別表第5に掲げる配分基準に基づき算定できるものは、当該配分基準の算定の諸元のうち、大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門のそれぞれについて求めたものとその合計値との比として算定した配分比により、部門別原価に配分する。
(2) 上記(1)以外のものについては、既に法第17条第1項の認可を受けた又は同条第4項の届出(第14条、第14条の2の規定による届出を除く。)を行った際における部門別原価の割合(別表第5に掲げる配分基準の算定の諸元のうち、大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門のそれぞれについて求めたものとその合計値との比として算定した配分比をいう。)により、部門別原価に配分するものとする。
(1) 別表第5に掲げる配分基準に基づき算定できるものは、当該配分基準の算定の諸元のうち、大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門のそれぞれについて求めたものとその合計値との比として算定した配分比により、部門別原価に配分する。
(2) 上記(1)以外のものについては、既に法第17条第1項の認可を受けた又は同条第4項の届出(第14条、第14条の2の規定による届出を除く。)を行った際における部門別原価の割合(別表第5に掲げる配分基準の算定の諸元のうち、大口・卸供給部門、小口部門、託送供給部門のそれぞれについて求めたものとその合計値との比として算定した配分比をいう。)により、部門別原価に配分するものとする。
別表第十
【第17条関係】
原料価格の変動額のガス料金の変動額への換算係数の算定方法
原料価格の変動額のガス料金の変動額への換算係数の算定方法(単位当たりガス料金への換算係数)=
原料価格がトン当たり100円変動したときの販売量1立方メートル当たりの原料費の増減(以下「原料費の増減」という。)+販売量1立方メートル当たりの原料費の増減に応じた事業報酬額の増減(以下「事業報酬の増減」という。)+販売量1立方メートル当たりの原料費の増減及び事業報酬額の増減に応じた事業税の増減(以下「事業税の増減」という。)
1 原料費の増減=原価算定期間中の原料使用量(トン)÷原価算定期間中のガス販売量(立方メートル)×100(円/トン)
2 事業報酬の増減=原料費の増減×(営業費のレートベース組入比率(1.5)÷12)×事業報酬率
3 事業税の増減=(原料費の増減+事業報酬の増減+事業税の増減)×事業税率
よって事業税の増減=(原料費の増減+事業報酬の増減)×(事業税率÷(1—事業税率))
以上より、
単位当たりガス料金
=1+2+3
への換算係数
=原価算定期間中の原料使用量(トン)÷原価算定期間中のガス販売量(立方メートル)×100(円/トン)×{1+(営業費のレートベース組入比率(1.5)÷12)×事業報酬率}×{1+事業税率÷(1—事業税率)}様式第3(第6条関係)
様式第4(第7条関係)
様式第5(第8条、第9条、第10条、第11条関係)
様式第5の2(第10条の2、第10条の3、第10条の4、第10条の5関係)
様式第5の3(第10条の5)
様式第6(第12条関係)
様式第7(第14条、第14条の2、第15条関係)
様式第7の2(第16条の2、第16条の3関係)
様式第8(第17条関係)
様式第9(第19条関係)
様式第10(第20条関係)
原料価格の変動額のガス料金の変動額への換算係数の算定方法(単位当たりガス料金への換算係数)=
原料価格がトン当たり100円変動したときの販売量1立方メートル当たりの原料費の増減(以下「原料費の増減」という。)+販売量1立方メートル当たりの原料費の増減に応じた事業報酬額の増減(以下「事業報酬の増減」という。)+販売量1立方メートル当たりの原料費の増減及び事業報酬額の増減に応じた事業税の増減(以下「事業税の増減」という。)
1 原料費の増減=原価算定期間中の原料使用量(トン)÷原価算定期間中のガス販売量(立方メートル)×100(円/トン)
2 事業報酬の増減=原料費の増減×(営業費のレートベース組入比率(1.5)÷12)×事業報酬率
3 事業税の増減=(原料費の増減+事業報酬の増減+事業税の増減)×事業税率
よって事業税の増減=(原料費の増減+事業報酬の増減)×(事業税率÷(1—事業税率))
以上より、
単位当たりガス料金
=1+2+3
への換算係数
=原価算定期間中の原料使用量(トン)÷原価算定期間中のガス販売量(立方メートル)×100(円/トン)×{1+(営業費のレートベース組入比率(1.5)÷12)×事業報酬率}×{1+事業税率÷(1—事業税率)}様式第3(第6条関係)
様式第4(第7条関係)
様式第5(第8条、第9条、第10条、第11条関係)
様式第5の2(第10条の2、第10条の3、第10条の4、第10条の5関係)
様式第5の3(第10条の5)
様式第6(第12条関係)
様式第7(第14条、第14条の2、第15条関係)
様式第7の2(第16条の2、第16条の3関係)
様式第8(第17条関係)
様式第9(第19条関係)
様式第10(第20条関係)
附則
平成21年2月27日
第2条
(一般ガス事業供給約款料金算定規則の一部改正に伴う経過措置)
この省令の施行の際現にガス事業法(以下「法」という。)第十七条第一項の認可を受け、若しくは同条第四項の規定による届出をしている供給約款又は同条第七項の規定による届出をしている選択約款(以下この条において「供給約款等」という。)は、次の各号に掲げる者ごとにそれぞれ当該各号に掲げる期間(当該期間中に当該供給約款等を変更した場合にあっては、この省令の施行の日から当該変更した後の当該供給約款等が適用される日の前日までの期間)において、この省令による改正後の一般ガス事業供給約款料金算定規則(以下「新一般ガス事業料金算定規則」という。)の規定に従い、法第十七条第一項の認可を受け、若しくは同条第四項の規定による届出をし、又は同条第七項の規定による届出をしたものとみなす。
第3条
1
一般ガス事業者(その供給区域内におけるガスメーターの取付数が百万個以下である者に限る。)が、この省令の施行の際現に法第十七条第一項の認可を受け、又は同条第四項の規定による届出をしている供給約款について、この省令の施行後十三月を経過する日までの間に、一般ガスの用に供する原料の変更等に伴う同条第一項又は同条第三項の規定による変更を行う場合(当該変更を行った後の当該供給約款で設定するガス料金の算定を新一般ガス事業料金算定規則第十七条の規定により行うことが困難な場合に限る。)には、当該変更に対する一般ガス事業供給約款料金算定規則第十七条の規定の適用については、なお従前の例によることができる。この場合において、当該変更を行う者は、新一般ガス事業料金算定規則第二十一条第一項及び第三項の規定にかかわらず、様式第八については提出することを要しない。
第4条
この省令の施行後十三月を経過する日までの間に一般ガス事業者が法第十七条第四項の規定による供給約款の届出を行い、又は同項の規定による供給約款の届出及び同条第七項の規定による選択約款の届出を行う場合(新一般ガス事業料金算定規則第十七条第一項の規定により同項に掲げる規定を当該供給約款に定める場合に限る。)には、当該供給約款又は当該供給約款及び当該選択約款で設定する料金の算定に係る新一般ガス事業料金算定規則の適用については、同規則第十三条中「一年以上の期間」とあるのは「届出事業者の実情に応じた一年以上の期間」と、第十七条第三項中「原料費を算定するために用いる期間」とあるのは「届出事業者の実情に応じた原料費を算定するために用いる期間」と読み替えることができる。
第5条
1
この省令の施行の際現にガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第一項の認可を受け、若しくは同条第四項の規定による届出をした供給約款、同条第七項の規定による届出をした選択約款又は法第二十条ただし書の認可を受けたガスの料金その他の供給条件とみなされたガスの料金その他の供給条件により供給を行っている者(その供給区域内におけるガスメーターの取付数が百万個以下である者に限る。)が法第十七条第三項の規定に基づいて当該供給条件を変更しようとする場合(当該供給条件に新一般ガス事業料金算定規則第十七条第一項に掲げる規定に準じた規定を定めようとする場合に限る。)であって、その一般ガス事業の運営に係る特殊事情その他の事情により当該変更を新一般ガス事業料金算定規則の規定により行うことが困難である場合には、当該変更は一般ガス事業供給約款料金算定規則によらないことができる。この場合における当該変更に係る法第十七条第四項及び同条第七項の規定による届出並びに法第二十条ただし書の認可に対するガス事業法施行規則の規定の適用については、同規則第十九条の三中「規定による供給約款」とあるのは「規定による一般ガス事業供給約款料金算定規則及び簡易ガス事業供給約款料金算定規則の一部を改正する省令附則第五条の規定により変更しようとするガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第一項の認可を受け、又は同条第四項の規定による届出をした供給約款とみなされたガスの料金その他の供給条件」と、「供給約款変更届出書」とあるのは「供給条件変更届出書」と、同条第二号中「現行の供給約款」とあるのは「現行の供給条件」と、同条第三号中「一般ガス料金算定規則第二十一条に規定する書類」とあるのは「一般ガス料金算定規則第二十一条に規定する書類に相当する書類」と、同規則第十九条の三の二中「規定により供給約款」とあるのは「規定により一般ガス事業供給約款料金算定規則及び簡易ガス事業供給約款料金算定規則の一部を改正する省令附則第五条の規定により変更しようとするガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第一項の認可を受けた供給約款とみなされたガスの料金その他の供給条件」と、「規定による供給約款」とあるのは「規定による一般ガス事業供給約款料金算定規則及び簡易ガス事業供給約款料金算定規則の一部を改正する省令附則第五条の規定により変更しようとするガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第四項の規定による届出をした供給約款とみなされたガスの料金その他の供給条件」と、同規則第十九条の五第二項中「規定による選択約款」とあるのは「規定による一般ガス事業供給約款料金算定規則及び簡易ガス事業供給約款料金算定規則の一部を改正する省令附則第五条の規定により変更しようとするガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第七項の規定による届出をした選択約款とみなされたガスの料金その他の供給条件」と、「選択約款届出書」とあるのは「供給条件届出書」と、同項第二号中「現行の選択約款」とあるのは「現行の供給条件」と、同項第三号中「当該選択約款」とあるのは「当該供給条件」と、同規則第二十条中「供給約款又は選択約款」とあるのは「供給約款若しくは選択約款又は一般ガス事業供給約款料金算定規則及び簡易ガス事業供給約款料金算定規則の一部を改正する省令附則第五条の規定により変更しようとするガス事業法施行規則の一部を改正する省令附則第三条第一項の規定により当該省令の施行の日に法第十七条第一項の認可を受け、若しくは同条第四項の規定による届出をした供給約款若しくは同条第七項の規定による届出をした選択約款とみなされたガスの料金その他の供給条件」と、同規則様式第十四の二中「供給約款変更届出書」とあるのは「供給条件変更届出書」と、「供給約款」とあるのは「供給条件」と、同規則様式第十四の四中「選択約款」とあるのは「供給条件」と、同規則様式第十四の五中「選択約款変更届出書」とあるのは「供給条件変更届出書」と、「選択約款」とあるのは「供給条件」と、同規則様式第十五中「供給約款等以外の供給条件」とあるのは「ガスの料金その他の供給条件」と読み替えるものとする。
附則
平成24年3月23日