• 海上運送法第三十五条の規定に基づく日本船舶・船員確保計画の認定等に関する省令
    • 第1条 [日本船舶・船員確保計画の認定の申請]
    • 第2条 [日本船舶・船員確保計画の記載事項]
    • 第3条 [認定通知書]
    • 第4条 [計画期間]
    • 第5条 [計画期間における日本船舶の隻数の増加の割合]
    • 第6条 [日本船舶・船員確保計画の変更の認定申請]
    • 第7条 [課税の特例の適用対象となる日本船舶の大きさ]
    • 第8条 [課税の特例の適用対象となる事業]
    • 第9条 [日本船舶の譲渡等に類する行為]
    • 第10条 [日本船舶の譲渡等の届出]
    • 第11条 [届出を要しない貸渡しの期間]
    • 第12条 [報告等]
    • 第13条 [検査員証]

海上運送法第三十五条の規定に基づく日本船舶・船員確保計画の認定等に関する省令

平成25年3月30日 改正
第1条
【日本船舶・船員確保計画の認定の申請】
海上運送法(以下「法」という。)第35条第1項の規定により日本船舶・船員確保計画の認定を申請しようとする者は、第1号様式による申請書の正本及び副本を国土交通大臣に提出するものとする。
前項の申請書の正本及び副本には、次に掲げる書類をそれぞれ添付するものとする。
既存の法人にあっては、次に掲げる書類
定款及び登記事項証明書
最近の事業年度における事業報告、貸借対照表及び損益計算書
法人を設立しようとする者にあっては、次に掲げる書類
定款の謄本
株式の引受け又は出資の状況又は見込みを記載した書類
個人にあっては、次に掲げる書類
戸籍抄本
資産調書
第1項の場合において、法第36条のうち次の表の上欄に掲げる規定に係る部分の規定の適用を受けようとするときは、前二項に規定する書類のほか、同表の下欄に掲げる書類(前項に規定する書類を除く。)をそれぞれ添付するものとする。
船員職業安定法第55条第1項の許可船員職業安定法施行規則第3号様式による船員派遣事業許可申請書、同規則第4号様式による船員派遣事業計画書及び同規則第25条第2項各号に掲げる書類
船員職業安定法第60条第2項の規定による許可の有効期間の更新船員職業安定法施行規則第3号様式による船員派遣事業許可有効期間更新申請書、同規則第4号様式による船員派遣事業計画書及び同規則第27条第3項各号に掲げる書類
船員職業安定法第61条第1項の規定による変更の届出船員職業安定法施行規則第28条第1項から第3項までに規定する書類
第1項の場合において、法第36条の規定の適用を受けようとするとき又は法第37条に規定する資金の確保に係る支援措置を受けようとするときは、同項に規定する申請書は、申請者(共同で日本船舶・船員確保計画を作成したときはその代表者)の主たる事務所又は営業所の所在地を管轄する地方運輸局長を経由して提出するものとする。
参照条文
第2条
【日本船舶・船員確保計画の記載事項】
法第35条第2項第5号の国土交通省令で定める事項は、次のとおりとする。
日本船舶・船員確保計画の認定により受けようとする支援措置
前号に掲げるもののほか、日本船舶・船員確保計画の実施に当たって特に留意すべき事項
第3条
【認定通知書】
国土交通大臣は、法第35条第3項同条第5項において準用する場合を含む。)の規定により日本船舶・船員確保計画の認定をしたときは、速やかに、申請者に対し、その旨を通知するものとする。
前項の通知は、第2号様式による認定通知書に第1条第1項の申請書の副本及びその添付書類を添えて行うものとする。
第4条
【計画期間】
法第35条第3項第3号の国土交通省令で定める期間は、三年、四年又は五年(法第38条に規定する課税の特例の適用を受けようとする場合にあっては、法第35条第1項又は第4項の規定により日本船舶・船員確保計画の認定(同項の認定にあっては、当該認定により同条第3項第5号に掲げる基準に適合することとなるものに限る。)の申請日の属する事業年度の翌事業年度開始の日から五年)とする。
第6条
【日本船舶・船員確保計画の変更の認定申請】
法第35条第4項の規定により日本船舶・船員確保計画の変更の認定を申請しようとする認定事業者は、第3号様式による申請書の正本及び副本を国土交通大臣に提出するものとする。
前項の申請書の正本及び副本には、当該日本船舶・船員確保計画の変更が第1条第2項各号に掲げる書類の変更を伴う場合にあっては、当該変更後の書類をそれぞれ添付するものとする。
第1条第3項及び第4項の規定は、第1項の場合について準用する。
第7条
【課税の特例の適用対象となる日本船舶の大きさ】
法第38条の国土交通省令で定める大きさは、総トン数百トンとする。
第8条
【課税の特例の適用対象となる事業】
法第38条に規定する国土交通省令で定める事業は、次に掲げる事業とする。
対外船舶運航事業を営む者が行う貨物の運送と当該運送に先行し及び後続する利用運送(貨物利用運送事業法(平成元年法律第82号第2条第1項に規定する利用運送をいう。)とを一貫して行う事業
対外船舶運航事業、対外船舶貸渡業又は前号に掲げる事業に附帯する事業
第9条
【日本船舶の譲渡等に類する行為】
法第39条第1項の国土交通省令で定める行為は、同項に規定する認定事業者が他人から対外船舶運航事業又は対外船舶貸渡業の用に供する日本船舶の貸渡しを受けている場合における当該日本船舶に係る貸渡契約の終了とする。
第10条
【日本船舶の譲渡等の届出】
法第39条第1項の規定による届出をしようとする者は、次に掲げる事項を記載した日本船舶譲渡等届出書を国土交通大臣に提出するものとする。
譲渡(貸渡)人及び譲受(借受)人の住所及び氏名又は名称並びに国籍
譲渡(貸渡し又は貸渡契約の終了)をしようとする船舶の明細(海上運送法施行規則次号において「規則」という。)第9号様式による。)
譲渡(貸渡し又は貸渡契約の終了)をしようとする船舶が規則第43条第2項の確認を受けている場合にあっては、その旨及び確認を受けた年月日
譲渡の予定期日、貸渡しの期間又は貸渡契約の終了の予定期日
譲渡(貸渡し又は貸渡契約の終了)を必要とする理由
前項の届出書には、譲渡(貸渡)契約書の写しを添付するものとする。
第11条
【届出を要しない貸渡しの期間】
法第39条第1項ただし書の国土交通省令で定める期間は、六月(当該船舶に係る貸渡しが期間傭船である場合については二年)とする。
第12条
【報告等】
法第39条の4第1項の規定による報告は、第4号様式による報告書を、計画期間開始の日から起算して一年ごとに作成し、当該期間の経過後一月以内に国土交通大臣に提出することにより行うものとする。
前項の報告書には、当該報告書に記載する日本船舶について、報告に係る認定計画の計画期間内において他人が作成する日本船舶・船員確保計画及びその実施状況に関する前項の報告書に記載されないことを証する書類を添付するものとする。
認定計画に準日本船舶(法第39条の5第5項に規定する準日本船舶をいう。以下この項及び次項において同じ。)の確保に係る事項が記載されている場合には、第1項の報告書には、前項に規定するもののほか、当該認定事業者が運航する全ての準日本船舶の名称、国際海事機関船舶識別番号及び法第39条の5第3項の規定による準日本船舶の認定(次項において単に「認定」という。)の日を記載した書類を添付するものとする。
国土交通大臣は、前項の書類に記載された準日本船舶のうちに、法第34条第1項に規定する基本方針に基づき日本船舶の確保並びにこれに乗り組む船員の育成及び確保に関する措置に関連して実施される準日本船舶の確保に関する措置の対象となる準日本船舶(以下この項において「特定準日本船舶」という。)に該当するものがある場合には、速やかに、当該認定事業者に対し、次に掲げる事項を記載した確認証を交付するものとする。
当該認定事業者の住所及び氏名(法人にあってはその住所、名称及び代表者の氏名)
特定準日本船舶に該当する準日本船舶の名称、国際海事機関船舶識別番号及び認定の日
前号の準日本船舶ごとに、特定準日本船舶に該当する期間
第13条
【検査員証】
法第39条の4第2項において準用する法第25条第2項に規定する当該職員の身分を示す証票は、第5号様式によるものとする。
附則
この省令は、公布の日から施行する。
平成二十五年度において法第三十五条第一項の規定による日本船舶・船員確保計画の認定の申請をする場合であって、当該年度から新たに法第三十八条に規定する課税の特例の適用を受けようとする場合における法第三十五条第三項第三号の国土交通省令で定める期間は、第四条の規定にかかわらず、平成二十五年四月一日から五年とする。
附則
平成24年12月11日
この省令は、海上運送法の一部を改正する法律の施行の日(平成二十四年十二月十一日)から施行する。
この省令の施行の際現にある第一条の規定による改正前の海上運送法施行規則第四号様式による証票及び第三条の規定による改正前の海上運送法第三十五条の規定に基づく日本船舶・船員確保計画の認定等に関する省令第五号様式による証票は、それぞれ第一条の規定による改正後の海上運送法施行規則第四号様式による証票及び第三条の規定による改正後の海上運送法第三十五条の規定に基づく日本船舶・船員確保計画の認定等に関する省令第五号様式による証票とみなす。
附則
平成25年3月30日
この省令は、平成二十五年四月一日から施行する。
この省令の施行前に海上運送法第三十五条第三項(同条第五項において準用する場合を含む。)の規定による認定を受けた日本船舶・船員確保計画についての同条第三項第五号の国土交通省令で定める日本船舶の隻数の増加の割合については、この省令による改正後の海上運送法第三十五条の規定に基づく日本船舶・船員確保計画の認定等に関する省令第五条の規定にかかわらず、なお従前の例による。

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