船舶職員法の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置を定める省令
平成16年10月22日 改正
第1条
【小型船舶操縦士の免許についての経過措置】
船舶職員法の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)附則第2条第3項及び船舶職員法の一部を改正する法律の施行に伴う経過措置を定める政令(以下「経過措置政令」という。)第1条第1項の規定により改正法による改正後の船舶職員及び小型船舶操縦者法(以下「新法」という。)の規定による小型船舶操縦士の資格に係る免許(以下「新操縦免許」という。)を受けたものとみなされた者(以下「新操縦免許者」という。)に係る同条第3項の規定による新操縦免許(特殊小型船舶操縦士の資格に係る新操縦免許を除く。)についての限定は、次の表の旧操縦免許(改正法による改正前の船舶職員法(以下「旧法」という。)の規定により新操縦免許者が受けていた小型船舶操縦士の資格に係る免許をいう。以下同じ。)の欄に掲げる旧操縦免許の区分に応じ、同表の限定の内容の欄に掲げるところにより行う。
旧操縦免許 | 限定の内容 |
旧法第5条第8項の規定による区域出力限定がなされていない四級小型船舶操縦士の資格に係る旧操縦免許であって十八歳未満の者が受けているもの | 船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の一部を改正する省令(以下「十六年改正省令」という。)の規定による改正後の船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則(以下「十六年新規則」という。)第68条第2号の規定による技能限定 |
旧法第5条第8項の規定による区域出力限定がなされていない五級小型船舶操縦士の資格に係る旧操縦免許であって十八歳未満の者が受けているもの | 小型船舶の航行する区域について船舶職員法施行規則等の一部を改正する省令第1条の規定による改正前の船舶職員法施行規則(以下「旧規則」という。)第61条第2項第1号及び第2号に掲げる水域とする限定並びに十六年新規則第68条第2号の規定による技能限定 |
旧法第5条第8項の規定による区域出力限定がなされていない五級小型船舶操縦士の資格に係る旧操縦免許であって十八歳以上の者が受けているもの | 小型船舶の航行する区域について旧規則第61条第2項第1号及び第2号に掲げる水域とする限定 |
旧法第5条第8項の規定による区域出力限定がなされた四級小型船舶操縦士又は五級小型船舶操縦士の資格に係る旧操縦免許 | 十六年新規則第68条第1号の規定による技能限定 |
第2条
国土交通大臣は、改正法附則第5条の規定により二級小型船舶操縦士の資格に係る新操縦免許を行う場合において、次の表の合格した旧操縦試験(旧法の規定による小型船舶操縦士の資格(以下「旧操縦資格」という。)に係る海技従事者国家試験をいう。以下同じ。)の欄に掲げる旧操縦試験の区分に応じ、同表の限定の内容の欄に掲げるところにより限定を行う。この場合において、国土交通大臣によりなされた当該限定は、新法第23条の3第2項の規定による技能限定とみなす。
合格した旧操縦試験 | 限定の内容 |
十六年改正省令の施行の日において十八歳未満である者が合格した四級小型船舶操縦士試験 | 十六年新規則第68条第2号の規定による技能限定 |
十六年改正省令の施行の日において十八歳未満である者が合格した五級小型船舶操縦士試験 | 小型船舶の航行する区域について旧規則第61条第2項第1号及び第2号に掲げる水域とする限定並びに十六年新規則第68条第2号の規定による技能限定 |
十六年改正省令の施行の日において十八歳以上である者が合格した五級小型船舶操縦士試験 | 小型船舶の航行する区域について旧規則第61条第2項第1号及び第2号に掲げる水域とする限定 |
湖川小馬力五級小型船舶操縦士試験 | 十六年新規則第68条第1号の規定による技能限定 |
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参照条文
第3条
【旧操縦試験の実施についての経過措置】
1
経過措置政令第4条第1項に規定する旧操縦試験を行う場合にあっては、旧規則(旧操縦資格に係る海技従事者国家試験に関するものに限る。)又は改正省令による改正前の小型船舶操縦士試験機関に関する省令の規定は、なおその効力を有する。