• 海上交通安全法施行規則

海上交通安全法施行規則

平成24年3月19日 改正
第1章
総則
第1条
【定義】
この省令において使用する用語は、海上交通安全法(以下「法」という。)において使用する用語の例による。
この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
全周灯、短音又は長音 それぞれ海上衝突予防法第21条第6項第32条第2項又は同条第3項に規定する全周灯、短音又は長音をいう。
火薬類、高圧ガス、引火性液体類又は有機過酸化物 それぞれ危険物船舶運送及び貯蔵規則第2条第1号に規定する火薬類、高圧ガス、引火性液体類又は有機過酸化物をいう。
第2条
【法第二条第二項第三号ロに掲げる船舶】
法第2条第2項第3号ロの国土交通省令で定める船舶は、法第30条第1項の規定による許可(同条第8項の規定によりその許可を受けることを要しない場合には、港則法第31条第1項同法第37条の5において準用する場合を含む。)の規定による許可)を受けて工事又は作業を行つており、当該工事又は作業の性質上接近してくる他の船舶の進路を避けることが容易でない船舶とする。
法第2条第2項第3号ロの規定による灯火又は標識の表示は、夜間にあつては第1号に掲げる灯火の、昼間にあつては第2号に掲げる形象物の表示とする。
少なくとも二海里の視認距離を有する緑色の全周灯二個で最も見えやすい場所に二メートル(長さ二十メートル未満の船舶にあつては、一メートル)以上隔てて垂直線上に 連掲されたもの
上の一個が白色のひし形、下の二個が紅色の球形である三個の形象物(長さ二十メートル以上の船舶にあつては、その直径は、〇・六メートル以上とする。)で最も見えやすい場所にそれぞれ一・五メートル以上隔てて垂直線上に連掲されたもの
第2章
交通方法
第1節
航路における一般的航法
第3条
【航路航行義務】
長さが五十メートル以上の船舶は、別表第一各号の中欄に掲げるイの地点とロの地点との間を航行しようとするとき(同表第4号第5号及び第12号から第17号までの中欄に掲げるイの地点とロの地点との間を航行しようとする場合にあつては、当該イの地点から当該ロの地点の方向に航行しようとするときに限る。)は、当該各号の下欄に掲げる航路の区間をこれに沿つて航行しなければならない。ただし、海洋の調査その他の用務を行なうための船舶で法第4条本文の規定による交通方法に従わないで航行することがやむを得ないと当該用務が行なわれる海域を管轄する海上保安部の長が認めたものが航行しようとするとき、又は同条ただし書に該当するときは、この限りでない。
第4条
【速力の制限】
法第5条の国土交通省令で定める航路の区間は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに同表の中欄に掲げるとおりとし、当該区間に係る同条の国土交通省令で定める速力は、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称航路の区間速力
浦賀水道航路航路の全区間十二ノット
中ノ瀬航路航路の全区間十二ノット
伊良湖水道航路航路の全区間十二ノット
備讃瀬戸東航路男木島燈台(北緯三十四度二十六分一秒東経百三十四度三分三十九秒)から三百五十三度に引いた線と航路の西側の出入口の境界線との間の航路の区間十二ノット
備讃瀬戸北航路航路の東側の出入口の境界線と本島ジョウケンボ鼻から牛島北東端まで引いた線との間の航路の区間十二ノット
備讃瀬戸南航路牛島ザトーメ鼻から百六十度に引いた線と航路の東側の出入口の境界線との間の航路の区間十二ノット
水島航路航路の全区間十二ノット
第5条
【追越しの場合の信号】
法第6条の規定により行わなければならない信号は、船舶が他の船舶の右げん側を航行しようとするときは汽笛を用いた長音一回に引き続く短音一回とし、船舶が他の船舶の左げん側を航行しようとするときは汽笛を用いた長音一回に引き続く短音二回とする。
第5条の2
【追越しの禁止】
法第6条の2の国土交通省令で定める航路の区間は、来島海峡航路のうち、今治船舶通航信号所(北緯三十四度五分二十五秒東経百三十二度五十九分十六秒)から四十六度へ引いた線と津島潮流信号所(北緯三十四度九分七秒東経百三十二度五十九分三十秒)から二百八度へ引いた線との間の区間とする。
法第6条の2の国土交通省令で定める船舶は、海上交通安全法施行令(以下「令」という。)第4条に規定する緊急用務を行うための船舶であつて、当該緊急用務を行うために航路を著しく遅い速力で航行している船舶、順潮の場合にその速力に潮流の速度を加えた速度が四ノット未満で航行している船舶及び逆潮の場合にその速力から潮流の速度を減じた速度が四ノット未満で航行している船舶とする。
第6条
【進路を知らせるための措置】
法第7条の国土交通省令で定める船舶は、信号による表示を行う場合にあつては総トン数百トン未満の船舶とし、次項に掲げる措置を講じる場合にあつては船舶自動識別装置を備えていない船舶及び船員法施行規則第3条の16ただし書の規定により船舶自動識別装置を作動させていない船舶とする。
法第7条の国土交通省令で定める措置は、船舶自動識別装置により目的地に関する情報を送信することとする。
法第7条の規定による信号による表示は、別表第二の上欄に掲げる船舶について、それぞれ同表の下欄に規定する信号の方法により行わなければならない。
第2項の規定による措置は、当該航路を航行する間、仕向港に関する情報その他の進路を知らせるために必要な情報について、海上保安庁長官が告示で定める記号により、船舶自動識別装置の目的地に関する情報として送信することにより行わなければならない。
第7条
【航路への出入又は航路の横断の制限】
法第9条の国土交通省令で定める航路の区間は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに同表の中欄に掲げるとおりとし、当該区間に係る同条の国土交通省令で定める航行は、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称航路の区間してはならない航行
備讃瀬戸東航路一 航路内にある宇高東航路の東側の側方の境界線及び同境界線の北方への延長線とこれらの線から千メートルの距離にある東側の線との間の航路の区間
二 宇高東航路の西側の側方の境界線と同境界線から五百メートルの距離にある西側の線との間の航路の区間
三 航路内にある宇高西航路の東側の側方の境界線及び同境界線の北方への延長線とこれらの線から五百メートルの距離にある東側の線との間の航路の区間
四 宇高西航路の西側の側方の境界線と同境界線から千メートルの距離にある西側の線との間の航路の区間
航路を横断する航行
来島海峡航路大島地蔵鼻から来島白石燈標(北緯三十四度六分二十五秒東経百三十二度五十九分)まで引いた線と大島高山山頂(北緯三十四度七分五十八秒東経百三十三度一分三十二秒)から二百六十五度に引いた線との間の航路の区間航路外から航路に入り、航路から航路外に出、又は航路を横断する航行(中欄に掲げる航路の区間においてウズ鼻燈台(北緯三十四度六分四十五秒東経百三十二度五十九分二十八秒)から百三十九度に引いた線又は馬島スノ埼(北緯三十四度七分二十二秒東経百三十二度五十九分三十五秒)から十度に引いた線を横切ることとなる場合に限る。)
第8条
【航路外での待機の指示】
法第10条の2の規定による指示は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに、同表の下欄に掲げる場合において、海上保安庁長官が告示で定めるところにより、VHF無線電話その他の適切な方法により行うものとする。
航路の名称危険を生ずるおそれのある場合
浦賀水道航路
中ノ瀬航路
次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、総トン数五万トン(積載している危険物が液化ガスである場合には、総トン数二万五千トン)以上の危険物積載船(以下この表及び第15条第1項第7号において「特別危険物積載船」という。)又は船舶、いかだその他の物件を引き、若しくは押して航行する船舶であつて、当該引き船の船首から当該物件の後端まで若しくは当該押し船の船尾から当該物件の先端までの距離が二百メートル以上の船舶(以下この表及び同項第8号において「長大物件えい航船等」という。)が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、長さ百六十メートル以上の船舶、総トン数一万トン以上の危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
伊良湖水道航路次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、特別危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、巨大船、総トン数一万トン以上の危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
明石海峡航路次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、特別危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、長さ百六十メートル以上の船舶、危険物積載船又は船舶、いかだその他の物件を引き、若しくは押して航行する船舶であつて、当該引き船の船首から当該物件の後端まで若しくは当該押し船の船尾から当該物件の先端までの距離が百六十メートル以上である船舶が航路を航行する場合
備讃瀬戸東航路
宇高東航路
宇高西航路
備讃瀬戸北航路
備讃瀬戸南航路
次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、特別危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、長さ百六十メートル以上の船舶、危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
水島航路次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、特別危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、長さ百六十メートル以上の船舶、危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
来島海峡航路次の各号のいずれかに該当する場合
一 視程が千メートルを超え二千メートル以下の状態で、巨大船、特別危険物積載船又は長大物件えい航船等が航路を航行する場合
二 視程が千メートル以下の状態で、長さ百六十メートル以上の船舶、危険物積載船又は船舶、いかだその他の物件を引き、若しくは押して航行する船舶であつて、当該引き船の船首から当該物件の後端まで若しくは当該押し船の船尾から当該物件の先端までの距離が百メートル以上である船舶が航路を航行する場合
三 潮流をさかのぼつて航路を航行する船舶が潮流の速度に四ノットを加えた速力以上の速力を保つことができずに航行するおそれがある場合
前項に定めるもののほか、伊良湖水道航路内において巨大船と長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)とが行き会うことが予想される場合及び水島航路内において巨大船と長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)とが行き会うことが予想される場合には、法第10条の2の規定による指示は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに、海上保安庁長官が告示で定めるところによりVHF無線電話その他の適切な方法により行うとともに、同表の中欄に掲げる信号の方法により行うものとする。この場合において、同欄に掲げる信号の意味は、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称信号の方法信号の意味
信号所の名称及び位置昼間夜間
伊良湖水道航路伊良湖水道航路管制信号所(北緯三十四度三十四分五十秒東経百三十七度一分)百五十三度及び二百九十三度方向に面する信号板による。 
Nの文字の点滅伊良湖水道航路を南東の方向に航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
Sの文字の点滅伊良湖水道航路を北西の方向に航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
Nの文字及びSの文字の交互点滅伊良湖水道航路を航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
水島航路水島航路西ノ埼管制信号所(北緯三十四度二十六分九秒東経百三十三度四十七分十二秒)百二十度、百八十度及び二百九十度方向に面する信号板による。 
Nの文字の点滅水島航路を南の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
Sの文字の点滅水島航路を北の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
水島航路三ツ子島管制信号所(北緯三十四度二十二分十九秒東経百三十三度四十九分二十三秒及び北緯三十四度二十二分十八秒東経百三十三度四十九分二十一秒)五十五度及び百十五度方向に面する信号板並びに二百二十五度及び三百度方向に面する信号板による。 
Nの文字の点滅水島航路を南の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
Sの文字の点滅水島航路を北の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
前項の場合において、信号装置の故障その他の事由により前項の信号の方法を用いることができないときの信号の方法は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに同表の中欄に掲げるとおりとし、その意味は、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称信号の方法信号の意味
海上保安庁の船舶が信号を行う位置昼間夜間
伊良湖水道航路神島灯台(北緯三十四度三十二分五十五秒東経百三十六度五十九分十一秒)から三百四十度三千五百四十メートルの地点付近縦に上から国際信号旗の第一代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZSの信号伊良湖水道航路を南東の方向に航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
伊良湖岬灯台(北緯三十四度三十四分四十六秒東経百三十七度五十八秒)から百六十度三千五百メートルの地点付近縦に上から国際信号旗の第二代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZNの信号伊良湖水道航路を北西の方向に航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
神島灯台から三百四十度三千五百四十メートルの地点付近及び伊良湖岬灯台から百六十度三千五百メートルの地点付近縦に上から国際信号旗の第三代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZSNの信号伊良湖水道航路を航行しようとする長さ百三十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
水島航路太濃地島三角点(北緯三十四度二十六分五十二秒東経百三十三度四十五分十二秒)から九十七度千四百メートルの地点付近縦に上から国際信号旗の第一代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZSの信号水島航路を南の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
縦に上から国際信号旗の第二代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZNの信号水島航路を北の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
鍋島灯台(北緯三十四度二十二分五十七秒東経百三十三度四十九分二十五秒)から二百三十度千五百メートルの地点付近縦に上から国際信号旗の第一代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZSの信号水島航路を南の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
縦に上から国際信号旗の第二代表旗一旒及びL旗一旒発光信号によるモールス符号のRZNの信号水島航路を北の方向に航行しようとする長さ七十メートル以上の船舶(巨大船を除く。)は、航路外で待機しなければならないこと。
備考 天候の状況等により夜間の信号を昼間用いる場合がある。
第2節
航路ごとの航法
第9条
【来島海峡航路】
法第20条第1項第5号の国土交通省令で定める速力は、潮流の速度に四ノットを加えた速力とする。
法第20条第2項の規定により海上保安庁長官が示す流向は、来島長瀬ノ鼻潮流信号所(北緯三十四度六分三十五秒東経百三十三度二分一秒)、津島潮流信号所、大浜潮流信号所(北緯三十四度五分二十五秒東経百三十二度五十九分十六秒)又は来島大角鼻潮流信号所(北緯三十四度八分二十五秒東経百三十二度五十六分二十八秒)の示す潮流信号によるものとする。
法第20条第4項の規定による通報は、来島海峡航路において転流する時刻の一時間前から転流する時刻までの間に同航路を航行しようとする船舶が次の各号に定める線を横切つた後直ちに、海上保安庁長官が告示で定めるところにより、VHF無線電話その他の適切な方法により行うものとする。
梶島三角点(北緯三十四度七分二十一秒東経百三十三度九分三十一秒)から三百二十五度二百二十メートルの地点から三百二十五度に陸岸まで引いた線
梶島三角点から二百十八度三百二十メートルの地点から二百十八度に陸岸まで引いた線
比岐島灯台(北緯三十四度三分三十秒東経百三十三度五分五十四秒)から二百十八度百二十メートルの地点から二百十八度に陸岸まで引いた線
大浜潮流信号所から百七度六百十メートルの地点から百二十度四千二百八十メートルの地点まで引いた線及び同地点から百八十九度に陸岸まで引いた線
小島東灯標(北緯三十四度七分四十四秒東経百三十二度五十九分二秒)から百九十九度四百七十メートルの地点から百九十九度に陸岸まで引いた線
小島東灯標と大角鼻(北緯三十四度八分三十四秒東経百三十二度五十六分三十一秒)とを結んだ線
大角鼻から二百五十度四千三百三十メートルの地点まで引いた線及び同地点から二百五度に陸岸まで引いた線
来島梶取鼻灯台(北緯三十四度七分六秒東経百三十二度五十三分三十三秒)から二百七十二度九十メートルの地点から二百七十二度に陸岸まで引いた線
斎島東端(北緯三十四度七分十六秒東経百三十二度四十八分二秒)から〇度に陸岸まで引いた線
アゴノ鼻灯台(北緯三十四度十分五十七秒東経百三十二度五十五分五十六秒)から二百五十五度に陸岸まで引いた線
アゴノ鼻灯台から七十五度三千九百七十メートルの地点まで引いた線及び同地点から百五十九度三十分に陸岸まで引いた線
津島潮流信号所から百四十一度三百メートルの地点から百四十一度に陸岸まで引いた線
法第20条第4項の国土交通省令で定める事項は、次の各号に掲げる事項とする。
船舶の名称
海上保安庁との連絡手段
航行する速力
航路外から航路に入ろうとする時刻
法第21条第1項の規定により次の各号に掲げる場合に行う信号は、当該各号に掲げる信号とする。
法第21条第1項第1号に掲げる場合(中水道に係る場合に限る。) 津島一ノ瀬鼻又は竜神島に並航した時から中水道を通過し終る時まで汽笛を用いて鳴らす長音一回
法第21条第1項第1号に掲げる場合(西水道に係る場合に限る。) 津島一ノ瀬鼻又は竜神島に並航した時から西水道を通過し終る時まで汽笛を用いて鳴らす長音二回
法第21条第1項第2号に掲げる場合 来島又は竜神島に並航した時から西水道を通過し終る時まで汽笛を用いて鳴らす長音三回
法第21条第2項の国土交通省令で定める海域は、蒼社川口右岸突端(北緯三十四度三分三十四秒東経百三十三度一分十三秒)から大島タケノ鼻まで引いた線、大下島アゴノ鼻から梶取鼻及び大島宮ノ鼻まで引いた線並びに陸岸により囲まれた海域のうち航路以外の海域とする。
第3節
特殊な船舶の航路における交通方法の特則
第10条
【巨大船に準じて航行に関する通報を行う船舶】
法第22条第2号の国土交通省令で定める長さは、次の表の上欄に掲げる航路ごとに同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称長さ
浦賀水道航路百六十メートル
中ノ瀬航路百六十メートル
伊良湖水道航路百三十メートル
明石海峡航路百六十メートル
備讃瀬戸東航路百六十メートル
宇高東航路百六十メートル
宇高西航路百六十メートル
備讃瀬戸北航路百六十メートル
備讃瀬戸南航路百六十メートル
水島航路七十メートル
来島海峡航路百六十メートル
第11条
【危険物積載船】
法第22条第3号の国土交通省令で定める危険物は、次の各号に掲げるとおりとし、当該危険物に係る同号の国土交通省令で定める総トン数は、当該各号に掲げるとおりとする。
火薬類(その数量が、爆薬にあつては八十トン以上、次の表の上欄に掲げる火薬類にあつてはそれぞれ同表の下欄に掲げる数量をそれぞれ爆薬一トンとして換算した場合に八十トン以上であるものに限る。) 総トン数三百トン
火薬類爆薬一トンに換算される数量
火薬二トン
火工品(弾薬を含む。以下この表において同じ。)実包又は空包二百万個
信管又は火管五万個
銃用雷管一千万個
工業雷管又は電気雷管百万個
信号雷管二十五万個
導爆線五十キロメートル
その他その原料をなす火薬二トン又は爆薬一トン
爆薬、火薬及び火工品以外の物質で爆発性を有するもの二トン
ばら積みの高圧ガスで引火性のもの 総トン数千トン
ばら積みの引火性液体類 総トン数千トン
有機過酸化物(その数量が二百トン以上であるものに限る。) 総トン数三百トン
前項の火薬類、高圧ガス、引火性液体類及び有機過酸化物には、船舶に積載しているこれらの物で当該船舶の使用に供するものは含まないものとする。
第1項第2号又は第3号に掲げる危険物を積載していた総トン数千トン以上の船舶で当該危険物を荷卸し後ガス検定を行い、火災又は爆発のおそれのないことを船長が確認していないものは、法の適用については、その危険物を積載している危険物積載船とみなす。
参照条文
第12条
【物件えい航船等】
法第22条第4号の国土交通省令で定める距離は、次の表の上欄に掲げる航路ごとに同表の下欄に掲げるとおりとする。
航路の名称距離
浦賀水道航路二百メートル
中ノ瀬航路二百メートル
伊良湖水道航路二百メートル
明石海峡航路百六十メートル
備讃瀬戸東航路二百メートル
宇高東航路二百メートル
宇高西航路二百メートル
備讃瀬戸北航路二百メートル
備讃瀬戸南航路二百メートル
水島航路二百メートル
来島海峡航路百メートル
第13条
【巨大船等の航行に関する通報事項】
法第22条の国土交通省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
船舶の名称、総トン数及び長さ
航行しようとする航路の区間、航路外から航路に入ろうとする時刻(以下「航路入航予定時刻」という。)及び航路から航路外に出ようとする時刻
船舶局(電波法第6条第3項に規定する船舶局をいう。以下同じ。)のある船舶にあつては、その呼出符号又は呼出名称
船舶局のない船舶にあつては、海上保安庁との連絡手段
仕向港の定まつている船舶にあつては、仕向港
巨大船にあつては、その喫水
危険物積載船にあつては、積載している危険物(第11条第1項各号に掲げる危険物をいう。以下同じ。)の種類及び種類ごとの数量
物件えい航船等(法第22条第4号に掲げる船舶をいう。以下同じ。)にあつては、引き船の船首から当該引き船の引く物件の後端まで又は押し船の船尾から当該押し船の押す物件の先端までの距離及び当該物件の概要
参照条文
第14条
【巨大船等の航行に関する通報の方法】
次の各号に掲げる船舶の船長は、航路外から航路に入ろうとする日(以下「航路入航予定日」という。)の前日正午までに、前条第1号から第5号までに掲げる事項及び巨大船である船舶にあつては同条第6号、危険物積載船である船舶にあつては同条第7号、物件えい航船等である船舶にあつては同条第8号に掲げる事項を通報しなければならず、航路入航予定時刻の三時間前までの間においてその通報した事項に関し変更があつたときは、当該航路入航予定時刻の三時間前にその旨を通報し、以後その通報した事項に関し変更があつたときは、直ちに、その旨を通報しなければならない。
巨大船
法第22条第2号に掲げる船舶(水島航路を航行しようとする長さ七十メートル以上百六十メートル未満の船舶を除く。)
積載している危険物が液化ガスである総トン数二万五千トン以上の危険物積載船
物件えい航船等
次の各号に掲げる船舶の船長は、航路入航予定時刻の三時間前までに前条第1号から第5号までに掲げる事項及び危険物積載船である船舶にあつては同条第7号に掲げる事項を通報しなければならず、その通報した事項に関し変更があつたときは、直ちに、その旨を通報しなければならない。
法第22条第2号に掲げる船舶(水島航路を航行しようとする長さ七十メートル以上百六十メートル未満の船舶に限る。)
危険物積載船(前項各号に掲げる船舶を除く。)
巨大船等の船長は、航路を航行する必要が緊急に生じたとき、その他前二項の規定により通報をすることができないことがやむを得ないと航路ごとに次項各号に掲げる海上交通センターの長が認めたときは、前二項の規定にかかわらず、あらかじめ、前条各号に掲げる事項を通報すれば足りる。
前各項の規定による通報は、海上保安庁長官が告示で定める方法に従い、航行しようとする航路ごとに次の各号に掲げる海上交通センターの長に対して行わなければならない。
浦賀水道航路又は中ノ瀬航路 東京湾海上交通センター
伊良湖水道航路 伊勢湾海上交通センター
明石海峡航路 大阪湾海上交通センター
備讃瀬戸東航路、宇高東航路、宇高西航路、備讃瀬戸北航路、備讃瀬戸南航路又は水島航路 備讃瀬戸海上交通センター
来島海峡航路 来島海峡海上交通センター
参照条文
第15条
【巨大船等に対する指示】
法第23条の規定により巨大船等の運航に関し指示することができる事項は、次に掲げる事項とする。
航路入航予定時刻の変更
航路を航行する速力
船舶局のある船舶にあつては、航路入航予定時刻の三時間前から当該航路から航路外に出るときまでの間における海上保安庁との間の連絡の保持
巨大船にあつては、余裕水深の保持
長さ二百五十メートル以上の巨大船又は危険物積載船である巨大船にあつては、進路を警戒する船舶の配備
巨大船又は危険物積載船にあつては、航行を補助する船舶の配備
特別危険物積載船にあつては、消防設備を備えている船舶の配備
長大物件えい航船等にあつては、側方を警戒する船舶の配備
前各号に掲げるもののほか、巨大船等の運航に関し必要と認められる事項
海上保安庁長官は、前項第5号第7号又は第8号に掲げる事項を指示する場合における指示の内容に関し、基準を定め、これを告示するものとする。
参照条文
第16条
【緊急用務を行うための船舶の指定の申請】
令第4条の規定による指定を受けようとする者は、別記様式による申請書をその者の住所地を管轄する管区海上保安本部長(以下この節において「所轄本部長」という。)に提出しなければならない。
所轄本部長は、令第4条の規定による申請があつた場合において必要があると認めるときは、船舶国籍証書、船舶検査証書その他の船舶に関する事項を証する書類の提示を求めることができる。
第17条
【緊急船舶指定証の交付及び備付け】
令第4条の規定による指定は、緊急用務の範囲を定め、その範囲及び次に掲げる事項を記載した緊急船舶指定証を交付することによつて行なう。
緊急船舶指定証の交付番号及び交付年月日
船舶の船舶番号、名称、総トン数及び船籍港
船舶を使用する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
令第4条の規定による指定を受けた船舶(以下「緊急船舶」という。)を使用する者(以下「緊急船舶使用者」という。)は、前項の規定により交付を受けた緊急船舶指定証を当該緊急船舶内に備え付けなければならない。
参照条文
第18条
【緊急船舶指定証の書換え】
緊急船舶使用者は、前条第1項第2号及び第3号に掲げる事項について変更があつたときは、遅滞なく、その旨を記載した申請書に緊急船舶指定証を添えて、所轄本部長(海上保安管区の区域を異にしてその者の住所地を変更した場合は、変更した後の所轄本部長)に提出し、その書換えを受けなければならない。
第19条
【緊急船舶指定証の再交付】
緊急船舶使用者は、緊急船舶指定証を亡失し、又はき損したときは、所轄本部長に緊急船舶指定証の再交付を申請することができる。
所轄本部長は、前項の申請が正当であると認めるときは、緊急船舶指定証をその者に再交付するものとする。
第20条
【緊急船舶指定証の返納】
緊急船舶使用者は、次に掲げる場合には、遅滞なく、その受有する緊急船舶指定証(第2号の場合にあつては、発見した緊急船舶指定証)を所轄本部長に返納しなければならない。
緊急船舶を緊急船舶指定証に記載された緊急用務を行なうための船舶として使用しないこととなつたとき。
緊急船舶指定証を亡失したことにより緊急船舶指定証の再交付を受けた後その亡失した緊急船舶指定証を発見したとき。
第21条
【緊急用務を行う場合の灯火等】
令第5条の国土交通省令で定める紅色の灯火は、少なくとも二海里の視認距離を有し、一定の間隔で毎分百八十回以上二百回以下のせん光を発する紅色の全周灯とする。
令第5条の国土交通省令で定める紅色の標識は、頂点を上にした紅色の円すい形の形象物でその底の直径が〇・六メートル以上、その高さが〇・五メートル以上であるものとする。
第4節
灯火等
第22条
【巨大船及び危険物積載船の灯火等】
法第27条第1項の規定による灯火又は標識の表示は、次の表の上欄に掲げる船舶の区分に応じ、夜間は、それぞれ同表の中欄に掲げる灯火を、昼間は、それぞれ同表の下欄に掲げる標識を最も見えやすい場所に表示することによりしなければならない。
船舶灯火標識
巨大船少なくとも二海里の視認距離を有し、一定の間隔で毎分百八十回以上二百回以下のせん光を発する緑色の全周灯一個その直径が〇・六メートル以上であり、その高さが直径の二倍である黒色の円筒形の形象物二個で一・五メートル以上隔てて垂直線上に連掲されたもの(海上衝突予防法第28条の規定により円筒形の形象物一個を表示する巨大船については、その形象物と同一の垂直線上に連掲されないものに限る。)
危険物積載船少なくとも二海里の視認距離を有し、一定の間隔で毎分百二十回以上百四十回以下のせん光を発する紅色の全周灯一個縦に上から国際信号旗の第一代表旗一旒及びB旗一旒
第23条
【押されている物件の灯火等】
法第29条第1項の国土交通省令で定める距離は、五十メートルとする。
法第29条第2項の国土交通省令で定める灯火は、次の表の上欄に掲げる緑灯及び紅灯(押す物件にこれらの灯火を表示することが実行に適しない場合にあつては、同表の上欄に掲げる緑紅の両色灯)でそれぞれ同表の下欄に掲げる要件に適合するものそれぞれ一個とする。
灯火要件
緑灯一 当該物件の右端にあること。
二 コンパスの百十二度三十分にわたる水平の弧を完全に照らす構造であること。
三 射光が当該物件の正先端方向から右側正横後二十二度三十分の間を照らすように装置されていること。
四 少なくとも二海里の視認距離を有すること。
紅灯一 当該物件の左端にあること。
二 コンパスの百十二度三十分にわたる水平の弧を完全に照らす構造であること。
三 射光が当該物件の正先端方向から左側正横後二十二度三十分の間を照らすように装置されていること。
四 少なくとも二海里の視認距離を有すること。
緑紅の両色灯一 当該物件の中央部にあること。
二 緑色又は紅色の射光がそれぞれ当該物件の正先端方向から右側又は左側正横後二十二度三十分の間を照らすように装置されていること。
三 少なくとも一海里の視認距離を有すること。
第5節
船舶の安全な航行を援助するための措置
第23条の2
【海上保安庁長官による情報の提供】
法第29条の2第1項の国土交通省令で定める海域は、別表第三の上欄に掲げる航路ごとに、同表の下欄に掲げる海域とする。
法第29条の2第1項の規定による情報の提供は、海上保安庁長官が告示で定めるところにより、VHF無線電話により行うものとする。
法第29条の2第1項の国土交通省令で定める情報は、次に掲げる情報とする。
特定船舶が航路及び第1項に規定する海域において適用される交通方法に従わないで航行するおそれがあると認められる場合における、当該交通方法に関する情報
船舶の沈没、航路標識の機能の障害その他の船舶交通の障害であつて、特定船舶の航行の安全に著しい支障を及ぼすおそれのあるものの発生に関する情報
特定船舶が、工事又は作業が行われている海域、水深が著しく浅い海域その他の特定船舶が安全に航行することが困難な海域に著しく接近するおそれがある場合における、当該海域に関する情報
他の船舶の進路を避けることが容易でない船舶であつて、その航行により特定船舶の航行の安全に著しい支障を及ぼすおそれのあるものに関する情報
特定船舶が他の特定船舶に著しく接近するおそれがあると認められる場合における、当該他の特定船舶に関する情報
前各号に掲げるもののほか、特定船舶において聴取することが必要と認められる情報
第23条の3
【情報の聴取が困難な場合】
法第29条の2第2項の国土交通省令で定める場合は、次に掲げるものとする。
VHF無線電話を備えていない場合
電波の伝搬障害等によりVHF無線電話による通信が困難な場合
他の船舶等とVHF無線電話による通信を行つている場合
第23条の4
【航法の遵守及び危険の防止のための勧告】
法第29条の3第1項の規定による勧告は、海上保安庁長官が告示で定めるところにより、VHF無線電話その他の適切な方法により行うものとする。
第3章
危険の防止
第24条
【許可を要しない行為】
法第30条第1項ただし書の国土交通省令で定める行為は、次に掲げる行為とする。
人命又は船舶の急迫した危難を避けるために行なわれる仮工作物の設置その他の応急措置として必要とされる行為
漁具の設置その他漁業を行なうために必要とされる行為
海面の最高水面からの高さが六十五メートルをこえる空域における行為
海底下五メートルをこえる地下における行為
参照条文
第25条
【許可の申請】
法第30条第1項の許可を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書二通を当該申請に係る行為に係る場所を管轄する海上保安部の長を経由して管区海上保安本部長に提出しなければならない。
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
当該行為の種類
当該行為の目的
当該行為に係る場所
当該行為の方法
当該行為により生じるおそれがある船舶交通の妨害を予防するために講ずる措置の概要
当該行為の着手及び完了の予定期日
法第30条第1項第1号に掲げる者にあつては、次に掲げる事項
現場責任者の氏名及び住所
当該行為をするために使用する船舶の概要
法第30条第1項第2号に掲げる者にあつては、当該行為に係る工作物の概要
前項の申請書には、位置図並びに当該行為に係る工作物の平面図、断面図及び構造図を添附しなければならない。
参照条文
第26条
【届出を要しない行為】
法第31条第1項ただし書の国土交通省令で定める行為は、次に掲げる行為とする。
第24条各号に掲げる行為
魚礁の設置その他漁業生産の基盤の整備又は開発を行なうために必要とされる行為
ガス事業法によるガス事業の用に供するガス工作物(海底敷設導管及びその附属設備に限る。)及び電気事業法による電気事業の用に供する電気工作物(電線路及び取水管並びにこれらの附属設備に限る。)の設置
第27条
【届出】
法第31条第1項の規定により届出をしようとする者は、次に掲げる事項を記載した届出書二通を当該届出に係る行為に係る場所を管轄する海上保安監部、海上保安部又は海上保安航空基地の長を経由して管区海上保安本部長に提出しなければならない。
第25条第1項第1号から第5号まで及び第7号に掲げる事項
当該行為により生ずるおそれがある船舶交通の危険を防止するために講ずる措置の概要
法第31条第1項第1号に掲げる者にあつては、第25条第1項第8号に掲げる事項
法第31条第1項第2号に掲げる者にあつては、第25条第1項第9号に掲げる事項
係留施設の設置をしようとする者にあつては、当該係留施設の使用の計画
前項の届出書には、位置図、当該行為に係る工作物の平面図、断面図及び構造図並びに当該工作物が係留施設に係る場合にあつては、当該係留施設の使用の計画の作成の基礎を記載した書類を添附しなければならない。
第28条
【海難が発生した場合の措置】
法第33条第1項の規定による応急の措置は、次に掲げる措置のうち船舶交通の危険を防止するため有効かつ適切なものでなければならない。
当該海難により航行することが困難となつた船舶を他の船舶交通に危険を及ぼすおそれがない海域まで移動させ、かつ、当該船舶が移動しないように必要な措置をとること。
当該海難により沈没した船舶の位置を示すための指標となるように、次の表の上欄に掲げるいずれかの場所に、それぞれ同表の下欄に掲げる要件に適合する灯浮標を設置すること。
場所要件
沈没した船舶の位置の北側一 頭標(灯浮標の最上部に掲げられる形象物をいう。以下同じ。)は、黒色の上向き円すい形形象物二個を垂直線上に連掲したものであること。
二 標体(灯浮標の頭標及び灯火以外の海面上に出ている部分をいう。以下同じ。)は、上半部を黒、下半部を黄に塗色したものであること。
三 灯火は、連続するせん光を発する白色の全周灯であること。
四 連続するせん光は、一・二秒の周期で発せられるものであること。
沈没した船舶の位置の東側一 頭標は、黒色の上向き円すい形形象物一個と黒色の下向き円すい形形象物一個とを上から順に垂直線上に連掲したものであること。
二 標体は、上部を黒、中央部を黄、下部を黒に塗色したものであること。
三 灯火は、十秒の周期で、連続するせん光三回を発する白色の全周灯であること。
四 連続するせん光は、一・二秒の周期で発せられるものであること。
沈没した船舶の位置の南側一 頭標は、黒色の下向き円すい形形象物二個を垂直線上に連掲したものであること。
二 標体は、上半部を黄、下半部を黒に塗色したものであること。
三 灯火は、十五秒の周期で、連続するせん光六回に引き続く二秒の光一回を発する白色の全周灯であること。
四 連続するせん光は、一・二秒の周期で発せられるものであること。
沈没した船舶の位置の西側一 頭標は、黒色の下向き円すい形形象物一個と黒色の上向き円すい形形象物一個とを上から順に垂直線上に連掲したものであること。
二 標体は、上部を黄、中央部を黒、下部を黄に塗色したものであること。
三 灯火は、十五秒の周期で、連続するせん光九回を発する白色の全周灯であること。
四 連続するせん光は、一・二秒の周期で発せられるものであること。
当該海難に係る船舶の積荷が海面に脱落し、及び散乱するのを防ぐため必要な措置をとること。
第29条
法第33条第1項の規定による通報は、当該海難の発生した海域を管轄する海上保安監部、海上保安部又は海上保安航空基地の長にしなければならない。
第4章
雑則
第30条
【航路等を示す航路標識の設置】
法第35条の規定により航路標識を設置する場合は、次に掲げる基準に適合し、かつ、船舶交通の安全を図るため適切な位置に設置するものとする。
浦賀水道航路及び備讃瀬戸東航路にあつては、これらの航路の側方の境界線又は中央線上にあること。
中ノ瀬航路、伊良湖水道航路、宇高東航路、宇高西航路、備讃瀬戸北航路、備讃瀬戸南航路、水島航路及び来島海峡航路にあつては、これらの航路の側方の境界線上にあること。
明石海峡航路にあつては、当該航路の中央線上にあること。
法第5条法第6条の2及び第9条の航路の区間にあつては、当該区間の境界線又はその延長線上にあること。
第31条
【情報の周知】
海上保安庁長官は、法第26条の規定により、船舶の航行を制限し、又は特別の交通方法を定めたときは、水路通報その他適切な手段により、関係者に対し、その周知を図るものとする。
第14条第4項各号に掲げる海上交通センターの長は、同条第1項又は第3項の規定による通報(巨大船に係るものに限る。)を受けたときは、関係者に対し、その周知を図るものとする。
第32条
【権限の委任】
法第10条の2法第20条第3項及び第4項法第22条法第23条法第29条の2第1項並びに法第29条の3第1項及び第2項の規定による海上保安庁長官の権限は、当該航路の所在する海域を管轄する管区海上保安本部長に行わせる。
法第30条第1項から第5項まで及び第7項法第31条第1項から第5項まで並びに法第32条の規定による海上保安庁長官の権限は、当該行為に係る場所を管轄する管区海上保安本部長に行わせる。
法第33条の規定による海上保安庁長官の権限は、当該海難が発生した海域を管轄する管区海上保安本部長に行わせる。
法第26条の規定による海上保安庁長官の権限(同条第1項ただし書に規定する方法により処分をする場合に限る。)は、当該船舶交通の危険が生じ、又は生ずるおそれのある海域を管轄する管区海上保安本部長も行うことができる。
管区海上保安本部長は、次の各号に掲げる権限を当該各号に掲げる海上保安監部、海上保安部、海上保安航空基地又は海上交通センターの長に行わせるものとする。
法第10条の2法第22条法第23条法第29条の2第1項並びに法第29条の3第1項及び第2項の規定による権限
東京湾海上交通センター(浦賀水道航路及び中ノ瀬航路に係るものに限る。)
伊勢湾海上交通センター(伊良湖水道航路に係るものに限る。)
大阪湾海上交通センター(明石海峡航路に係るものに限る。)
備讃瀬戸海上交通センター(備讃瀬戸東航路、宇高東航路、宇高西航路、備讃瀬戸北航路、備讃瀬戸南航路及び水島航路に係るものに限る。)
来島海峡海上交通センター(来島海峡航路に係るものに限る。)
法第20条第3項及び第4項の規定による権限 来島海峡海上交通センター
法第33条の規定による権限 当該海難が発生した海域を管轄する海上保安監部、海上保安部又は海上保安航空基地
別表第一
【第三条関係】
番号地点これに沿つて航行しなければならない航路の区間
イ 明鐘岬から三百四度に陸岸まで引いた線上の地点
ロ 小柴埼から九十度に中ノ瀬航路の西側の側方の境界線まで引いた線上の地点
浦賀水道航路の全区間
イ 前号イに規定する地点
ロ 第一海堡南西端(北緯三十五度十八分五十一秒東経百三十九度四十六分三秒)から小柴埼から九十度に引いた線と中ノ瀬航路の西側の側方の境界線との交点まで引いた線上の地点
第二海堡灯台(北緯三十五度十八分四十二秒東経百三十九度四十四分二十九秒)から百八十八度三十分に引いた線と浦賀水道航路の南側の出入口の境界線との間の同航路の区間
イ 第一号イに規定する地点
ロ 小柴埼から九十度三千メートルの地点から観音埼灯台(北緯三十五度十五分二十二秒東経百三十九度四十四分四十三秒)から九十度千メートルの地点まで引いた線上の地点
第一海堡南西端から二百三十五度に引いた線と浦賀水道航路の南側の出入口の境界線との間の同航路の区間
イ 小柴埼から百二十度四千三百メートルの地点から百四十五度七千メートルの地点まで引いた線及び同地点から第一海堡南西端まで引いた線上の地点
ロ 横浜大黒防波堤東灯台(北緯三十五度二十七分二十四秒東経百三十九度四十二分二十五秒)から百十四度一万千メートルの地点まで引いた線上の地点
中ノ瀬航路の全区間
イ 前号イに規定する地点
ロ 横浜大黒防波堤東灯台から百十四度一万千メートルの地点から第一海堡南西端まで引いた線上の地点
円海山山頂から六十六度三十分四千五百メートルの地点から九十五度に引いた線以南の中ノ瀬航路の区間
イ 城山山頂(北緯三十四度三十五分二十六秒東経百三十七度三分四十一秒)から二百二十四度七千五百メートルの地点まで引いた線及び同地点から神島灯台まで引いた線上の地点
ロ 伊良湖港防波堤灯台(北緯三十四度三十五分十八秒東経百三十七度一分十二秒)から三百十四度千四百三十メートルの地点まで引いた線、同地点から二百二十四度四千五百メートルの地点まで引いた線及び同地点から神島灯台まで引いた線上の地点
伊良湖水道航路の全区間
イ 淡路島鵜埼(北緯三十四度三十四分三十一秒東経百三十五度一分三十二秒)から平磯灯標(北緯三十四度三十七分十八秒東経百三十五度三分五十五秒)の方向に七千五百メートルの地点まで引いた線上の地点
ロ 江埼灯台(北緯三十四度三十六分二十三秒東経百三十四度五十九分三十六秒)から三百二十八度三十分に引いた線上の地点
明石海峡航路の全区間
イ 小豆島地蔵埼から大串埼まで引いた線上の地点
ロ 小豊島南端から大島北端まで引いた線上の地点
イに掲げる線とロに掲げる線との間の備讃瀬戸東航路の区間
イ 前号ロに規定する地点
ロ 柏島島頂(北緯三十四度二十六分十八秒東経百三十四度三十秒)から女木島三角点(北緯三十四度二十三分九秒東経百三十四度二分二十七秒)まで引いた線上の地点
前号ロに掲げる線とロに掲げる線との間の備讃瀬戸東航路の区間
イ 前号ロに規定する地点
ロ 小槌島島頂から大槌島島頂の方向に四千五百メートルの地点まで引いた線上の地点
前号ロに掲げる線とロに掲げる線との間の備讃瀬戸東航路の区間
十一イ 前号ロに規定する地点
ロ 小瀬居島島頂から十五度四千五百メートルの地点まで引いた線上の地点
前号ロに掲げる線とロに掲げる線との間の備讃瀬戸東航路の区間
十二イ 女木島三角点から串ノ山山頂(北緯三十四度二十一分四十一秒東経百三十三度五十八分三十二秒)まで引いた線上の地点
ロ 直島地蔵山三角点(北緯三十四度二十七分二十二秒東経百三十三度五十九分六秒)から大槌島島頂まで引いた線上の地点
宇高東航路の全区間
十三イ 前号ロに規定する地点
ロ 前号イに規定する地点
宇高西航路の全区間
十四イ 第十一号ロに規定する地点
ロ 佐柳島南西端から粟島阿島山山頂(北緯三十四度十六分五十八秒東経百三十三度三十七分三十七秒)まで引いた線上の地点
備讃瀬戸北航路の全区間
十五イ 与島南端から沙弥島北端(北緯三十四度二十一分十二秒東経百三十三度四十九分九秒)まで引いた線上の地点
ロ 前号ロに規定する地点
イに掲げる線と備讃瀬戸北航路の西側の出入口の境界線との間の同航路の区間
十六イ第十四号ロに規定する地点
ロ 第十一号ロに規定する地点
備讃瀬戸南航路の全区間
十七イ 第十四号ロに規定する地点
ロ 第十五号イに規定する地点
第十五号イに掲げる線と備讃瀬戸南航路の西側の出入口の境界線との間の同航路の区間
十八イ太濃地島三角点から七十五度千百メートルの地点まで引いた線上の地点
ロ 西ノ埼から六口島北東端(北緯三十四度二十五分三十五秒東経百三十三度四十六分三十秒)まで引いた線上の地点
水島航路の北側の出入口の境界線とロに掲げる線との間の同航路の区間
十九イ 前号ロに規定する地点
ロ 与島三角点(北緯三十四度二十三分三十秒東経百三十三度四十八分五十三秒)から二百五十五度に本島まで引いた線上の地点
前号ロに掲げる線とロに掲げる線との間の水島航路の区間
二十イ 大島タケノ鼻から百八十九度に陸岸まで引いた線上の地点
ロ 大下島アゴノ鼻から梶取鼻まで引いた線上の地点
来島海峡航路の全区間
二十一イ 竜神島燈台(北緯三十四度六分十六秒東経百三十三度一分三十九秒)から二百四十四度三十分に陸岸まで引いた線上の地点
ロ 前号ロに規定する地点
イに掲げる線と来島海峡航路の西側の出入口の境界線との間の同航路の区間


別表第二
【第六条関係】
船舶信号の方法
昼間夜間
一 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路から中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の東側の側方の境界線を横切つて木更津港の区域に入ろうとする船舶浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から中ノ瀬航路外に出た時までの間第一代表旗の下に縦に上からN旗及びS旗を表示すること。浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時、中ノ瀬航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時、同航路に入るため針路を転じようとする時、同航路の南側の出入口の境界線を横切る時並びに同航路内において、木更津港の区域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同港の区域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
二 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路から中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の東側の側方の境界線の北端から同境界線の北方への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下に縦に上からN旗及びS旗を表示すること。浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時、中ノ瀬航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らし、かつ、同航路の南側の出入口の境界線を横切る時、同航路の北側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと。
三 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路から中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行し、同境界線の西端から三百四十度三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下に縦に上からN旗及びP旗を表示すること。浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時、中ノ瀬航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らし、かつ、同航路の南側の出入口の境界線を横切る時、同航路の北側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音二回を鳴らすこと。
四 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路から中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行しようとする船舶(前二号に掲げる船舶を除く。)浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下にN旗を表示すること。浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時、中ノ瀬航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
五 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路の西側の側方の境界線を横切つて、横須賀港の区域(観音埼燈台から九十度及び二百七十度に引いた線以北の区域に限る。以下同じ。)に入ろうとする船舶浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。浦賀水道航路内において、観音埼燈台に並航した時、横須賀港の区域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同港の区域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
六 横須賀港の区域外に出、浦賀水道航路を横断して中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の東側の側方の境界線を横切つて木更津港の区域に入ろうとする船舶横須賀港の区域外に出た時から中ノ瀬航路外に出た時までの間第一代表旗の下に縦に上からN旗及びS旗を表示すること。横須賀港の境界線を横切る時及び浦賀水道航路の西側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らし、かつ、中ノ瀬航路の南側の出入口の境界線を横切る時並びに同航路内において、木更津港の区域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同港の区域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
七 横須賀港の区域外に出、浦賀水道航路を横断して中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の東側の側方の境界線の北端から同境界線の北方への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶横須賀港の区域外に出た時から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下に縦に上からN旗及びS旗を表示すること。横須賀港の境界線を横切る時及び浦賀水道航路の西側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らし、かつ、中ノ瀬航路の南側の出入口の境界線を横切る時、同航路の北側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと。
八 横須賀港の区域外に出、浦賀水道航路を横断して中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行し、同境界線の西端から三百四十度三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶横須賀港の区域外に出た時から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下に縦に上からN旗及びP旗を表示すること。横須賀港の境界線を横切る時及び浦賀水道航路の西側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らし、かつ、中ノ瀬航路の南側の出入口の境界線を横切る時、同航路の北側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音二回を鳴らすこと。
九 横須賀港の区域外に出、浦賀水道航路を横断して中ノ瀬航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行しようとする船舶(前二号に掲げる船舶を除く。)横須賀港の区域外に出た時から中ノ瀬航路外に出た時までの間第二代表旗の下にN旗を表示すること。横須賀港の境界線を横切る時及び浦賀水道航路の西側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
十 浦賀水道航路をこれに沿つて北の方向に航行し、同航路の北側の出入口の境界線を横切つて航行し、同境界線の西端から零度に京浜港の境界線まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にP旗を表示すること。浦賀水道航路内において観音埼燈台に並航した時、同航路の北側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音二回を鳴らすこと。
十一 伊良湖水道航路をこれに沿つて北西の方向に航行し、同航路の北西側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の北東側の側方の境界線の北端から同境界線の北西の方向への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶伊良湖水道航路に入つた時から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にS旗を表示すること。伊良湖水道航路の南東側の出入口の境界線を横切る時、同航路の北西側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと。
十二 伊良湖水道航路をこれに沿つて南東の方向に航行し、同航路の南東側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の南西側の側方の境界線の南端から同境界線の南東の方向への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶伊良湖水道航路に入つた時から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にS旗を表示すること。伊良湖水道航路の北西側の出入口の境界線を横切る時、同航路の南東側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと。
十三 伊良湖水道航路をこれに沿つて南東の方向に航行し、同航路の南東側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の北東側の側方の境界線の南端から同境界線の南東の方向への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶伊良湖水道航路に入つた時から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にP旗を表示すること。伊良湖水道航路の北西側の出入口の境界線を横切る時、同航路の南東側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音二回を鳴らすこと。
十四 明石海峡航路をこれに沿つて東の方向に航行し、同航路の東側の出入口の境界線を横切つて航行し、同航路の南側の側方の境界線の東端から同境界線の東方への延長線上三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶明石海峡航路内において淡路島松帆埼に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にS旗を表示すること。明石海峡航路内において淡路島松帆埼に並航した時、同航路の東側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと
十五 明石海峡航路をこれに沿つて西の方向に航行し、同航路の西側の出入口の境界線を横切つて航行し、同境界線の北端から二百五十度三千五百メートルの地点まで引いた線を横切つて航行しようとする船舶明石海峡航路内において淡路島松帆埼に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にS旗を表示すること。明石海峡航路内において淡路島松帆埼に並航した時、同航路の西側の出入口の境界線から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音一回を鳴らすこと
十六 明石港の区域外に出、明石海峡航路を横断し、岩屋港の区域に入ろうとする船舶明石港の区域外に出た時から明石海峡航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。明石港の境界線を横切る時及び明石海峡航路の北側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと
十七 岩屋港の区域外に出、明石海峡航路を横断し、明石港の区域に入ろうとする船舶淡路島松帆埼に並航した時から明石海峡航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。淡路島松帆埼に並航した時及び明石海峡航路の南側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
十八 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて西の方向に航行し、高松港の区域に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路に入つた時から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸東航路の東側の出入口の境界線を横切る時並びに同航路内において、高松港の区域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同港の区域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
十九 高松港の区域外に出、備讃瀬戸東航路に入り、同航路をこれに沿つて西の方向に航行しようとする船舶男木島南端から小槌島島頂まで引いた線を横切る時から備讃瀬戸東航路の中央線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。男木島南端から小槌島島頂まで引いた線を横切る時及び備讃瀬戸東航路の南側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
二十 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて西の方向に航行し、同航路から北の方向に宇高東航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路内において男木島燈台(北緯三十四度二十六分一秒東経百三十四度三分三十九秒)に並航した時(同航路内において同燈台に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路の北側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。備讃瀬戸東航路内において男木島燈台に並航した時、宇高東航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
二十一 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて東の方向に航行し、同航路から北の方向に宇高東航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路内において宇高西航路の東側の側方の境界線を横切る時(備讃瀬戸東航路内において同境界線を横切ることのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から備讃瀬戸東航路の北側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸東航路内において宇高西航路の東側の側方の境界線を横切る時、宇高東航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
二十二 宇高西航路をこれに沿つて航行し、同航路から東の方向に備讃瀬戸東航路に入ろうとする船舶宇高西航路に入つた時から同航路の東側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。宇高西航路の北側の出入口の境界線を横切る時、備讃瀬戸東航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
二十三 宇高西航路をこれに沿つて航行し、同航路から西の方向に備讃瀬戸東航路に入ろうとする船舶宇高西航路に入つた時から同航路の西側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。宇高西航路の北側の出入口の境界線を横切る時及び備讃瀬戸東航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
二十四 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて東の方向に航行し、同航路から南の方向に宇高西航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路内において乃生岬に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路の南側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。備讃瀬戸東航路内において乃生岬に並航した時、宇高西航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回鳴らすこと。
二十五 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて西の方向に航行し、坂出港の区域(瀬居島北東端から二百三十度に引いた線以東の区域に限る。以下同じ)に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路内において大槌島島頂に並航した時(同航路内において同島島頂に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸東航路内において、大槌島島頂に並航した時、坂出港の区域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同港の区域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
二十六 坂出港の区域外に出、備讃瀬戸東航路に入り、同航路をこれに沿つて西の方向に航行しようとする船舶乃生岬に並航した時から備讃瀬戸東航路の中央線を横切る時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。乃生岬に並航した時及び備讃瀬戸東航路の南側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
二十七 備讃瀬戸東航路をこれに沿つて西の方向に航行し、バンノ州泊地(番の州北部埋立地北端から百十五度に瀬居島まで引いた線及び陸岸により囲まれた区域並びに同地点から二百九十三度三十分三百二十五メートルの地点を中心とする半径二百五十メートルの円内の区域をいう。以下同じ。)に入ろうとする船舶備讃瀬戸東航路内において乃生岬に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第二代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸東航路内において、乃生岬に並航した時、バンノ州泊地に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同泊地に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて長音三回に引き続いて短音二回を鳴らすこと。
二十八 坂出港の区域外に出、小瀬居島と瀬居島の間の海域を経由して備讃瀬戸北航路に入ろうとし、又はバンノ州泊地の区域外に出、備讃瀬戸北航路に入ろうとする船舶(次号に掲げる船舶を除く。)小瀬居島州鼻から番の州北部埋立地北端まで引いた線(以下「A線」という。)を横切る時(A線を横切ることのない船舶にあつては、バンノ州泊地の区域外に出た時。以下同じ。)から備讃瀬戸北航路の南側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。A線を横切る時及び備讃瀬戸南航路の南側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
二十九 坂出港の区域外に出、小瀬居島と瀬居島の間の海域を経由して備讃瀬戸北航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路から北の方向に水島航路に入ろうとし、又はバンノ州泊地の区域外に出、備讃瀬戸北航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路から北の方向に水島航路に入ろうとする船舶A線を横切る時から備讃瀬戸北航路の北側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下に縦に上からC旗及びS旗を表示すること。A線を横切る時及び備讃瀬戸南航路の南側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らし、かつ、水島航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
三十 備讃瀬戸南航路をこれに沿つて航行し、坂出港の区域又はバンノ州泊地に入ろうとする船舶備讃瀬戸南航路内において上真島に並航した時(同航路内において同島に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。備讃瀬戸南航路内において、上真島に並航した時、坂出港の区域又はバンノ州泊地に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同泊地に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
三十一 備讃瀬戸東航路から備讃瀬戸北航路に入り、同航路をこれに沿つて航行し、同航路から北の方向に水島航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸北航路に入つた時から同航路の北側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。備讃瀬戸北航路の東側の出入口の境界線を横切る時、水島航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
三十二 水島航路をこれに沿つて南の方向に航行し、同航路から西の方向に備讃瀬戸北航路に入ろうとする船舶水島航路内において六口島東端に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路の西側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にS旗を表示すること。水島航路内において六口島東端に並航した時、備讃瀬戸北航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音一回及び長音一回を鳴らすこと。
三十三 備讃瀬戸北航路をこれに沿つて航行し、同航路から南の方向に水島航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸北航路に入つた時から同航路の南側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸北航路の東側の出入口の境界線を横切る時、水島航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
三十四 備讃瀬戸南航路をこれに沿つて航行し、同航路から水島航路に入ろうとする船舶備讃瀬戸南航路内において下真島に並航した時(同航路内において同島に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路の北側の側方の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。備讃瀬戸南航路内において下真島に並航した時、水島航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
三十五 水島航路をこれに沿つて航行し、同航路から東の方向に備讃瀬戸南航路に入ろうとする船舶水島航路内において向笠島東端に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路の南側の出入口の境界線を横切る時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。水島航路内において向笠島東端に並航した時、備讃瀬戸南航路に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同航路に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
三十六 水島航路をこれに沿つて北の方向に航行し、上濃地島と六口島の間の海域を航行しようとする船舶水島航路内において長島東端に並航した時(同航路内において同地点に並航することのない船舶にあつては、同航路に入つた時)から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。水島航路内において、長島東端に並航した時、上濃地島と六口島の間の海域に入るため針路を転じることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同海域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
三十七 水島航路をこれに沿つて南の方向に航行し、西ノ埼と櫃石島の間の海域を航行しようとする船舶水島航路に入つた時から同航路外に出た時までの間第一代表旗の下にP旗を表示すること。水島航路の北側の出入口の境界線を横切る時及び同航路内において西ノ埼と櫃石島の間の海域に入るため針路を転じようとする時に汽笛を用いて順次に長音二回、短音二回及び長音一回を鳴らすこと。
三十八 西ノ埼と櫃石島の間の海域を航行し、水島航路を横断し、上濃地島と六口島の間の海域を航行しようとする船舶西ノ埼に並航した時から水島航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。西ノ埼に並航した時及び水島航路の東側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
三十九 上濃地島と六口島の間の海域を航行し、水島航路を横断し、西ノ埼と櫃石島の間の海域を航行しようとする船舶上濃地島に並航した時から水島航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。上濃地島に並航した時及び水島航路の西側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
四十 中水道を経由して来島海峡航路をこれに沿つて航行し、同航路外に出、今治方面に向けて航行しようとする船舶中渡島に並航した時から来島海峡航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。中渡島に並航した時及び竜神島燈台から来島白石燈標まで引いた線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
四十一 今治方面から来島海峡航路に向けて航行し、同航路に入り、中水道を経由して同航路をこれに沿つて航行しようとする船舶今治港防波堤燈台(北緯三十四度四分二十五秒東経百三十三度二十二秒)に並航した時から中渡島に並航した時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。来島海峡航路の南側の側方の境界線を横切ることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
四十二 来島海峡東水道を航行し、来島海峡航路を横断し、今治方面に向けて航行しようとする船舶中渡島に並航した時から来島海峡航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。中渡島に並航した時及び来島海峡航路の北側の側方の境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
四十三 今治方面から来島海峡航路に向けて航行し、同航路を横断し、来島海峡東水道を航行しようとする船舶今治港防波堤灯台に並航した時から来島海峡航路外に出た時までの間第一代表旗の下にC旗を表示すること。来島海峡航路の南側の側方の境界線を横切ることを予定している地点から半海里以内に達した時及び同境界線を横切る時に汽笛を用いて長音四回を鳴らすこと。
備考 
 1 この表において第一代表旗、第二代表旗、N旗、S旗、P旗及びC旗は、国際信号旗とする。 
 2 この表において港の区域とは、港則法に基づく港の区域とする。 
 3 この表において港の境界線とは、港則法に基づく港の区域の境界線とする。


別表第三
【第二十三条の二関係】
航路の名称海域
浦賀水道航路
中ノ瀬航路
次に掲げる地点を順次に結んだ線及び第一号に掲げる地点と第十三号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域(航路を除く。)
一 木更津港防波堤西灯台(北緯三十五度二十二分三十七秒東経百三十九度五十一分四十秒)から四十九度四千八百三十メートルの地点から二百九十度八千四十メートルの地点
二 前号に掲げる地点から二百三十二度四千五百メートルの地点
三 前号に掲げる地点から二百一度二千五百メートルの地点
四 第二海堡灯台から十三度三千七百九十メートルの地点
五 第二海堡灯台から三百十四度百三十メートルの地点
六 観音埼灯台から八十九度三千九百メートルの地点
七 浜金谷港防波堤灯台(北緯三十五度十分十五秒東経百三十九度四十八分五十八秒)から二百七十度二千四百八十メートルの地点
八 浜金谷港防波堤灯台から二百七十度九千七百二十メートルの地点
九 次号に掲げる地点から海獺島灯台(北緯三十五度十二分四十三秒東経百三十九度四十四分七秒)を見通し七千メートルの地点
十 観音埼灯台から九十度千メートルの地点
十一 横須賀市夏島町北端(北緯三十五度十九分四十九秒東経百三十九度三十八分二十七秒)から六十四度二千四百七十メートルの地点から四十六度三十分千四百五十メートルの地点
十二 次号に掲げる地点から二百十九度六千メートルの地点
十三 十五号地南信号所(北緯三十五度三十六分五十秒東経百三十九度五十分五秒)から四十八度四千五百八十メートルの地点から百九十九度五千三百七十メートルの地点から百九十度一万六百十メートルの地点から二百三十三度九千三百六十メートルの地点
伊良湖水道航路次に掲げる地点を順次に結んだ線及び第一号に掲げる地点と第十一号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域(航路を除く。)
一 神島灯台から百五十四度に引いた線と大山三角点(北緯三十四度三十六分七秒東経百三十七度八分四十七秒)から石鏡灯台(北緯三十四度二十六分四十秒東経百三十六度五十五分二十五秒)まで引いた線とが交わる地点
二 神島灯台から九十五度二千二百メートルの地点
三 神島灯台から三百四十六度三十分二千五百六十メートルの地点
四 神島灯台から三百度三十分四千七百六十メートルの地点
五 神島灯台から三百二十一度三十分六千五百六十メートルの地点
六 伊良湖岬灯台から三百七度三十分六千百七十メートルの地点
七 伊良湖岬灯台から三百二十八度三十分四千四百メートルの地点
八 伊良湖岬灯台から二百七十六度三十分二千二百八十メートルの地点
九 伊良湖岬灯台から百六十七度三十分二千五百メートルの地点
十 伊良湖岬灯台から百二十度三十分四千六百八十メートルの地点
十一 伊良湖岬灯台から百三十六度三十分に引いた線と大山三角点から石鏡灯台まで引いた線とが交わる地点
明石海峡航路次に掲げる地点を順次に結んだ線及び第一号に掲げる地点と第十号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域(航路を除く。)
一 平磯灯標から百五十一度七千メートルの地点
二 平磯灯標から百九十度六千二百三十メートルの地点
三 平磯灯標から二百十五度三千六百五十メートルの地点
四 江埼灯台から五十度千四百五十メートルの地点
五 江埼灯台から三百二十八度三十分九百八十メートルの地点
六 江埼灯台から二百四十度七千二百二十メートルの地点
七 江埼灯台から二百九十一度六千七百メートルの地点
八 江埼灯台から三十度三千三百十メートルの地点
九 平磯灯標から二百十五度千七百五十メートルの地点
十 平磯灯標から九十度三千三百八十メートルの地点
備讃瀬戸東航路
宇高東航路
宇高西航路
備讃瀬戸北航路
備讃瀬戸南航路
水島航路
第一号から第八十四号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第一号に掲げる地点と第八十四号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域のうち第八十五号から第八十八号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第八十五号に掲げる地点と第八十八号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域並びに第八十九号から第九十四号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第八十九号に掲げる地点と第九十四号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域以外の海域(航路を除く。)
一 地蔵埼灯台(北緯三十四度二十四分五十七秒東経百三十四度十四分七秒)から百八十度三十分三千九百メートルの地点
二 カナワ岩灯標(北緯三十四度二十五分十八秒東経百三十四度七分四十九秒)から百二十四度三十分千二百十メートルの地点
三 カナワ岩灯標から六十一度二百八十メートルの地点
四 カナワ岩灯標から二百七十八度三十分四百メートルの地点
五 カナワ岩灯標から二百六十三度三十分千十メートルの地点
六 男木島灯台から百十七度千八百五十メートルの地点
七 男木島灯台から六十八度五百メートルの地点
八 男木島灯台から三百五十七度三十分二百七十メートルの地点
九 男木島灯台から二百四十五度四千四百七十メートルの地点
十 俎石灯標(北緯三十四度二十六分五十秒東経百三十三度五十八分九秒)から百四十九度三十分四千四百六十メートルの地点
十一 俎石灯標から百五十四度三十分五千四百二十メートルの地点
十二 小槌島灯台(北緯三十四度二十三分四十七秒東経百三十三度五十五分二十二秒)から百度三十分五千五百二十メートルの地点
十三 小槌島灯台から七十四度千九百二十メートルの地点
十四 小槌島灯台から六十七度三十分千九百四十メートルの地点
十五 小槌島灯台から六十四度千四百二十メートルの地点
十六 小槌島灯台から二百五十一度二千九百十メートルの地点
十七 小槌島灯台から二百三十九度三十分四千メートルの地点
十八 小瀬居島灯台(北緯三十四度二十二分二十六秒東経百三十三度五十一分七秒)から百四十三度七百十メートルの地点
十九 小瀬居島灯台から三十七度二百三十メートルの地点
二十 小瀬居島灯台から二百八十六度三十分百九十メートルの地点
二十一 鍋島灯台から百七十度三十分二千六百メートルの地点
二十二 鍋島灯台から百八十四度三十分二千八百八十メートルの地点
二十三 鍋島灯台から百九十二度三十分四千百七十メートルの地点
二十四 牛島灯標(北緯三十四度二十二分東経百三十三度四十六分四十七秒)から百八十四度三十分三千九百六十メートルの地点
二十五 二面島灯台(北緯三十四度十八分五秒東経百三十三度三十七分十九秒)から九十五度三十分七千百十メートルの地点
二十六 二面島灯台から百四度三十分六千百五十メートルの地点
二十七 二面島灯台から百九十一度千五百四十メートルの地点
二十八 二面島灯台から二百十四度三十分四百九十メートルの地点
二十九 二面島灯台から九十五度三十分四千二百九十メートルの地点
三十 高見港南防波堤灯台(北緯三十四度十八分二十九秒東経百三十三度四十分五十七秒)から七十度三十分八百九十メートル
三十一 高見港南防波堤灯台から六十七度三十分千五百三十メートル
三十二 板持鼻灯台(北緯三十四度十九分三十二秒東経百三十三度三十九分四十七秒)から六十四度千七百四十メートルの地点
三十三 板持鼻灯台から六十九度三十分五十メートルの地点
三十四 二面島灯台から五十一度二千六百二十メートルの地点
三十五 二面島灯台から五度五百六十メートルの地点
三十六 二面島灯台から三百四十二度三十分千五百八十メートルの地点
三十七 板持鼻灯台から三十二度二千三百五十メートルの地点
三十八 牛島灯標から二百七十九度千七百十メートルの地点
三十九 牛島灯標から二百七十九度千四百七十メートルの地点
四十 牛島灯標から三百五度千六十メートルの地点
四十一 牛島灯標から三百九度千百二十メートルの地点
四十二 牛島灯標から三十四度三十分二千六百六十メートルの地点
四十三 向笠島三角点(北緯三十四度二十四分二十二秒東経百三十三度四十七分二秒)から百六度六百十メートルの地点
四十四 太濃地島三角点から百三十九度三千六百四十メートルの地点
四十五 下津井港一文字防波堤西灯台(北緯三十四度二十六分十七秒東経百三十三度四十七分三十秒)から二百三十三度千九百四十メートルの地点
四十六 六口島灯標(北緯三十四度二十五分五十四秒東経百三十三度四十五分三十八秒)から百四度三十分九百四十メートルの地点
四十七 六口島灯標から三百五十度三十分千二百五十メートルの地点
四十八 次号に掲げる地点から二百七十七度三十分九百十メートルの地点
四十九 三百山三角点(北緯三十四度二十六分五十八秒東経百三十三度四十六分五十秒)から二百二十六度千三百十メートルの地点
五十 三百山三角点から二百二十六度千百十メートルの地点
五十一 下津井港一文字防波堤西灯台から百九十七度千二百八十メートルの地点
五十二 下津井港一文字防波堤西灯台から百七十七度三十分二千二百三十メートルの地点
五十三 下津井港一文字防波堤西灯台から百六十七度三十分三千四百四十メートルの地点
五十四 鍋島灯台から二百九十五度三十分千六百七十メートルの地点
五十五 鍋島灯台から二百八十八度三十分八百十メートルの地点
五十六 鍋島灯台から二百七十三度八百メートルの地点
五十七 鍋島灯台から百五十九度百二十メートルの地点
五十八 鍋島灯台から九十五度三十分二百五十メートルの地点
五十九 鍋島灯台から四十七度三十分二百五十メートルの地点
六十 小瀬居島灯台から三百十六度三十分二千四十メートルの地点
六十一 小瀬居島灯台から三百二十四度二千七百九十メートルの地点
六十二 小槌島灯台から三百五十一度二千七百八十メートルの地点
六十三 小槌島灯台から三百五十五度二千百三十メートルの地点
六十四 小槌島灯台から九度二千三百七十メートルの地点
六十五 小槌島灯台から二度三十分二千九百七十メートルの地点
六十六 小槌島灯台から七度三十分三千百メートルの地点
六十七 小槌島灯台から二十度三十分三千四百九十メートルの地点
六十八 小槌島灯台から十一度四千九百メートルの地点
六十九 俎石灯標から五十八度六百七十メートルの地点
七十 俎石灯標から七十七度三十分六百八十メートルの地点
七十一 俎石灯標から七十七度三十分八百五十メートルの地点
七十二 俎石灯標から百二十九度三十分二千百二十メートルの地点
七十三 俎石灯標から百九度三十分三千百五十メートルの地点
七十四 俎石灯標から百十一度三千六百五十メートルの地点
七十五 男木島灯台から二百七十二度四千六百メートルの地点
七十六 男木島灯台から二百八十度四千二百メートルの地点
七十七 男木島灯台から二百八十三度四千三百三十メートルの地点
七十八 男木島灯台から三百五十二度三千二十メートルの地点
七十九 カナワ岩灯標から二十三度三十分三千二百二十メートルの地点
八十 地蔵埼灯台から二百八十度六百二十メートルの地点
八十一 地蔵埼灯台から二百十三度三十分七百メートルの地点
八十二 地蔵埼灯台から百六十九度六百四十メートルの地点
八十三 地蔵埼灯台から百二十九度七百メートルの地点
八十四 地蔵埼灯台から百二十一度千五百メートルの地点
八十五 鍋島灯台から百七十三度九百八十メートルの地点
八十六 鍋島灯台から百七十七度千百七十メートルの地点
八十七 鍋島灯台から百九十二度千百八十メートルの地点
八十八 鍋島灯台から二百二度九百メートルの地点
八十九 牛島灯標から八十五度三十分八百三十メートルの地点
九十 牛島灯標から百二十五度千三百五十メートルの地点
九十一 牛島灯標から百六十七度千四百二十メートルの地点
九十二 牛島灯標から二百四度三十分千四百五十メートルの地点
九十三 牛島灯標から二百四十一度千二百十メートルの地点
九十四 牛島灯標から二百九十七度八十メートルの地点
来島海峡航路第一号から第三十二号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第一号に掲げる地点と第三十二号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域のうち第三十三号から第三十七号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第三十三号に掲げる地点と第三十七号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域、第三十八号から第四十二号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第三十八号に掲げる地点と第四十二号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域並びに第四十三号から第四十九号までに掲げる地点を順次に結んだ線及び第四十三号に掲げる地点と第四十九号に掲げる地点とを結んだ線により囲まれた海域以外の海域(航路を除く。)
一 燧灘沖ノ瀬灯標(北緯三十四度六分十九秒東経百三十三度六分二十一秒)から六十五度五千百七十メートルの地点
二 燧灘沖ノ瀬灯標から六十三度四千三百六十メートルの地点
三 燧灘沖ノ瀬灯標から八十度三十分三千九百五十メートルの地点
四 比岐島灯台から三十九度三十分千五百メートルの地点
五 比岐島灯台から三百十四度三十分千六百九十メートルの地点
六 比岐島灯台から二百五十四度三十分千百二十メートルの地点
七 比岐島灯台から二百十五度六百七十メートルの地点
八 比岐島灯台から二百十七度千九百二十メートルの地点
九 竜神島灯台から百六十九度三十分四千二十メートルの地点
十 小島東灯標から百七十六度三十分二千六百九十メートルの地点
十一 小島東灯標から百八十度三十分二千三百九十メートルの地点
十二 小島東灯標から百八十度三十分二千三百二十メートルの地点
十三 小島東灯標から百八十三度三十分二千百十メートルの地点
十四 小島東灯標から百九十七度千四百二十メートルの地点
十五 小島東灯標から六十四度三十分二百五十メートルの地点
十六 桴磯灯標(北緯三十四度八分四十四秒東経百三十二度五十六分五秒)から百十六度七百四十メートルの地点
十七 来島梶取鼻灯台から二百七十二度二千六百二十メートルの地点
十八 来島梶取鼻灯台から二百七十二度七千七百九十メートルの地点
十九 来島梶取鼻灯台から二百七十五度三十分八千百メートルの地点
二十 来島梶取鼻灯台から三百十二度六千二百五十メートルの地点
二十一 来島梶取鼻灯台から三百三十度五千二百七十メートルの地点
二十二 桴磯灯標から三百二十八度二千九百九十メートルの地点
二十三 桴磯灯標から十八度二千九百四十メートルの地点
二十四 小島東灯標から四度三十分二千二百八十メートルの地点
二十五 小島東灯標から四度三十分二千二百五十メートルの地点
二十六 小島東灯標から十二度二千百四十メートルの地点
二十七 小島東灯標から七十九度二千九百六十メートルの地点
二十八 小島東灯標から八十四度二千七百六十メートルの地点
二十九 竜神島灯台から二百八十二度千四百四十メートルの地点
三十 竜神島灯台から百九十八度六百六十メートルの地点
三十一 竜神島灯台から百十六度八百十メートルの地点
三十二 燧灘沖ノ瀬灯標から二十一度三十分六千百メートルの地点
三十三 ナガセ鼻灯台(北緯三十四度七分五秒東経百三十二度五十九分四十六秒)から六十度千五百メートルの地点
三十四 ナガセ鼻灯台から七十度三十分千五百七十メートルの地点
三十五 ナガセ鼻灯台から八十四度三十分千四百五十メートルの地点
三十六 ナガセ鼻灯台から七十四度七百七十メートルの地点
三十七 ナガセ鼻灯台から四十一度千二百五十メートルの地点
三十八 ナガセ鼻灯台から八十四度三十分八百八十メートルの地点
三十九 ナガセ鼻灯台から九十五度八百八十メートルの地点
四十 ナガセ鼻灯台から百十一度七百五十メートルの地点
四十一 ナガセ鼻灯台から九十八度四百五十メートルの地点
四十二 ナガセ鼻灯台から七十七度五百三十メートルの地点
四十三 馬島三角点(北緯三十四度七分七秒東経百三十二度五十九分三十八秒)から三百五十四度六百六十メートルの地点
四十四 馬島三角点から三十四度四百六十メートルの地点
四十五 馬島三角点から百六十六度八百メートルの地点
四十六 ウズ鼻灯台から百八十度百四十メートルの地点
四十七 ウズ鼻灯台から二百十七度百十メートルの地点
四十八 馬島三角点から二百七十度五百二十メートルの地点
四十九 馬島三角点から三百二十四度五百六十メートルの地点


附則
この省令は、法の施行の日(昭和四十八年七月一日)から施行する。
喫水が二十メートル以上の船舶については、第三条及び別表第一の規定(中ノ瀬航路に係る部分に限る。)は、当分の間、適用しない。
附則
昭和49年4月2日
この省令は、昭和四十九年四月十二日から施行する。
附則
昭和49年6月3日
この省令は、昭和四十九年七月一日から施行する。
附則
昭和50年8月2日
この省令は、昭和五十年八月十五日から施行する。
附則
昭和50年9月25日
この省令は、昭和五十年十月一日から施行する。
附則
昭和51年1月8日
この省令の規定は、次の各号に掲げる区分に従い、当該各号に掲げる日から施行する。
第十四条の改正規定、第十五条に一項を加える改正規定及び第三十一条第二項の改正規定 昭和五十一年二月一日
別表第二の改正規定 昭和五十一年四月一日
第四条の表の改正規定、第九条第三項の表の改正規定及び別表第一の改正規定 昭和五十一年六月一日
附則
昭和52年2月18日
この省令中、第一条及び次項の規定は公布の日から、第二条の規定は昭和五十二年二月二十五日から施行する。
附則
昭和52年6月7日
この省令は、海上衝突予防法の施行の日(千九百七十二年の海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約が日本国について効力を生ずる日)から施行する。ただし、第一条中海上交通安全法施行規則第十条第一項の改正規定は、昭和五十二年七月一日から施行する。
この省令(前項ただし書に規定する部分を除く。以下同じ。)の施行の際現に航海中であり、又は本邦外にある海上交通安全法第二条第二項第二号に規定する巨大船については、この省令の施行後最初に本邦の港に入港する日(当該入港する日がこの省令の施行の日から起算して一年を超える日である場合は、この省令の施行の日から起算して一年を経過した日)までは、紅色の全周灯であつて少なくとも二海里の視認距離を有するもの一個の最も見えやすい場所に表示するときは、改正後の海上交通安全法施行規則第二十二条の規定による灯火(危険物積載船であることにより表示すべき灯火を除く。)を表示することを要しない。
附則
昭和53年7月25日
この省令は、昭和五十三年八月一日から施行する。
この省令の施行前にされた緊急船舶の指定又は緊急船舶指定証の書換え若しくは再交付の申請に係る処分に関しては、なお従前の例により海上保安庁長官が職権を行使する。
附則
昭和54年1月19日
この省令は、昭和五十四年二月一日から施行する。
附則
昭和54年5月17日
この省令は、公布の日から施行する。
附則
昭和58年6月1日
この省令は、昭和五十八年六月十日から施行する。
附則
昭和58年6月27日
この省令は、昭和五十八年七月五日から施行する。
この省令の施行前にとられた改正前の海上交通安全法施行規則第二十八条第二号の規定による措置は、改正後の海上交通安全法施行規則第二十八条第二号の規定に基づいてとられたものとみなす。
附則
昭和60年6月12日
この省令は、昭和六十年九月一日から施行する。
附則
昭和62年5月21日
この省令は、昭和六十二年七月一日から施行する。ただし、第二条中海上交通安全法施行規則第九条第二項の表水島航路与島管制信号所(北緯三十四度二十二分五十三秒東経百三十三度四十九分九秒)水島航路鍋島管制信号所(北緯三十四度二十二分四十六秒東経百三十三度四十九分三十四秒)の項の改正規定は、昭和六十二年六月一日から施行する。
附則
昭和63年3月22日
この省令は、昭和六十三年四月一日から施行する。
附則
この省令は、公布の日から施行する。
附則
平成5年4月1日
この省令は、平成五年七月一日から施行する。
附則
平成6年3月30日
この省令は、公布の日から施行する。
附則
平成6年6月24日
第1条
(施行期日)
この省令は、公布の日から施行する。
附則
平成6年9月30日
第1条
(施行期日)
この省令は、行政手続法の施行の日(平成六年十月一日)から施行する。
第3条
(聴聞に関する規定の整備に伴う経過措置)
この省令の施行前に運輸省令の規定により行われた聴聞、聴問若しくは聴聞会(不利益処分に係るものを除く。)又はこれらのための手続は、この省令による改正後の関係省令の相当規定により行われたものとみなす。
附則
平成9年9月24日
この省令は、平成九年十月一日から施行する。
附則
平成9年12月15日
この省令は、平成十年一月一日より施行する。
附則
平成12年11月29日
第1条
(施行期日)
この省令は、平成十三年一月六日から施行する。
附則
平成12年12月8日
この省令は、公布の日から施行する。
附則
平成14年4月1日
この省令は、測量法及び水路業務法の一部を改正する法律の施行の日(平成十四年四月一日)から施行する。
附則
平成14年11月26日
この省令は、平成十五年二月一日から施行する。
附則
平成15年4月1日
この省令は、公布の日から施行する。ただし、第八条第二項及び第三項の改正規定は、平成十五年七月一日から施行する。
附則
平成16年4月1日
(施行期日)
この省令は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる改正規定は、当該各号に掲げる日から施行する。
附則
平成19年12月14日
第1条
(施行期日)
この省令は、平成二十年一月一日から施行する。
第2条
(罰則に関する経過措置)
この省令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成20年12月1日
この省令は、平成二十一年一月一日から施行する。
附則
平成21年11月30日
この省令は、港則法及び海上交通安全法の一部を改正する法律附則第一条第一号に規定する改正規定の施行の日(平成二十一年十二月一日)から施行する。
附則
平成22年4月1日
第1条
(施行期日)
この省令は、港則法及び海上交通安全法の一部を改正する法律(以下この条及び次条において「改正法」という。)の施行の日(平成二十二年七月一日)から施行する。
附則
平成24年3月19日
この省令は、平成二十四年三月二十六日から施行する。

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