債権管理事務取扱規則
平成25年8月26日 改正
第1条
【通則】
国の債権の管理等に関する法律(以下「法」という。)第2条第4項に規定する歳入徴収官等(以下「歳入徴収官等」という。)の事務取扱その他国の債権の管理に関する事務の取扱については、他の法令に定めるもののほか、この省令の定めるところによる。
第5条
【代理をさせる場合】
第6条
【交替の手続】
主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等が交替するときは、前任の主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等(歳入徴収官等代理がこれらの事務を代理しているときは、これらの歳入徴収官等代理。以下この条において同じ。)は、引き渡すべき債権管理簿及びその関係書類の名称及び件数並びに法第20条第1項に規定する担保物及びもつぱら債権又は債権の担保に係る事項の立証に供すべき書類その他の物件の名称及び件数並びに引渡の日付その他必要な事項を記載した引継書を交替の日の前日をもつて作成し、後任の主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等とともに記名して印をおし、当該引継書を債権管理簿に添附して、債権管理簿、関係書類、担保物及び物件を後任の主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等に引き渡すものとする。ただし、前任の主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等が交替の手続をすることができない事由があるときは、後任の主任歳入徴収官等又は分任歳入徴収官等が引継書を作成し、これに記名して印をおせば足りる。
⊟
参照条文
第7条
【管理事務の引継の手続】
3
前項の規定による引継が隔地にいる歳入徴収官等に対して行われるものである場合においては、当該引継ぎを受ける歳入徴収官等の引継書への記名及びなつ印は要しないものとし、当該引継ぎを受ける歳入徴収官等は、引継を受けた旨を明らかにした書面を引継ぎをした歳入徴収官等に送付するものとする。
第9条
【債権管理簿に記載又は記録できなかつた場合の措置】
1
歳入徴収官等は、債権について令第9条第2項本文の規定により債権管理簿に記載し、又は記録することができなかつた理由を明らかにしておくには、適宜の様式による帳簿に債権の概要、記載し、又は記録することができなかつた理由その他必要な事項を記載し、又は記録してしなければならない。
2
歳入徴収官等は、法第12条各号に掲げる者からの通知が遅延したことにより債権について債権管理簿に記載し、又は記録することができなかつた場合には、その者に対してその遅延した事由を疎明すべきことを要求しなければならない。
第9条の2
【債権管理簿への記載又は記録の省略】
1
歳入徴収官等は、その所掌に属する債権に係る令第10条第1項第1号から第5号まで(第2号を除く。)又は第8号に掲げる事項については、その内容が債権管理簿として使用される帳簿においてすでに明らかとなつている場合又は財務大臣がその記載又は記録を要しないものとして特に指定する場合においては、その記載又は記録を省略することができる。
2
歳入徴収官等は、その所掌に属する債権で債権金額の全部を法第11条第1項前段の規定により調査及び確認をする日の属する年度内に履行させることとされているものについては、当該年度内に限り、令第10条第1項第2号に掲げる事項の記載又は記録を省略することができる。
3
歳入徴収官等は、その所掌に属する次の各号に掲げる債権については、令第10条第1項第6号に掲げる事項の記載又は記録を省略することができる。
②
地方公共団体、独立行政法人等(独立行政法人等登記令第1条の独立行政法人等をいう。)又は金融機関(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律第3条に規定する金融機関をいう。以下同じ。)を債務者とする債権(前号に該当する債権を除く。)
④
前三号に掲げる債権以外の債権であつて、同一債務者に対する債権金額の合計額が十万円に達しないもの又は債権金額の全部を法第11条第1項の規定により調査及び確認をしようとする日から起算して二十日以内に履行させることとされているもの
第10条
【債権の調査確認の書類】
歳入徴収官等は、法第11条第1項の規定によりその所掌に属する債権について調査確認したときは、その調査確認した事項を明らかにした書類を作成するものとする。
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参照条文
第13条
【納入の告知に係る履行期限の設定及び弁済充当の順序】
1
歳入徴収官等は、その所掌に属する債権の履行期限については、法令又は契約に定めがある場合を除き、法第11条第1項の規定により債務者及び債権金額を確認した日から二十日以内における適宜の履行期限を定めるものとする。
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参照条文
第14条
【歳入徴収官等の行う納入の告知の手続】
2
歳入徴収官等は、前項の書類を作成した後遅滞なく、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、債務者の住所及び氏名又は名称、納付すべき金額、期限及び場所その他納付に関し必要な事項を明らかにした当該各号に掲げる書式の納入告知書を作成して債務者に送付しなければならない。ただし、口頭をもつてする納入の告知により債務者をして即納させる場合は、この限りでない。
①
センター支出官(予算決算及び会計令第1条第3号に規定するセンター支出官をいう。以下同じ。)の小切手(支出官事務規程第11条第2項第1号に規定する小切手をいう。第16条第1項第1号及び第32条第2項において同じ。)の振出し又は支払指図書若しくは国庫金振替書の交付若しくは送信(同令第10条第1項に規定する送信をいう。第16条第1項第1号及び第32条第2項において同じ。)に係る歳出の返納金を返納させる場合 別紙第1号書式
4
歳入徴収官等は、第2項の規定により納入告知書を作成する場合において、当該債権が歳入金に属する返納金以外の返納金に係るものであるときは、当該返納金に係る日本銀行本店又は資金前渡官吏の預託先日本銀行以外の日本銀行に払込みをさせるものであつて、至急戻入を要するものであるときは、その納入告知書の表面余白に「要電信れい入」と朱書しなければならない。
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参照条文
第16条
【相殺超過額の納付書の送付】
1
歳入徴収官等は、第14条第2項の規定によりその所掌に属する債権について債務者に対して納入告知書を送付した後当該債権が国の債務と相殺された場合において、当該債権の金額が相殺額を超過するときは、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、債務者の住所及び氏名又は名称、納付すべき金額、期限及び場所その他納付に関し必要な事項を明らかにした当該各号に掲げる書式の納付書(以下「納付書」という。)を作成して債務者に送付しなければならない。この場合において、納付期限は、既に納入の告知をした納付期限と同一の期限とし、当該納付書の表面余白に「相殺超過額」の印を押すものとする。
第17条
【相殺があつた場合に資金前渡官吏等に送付する納付書】
1
歳入徴収官等は、出納官吏事務規程第55条第3項本文又は第56条第1項の場合において資金前渡官吏から請求があつたときは、直ちに相殺額に相当する金額について前条の規定に準じて作成した納付書に当該資金前渡官吏の官職及び氏名を附記し、当該納付書の表面余白に「相殺額」の印をおした上、これを当該資金前渡官吏に送付しなければならない。
2
歳入徴収官等は、支出官事務規程第7条第2項の場合において官署支出官から請求があつたときは、直ちに相殺のあつた債権に係る納入告知書又は納付書に記載していた事項を記載した納付書を作成し、これに当該官署支出官の官職及び氏名を付記し、これを当該官署支出官に送付しなければならない。
第18条
【納入告知書等を亡失した場合等に債務者に送付する納付書】
歳入徴収官等は、債務者から納入告知書又は納付書を亡失し、又は著しく汚損した旨の申出があつたときは、直ちに当該納入告知書又は納付書に記載された事項を記載した納付書を作成し、これを当該債務者に送付しなければならない。
⊟
参照条文
第20条の2
【納付の委託に応ずることができる証券】
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参照条文
第20条の3
【納付委託に係る証券等の受領】
歳入徴収官等の所属庁に属する職員は、債務者から納付委託の申出があつた場合において、その委託に応ずることが適当であると認められるときは、債務者の提供に係る有価証券(その証券の取立てにつき費用を要するときは、有価証券及び当該費用の額に相当する現金)を受領し、別紙第5号書式の受領証書を当該債務者に交付するものとする。
第20条の5
【再委託をすることができる金融機関】
法第14条第2項の規定による有価証券の取立て及び納付の再委託(以下「再委託」という。)をすることができる金融機関は、日本銀行の代理店又は歳入代理店である金融機関とする。
第20条の6
【納付委託に係る納付書の交付】
歳入徴収官等は、法第14条第2項の規定により金融機関に再委託をし、又は所属庁の職員をして納付委託に係る有価証券の取立てにより受領した金銭をもつて債権に係る弁済金の納付をさせるときは、債務者の住所及び氏名又は名称、納付すべき金額、期限及び場所その他納付に関し必要な事項を記載した納付書を作成して当該金融機関又は職員に交付するものとする。
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参照条文
第20条の7
【納付委託の完了に伴う領収証書の送付】
歳入徴収官等は、前条に規定する金融機関又は職員から納付委託による弁済金の納付に対する領収証書の送付を受けたときは、直ちにこれを債務者に送付しなければならない。
第20条の8
【納付委託に係る有価証券の返付】
第22条
【保証人に対する履行の請求の手続】
歳入徴収官等は、歳入金に係る債権以外の債権について保証人に対して履行の請求をする場合には、保証人及び債務者の住所及び氏名又は名称、履行すべき金額、当該履行の請求をすべき事由、弁済の充当の順序その他履行の請求に必要な事項を明らかにした納付書を保証人に送付するものとする。
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参照条文
第23条
【自力執行を求める手続】
歳入徴収官等は、令第16条の規定により滞納処分を執行することができる者に対して滞納処分の手続をとることを求める場合には、債務者の住所及び氏名又は名称、履行すべき金額、履行期限、延滞金に関する事項その他滞納処分に必要な事項を明らかにした書面を当該滞納処分を執行することができる者に送付するものとする。
第25条
【担保の価値】
令第17条第1項に規定する担保の価値は、次の各号に掲げる担保について当該各号に掲げるところによる。
①
国債及び地方債(港湾法第30条第1項の規定により港務局が発行する債券を含む。)政府に納むべき保証金其の他の担保に充用する国債の価格に関する件(明治四十一年勅令第287号)に規定し、又は同令の例による金額
第26条
【担保の提供の手続等】
1
有価証券を担保として提供しようとする者は、これを供託所に供託し、供託書正本を歳入徴収官等に提出するものとする。ただし、登録国債については、その登録を受け、登録済通知書を提出するものとし、振替株式等(社債、株式等の振替に関する法律第2条第1項に掲げる社債等で同条第2項に規定する振替機関が取り扱うものをいう。以下この項において同じ。)を提供しようとする者は、振替株式等の種類に応じ、当該振替株式等に係る振替口座簿の歳入徴収官等の口座の質権欄に増加又は増額の記載又は記録をするために振替の申請をするものとする。
2
土地、建物その他の抵当権の目的とすることができる財産を担保として提供しようとする者は、当該財産についての抵当権の設定の登記原因又は登録原因を証明する書面及びその登記又は登録についての承諾書を歳入徴収官等に提出するものとする。
第30条
【債権を消滅したものとみなして整理する場合】
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参照条文
第32条
【消滅に関する通知等の手続】
1
令第22条に規定する債権の消滅に関する通知は、歳入徴収官事務規程第54条の3第1項、出納官吏事務規程第52条の5、日本銀行国庫金取扱規程第25条第3項、第25条の3第1項、第39条の2第3項若しくは第4項若しくは第39条の3第1項若しくは第2項、日本銀行の歳入金等の受入に関する特別取扱手続(以下この条において「特別手続」という。)第3条の4第2項又は日本銀行の公庫預託金取扱規程第21条の9の規定によるもののほか、債務者の住所及び氏名又は名称、消滅の日付、消滅金額、消滅の事由その他必要な事項を記載した書面を送付することにより行うものとする。
2
前項の場合において、センター支出官の小切手の振出し又は支払指図書若しくは国庫金振替書の交付若しくは送信に係る歳出の返納金に係る債権の消滅に関するものは、センター支出官を経由して通知を行うものとする。
3
歳入徴収官等は、歳入徴収官事務規程第54条の3第4項の規定により歳入徴収官から相殺に関する通知を受けたとき、又はその所掌に属する債権と国の債務との間における相殺の意思表示を債務者から受けたときは、直ちに同項に規定する事項を明らかにした書面を作成して当該債務に係る支払事務担当職員に送付しなければならない。
4
歳入徴収官等は、日本銀行から日本銀行国庫金取扱規程第25条第3項、第25条の3第1項若しくは特別手続第3条の4第2項の規定による返納金領収済通知情報の送信、日本銀行国庫金取扱規程第39条の2第3項の規定による領収済通知書若しくは振替済通知書の送付又は日本銀行国庫金取扱規程第39条の2第4項、第39条の3第1項若しくは第2項若しくは日本銀行の公庫預託金取扱規程第21条の9の規定による振替済通知書の送付を受けたときは、直ちに当該通知書に記載された事項を明らかにした書面を作成して当該返納金に係る支払事務担当職員に送付しなければならない。ただし、当該返納金に係る債権が第39条の2第3項の規定により出納官吏に対して通知をしたものであるときは、その通知した事項を当該書面に付記しなければならない。
第34条
【履行延期の特約等の手続】
3
前項の場合において、当該申請書の内容を確認するため必要があるときは、債務者又は保証人(保証人となるべき者を含む。)に対し、法令又は契約に定がある場合を除きその承諾を得て、その業務又は資産の状況に関して、質問し、帳簿書類その他の物件を調査し、又は参考となるべき報告若しくは資料の提出を求める等必要な調査を行うものとする。
第35条
【期限を指定して延納担保を提供させる場合】
歳入徴収官等は、履行延期の特約等をする債権で法第26条第1項の規定により担保を提供させることになつているものについて、その履行延期の特約等をするときまでに債務者が担保を提供することが著しく困難であると認めるときは、期限を指定して、その履行延期の特約等をした後においてその提供をさせることができる。
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参照条文
第36条
【債務名義を取得するための措置等】
1
歳入徴収官等は、法第26条第2項の規定により履行延期の特約等をする債権について債務名義を取得する場合には、債務者に対し、債務名義を取得するためなすべき必要な行為及びその期限を指定して通知しなければならない。
第39条の2
【納入告知書又は納付書記載事項の訂正】
1
歳入徴収官等は、支出済となつた歳出の返納金に係る債権(法令の規定により歳入金に係る債権として整理されることとなつたものを除く。)について発した納入告知書又は納付書に記載された年度、所管、会計名、部局等又は項に誤びゆうがあることを発見したときは、当該返納金を受け入れた日本銀行(返納金を受け入れた日本銀行が支出官の取引店以外のものであるときは、当該支出官の取引店)に対し、当該年度所属の歳出金を支払うことができる期限までにその訂正を請求しなければならない。
3
歳入徴収官等は、出納官吏の取り扱つた支払金の返納金に係る債権(法令の規定により歳入金に係る債権として整理されることとなつたものを除く。)について発した納入告知書又は納付書に記載された年度、所管、会計名、部局等又は項に誤びゆうがあることを発見したときは、直ちに当該返納金に係る出納官吏に対してその旨を通知しなければならない。
⊟
参照条文
第39条の3
【特定分任歳入徴収官等の事務取扱手続の特例】
2
特定分任歳入徴収官等は、前項の規定により債権の調査確認に関する事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を歳入徴収官に通知する場合には、翌年度以後において調査確認することとなる債権の当該調査確認に必要とされる事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を併せて通知するものとする。
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参照条文
第39条の4
1
特定分任歳入徴収官等が令第14条の2本文の規定により歳入徴収官又は分任歳入徴収官に対して行う納入の告知の請求は、債務者の住所及び氏名又は名称、履行すべき金額、履行期限、弁済の充当の順序その他履行の請求に必要な事項を明らかにした書面を作成し、契約書その他の証拠書類を添え、これを当該歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付することにより行うものとする。
4
特定分任歳入徴収官等は、延滞金又は一定の期間に応じて付する加算金を付することとなつている債権について弁済を受け、又は相殺された金額が法令に定める弁済の充当(相殺の充当を含む。)の順序に従い元本金額の全部に充当された場合において当該延滞金又は加算金の金額の全部又は一部が未納であるときは、当該未納に係る延滞金又は加算金の金額について前三項の規定により歳入徴収官又は分任歳入徴収官に対する納入の告知の請求をするものとする。この場合において、第1項中「履行すべき金額、履行期限、弁済の充当の順序」とあるのは、「履行すべき金額」と読み替えるものとする。
5
特定分任歳入徴収官等は、その所掌に属する歳入金に係る債権について第15条の規定により関係の官署支出官又は現金出納職員に通知するときは、同一の事項を関係の歳入徴収官又は分任歳入徴収官にも通知するものとする。
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参照条文
第39条の5
1
特定分任歳入徴収官等は、債務者に対して履行の督促を必要とするときは、歳入徴収官又は分任歳入徴収官に対しその督促をすべきことを請求するものとする。ただし、緊急の必要があるときその他特別の事由があるときは、口頭又は適宜の書面により自ら履行の督促を行うものとする。
3
特定分任歳入徴収官等は、保証人に対して履行の請求を必要とするときは、第22条に規定する事項を明らかにした書面を歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付し、保証人に対する履行の請求をすべきことを請求するものとする。
第39条の6
1
特定分任歳入徴収官等は、その所掌に属する歳入金に係る債権で納入の告知をしているもの又は第39条の4第5項の規定により歳入徴収官又は分任歳入徴収官に対して通知をしたものが次の各号の一に該当することとなつたときは、直ちにその事由を明らかにした書面を作成し、歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付しなければならない。
2
特定分任歳入徴収官等は、その所掌に属する歳入金に係る債権について、支出官事務規程第8条又は出納官吏事務規程第41条の2の規定により官署支出官又は資金前渡官吏から相殺又は充当をした旨の通知を受けたときは、直ちにその事由を明らかにした書面を作成し、歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付しなければならない。
第39条の8
【歳入徴収官及び官署支出官以外の歳入徴収官等の官職の表示等】
令第5条第5項に規定する場合又は令第6条の規定により債権の管理に関する事務を行うこととなつた都道府県の知事若しくは知事の指定する職員若しくは当該事務を分掌若しくは代理する職員が歳入徴収官、分任歳入徴収官、歳入徴収官代理、分任歳入徴収官代理、官署支出官及び支出官代理(官署支出官の事務を代理する職員に限る。)以外である場合における歳入徴収官等が発する文書には、当該歳入徴収官等の官職又は職及び氏名のほか、当該歳入徴収官等が法令の規定によりその所掌に属する債権に係る受入金の徴収に関する事務を取り扱う会計機関(国の会計機関の使用する公印に関する規則第2条(同令第9条において準用する場合を含む。)に規定する国の会計機関をいう。以下同じ。)であるときは、その会計機関の名称を付記するものとする。
第40条
【債権現在額の通知】
2
主任歳入徴収官等は、その所掌に属する債権の毎年度末における現在額について、債権管理簿及び前項の規定により分任歳入徴収官等から送付を受けた債権現在額通知書に基き債権現在額通知書を作成して各省各庁の長の定める期限までに債権管理総括機関に送付しなければならない。
別表第一
債権の発生年度区分
債権の区分 | 発生年度の区分 |
1 令第八条各号に掲げる債権 | 同条各号の規定により債権管理簿に記載し、又は記録すべき日の属する年度。ただし、同条第一号かつこ書に該当する債権にあつては、当該各年度の四月中に到来する利払期又は履行期限の属する年度 |
2 契約その他の行為により発生する債権(前項に該当する債権を除く。) | 当該契約の締結をした日又は当該行為をした日の属する年度(債権の発生につき停止条件又は不確定の始期があるときは、条件の成就又は期限の到来により債権が発生した日の属する年度) |
3 不当利得による返還金又は損害賠償金に係る債権 | 当該請求権の発生の原因となる事実のあつた日の属する年度 |
4 契約に関して発生した債権(前三項に該当する債権を除く。) | 当該契約に関して債権が発生した日の属する年度 |
5 法令の規定により一定の事由により発生する債権であつて前各項に該当するもの以外のもの。 | 当該法令において定められた履行期間の初日の属する年度 |
別表第二
第十一条第二項の規定による債権の種類
一 歳入金に係る債権
財政法第二十三条の規定により毎会計年度の歳入予算について定められた科目の区分に従い、部、款及び項(特別会計の属する債権にあつては、款及び項)に区分し、更に、債権の性質に従い、次に掲げるところによるものの外、各省各庁の長が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
1 手数料の類
授業料債権
講習料債権
入学料及び入学検定料債権
免許料及び手数料債権
収容課金債権
2 負担金の類
公共事業費地方負担金債権
公共事業費受益者等負担金債権
独立行政法人等恩給負担金債権
独立行政法人日本スポーツ振興センター保護者負担金債権
日雇拠出金債権
厚生年金拠出金債権
基礎年金拠出金債権
電波利用料債権
労働者災害補償保険通勤災害一部負担金債権
国家公務員通勤災害一部負担金債権
災害等廃棄物処理事業費地方負担金債権
諸負担金債権
3 納付金の類
日本銀行納付金債権
日本中央競馬会納付金債権
恩給法納付金債権
職域等費用納付金債権
輸入米等納付金債権
輸入麦等納付金債権
価格差益及び価格等割増差額納付金債権
保険回収金納付金債権
独立行政法人日本スポーツ振興センター納付金債権
特定アルコール譲渡者納付金債権
独立行政法人造幣局納付金債権
法科大学院設置者納付金債権
独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構納付金債権
独立行政法人住宅金融支援機構納付金債権
独立行政法人福祉医療機構納付金債権
独立行政法人農畜産業振興機構納付金債権
株式会社日本政策金融公庫納付金債権
国立大学法人納付金債権
株式会社国際協力銀行納付金債権
原子力損害賠償支援機構納付金債権
特定タンカー所有者納付金債権
独立行政法人納付金債権
諸納付金債権
4 保険料及び掛金の類
保険料債権
再保険料債権
原子力損害補償料債権
自動車損害賠償保障事業賦課金債権
掛金債権
児童手当拠出金債権
石綿健康被害救済拠出金債権
5 財産売払代の類
不動産売払代債権
船舶売払代債権
機械売払代債権
証券売払代債権
製品売払代債権
返還物品売払代債権
刊行物売払代債権
食糧売払代債権
農産物等売払代債権
輸入飼料売払代債権
林産物売払代債権
自動車検査登録印紙売払代債権
印紙売りさばき収入債権
備蓄石油売払代債権
不用物品売払代債権
物件売払代債権
6 財産貸付料及び使用料の類
公務員宿舎使用料債権
寄宿料債権
物件貸付料債権
物件使用料債権
財産利用料債権
7 配当金の類
配当金債権
8 費用弁償金及び立替金返還金の類
費用弁償金債権
立替金返還金債権
特定原子力損害てん補仮払金回収金債権
9 委任、請負及び寄託等に基づく受託収入の類
受託事業費債権
刑務作業費債権
少年院等補導作業費債権
病院等療養費債権
防衛省職員等給食費債権
受託調査及び試験手数料債権
受託手数料債権
10 貸付金回収金の類
自衛隊学資貸与金債権
独立行政法人水資源機構貸付金債権
帰国費貸付金債権
沖縄振興開発金融公庫貸付金債権
沖縄振興開発金融公庫償還時貸付金債権
日本政策投資銀行貸付金債権
日本政策投資銀行償還時貸付金債権
清酒製造業近代化事業基金貸付金債権
単式蒸留しょうちゅう業対策基金貸付金債権
急傾斜地崩壊対策事業資金貸付金債権
後進地域特例法適用団体等追加貸付金債権
海岸保全施設整備事業資金貸付金債権
海岸環境整備事業資金貸付金債権
公有地造成護岸等整備事業資金貸付金債権
漁港漁村整備事業資金収益回収特別貸付金債権
漁港漁村整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
公営住宅建設等事業資金貸付金債権
住宅地区改良事業資金貸付金債権
宅地開発関連公共施設整備事業資金収益回収特別貸付金債権
宅地開発関連公共施設整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
下水道事業資金貸付金債権
市街地再開発事業資金貸付金債権
水道施設整備事業資金貸付金債権
廃棄物処理施設整備事業資金貸付金債権
かんがい排水事業資金貸付金債権
圃場整備事業資金貸付金債権
諸土地改良事業資金貸付金債権
農道整備事業資金貸付金債権
農村総合整備事業資金貸付金債権
農業集落排水事業資金貸付金債権
農地防災事業資金貸付金債権
農地保全事業資金貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金収益回収特別貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
農村整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
農地等保全事業資金収益回収特別貸付金債権
農地等保全事業資金収益回収償還時貸付金債権
干拓等事業資金貸付金債権
造林事業資金収益回収償還時貸付金債権
林道事業資金収益回収償還時貸付金債権
特定森林地域開発林道整備事業資金貸付金債権
工業用水道事業資金貸付金債権
新幹線鉄道整備事業資金貸付金債権
海岸事業資金貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金貸付金債権
農村整備事業資金貸付金債権
水道水源開発施設整備事業資金貸付金債権
水道水源開発等施設整備事業資金貸付金債権
独立行政法人日本学生支援機構貸付金債権
消費生活協同組合貸付金債権
母子寡婦福祉貸付金債権
公衆衛生修学資金貸付金債権
災害援護貸付金債権
農地保有合理化促進対策資金貸付金債権
就農支援資金貸付金債権
治山事業資金貸付金債権
地すべり防止事業資金貸付金債権
治山事業資金収益回収償還時貸付金債権
発明実施化試験費貸付金債権
小企業等経営改善資金貸付金債権
小規模企業者等設備導入資金貸付金債権
航空機騒音対策事業資金貸付金債権
独立行政法人自動車事故対策機構貸付金債権
埠頭整備資金等貸付金債権
港湾改修事業資金貸付金債権
港湾環境整備事業資金貸付金債権
港湾事業資金収益回収特別貸付金債権
港湾事業資金収益回収償還時貸付金債権
空港整備事業資金貸付金債権
関西国際空港整備事業資金貸付金債権
中部国際空港整備事業資金貸付金債権
独立行政法人情報通信研究機構貸付金債権
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構貸付金債権
道路開発資金貸付金債権
有料道路整備資金貸付金債権
都市開発資金貸付金債権
沿道整備資金貸付金債権
一般国道改修資金貸付金債権
地方道改修資金貸付金債権
雪寒地域道路事業資金貸付金債権
交通安全施設等整備事業資金貸付金債権
道路事業資金収益回収特別貸付金債権
道路事業資金収益回収償還時貸付金債権
土地区画整理事業資金貸付金債権
街路事業資金貸付金債権
街路事業資金収益回収特別貸付金債権
街路事業資金収益回収償還時貸付金債権
道路事業資金貸付金債権
河川改修資金貸付金債権
都市河川改修資金貸付金債権
準用河川改修資金貸付金債権
河川事業資金収益回収特別貸付金債権
河川事業資金収益回収償還時貸付金債権
河川総合開発事業資金貸付金債権
治水ダム建設事業資金貸付金債権
河川総合開発事業資金収益回収特別貸付金債権
河川総合開発事業資金収益回収償還時貸付金債権
独立行政法人水資源機構収益回収償還時貸付金債権
砂防事業資金貸付金債権
地すべり対策事業資金貸付金債権
砂防事業資金収益回収特別貸付金債権
砂防事業資金収益回収償還時貸付金債権
都市計画事業資金収益回収特別貸付金債権
都市計画事業資金収益回収償還時貸付金債権
急傾斜地崩壊対策事業資金収益回収特別貸付金債権
海岸事業資金収益回収特別貸付金債権
海岸事業資金収益回収償還時貸付金債権
都市開発事業用地取得推進資金貸付金債権
水産基盤整備事業資金収益回収特別貸付金債権
本州四国連絡道路事業資金貸付金債権
沖縄産業振興施設整備資金貸付金債権
都道府県警察施設整備資金貸付金債権
電気通信格差是正施設整備資金貸付金債権
独立行政法人情報通信研究機構施設整備資金貸付金債権
消防防災施設整備資金貸付金債権
市町村消防施設整備資金貸付金債権
情報通信格差是正事業資金貸付金債権
独立行政法人国立科学博物館施設整備資金貸付金債権
公立学校施設整備資金貸付金債権
私立学校施設整備資金貸付金債権
地域先導科学技術基盤施設整備資金貸付金債権
独立行政法人物質・材料研究機構施設整備資金貸付金債権
独立行政法人放射線医学総合研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人防災科学技術研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人宇宙航空研究開発機構施設整備資金貸付金債権
社会体育施設整備資金貸付金債権
国宝重要文化財保存施設整備資金貸付金債権
医療施設等施設整備資金貸付金債権
保健衛生施設等施設整備資金貸付金債権
社会福祉施設等施設整備資金貸付金債権
総合食料対策事業資金貸付金債権
卸売市場施設整備資金貸付金債権
農業生産総合対策事業資金貸付金債権
畜産振興総合対策事業資金貸付金債権
独立行政法人家畜改良センター施設整備資金貸付金債権
農業経営対策事業資金貸付金債権
農村振興対策事業資金貸付金債権
中山間地域等振興対策事業資金貸付金債権
山村振興等対策事業資金貸付金債権
独立行政法人農業生物資源研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人農業環境技術研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国際農林水産業研究センター施設整備資金貸付金債権
林業生産流通総合対策施設整備資金貸付金債権
独立行政法人森林総合研究所施設整備資金貸付金債権
水産業振興総合対策施設整備資金貸付金債権
独立行政法人水産総合研究センター施設整備資金貸付金債権
畑地帯総合農地整備事業資金貸付金債権
農村振興整備事業資金貸付金債権
中山間総合整備事業資金貸付金債権
農村環境保全対策事業資金貸付金債権
森林保全整備事業資金貸付金債権
森林環境整備事業資金貸付金債権
水産物供給基盤整備事業資金貸付金債権
水産資源環境整備事業資金貸付金債権
漁村総合整備事業資金貸付金債権
農地等保全事業資金貸付金債権
水産基盤整備事業資金貸付金債権
環境調和型地域振興施設整備資金貸付金債権
地域新事業創出基盤施設整備資金貸付金債権
商業・サービス業集積関連施設整備資金貸付金債権
独立行政法人産業技術総合研究所施設整備資金貸付金債権
中心市街地商店街・商業集積活性化施設整備資金貸付金債権
独立行政法人土木研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人建築研究所施設整備資金貸付金債権
軌間可変電車研究開発施設整備資金貸付金債権
独立行政法人海上技術安全研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人港湾空港技術研究所施設整備資金貸付金債権
地下高速鉄道整備事業資金貸付金債権
ニュータウン鉄道等整備事業資金貸付金債権
幹線鉄道等活性化事業資金貸付金債権
鉄道駅総合改善事業資金貸付金債権
住宅宅地関連公共施設整備促進事業資金貸付金債権
住宅市街地整備総合支援事業資金貸付金債権
密集住宅市街地整備促進事業資金貸付金債権
都市再生推進事業資金貸付金債権
まちづくり総合支援事業資金貸付金債権
都市公園事業資金貸付金債権
廃棄物再生利用施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国立環境研究所施設整備資金貸付金債権
環境保全施設整備資金貸付金債権
自然公園等事業資金貸付金債権
環境保全保安林整備事業資金貸付金債権
交通連携推進道路事業資金貸付金債権
交通連携推進街路事業資金貸付金債権
沿道環境改善事業資金貸付金債権
電線共同溝整備事業資金貸付金債権
床上浸水対策特別緊急事業資金貸付金債権
河川災害復旧等関連緊急事業資金貸付金債権
河川激甚災害対策特別緊急事業資金貸付金債権
統合河川整備事業資金貸付金債権
ダム周辺環境整備事業資金貸付金債権
堰堤改良資金貸付金債権
特定緊急砂防事業資金貸付金債権
特定緊急地すべり対策事業資金貸付金債権
中部国際空港整備事業資金収益回収特別貸付金債権
都市再生事業資金貸付金債権
海外滞在費貸出金債権
日本下水道事業団貸付金債権
独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備資金貸付金債権
国立大学法人等施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国立病院機構施設整備資金貸付金債権
過剰米短期融資資金貸付金債権
成田国際空港株式会社貸付金債権
連続立体交差事業資金貸付金債権
財団法人総合研究開発機構貸付金債権
地方道路整備臨時貸付金債権
株式会社日本政策金融公庫貸付金債権
特定大規模道路用地取得資金貸付金債権
空港機能施設災害復旧事業資金貸付金債権
株式会社国際協力銀行貸付金債権
修習資金貸与金債権
株式会社農林漁業成長産業化支援機構貸付金債権
電線敷設工事資金貸付金債権
定期貸債権
据置貸債権
諸貸付金債権
11 利得償還金の類
留学費用償還金債権
返納金債権
利得償還金債権
12 損害賠償金の類
延滞金債権
追徴金債権
過怠金債権
加算金債権
弁償金債権
損害賠償金債権
13 利息の類
利息債権
14 金銭引渡請求権の類
金銭引渡請求権債権
15 出資回収金の類
国際機関出資回収金債権
特殊法人等出資回収金債権二 歳入金に係る債権以外の債権(三及び四に掲げるものを除く。)
次に掲げるところにより部、款、項及び目に区分する。
三 特別調達資金に属する債権
次に掲げるところにより部、款及び項に区分し、更に、防衛大臣が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
四 貨幣回収準備資金に属する債権
次に掲げるところにより、部、款、項及び目に区分する。
一 歳入金に係る債権
財政法第二十三条の規定により毎会計年度の歳入予算について定められた科目の区分に従い、部、款及び項(特別会計の属する債権にあつては、款及び項)に区分し、更に、債権の性質に従い、次に掲げるところによるものの外、各省各庁の長が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
1 手数料の類
授業料債権
講習料債権
入学料及び入学検定料債権
免許料及び手数料債権
収容課金債権
2 負担金の類
公共事業費地方負担金債権
公共事業費受益者等負担金債権
独立行政法人等恩給負担金債権
独立行政法人日本スポーツ振興センター保護者負担金債権
日雇拠出金債権
厚生年金拠出金債権
基礎年金拠出金債権
電波利用料債権
労働者災害補償保険通勤災害一部負担金債権
国家公務員通勤災害一部負担金債権
災害等廃棄物処理事業費地方負担金債権
諸負担金債権
3 納付金の類
日本銀行納付金債権
日本中央競馬会納付金債権
恩給法納付金債権
職域等費用納付金債権
輸入米等納付金債権
輸入麦等納付金債権
価格差益及び価格等割増差額納付金債権
保険回収金納付金債権
独立行政法人日本スポーツ振興センター納付金債権
特定アルコール譲渡者納付金債権
独立行政法人造幣局納付金債権
法科大学院設置者納付金債権
独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構納付金債権
独立行政法人住宅金融支援機構納付金債権
独立行政法人福祉医療機構納付金債権
独立行政法人農畜産業振興機構納付金債権
株式会社日本政策金融公庫納付金債権
国立大学法人納付金債権
株式会社国際協力銀行納付金債権
原子力損害賠償支援機構納付金債権
特定タンカー所有者納付金債権
独立行政法人納付金債権
諸納付金債権
4 保険料及び掛金の類
保険料債権
再保険料債権
原子力損害補償料債権
自動車損害賠償保障事業賦課金債権
掛金債権
児童手当拠出金債権
石綿健康被害救済拠出金債権
5 財産売払代の類
不動産売払代債権
船舶売払代債権
機械売払代債権
証券売払代債権
製品売払代債権
返還物品売払代債権
刊行物売払代債権
食糧売払代債権
農産物等売払代債権
輸入飼料売払代債権
林産物売払代債権
自動車検査登録印紙売払代債権
印紙売りさばき収入債権
備蓄石油売払代債権
不用物品売払代債権
物件売払代債権
6 財産貸付料及び使用料の類
公務員宿舎使用料債権
寄宿料債権
物件貸付料債権
物件使用料債権
財産利用料債権
7 配当金の類
配当金債権
8 費用弁償金及び立替金返還金の類
費用弁償金債権
立替金返還金債権
特定原子力損害てん補仮払金回収金債権
9 委任、請負及び寄託等に基づく受託収入の類
受託事業費債権
刑務作業費債権
少年院等補導作業費債権
病院等療養費債権
防衛省職員等給食費債権
受託調査及び試験手数料債権
受託手数料債権
10 貸付金回収金の類
自衛隊学資貸与金債権
独立行政法人水資源機構貸付金債権
帰国費貸付金債権
沖縄振興開発金融公庫貸付金債権
沖縄振興開発金融公庫償還時貸付金債権
日本政策投資銀行貸付金債権
日本政策投資銀行償還時貸付金債権
清酒製造業近代化事業基金貸付金債権
単式蒸留しょうちゅう業対策基金貸付金債権
急傾斜地崩壊対策事業資金貸付金債権
後進地域特例法適用団体等追加貸付金債権
海岸保全施設整備事業資金貸付金債権
海岸環境整備事業資金貸付金債権
公有地造成護岸等整備事業資金貸付金債権
漁港漁村整備事業資金収益回収特別貸付金債権
漁港漁村整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
公営住宅建設等事業資金貸付金債権
住宅地区改良事業資金貸付金債権
宅地開発関連公共施設整備事業資金収益回収特別貸付金債権
宅地開発関連公共施設整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
下水道事業資金貸付金債権
市街地再開発事業資金貸付金債権
水道施設整備事業資金貸付金債権
廃棄物処理施設整備事業資金貸付金債権
かんがい排水事業資金貸付金債権
圃場整備事業資金貸付金債権
諸土地改良事業資金貸付金債権
農道整備事業資金貸付金債権
農村総合整備事業資金貸付金債権
農業集落排水事業資金貸付金債権
農地防災事業資金貸付金債権
農地保全事業資金貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金収益回収特別貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
農村整備事業資金収益回収償還時貸付金債権
農地等保全事業資金収益回収特別貸付金債権
農地等保全事業資金収益回収償還時貸付金債権
干拓等事業資金貸付金債権
造林事業資金収益回収償還時貸付金債権
林道事業資金収益回収償還時貸付金債権
特定森林地域開発林道整備事業資金貸付金債権
工業用水道事業資金貸付金債権
新幹線鉄道整備事業資金貸付金債権
海岸事業資金貸付金債権
農業生産基盤整備事業資金貸付金債権
農村整備事業資金貸付金債権
水道水源開発施設整備事業資金貸付金債権
水道水源開発等施設整備事業資金貸付金債権
独立行政法人日本学生支援機構貸付金債権
消費生活協同組合貸付金債権
母子寡婦福祉貸付金債権
公衆衛生修学資金貸付金債権
災害援護貸付金債権
農地保有合理化促進対策資金貸付金債権
就農支援資金貸付金債権
治山事業資金貸付金債権
地すべり防止事業資金貸付金債権
治山事業資金収益回収償還時貸付金債権
発明実施化試験費貸付金債権
小企業等経営改善資金貸付金債権
小規模企業者等設備導入資金貸付金債権
航空機騒音対策事業資金貸付金債権
独立行政法人自動車事故対策機構貸付金債権
埠頭整備資金等貸付金債権
港湾改修事業資金貸付金債権
港湾環境整備事業資金貸付金債権
港湾事業資金収益回収特別貸付金債権
港湾事業資金収益回収償還時貸付金債権
空港整備事業資金貸付金債権
関西国際空港整備事業資金貸付金債権
中部国際空港整備事業資金貸付金債権
独立行政法人情報通信研究機構貸付金債権
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構貸付金債権
道路開発資金貸付金債権
有料道路整備資金貸付金債権
都市開発資金貸付金債権
沿道整備資金貸付金債権
一般国道改修資金貸付金債権
地方道改修資金貸付金債権
雪寒地域道路事業資金貸付金債権
交通安全施設等整備事業資金貸付金債権
道路事業資金収益回収特別貸付金債権
道路事業資金収益回収償還時貸付金債権
土地区画整理事業資金貸付金債権
街路事業資金貸付金債権
街路事業資金収益回収特別貸付金債権
街路事業資金収益回収償還時貸付金債権
道路事業資金貸付金債権
河川改修資金貸付金債権
都市河川改修資金貸付金債権
準用河川改修資金貸付金債権
河川事業資金収益回収特別貸付金債権
河川事業資金収益回収償還時貸付金債権
河川総合開発事業資金貸付金債権
治水ダム建設事業資金貸付金債権
河川総合開発事業資金収益回収特別貸付金債権
河川総合開発事業資金収益回収償還時貸付金債権
独立行政法人水資源機構収益回収償還時貸付金債権
砂防事業資金貸付金債権
地すべり対策事業資金貸付金債権
砂防事業資金収益回収特別貸付金債権
砂防事業資金収益回収償還時貸付金債権
都市計画事業資金収益回収特別貸付金債権
都市計画事業資金収益回収償還時貸付金債権
急傾斜地崩壊対策事業資金収益回収特別貸付金債権
海岸事業資金収益回収特別貸付金債権
海岸事業資金収益回収償還時貸付金債権
都市開発事業用地取得推進資金貸付金債権
水産基盤整備事業資金収益回収特別貸付金債権
本州四国連絡道路事業資金貸付金債権
沖縄産業振興施設整備資金貸付金債権
都道府県警察施設整備資金貸付金債権
電気通信格差是正施設整備資金貸付金債権
独立行政法人情報通信研究機構施設整備資金貸付金債権
消防防災施設整備資金貸付金債権
市町村消防施設整備資金貸付金債権
情報通信格差是正事業資金貸付金債権
独立行政法人国立科学博物館施設整備資金貸付金債権
公立学校施設整備資金貸付金債権
私立学校施設整備資金貸付金債権
地域先導科学技術基盤施設整備資金貸付金債権
独立行政法人物質・材料研究機構施設整備資金貸付金債権
独立行政法人放射線医学総合研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人防災科学技術研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人宇宙航空研究開発機構施設整備資金貸付金債権
社会体育施設整備資金貸付金債権
国宝重要文化財保存施設整備資金貸付金債権
医療施設等施設整備資金貸付金債権
保健衛生施設等施設整備資金貸付金債権
社会福祉施設等施設整備資金貸付金債権
総合食料対策事業資金貸付金債権
卸売市場施設整備資金貸付金債権
農業生産総合対策事業資金貸付金債権
畜産振興総合対策事業資金貸付金債権
独立行政法人家畜改良センター施設整備資金貸付金債権
農業経営対策事業資金貸付金債権
農村振興対策事業資金貸付金債権
中山間地域等振興対策事業資金貸付金債権
山村振興等対策事業資金貸付金債権
独立行政法人農業生物資源研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人農業環境技術研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国際農林水産業研究センター施設整備資金貸付金債権
林業生産流通総合対策施設整備資金貸付金債権
独立行政法人森林総合研究所施設整備資金貸付金債権
水産業振興総合対策施設整備資金貸付金債権
独立行政法人水産総合研究センター施設整備資金貸付金債権
畑地帯総合農地整備事業資金貸付金債権
農村振興整備事業資金貸付金債権
中山間総合整備事業資金貸付金債権
農村環境保全対策事業資金貸付金債権
森林保全整備事業資金貸付金債権
森林環境整備事業資金貸付金債権
水産物供給基盤整備事業資金貸付金債権
水産資源環境整備事業資金貸付金債権
漁村総合整備事業資金貸付金債権
農地等保全事業資金貸付金債権
水産基盤整備事業資金貸付金債権
環境調和型地域振興施設整備資金貸付金債権
地域新事業創出基盤施設整備資金貸付金債権
商業・サービス業集積関連施設整備資金貸付金債権
独立行政法人産業技術総合研究所施設整備資金貸付金債権
中心市街地商店街・商業集積活性化施設整備資金貸付金債権
独立行政法人土木研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人建築研究所施設整備資金貸付金債権
軌間可変電車研究開発施設整備資金貸付金債権
独立行政法人海上技術安全研究所施設整備資金貸付金債権
独立行政法人港湾空港技術研究所施設整備資金貸付金債権
地下高速鉄道整備事業資金貸付金債権
ニュータウン鉄道等整備事業資金貸付金債権
幹線鉄道等活性化事業資金貸付金債権
鉄道駅総合改善事業資金貸付金債権
住宅宅地関連公共施設整備促進事業資金貸付金債権
住宅市街地整備総合支援事業資金貸付金債権
密集住宅市街地整備促進事業資金貸付金債権
都市再生推進事業資金貸付金債権
まちづくり総合支援事業資金貸付金債権
都市公園事業資金貸付金債権
廃棄物再生利用施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国立環境研究所施設整備資金貸付金債権
環境保全施設整備資金貸付金債権
自然公園等事業資金貸付金債権
環境保全保安林整備事業資金貸付金債権
交通連携推進道路事業資金貸付金債権
交通連携推進街路事業資金貸付金債権
沿道環境改善事業資金貸付金債権
電線共同溝整備事業資金貸付金債権
床上浸水対策特別緊急事業資金貸付金債権
河川災害復旧等関連緊急事業資金貸付金債権
河川激甚災害対策特別緊急事業資金貸付金債権
統合河川整備事業資金貸付金債権
ダム周辺環境整備事業資金貸付金債権
堰堤改良資金貸付金債権
特定緊急砂防事業資金貸付金債権
特定緊急地すべり対策事業資金貸付金債権
中部国際空港整備事業資金収益回収特別貸付金債権
都市再生事業資金貸付金債権
海外滞在費貸出金債権
日本下水道事業団貸付金債権
独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備資金貸付金債権
国立大学法人等施設整備資金貸付金債権
独立行政法人国立病院機構施設整備資金貸付金債権
過剰米短期融資資金貸付金債権
成田国際空港株式会社貸付金債権
連続立体交差事業資金貸付金債権
財団法人総合研究開発機構貸付金債権
地方道路整備臨時貸付金債権
株式会社日本政策金融公庫貸付金債権
特定大規模道路用地取得資金貸付金債権
空港機能施設災害復旧事業資金貸付金債権
株式会社国際協力銀行貸付金債権
修習資金貸与金債権
株式会社農林漁業成長産業化支援機構貸付金債権
電線敷設工事資金貸付金債権
定期貸債権
据置貸債権
諸貸付金債権
11 利得償還金の類
留学費用償還金債権
返納金債権
利得償還金債権
12 損害賠償金の類
延滞金債権
追徴金債権
過怠金債権
加算金債権
弁償金債権
損害賠償金債権
13 利息の類
利息債権
14 金銭引渡請求権の類
金銭引渡請求権債権
15 出資回収金の類
国際機関出資回収金債権
特殊法人等出資回収金債権二 歳入金に係る債権以外の債権(三及び四に掲げるものを除く。)
次に掲げるところにより部、款、項及び目に区分する。
部 | 款 | 項 | 目 |
歳入外債権 | 歳出戻入金債権 | 歳出戻入金債権 | 返納金債権 |
前渡資金返納金債権 | 前渡資金返納金債権 | 返納金債権 | |
繰替払等資金返納金債権 | 繰替払等資金返納金債権 | 返納金債権 |
三 特別調達資金に属する債権
次に掲げるところにより部、款及び項に区分し、更に、防衛大臣が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
部 | 款 | 項 |
特別調達資金債権 | 調達資金受入金債権 | 合衆国政府受入金債権 |
派遣国政府受入金債権 | ||
諸収入債権 | 諸収入債権 |
四 貨幣回収準備資金に属する債権
次に掲げるところにより、部、款、項及び目に区分する。
部 | 款 | 項 | 目 |
貨幣回収準備資金債権 | 貨幣回収準備資金受入金債権 | 貨幣回収準備資金受入金債権 | 地金売払代債権 |
別表
【第三 】
第四十一条の規定による債権の種類
一 歳入金に係る債権
別表第二中歳入金に係る債権に関する規定に準じて、款、項及び目に区分する。
二 歳入金に係る債権以外の債権
次に掲げるところにより部、款及び項又は款及び項に区分し、更に、各省各庁の長が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
1 国税収納金整理資金に属する債権
一 歳入金に係る債権
別表第二中歳入金に係る債権に関する規定に準じて、款、項及び目に区分する。
二 歳入金に係る債権以外の債権
次に掲げるところにより部、款及び項又は款及び項に区分し、更に、各省各庁の長が財務大臣に協議して定めるところにより目に区分する。
1 国税収納金整理資金に属する債権
部 | 款 | 項 |
国税収納金整理資金債権 | 歳入組入収納金債権 | 各税受入金債権 |
滞納処分費等受入金債権 | ||
歳入組入外収納金債権 | 特定返納金受入金債権 |
2 財政融資資金に属する債権 | |
款 | 項 |
財政融資資金債権 | 政府関係機関貸付金債権 |
地方公共団体貸付金債権 | |
特別法人貸付金債権 | |
諸貸付金債権 |
3 外国為替資金に属する債権 | |
款 | 項 |
外国為替資金債権 | 特別決済勘定貸越金債権 |
取立未済外国為替等債権 | |
仮払金債権 |
4 年金特別会計の国民年金勘定の積立金に属する債権 | |
款 | 項 |
国民年金勘定積立金債権 | 運用寄託金債権 |
5 年金特別会計の厚生年金勘定の積立金に属する債権 | |
款 | 項 |
厚生年金勘定積立金債権 | 運用寄託金債権 |
別表第四
債権管理簿の記載又は記録の方法に関し必要な事項
一 債権管理簿には、法第十一条第一項及び令第十条の規定により記載し、又は記録する事項のほか、次に掲げる日付を記載し、又は記録するものとする。
1 債権が発生した日付(法令又は契約の定めるところにより国に帰属した債権については、その発生した日付及び国に帰属した日付)
2 他の歳入徴収官等から債権の管理に関する事務の引継を受けた日付
3 法第十一条第一項前段の規定により調査確認した事項に変更があつた日付
4 債権が消滅した日付
5 前各号に掲げるもののほか、債権の管理に関する事務の処理に関して必要な措置をとつた日付又は債権の管理に関係する事実で当該事務の処理上必要と認められるものの発生した日付
二 同一の発生年度若しくは種類に属する債権又は同一の発生原因に基づいて発生した債権をその他の債権と区分して整理することとなつている債権管理簿においては、債権の発生年度若しくは種類又は発生原因を当該債権管理簿の表紙又は見出しに記載し、又は記録することができる。同一の種類に属する債権をその他の債権と区分して整理することとしている債権管理簿において、利息に関する事項、延滞金に関する事項その他債権管理簿に記載し、又は記録すべき事項の内容が当該種類に属するすべての債権について同一である場合におけるこれらの事項の記載又は記録についても同様とする。
三 利息、延滞金又は一定の期間に応じて付する加算金に係る債権は、予算決算及び会計令第百三十一条に規定する徴収簿又は歳入徴収官事務規程第四十一条に規定する徴収整理簿を債権管理簿として使用する場合を除き、これを付することとなつている債権と併せて記載し、又は記録するものとする。
四 債権の種類は、略称又は符号をもつて表示することができる。
五 歳入徴収官等は、1に掲げる減少額については、債権金額の減額整理をするため法第十一条第一項後段の規定により調査確認の上、変更の記載又は記録をするものとし、2又は3に掲げる減少額については、同条第二項の規定により債権の消滅の記載又は記録をするものとする。この場合において、債権管理簿には、これらの減少額をそれぞれ区分して整理しなければならない。
1 次の各号に掲げる事由による債権の減少額
イ 債権の発生の原因となる契約その他の行為の解除又は取消し、当該行為に解除条件が附されている場合における当該解除条件の成就、債権の発生に関する法令の改廃その他特別の事由により債権の発生の原因となる法律関係が消滅したこと。
ロ 債権が法令の規定に基づき譲渡され、又は更改若しくは混同により消滅したこと。
ハ 令第八条第一号の規定により記載し、又は記録した債権金額が利率又は貸付料の減額変更その他の事由により減少することとなつたこと。
ニ 前各号に定めるもののほか、裁判所の判決による債権の不存在の確定、誤びゆうその他特別の事由により既に記載され、若しくは記録されている債権の債権金額が過大であり、又はその債権が存在しないことが明らかとなつたこと。
2 弁済(代物弁済を含む。)、相殺又は充当による債権の減少額
3 債権の免除、消滅時効の完成その他1又は2に掲げる事由以外の事由による債権の減少額(第三十条の規定により債権が消滅したものとみなして整理する金額を含む。)
六 債権管理簿への記録は、記録に必要な事項を電子情報処理組織(歳入徴収官事務規程第二十一条の三第一項及び支出官事務規程第十一条第二項第五号に規定する電子情報処理組織をいう。第九号において同じ。)に記録する方法により行うものとする。
七 前号の場合において、法第十一条の規定により歳入金に係る債権について調査確認をしたとき、又は当該調査確認に係る事項に変更があつたときは、債務者の住所及び氏名又は名称、債権金額並びに履行期限その他債権の調査確認に関する事項並びに当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を記録するものとする。当該債権について必要な措置をとり、又は当該債権が消滅したときも、同様とする。
八 前号の規定により債権の調査確認に関する事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を記録する場合には、翌年度以後において調査確認することとなる債権の当該調査確認に必要とされる事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を併せて記録するものとする。
九 前三号の場合において、必要な事項が既に電子情報処理組織に記録されているときは、当該事項を重ねて記録することを要しない。別紙第3号書式
別紙第4号書式
別紙第5号書式
別紙第5号の2書式
別紙第6号書式
別紙第7号書式
別紙第8号書式
別紙第9号書式
別紙第10号書式 削除
別紙第11号書式
別紙第12号書式
別紙第13号書式
一 債権管理簿には、法第十一条第一項及び令第十条の規定により記載し、又は記録する事項のほか、次に掲げる日付を記載し、又は記録するものとする。
1 債権が発生した日付(法令又は契約の定めるところにより国に帰属した債権については、その発生した日付及び国に帰属した日付)
2 他の歳入徴収官等から債権の管理に関する事務の引継を受けた日付
3 法第十一条第一項前段の規定により調査確認した事項に変更があつた日付
4 債権が消滅した日付
5 前各号に掲げるもののほか、債権の管理に関する事務の処理に関して必要な措置をとつた日付又は債権の管理に関係する事実で当該事務の処理上必要と認められるものの発生した日付
二 同一の発生年度若しくは種類に属する債権又は同一の発生原因に基づいて発生した債権をその他の債権と区分して整理することとなつている債権管理簿においては、債権の発生年度若しくは種類又は発生原因を当該債権管理簿の表紙又は見出しに記載し、又は記録することができる。同一の種類に属する債権をその他の債権と区分して整理することとしている債権管理簿において、利息に関する事項、延滞金に関する事項その他債権管理簿に記載し、又は記録すべき事項の内容が当該種類に属するすべての債権について同一である場合におけるこれらの事項の記載又は記録についても同様とする。
三 利息、延滞金又は一定の期間に応じて付する加算金に係る債権は、予算決算及び会計令第百三十一条に規定する徴収簿又は歳入徴収官事務規程第四十一条に規定する徴収整理簿を債権管理簿として使用する場合を除き、これを付することとなつている債権と併せて記載し、又は記録するものとする。
四 債権の種類は、略称又は符号をもつて表示することができる。
五 歳入徴収官等は、1に掲げる減少額については、債権金額の減額整理をするため法第十一条第一項後段の規定により調査確認の上、変更の記載又は記録をするものとし、2又は3に掲げる減少額については、同条第二項の規定により債権の消滅の記載又は記録をするものとする。この場合において、債権管理簿には、これらの減少額をそれぞれ区分して整理しなければならない。
1 次の各号に掲げる事由による債権の減少額
イ 債権の発生の原因となる契約その他の行為の解除又は取消し、当該行為に解除条件が附されている場合における当該解除条件の成就、債権の発生に関する法令の改廃その他特別の事由により債権の発生の原因となる法律関係が消滅したこと。
ロ 債権が法令の規定に基づき譲渡され、又は更改若しくは混同により消滅したこと。
ハ 令第八条第一号の規定により記載し、又は記録した債権金額が利率又は貸付料の減額変更その他の事由により減少することとなつたこと。
ニ 前各号に定めるもののほか、裁判所の判決による債権の不存在の確定、誤びゆうその他特別の事由により既に記載され、若しくは記録されている債権の債権金額が過大であり、又はその債権が存在しないことが明らかとなつたこと。
2 弁済(代物弁済を含む。)、相殺又は充当による債権の減少額
3 債権の免除、消滅時効の完成その他1又は2に掲げる事由以外の事由による債権の減少額(第三十条の規定により債権が消滅したものとみなして整理する金額を含む。)
六 債権管理簿への記録は、記録に必要な事項を電子情報処理組織(歳入徴収官事務規程第二十一条の三第一項及び支出官事務規程第十一条第二項第五号に規定する電子情報処理組織をいう。第九号において同じ。)に記録する方法により行うものとする。
七 前号の場合において、法第十一条の規定により歳入金に係る債権について調査確認をしたとき、又は当該調査確認に係る事項に変更があつたときは、債務者の住所及び氏名又は名称、債権金額並びに履行期限その他債権の調査確認に関する事項並びに当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を記録するものとする。当該債権について必要な措置をとり、又は当該債権が消滅したときも、同様とする。
八 前号の規定により債権の調査確認に関する事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を記録する場合には、翌年度以後において調査確認することとなる債権の当該調査確認に必要とされる事項及び当該債権に係る歳入の徴収に必要とされる事項を併せて記録するものとする。
九 前三号の場合において、必要な事項が既に電子情報処理組織に記録されているときは、当該事項を重ねて記録することを要しない。別紙第3号書式
別紙第4号書式
別紙第5号書式
別紙第5号の2書式
別紙第6号書式
別紙第7号書式
別紙第8号書式
別紙第9号書式
別紙第10号書式 削除
別紙第11号書式
別紙第12号書式
別紙第13号書式
附則
附則
昭和46年11月30日
附則
平成17年3月30日
第8条
(歳入徴収官等の事務処理のため必要な事項の電子情報処理組織への記録)
1
歳入徴収官、分任歳入徴収官、歳入徴収官代理及び分任歳入徴収官代理(以下この項において「歳入徴収官等」という。)は、その所掌に属する次の各号に掲げる債権及び歳入について、当該債権の管理及び当該歳入の徴収に関し、第二十条の規定による改正後の債権管理事務取扱規則及び第十七条の規定による改正後の歳入徴収官事務規程の定めるところにより行わなければならない事務の処理のため必要とされるすべての事項を電子情報処理組織(歳入徴収官等がその所掌に属する歳入金に係る債権の管理に関する事務及び歳入の徴収に関する事務を処理するため、財務省に設置される各省各庁の利用に係る電子計算機と歳入徴収官等の所在する官署に設置される入出力装置とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織をいう。以下この項において同じ。)に記録しなければならない。ただし、当該事項が既に電子情報処理組織に記録されている場合においては、この限りでない。