日本銀行国庫金取扱規程
平成23年10月27日 改正
第14条の2
1
日本銀行は、納入者から、歳入徴収官事務規程(以下本章において「規程」という。)第21条の6第1項第1号から第6号及び第9号に掲げる納入告知書又は納付書並びに同条第2項第2号及び第3号に掲げる納付書を添えて現金の納付を受けたときはこれを領収して領収証書を、同条第2項第1号に掲げる納付書を添えて現金の納付を受けたときはこれを領収して領収証書及び納付済証(特許庁提出用)を、納入者に交付するとともに、領収済通知書を日本銀行統轄店に送付しなければならない。ただし、日本銀行代理店において領収済通知書の記載事項について送信(書面等の情報を電気通信回線を使用して転送することをいう。以下同じ。)できるときは、領収済通知書の送付に代えて、領収済通知情報については第1号代行機関(規程第21条の4第1号に規定する代行機関をいう。以下同じ。)又は第2号代行機関(規程第21条の4第2号に規定する代行機関をいう。以下同じ。)に、収納に係る記録については日本銀行本店に、送信しなければならない。
2
日本銀行統轄店は、前項又は日本銀行の歳入金等の受入に関する特別取扱手続(以下「特別手続」という。)第3条第2項の規定により日本銀行又は日本銀行歳入代理店(特別手続第1条に規定する歳入代理店をいう。以下同じ。)から領収済通知書の送付を受けたときは、当該領収済通知書に記載されている領収した歳入金に関する事項を光学読取式電子情報処理組織(日本銀行が歳入金の収納に関する事務を処理するため、日本銀行本店に設置される電子計算機と日本銀行統轄店に設置される光学文字読取装置、画像出力装置及び電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織をいう。第21条第1項を除き、以下同じ。)を使用して日本銀行本店に通知しなければならない。ただし、必要があると認められる場合においては、当該領収済通知書に記載されている住所、氏名その他の領収した歳入金に関する事項を記録した第1号の2書式、第1号の3書式又は第1号の4書式による領収済通知書を光学読取式電子情報処理組織を使用して作成し、当該歳入を取り扱つた歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付しなければならない。
3
日本銀行本店は、前項本文の規定により日本銀行統轄店から規程第21条の6第1項第9号及び同条第2項第1号に掲げる歳入金に係る通知を受けたときは、その旨を第1号代行機関を経由して当該歳入を取り扱つた歳入徴収官又は分任歳入徴収官に通知するため、光学読取式電子情報処理組織を使用して領収済通知情報を作成し、第1号代行機関に送信しなければならない。
4
日本銀行本店は、第2項本文の規定により日本銀行統轄店から規程第21条の6第1項第1号から第6号まで並びに同条第2項第2号及び第3号に掲げる歳入金に係る通知を受けたときは、その旨を第2号代行機関を経由して当該歳入を取り扱つた歳入徴収官又は分任歳入徴収官に通知するため、光学読取式電子情報処理組織を使用して第1号の5書式による領収済通知書(領収した歳入金に関する事項を収録した電磁的記録媒体(電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)に係る記録媒体をいう。以下同じ。)を含む。以下同じ。)を作成し、第2号代行機関に送付しなければならない。
第14条の3
日本銀行代理店は、納入者から、規程第21条の6第2項第4号に掲げる納付書を添えて現金の納付を受けたときであつて、領収済通知書の記載事項について送信できるときは、これを領収して領収証書を納入者に交付するとともに、領収済通知情報については第2号代行機関に、収納に係る記録については日本銀行本店に、送信しなければならない。
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参照条文
第14条の4
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参照条文
第14条の5
日本銀行代理店は、納入者から規程第21条の6第1項第7号に掲げる納入告知書又は納付書に係る納付情報により現金の納付を受けたときは、これを領収して、領収済通知情報については歳入徴収官に、収納に係る記録については日本銀行本店に、送信しなければならない。
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参照条文
第14条の6
日本銀行本店は、規程第21条の5第4項の規定により第2号代行機関から電磁的記録媒体の返付を受けたときは、直ちに、当該電磁的記録媒体に収録されている内容が第14条の2第4項の規定により通知した内容と相違ないかを確認しなければならない。
第14条の8
日本銀行代理店は、規程第3条第3項各号に掲げる歳入の納付を受けたときは、これを領収し、当該歳入を取り扱つた歳入徴収官に領収済の通知をするとともに、受入金の払込みに関し使用する書類で財務大臣の定めるものを日本銀行統轄店に送付しなければならない。
第15条
第16条
2
前項の場合において、その国庫金振替書が、出納官吏事務規程第31条第2号に規定する第53条、第54条、第55条又は第56条の場合において発せられたものであるときは、出納官吏に送付する振替済書及び歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付する振替済通知書には、その表面余白に、「健康保険料被保険者負担金」、「船員保険料被保険者負担金」、「厚生年金保険料被保険者負担金」、「労働保険料被保険者負担金」、「国家公務員有料宿舎使用料」、「防衛省職員食事代」、「防衛省職員被服弁償金」、「防衛省職員被服代払込金」、「労働者災害補償保険通勤災害一部負担金」、「国家公務員通勤災害一部負担金」又は「相殺額」と記載するものとする。
3
第1項の場合において、その国庫金振替書が、出納官吏事務規程第32条中労働保険料の納付に関する部分の規定によるものであるときは、第1項の規定により歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付する振替済通知書に出納官吏の提出した納付書を添付しなければならない。
4
第1項の場合において、その国庫金振替書が、出納官吏事務規程第45条若しくは第83条第4項の規定により所属庁の歳入に組み入れる場合又は保管金取扱規程第17条第2項の規定により主務官庁の決定があつた場合において発せられるものであるときは、出納官吏に送付する振替済書又は歳入徴収官若しくは分任歳入徴収官に送付する振替済通知書には、その表面余白に、「徴収決定済み」と記載するものとする。
第16条の2
1
日本銀行本店は、センター支出官(予算決算及び会計令第1条第3号に規定するセンター支出官をいい、センター支出官代理(センター支出官の事務を行う支出官代理をいう。)を含む。以下同じ。)から歳入に納付するため国庫金振替書の交付又は送信を受けた場合には、その国庫金振替書に指定の通り振替の手続をし、振替済通知書に集計表を添え、これを当該歳入を所掌する歳入徴収官又は歳入徴収官を経由して当該歳入を所掌する分任歳入徴収官に送付しなければならない。
2
前項の場合において、当該国庫金振替書に「健康保険料被保険者負担金」、「船員保険料被保険者負担金」、「厚生年金保険料被保険者負担金」、「労働保険料被保険者負担金」、「国家公務員有料宿舎使用料」、「国家公務員通勤災害一部負担金」、「議員国庫納金」、「労働保険料」又は「相殺額」と記載され、又は記録されているときは、これと同一の文言をその送付する振替済通知書の表面余白に記載するものとする。
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参照条文
第17条
日本銀行は、毎年度所属歳入金の受入をなすことができる期間経過後、納入者から当該年度の記載のある納入告知書又は納付書を添え、現金の納付を受けたときは、現年度の歳入としてこれを領収し、第14条の手続をしなければならない。
第18条
日本銀行は、毎年度所属歳入金の受入をなすことができる期間経過後、出納官吏又は歳入金収納受託者から現金払込書又は送付書とともに現金の払込を受けたときは、現年度の歳入としてこれを領収し、第15条の手続をしなければならない。
第19条
1
日本銀行は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間経過後、返納者から歳入徴収官等(国の債権の管理等に関する法律第2条第4項に規定する歳入徴収官等をいう。以下同じ。)又は官署支出官(予算決算及び会計令第1条第2号に規定する官署支出官をいい、官署支出官代理(官署支出官の事務を行う支出官代理をいう。)を含む。以下同じ。)が発した当該年度の記載のある納入告知書又は納付書を添え、現金の納付を受けたときは、現年度の歳入としてこれを領収し、納入告知書又は納付書、領収控及び領収済通知書に現年度歳入の印を押し、領収証書を納入者に交付するとともに、領収済通知書に集計表を添えてこれを当該歳入を取り扱う歳入徴収官に送付しなければならない。
2
前項の規定は、日本銀行が、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間経過後、国税資金支払命令官又は出納官吏から当該年度の記載のある歳入徴収官等又は官署支出官が発した納入告知書又は納付書を添えて、国庫金振替書の交付を受け当該年度の歳出金に振替受入の請求を受けた場合に、これを準用する。
第19条の3
1
日本銀行は、資金前渡官吏の支払金に係る返納金について、出納官吏事務規程第58条の2第1項の規定によりその支払つた金額に戻し入れることができる期限経過後、返納者から歳入徴収官等又は資金前渡官吏が発した納入告知書又は納付書を添えて現金の納付を受けたときは、当該納入告知書又は納付書に指定された取扱庁に係る現年度の歳入としてこれを領収し納入告知書又は納付書、領収控及び領収済通知書に現年度歳入の印を押し、領収証書を納入者に交付するとともに、領収済通知書に集計表を添えてこれを当該歳入を取り扱う歳入徴収官又は分任歳入徴収官に送付しなければならない。
2
前項の規定は、日本銀行が出納官吏事務規程第58条の2第1項の規定により資金前渡官吏の支払つた金額に戻し入れることができる期限経過後、出納官吏から歳入徴収官等又は資金前渡官吏の発した納入告知書又は納付書を添えて国庫金振替書の交付を受け、振替受入の請求を受けた場合に準用する。
第19条の4
日本銀行本店は、出納官吏事務規程第58条の2第1項の規定により資金前渡官吏の支払つた金額に戻し入れることができる期間経過後、センター支出官から資金前渡官吏の支払つた金額に係る返納金をその預託金に払い込むため国庫金振替書の交付又は送信を受けた場合には、その国庫金振替書に指定の通り振替の手続をし、振替済通知書に集計表を添え、これを当該歳入を所掌する歳入徴収官又は歳入徴収官を経由して当該歳入を所掌する分任歳入徴収官に送付しなければならない。
第19条の5
1
日本銀行代理店は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間経過後、返納者から歳入徴収官等又は官署支出官が発した当該年度の記載のある納入告知書又は納付書に係る納付情報により現金の納付を受けたときは、これを領収し、領収済通知情報については第1号代行機関に、収納に係る記録については日本銀行本店に送信しなければならない。この場合において、日本銀行代理店は、領収証書を納入者に交付することを要しない。
3
前項の規定は、日本銀行本店が特別手続第3条の4第1項の規定により日本銀行歳入代理店から収納に係る記録の送信を受けた場合について準用する。この場合において、前項中「前項」とあるのは「特別手続第3条の4第1項」と、「日本銀行代理店」とあるのは「日本銀行歳入代理店」と読み替えるものとする。
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参照条文
第21条
1
日本銀行統轄店は、歳入金の収納に関する事務を第14条の2第2項又は特別手続第3条第4項に規定する光学読取式電子情報処理組織を使用して処理する場合、並びに第14条の2第1項ただし書及び第14条の3から第14条の5まで並びに特別手続第3条第2項ただし書、第3項ただし書及び第7項から第9項までに定める方法により処理する場合における規程第21条の6第1項第1号から第7号まで及び第9号並びに同条第2項第1号から第4号までに掲げる納入告知書又は納付書、並びに第19条の5第1項及び特別手続第3条の4第1項に定める方法により処理する場合の納入告知書又は納付書を除き、自店及び所属店の取扱いに係る納入告知書、納付書、現金払込書又は送付書の領収控その他の証拠書類を年度、会計、所管庁、取扱庁別に区分し、一月分をとりまとめ合計書を作成しともに保存しなければならない。ただし、所属店がその取扱いに係る領収控の統轄店への送付に代え、受入金の払込みに関し使用する書類で財務大臣の定めるものを送付したときは、当該領収控は、当該所属店において毎日分をとりまとめて保存することができる。
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参照条文
第25条
1
日本銀行は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間内に、返納者から歳入徴収官等又は官署支出官が発した納入告知書又は納付書を添え、現金の納付を受けたときは、これを領収し、領収証書を返納者に交付しなければならない。
2
日本銀行は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間内に、国税資金支払命令官又は出納官吏から歳入徴収官等又は官署支出官が発した納入告知書又は納付書を添えて、国庫金振替書の交付を受け、歳出金に戻入れの請求を受けたときは、振替払出の手続をし、振替済書をその国税資金支払命令官又は出納官吏に交付しなければならない。
3
日本銀行は、前二項の場合において、返納金額に相当する金額を返納金の戻入れとして記入の手続をし、その旨をセンター支出官を経由して歳入徴収官等又は官署支出官に通知するため、返納金領収済通知情報をセンター支出官に送信しなければならない。ただし、納入告知書、納付書又は国庫金振替書に電信による戻入れを要する旨の記載のあるときは、電信でその手続をするものとする。
4
第2項の場合において、その国庫金振替書が出納官吏事務規程第31条第2号に規定する第55条又は第56条の場合において発せられたものであるときは、出納官吏に交付する振替済書及び歳入徴収官等に送付する振替済通知書には、その表面余白に「相殺額」と記載するものとする。
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参照条文
第25条の2
日本銀行本店は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間内に、センター支出官から当該年度の歳出の金額に戻し入れるため国庫金振替書の交付又は送信を受けたときは、返納金額に相当する金額を返納金の戻入れとして記入の手続をし、その旨をセンター支出官を経由して歳入徴収官等又は官署支出官に通知するため、第24条の規定にかかわらず、返納金領収済通知情報をセンター支出官に送信しなければならない。
第25条の3
1
日本銀行代理店は、毎年度所属歳出金の返納金を戻し入れることができる期間内に、返納者から歳入徴収官等又は官署支出官が発した納入告知書又は納付書に係る納付情報により現金の納付を受けたときは、これを領収し、その旨をセンター支出官を経由して歳入徴収官等又は官署支出官に通知するため、返納金領収済通知情報についてはセンター支出官に、収納に係る記録については日本銀行本店に送信しなければならない。この場合において、日本銀行代理店は、領収証書を返納者に交付することを要しない。
3
前項の規定は、日本銀行本店が特別手続第3条の4第2項の規定により日本銀行歳入代理店から収納に係る記録の送信を受けた場合について準用する。この場合において、前項中「前項」とあるのは「特別手続第3条の4第2項」と、「日本銀行代理店」とあるのは「日本銀行歳入代理店」と読み替えるものとする。
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参照条文
第27条
第32条の2
前条の規定は、日本銀行本店が規程第9条第1項第11号に掲げる支出の決定に基づきセンター支出官から国庫金振替書の交付又は送信を受けた場合に準用する。この場合において前条中「預託金」とあるのは「供託金」と読み替えるものとする。
第34条
日本銀行本店は、規程第45条第1項の規定によりセンター支出官から国庫金振込又は送金取消請求書の送付を受けたときは、その支払を終らないものについて送金又は振込みを取り消し、その支払を終らない金額に相当する金額を歳入徴収官等又は歳入徴収官から送付を受けた納入告知書又は納付書により納付の手続をしなければならない。
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参照条文
第35条の2
1
日本銀行において、毎会計年度所属の国税収納金整理資金(国税収納金整理資金に関する法律(第35条の3及び第79条第3項第3号において「資金法」という。)第3条に規定する国税収納金整理資金をいう。以下同じ。)を受け入れるのは、翌年度の五月三十一日(同日が日曜日に当たるときは翌年度の六月一日とし、土曜日に当たるときは翌年度の六月二日とする。)限りとする。ただし、国税収納官吏(国税収納官吏代理、分任国税収納官吏及び分任国税収納官吏代理を含む。以下同じ。)から払込みを受け入れる場合は、翌年度の六月三十日までとする。
2
日本銀行において、毎会計年度所属の国税収納金整理資金を支払うのは、国税収納金整理資金事務取扱規則(以下本章において「規則」という。)第7条の2第2項ただし書に規定する払込金及び第144条第1項各号に規定する場合を除き、当該年度の三月三十一日限りとする。
第35条の3
1
日本銀行は、納入者から国税等(資金法第8条第1項に規定する国税等をいう。以下同じ。)に係る納税告知書、納入告知書又は納付書を添え、現金の納付を受けたときは、これを領収し、領収証書を納入者に交付するとともに、領収済通知書に集計表を添えてこれを当該収納金を取り扱つた国税収納命令官又は分任国税収納命令官(国税収納命令官代理又は分任国税収納命令官代理を含む。以下同じ。)に送付しなければならない。
第35条の4
第35条の4の2
前二条の場合において、代理店が行う領収済通知書に添付する集計表の作成並びに領収済通知書及び徴収義務者の提出した計算書の国税収納命令官又は分任国税収納命令官への送付の事務については、第15条の2に規定する特定の日本銀行代理店又は歳入代理店において取りまとめて行うことができる。
第35条の5
1
日本銀行は、出納官吏から国税収納金整理資金に振替の国庫金振替書の交付を受けたときは、振替受払の手続をし、振替済書を出納官吏に交付するとともに、振替済通知書に集計表を添えてこれを当該収納金を取り扱つた国税収納命令官又は分任国税収納命令官に送付しなければならない。
2
前項の場合において、その国庫金振替書が出納官吏事務規程第32条中所得税の納付に関する部分又は保管金払込事務等取扱規程第8条第2項第5号の規定によるものであるときは、国税収納命令官又は分任国税収納命令官に送付する振替済通知書に出納官吏の提出した計算書を添付しなければならない。
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参照条文
第35条の5の2
日本銀行本店は、センター支出官から国税収納金整理資金に払い込むため国庫金振替書(次条に規定する国庫金振替書を除く。)の交付又は送信を受けたときは、振替受払の手続をし、振替済書をセンター支出官に交付し又は送信するとともに、振替済通知書に集計表を添えてこれを当該収納金を取り扱つた国税収納命令官又は国税収納命令官を経由して分任国税収納命令官に送付しなければならない。
第35条の5の3
日本銀行本店は、センター支出官から国税収納金整理資金に払い込むため「所得税」と記載又は記録されている国庫金振替書の交付又は送信を受けたときは、振替受払の手続をし、振替済書をセンター支出官に交付し又は送信するとともに、当該国庫金振替書に「所得税」と記載されているときは、これと同一の文言をその送付する振替済通知書の表面余白に記載し、これに集計表及び支出官事務規程第40条第1項の規定により当該国庫金振替書に添付された納付書及び計算書(以下この条において「納付書等」という。)を添えて当該国税等を取り扱う国税収納命令官又は国税収納命令官を経由して分任国税収納命令官に送付し、又は当該国庫金振替書に「所得税」と記録されているときは、第2号の2書式の振替済通知書と併せて納付書等の情報を電子情報処理組織を使用して処理する場合における国税等の徴収関係事務等の取扱いの特例に関する省令第4条に規定する代行機関を経由して当該国税等を取り扱う国税収納命令官又は分任国税収納命令官に送信しなければならない。
第35条の7
第35条の9
日本銀行は、国税資金支払命令官の振り出した小切手で、第35条の2第2項に規定する期間内に支払を終らないものの金額を、小切手振出済通知書により算出し、その金額を翌年度へ繰越整理するため、国税収納金整理資金から払い出し、これを国税資金支払未済繰越金として振替受入の整理をしなければならない。
第35条の14
日本銀行は、第35条の12の規定により送金のため交付を受けた資金の中で、交付を受けた日付から一年を経過しまだその支払を終らない金額に相当するものは、その送金を取り消し、国税収納金整理資金払込書を添え、国税収納金整理資金に納付の手続をしなければならない。
第35条の15
1
日本銀行は、規則第103条第1項の規定により国税資金支払命令官から国庫金送金又は振込取消請求書の送付を受けたときは、その支払を終わらないものについて送金又は振込みを取り消し、その支払を終わらない金額に相当する金額を国税収納命令官から送付を受けた納入告知書又は納付書により納付の手続をしなければならない。
2
日本銀行本店は、規則第103条第2項の規定によりセンター国税資金支払命令官等から国庫金振込取消請求書の送付又は送信を受けたときは、その支払を終わらないものについて振込みを取り消し、その支払を終わらない金額に相当する金額を国税収納命令官から送付を受けた納入告知書又は送付若しくは送信を受けた納付書により納付の手続をしなければならない。
第35条の16
1
日本銀行は、その取扱に係る国税収納金整理資金の支払に係る支払済小切手、国庫金振替書(払出科目に国税収納金整理資金と記載された国庫金振替書をいう。)その他の証拠書類を年度別に、かつ財務大臣及び国税資金支払命令官別に毎日分をとりまとめ合計書を作成しともに保存しなければならない。
第38条
日本銀行は、出納官吏から国庫金振替書の交付を受けたときは、その出納官吏の預託金額を限度としてその国庫金振替書に指定の通り振替の手続をし、振替済書を出納官吏に交付し、振替済通知書を振替を受ける者に送付しなければならない。
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参照条文
第39条
1
日本銀行は、出納官吏事務規程第48条から第50条まで(同規程第52条第4項において準用する場合を含む。)、第52条の2及び第52条の3の規定により、出納官吏から国庫金送金請求書、国庫金振込請求書又は外国送金請求書を添え小切手の交付を受けたときは、領収証書を出納官吏に交付し、その送金又は振込みの手続をしなければならない。ただし、電信送金を要する旨の記載があるときは、電信でその手続をしなければならない。
2
日本銀行は、出納官吏事務規程第52条第5項の規定により出納官吏から国庫金振込請求書の交付を受けたときは、受領証書を当該出納官吏に交付し、同項の規定により小切手の交付を受けたときは、領収証書を当該出納官吏に交付し、当該国庫金振込請求書の振込指定日にその金額が振り込まれるように振込みの手続をしなければならない。
6
日本銀行は、出納官吏事務規程第83条第1項の規定により出納官吏から国庫金送金又は振込取消請求書の送付を受けたときは、その支払を終らないものについて送金又は振込みを取り消し、その支払を終らない金額に相当する金額を出納官吏の預託金に受け入れ、受入済通知書を出納官吏に送付しなければならない。
7
前項の規定は、日本銀行が出納官吏事務規程第83条第2項本文の規定により国庫金振込取消請求書の交付を受けた場合に準用する。この場合において前項中「送付しなければならない」とあるのは、「交付しなければならない」と読み替えるものとする。
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参照条文
第39条の2
1
日本銀行は、預託金に係る返納金について出納官吏事務規程第58条の2第1項の規定により出納官吏の支払つた金額に戻し入れることができる期限内に返納者から歳入徴収官等又は出納官吏の発した納入告知書又は納付書を添え、現金の納付を受けたときは、これを領収し、領収証書を返納者に交付しなければならない。
3
日本銀行は、前二項の場合において、自店が当該納入告知書又は納付書に基いて返納を受ける出納官吏の預託金の取扱店である場合には、返納金額に相当する金額を当該出納官吏の預託金に受け入れ、領収済通知書又は振替済通知書を歳入徴収官等又は出納官吏に送付し、他店が納入告知書又は納付書により返納を受ける出納官吏の預託金の取扱店である場合には、返納金額に相当する金額を当該出納官吏の預託金に受け入れ、その旨をその取扱店に通知しなければならない。ただし、告知書、納付書又は国庫金振替書に電信による戻入れを要する旨の記載のあるときは、電信でその通知をするものとする。
5
前三項の場合において、出納官吏に交付する振替済書及び歳入徴収官等又は出納官吏に送付する振替済通知書にはその表面余白に、その国庫金振替書が、出納官吏事務規程第31条第2号に規定する第55条若しくは第56条の場合において発せられたものであるときは「相殺額」と記載するものとする。
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参照条文
第39条の3
1
日本銀行本店は、出納官吏事務規程第58条の2第1項の規定により戻し入れることができる期間内に、センター支出官から資金前渡官吏の支払つた金額に係る返納金をその預託金に払い込むため国庫金振替書の交付又は送信を受けた場合において、自店が当該払込みを受ける資金前渡官吏の預託金の取扱店であるときは、払込金額に相当する金額を当該資金前渡官吏の預託金に受け入れ、振替済通知書を当該資金前渡官吏又は当該資金前渡官吏を経由して歳入徴収官等に送付し、他店が当該払込みを受ける資金前渡官吏の預託金の取扱店であるときは、払込金額に相当する金額を当該資金前渡官吏の預託金に受け入れ、その旨を当該店に通知しなければならない。ただし、当該国庫金振替書に電信による国庫内の移換を要する旨の記載又は記録があるときは、電信でその通知をするものとする。
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参照条文
第42条の2
1
日本銀行は、保管金払込事務等取扱規程(以下本章において「規程」という。)第3条第1項前段の規定により歳入歳出外現金出納官吏から保管金払込書を添え現金の払込みを受けたときは、これをその取扱官庁の保管金に受け入れ、保管金領収証書をその歳入歳出外現金出納官吏に交付しなければならない。
2
日本銀行は、規程第3条第1項後段の規定により歳入歳出外現金出納官吏から保管金の払込みを受けたときは、その金額をその取扱官庁の保管金に受け入れ、保管金受入済通知書をその歳入歳出外現金出納官吏に送付しなければならない。
第42条の3
日本銀行は、規程第4条第1項の規定により保管金を提出すべき者から保管金振込書を添え取扱官庁の保管金に振込を受けたときは、これを取扱官庁の保管金に受け入れ、保管金領収証書を振込人に交付しなければならない。
第42条の5
1
日本銀行は、規程第7条の規定により甲取扱官庁の歳入歳出外現金出納官吏から国庫金振替書を添え乙取扱官庁の保管金に保管替の請求を受けたときは、保管替の手続をして振替済書を甲取扱官庁の歳入歳出外現金出納官吏に交付するとともに、自店が乙取扱官庁の取扱店である場合には振替済通知書を乙取扱官庁の歳入歳出外現金出納官吏に交付し、他店が乙取扱官庁の取扱店である場合にはその取扱店に対しその旨を通知しなければならない。
第42条の8
日本銀行は、規程第10条の規定により供託金を返納すべき者から供託金返納請求書を添え現金の納付を受けたときは、これをその取扱官庁の供託金に受け入れ、領収証書を返納者に交付し、供託金返納済通知書を歳入歳出外現金出納官吏に送付しなければならない。
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参照条文
第42条の9
前条の規定は、日本銀行が供託金の繰替使用に関する事務取扱規程第4条の規定により供託金利子を返納すべき者から供託金利子返納請求書を添え現金の納付を受けた場合に準用する。この場合において「供託金返納済通知書」とあるのは「供託金利子返納済通知書」と読み替えるものとする。
第43条
1
日本銀行は、財政融資資金預託金取扱規則(以下本章において「規則」という。)第9条第1項の規定により出納役(代理出納役、分任出納役及び代理分任出納役を含む。以下同じ。)から財政融資資金預託金に振替払込のため国庫金振替書の交付を受けたときは、振替受入の手続をし、振替済書(日本銀行支店又は代理店が国庫金振替書の交付を受けた場合においては、預託金の種類、預託日、約定期限、約定期間及び利率並びに国庫金振替書に利子の支払日が付記されている場合はその支払日を記載した振替済書)をその出納役に交付し、第8号書式の振替済通知書(以下この条において「振替済通知書」という。)を財務省理財局長に送付又は送信しなければならない。この場合において、日本銀行支店又は代理店が国庫金振替書の交付を受けたときは、財務省理財局長あての振替済通知書の送付又は送信に替えて日本銀行本店にその旨及び預託金証書の作成に必要な事項を通知しなければならない。
第44条の2
1
日本銀行代理店は、規則第8条の2第3項の規定により担当者から現金の払込みを受けたときは、これを領収して、領収済通知情報については財務省理財局長に、収納に係る記録については日本銀行本店に、送信しなければならない。この場合において、日本銀行代理店は、領収証書を担当者に交付することを要しない。
2
日本銀行本店は、財務省理財局長から預託金証書の発行の指示を受けているときであつて、規則第8条の2第4項の規定により領収済通知情報を受領した旨及び預託金証書の作成に必要な事項の通知を受けたときは、その通知に指定のとおり預託金証書を作成して、その担当者に送付しなければならない。
第45条
1
日本銀行本店は、規則第11条(規則第17条の規定により準用される場合を含む。)の規定により財務省理財局長から財政融資資金預託金の払戻しのため国庫金振替書の交付又は送信を受けたときは、第23条第1項に準じて調査し、その国庫金振替書に指定の通り振替払出の手続をし、振替済書(日本銀行財政融資資金出納及び計算整理規則(次条において「日本銀行出納規則」という。)別紙第1号書式の振替済書をいう。以下この条において同じ。)を財務省理財局長に交付又は送信し、振替済通知書をその振替を受ける者に送付しなければならない。ただし、振替を受ける者の取引店が他店である場合には、振替済書を財務省理財局長に交付又は送信した上で、その旨を当該取引店に通知しなければならない。
第47条
1
日本銀行本店は、財務省理財局長から預託金証書の発行の指示を受けているときであつて、規則第15条第2項の規定により新たな預託金証書の作成に必要な事項の通知を受けたときは、その通知に指定の通り新たな預託金証書を作成して、その担当者に交付しなければならない。
2
日本銀行は、財務省理財局長から預託金証書の発行の指示を受けていないときであつて、歳入歳出外の国庫内移換に関する規則第6条の規定により同規則第2条第4号に係る振替済通知書を送付したときは、財務省理財局長にその旨を通知しなければならない。
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参照条文
第50条
1
日本銀行本店は、規則第26条の規定により財務省理財局長から国庫金振替書の記載又は記録事項について国庫金振替訂正請求書の送付を受けたときは、日本銀行本店において受付をした日付によりその誤びゆうの訂正の手続をし、財務省理財局長にその旨を通知しなければならない。
2
日本銀行本店は、規則第26条の規定により財務省理財局長から支払指図書の記載又は記録事項について、国庫金振込訂正請求書の送付又は送信を受けた場合には、日本銀行本店において受付をした日付によりその誤びゆうの訂正の手続をし、財政融資資金出納及び計算整理規則別紙第12号書式による国庫金振込訂正済通知書を財務省理財局長に送付又は送信しなければならない。
3
日本銀行本店は、規則第27条の規定により財務省理財局長から国庫金振込取消請求書の送付を受けたときは、その支払を終らないものについて振込みを取り消し、その支払を終らない金額に相当する金額を当該国庫金振込取消請求書に指示のあつた財務省理財局長の口座に受け入れ、受入済通知書を財務省理財局長に送付しなければならない。
第59条
日本銀行は、借入金又は一時借入金の払込先から現金の払込みを受けたときは、財務大臣から送付を受けた政府資金調達事務取扱規則(以下、本章において「規則」という。)第11条第1項に規定する借入金等受入指図書によりこれを領収し、払込者に対し領収証書の交付又は現金を収納した旨の通知をし、借入金等領収済通知書を財務大臣に送付しなければならない。
第60条
1
日本銀行は、規則第13条第1項の規定により財務大臣から借入金等償還資金支払指図書の送付を受けたときは、当該借入金等償還資金支払指図書に基づき、支払先に借入金等償還金の支払をし、その金額をそれぞれ借入金償還資金又は一時借入金償還資金から払出の整理をし、借入金等償還資金支払済報告書を財務大臣に送付しなければならない。
2
日本銀行は、規則第13条第1項の規定により財務大臣から借入金等利子支払資金支払指図書の送付を受けたときは、当該借入金等利子支払資金支払指図書に基づき、支払先に借入金等にかかる利子の支払をし、その金額を借入金及一時借入金利子支払資金から払出の整理をし、借入金等利子支払資金支払済報告書を財務大臣に送付しなければならない。
第79条
1
歳入金月計突合表は、日本銀行において取り扱つた歳入金の収入額及びその累計額を掲げ日本銀行本店において毎月(歳入金の年度経過後整理期間末日の属する月以外で収入額及び更正払額のない月を除く。)これを作成し、統轄店別収入額の記録を添え、翌月の第七営業日(「営業日」とは、日本銀行の休日でない日をいう。以下同じ。)までに到達の日取りをもつて歳入徴収官に送信しなければならない。
2
日本銀行は、歳入徴収官から、当該歳入金月計突合表を送信した月の第十二営業日までに誤りがある旨の通知を受けたときは、その訂正の手続をし、再度歳入金月計突合表を作成し、直ちに当該歳入徴収官に送信しなければならない。
3
日本銀行は、第1項の場合において、当該歳入金月計突合表が毎会計年度の翌年度の六月における歳入金の収入に係るもの(以下この条において「六月分月計突合表」という。)であるときは、これを翌年度の七月の第二営業日までに到達の日取りをもつて送信しなければならない。
4
日本銀行は、第1項の場合において、当該歳入金月計突合表が毎会計年度の翌年度の七月における次の各号に掲げる歳入金の収入に係るもの(以下この条において「七月分月計突合表」という。)であるときは、当該各号に掲げる歳入金月計突合表の区分に応じ当該各号に掲げる日(第2号に掲げるものにあつては、同号に掲げる通知を受けた日)の翌営業日までに到達の日取りをもつて送信しなければならない。この場合においては、当該月の初日から当該各号に掲げる日までの間における歳入金月計突合表を作成するものとする。
①
決算調整資金に関する法律(以下この号において「決算調整資金法」という。)第7条第1項の規定により決算調整資金(決算調整資金法第2条に規定する決算調整資金をいう。)に属する現金が一般会計の歳入に組み入れられた場合における一般会計の歳入金に係る歳入金月計突合表 同資金に属する現金が同会計の歳入に組み入れられた日
②
決算調整資金事務取扱規則第2条第2項の通知を受けた場合における一般会計の歳入金に係る歳入金月計突合表国税収納金整理資金に関する法律施行令(以下「資金令」という。)第22条第1項の規定により国税収納金整理資金に属する現金が一般会計の歳入に組み入れられた日
③
資金令第22条第1項の規定により国税収納金整理資金に属する現金が特別会計(資金法第6条第2項に規定する特別会計をいう。以下この号及び第81条の3第3項において同じ。)の歳入に組み入れられた場合における特別会計の歳入金に係る歳入金月計突合表 同資金に属する現金が同会計の歳入に組み入れられた日
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参照条文
第79条の2
1
収納済歳入額突合表は、毎会計年度の翌年度の七月において、当該月の初日から資金令第22条第1項の規定により国税収納金整理資金に属する現金が一般会計の歳入に組み入れられた日までの間において日本銀行において取り扱つた一般会計の歳入金の収入額及び累計額を掲げ、日本銀行本店において作成し、直ちに当該歳入を取り扱つた歳入徴収官に送付しなければならない。
第80条
第81条
第81条の2
1
国税収納金整理資金受入金月計突合表は、日本銀行において取り扱つた国税収納金整理資金の受入額及びその累計額を掲げ日本銀行本店において毎月(国税収納金整理資金の受入額及び更正払額のない月を除く。)これを作成し、統轄店別受入額を記載した書類を添え、翌月の第七営業日までに到達の日取りをもつて財務大臣又は国税収納命令官に送付しなければならない。
2
日本銀行は、財務大臣又は国税収納命令官から、当該突合表を送付した月の第十二営業日までに誤りがある旨の通知を受けたときは、その訂正の手続をし、再度国税収納金整理資金受入金月計突合表を作成し、直ちに当該財務大臣又は国税収納命令官に送付しなければならない。
3
日本銀行は、第1項の場合において、当該国税収納金整理資金受入金月計突合表が毎会計年度の翌年度の六月における国税収納金整理資金の受入れに係るものであるときは、これを翌年度の七月の第二営業日までに到達の日取りをもつて送付しなければならない。
第81条の3
1
国税収納金整理資金支払金月計突合表は、日本銀行において、その取り扱つた国税収納金整理資金の支払額、その累計額及び支払未済額を掲げ毎月(国税収納金整理資金の支払額及び支払未済額に異動のない月を除く。)これを作成し、翌月の第七営業日までに到達の日取りをもつて財務大臣又は国税資金支払命令官に送付しなければならない。
2
日本銀行は、財務大臣又は国税資金支払命令官から、当該突合表を送付した月の第十二営業日までに誤りがある旨の通知を受けたときは、その訂正の手続をし、再度国税収納金整理資金支払金月計突合表を作成し、直ちに当該財務大臣又は国税資金支払命令官に送付しなければならない。
3
日本銀行は、第1項の場合において、当該国税収納金整理資金支払金月計突合表が、毎会計年度の翌年度の六月における国税収納金整理資金の支払に係るもの(以下この条において「六月分資金支払金月計突合表」という。)であるときは、翌年度の七月の第二営業日までに到達の日取りをもつて、財務大臣に送付しなければならない。
4
日本銀行は、第1項の場合において、当該国税収納金整理資金支払金月計突合表が、毎会計年度の翌年度の七月における国税収納金整理資金の支払に係るもの(以下この条において「七月分資金支払金月計突合表」という。)であるときは、資金令第22条第1項の規定により同資金に属する現金が一般会計又は特別会計の歳入に組み入れられた日の翌営業日までに到達の日取りをもつて財務大臣に送付しなければならない。この場合においては、当該月の初日から当該歳入に組み入れられた日までの間における国税収納金整理資金支払金月計突合表を作成するものとする。
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参照条文
第81条の4
第82条
第82条の2
第84条の2
【財政融資資金月計突合表】
1
財政融資資金月計突合表は、日本銀行本店において、日本銀行の取り扱つた財政融資資金の越高、受払額及び残額を掲げ、毎月(財政融資資金の受払額のない月を除く。)これを作成し、翌月の第七営業日までに到達の日取りをもつて財務省理財局長に送付しなければならない。
2
日本銀行本店は、財務省理財局長から、当該突合表を送付した月の第十二営業日までに誤りがある旨の通知を受けたときは、その訂正の手続をし、再度財政融資資金月計突合表を作成し、直ちに財務省理財局長に送付しなければならない。
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参照条文
第86条の2
日本銀行本店は、歳入徴収官事務規程第55条の規定により各省各庁の長の指定する職員から歳入徴収官の新設の通知を受けたときは、ただちに当該歳入徴収官に係る同行の計算整理のための取扱庁番号を定めて、当該職員に通知するものとする。
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参照条文
第86条の3
日本銀行は、センター支出官、国税資金支払命令官、出納官吏、担当者その他小切手又は国庫金振替書を振り出し又は発する者から小切手用紙、国庫金振替書用紙又は国庫金送金請求書(国庫金送金通知書を含む。)若しくは国庫金振込請求書(道府県民税及び市町村民税月割額又は退職手当等所得割(納入申告及び)納入通知書(国庫金振替書その他国庫金の払出しに関する書類の様式を定める省令第6号書式(その一)の通知書に限る。)を含む。)の用紙の請求を受けたときは、これを交付しなければならない。
第87条
1
日本銀行は、歳入徴収官等、歳入徴収官、出納官吏又は歳入金収納受託者の送付に係る納入告知書、納付書、小切手、国庫金振替書、現金払込書又は送付書の記載事項の訂正請求書で、毎年度所属歳入金又は歳出金の受入れ又は支払をすることができる期間内に到達したものについては、当該店において受付をした日付によりその訂正の手続をし、歳入徴収官等の請求に係るものは歳入徴収官等に対し、歳入徴収官、出納官吏又は歳入金収納受託者の請求に係るものは歳入徴収官に対しその旨を通知しなければならない。
2
日本銀行本店は、センター支出官、歳入徴収官等又は官署支出官から支出官事務規程第43条第1項、第44条又は債権管理事務取扱規則第39条の2第1項(支出官事務規程第21条第3項において準用する場合を含む。)の規定により、センター支出官の振り出した小切手(当該小切手に添付された小切手払出科目明細書を含む。)若しくはその交付若しくは送信した支払指図書若しくは国庫金振替書又は歳入徴収官等若しくは官署支出官が返納をさせるため発した納入告知書若しくは納付書の記載事項について、訂正請求書の送付又は送信を受けた場合には、当該請求書が毎年度所属歳入金の受入れ又は歳出金の支払をすることができる期間内に到達したときに限り、当該店において受付をした日付によりその誤びゆうの訂正の手続をし、その旨をセンター支出官又はセンター支出官を経由して歳入徴収官等若しくは官署支出官に通知するため、支出官事務規程別紙第18号書式(その二)による科目等訂正済通知書、同規程別紙第19号書式(その二)による国庫金振替訂正済通知書又は納入告知書等記載事項訂正済通知情報をセンター支出官に送付又は送信しなければならない。
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参照条文
第88条
1
日本銀行は、国税収納金整理資金事務取扱規則第47条、第67条、第100条、第101条若しくは第103条第2項、出納官吏事務規程第79条若しくは第83条第4項又は保管金払込事務等取扱規程第9条の規定により訂正請求書の送付を受けたときは、当該店において受付をした日付によりその訂正の手続をしなければならない。
2
日本銀行本店は、センター支出官から支出官事務規程第43条第1項又は第44条の規定により支払指図書の記載又は記録事項について同規程別紙第20号書式(その一)による国庫金振込又は送金訂正請求書の送付又は送信を受けたときは、当該店において受付をした日付によりその誤びゆうの訂正の手続をし、同規程別紙第20号書式(その二)による国庫金振込又は送金訂正済通知書をセンター支出官に送付又は送信しなければならない。
3
日本銀行本店は、センター支出官から支出官事務規程第43条第1項若しくは第44条の規定により同規程別紙第5号書式(その二)又は別紙第6号書式(その二)による国庫金振込又は送金訂正請求書の送付を受けたとき又は同規程第45条第2項の規定により国庫金振込又は送金取消請求書の記載事項について、誤びゆうの訂正の請求を受けたときは、当該店において受付をした日付によりその訂正の手続をしなければならない。
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参照条文
第89条
1
日本銀行は、歳入徴収官等、歳入徴収官、センター支出官、国税収納命令官、国税資金支払命令官、出納官吏、歳入金収納受託者、国税収納官吏、保管金の振込人又は担当者から領収済通知書、領収証書、預託金領収証書、保管金領収証書、供託金返納済通知書、供託金利子返納済通知書、振替済書又は振替済通知書の記載事項の証明請求書の提出があつた場合においては、これを調査し、正当と認めたときはその請求書の余白に証明の上、これを歳入徴収官等、歳入徴収官、センター支出官、国税収納命令官、国税資金支払命令官、出納官吏、歳入金収納受託者、国税収納官吏、保管金の振込人又は担当者に交付しなければならない。この場合において、保管金の振込人に対し証明をしたときは、歳入歳出外現金出納官吏に対してその旨を通知するものとする。
第90条
日本銀行は、出納官吏から出納官吏事務規程第85条に規定する書面の交付を受けたときは、当該書面を職員給与の振込先の金融機関に送付し、振込みができることの確認を受け、出納官吏に返付しなければならない。
第92条
電子情報処理組織(歳入徴収官事務規程第21条の3第1項、支出官事務規程第11条第2項第5号、国税収納金整理資金事務取扱規則第72条第4項及び財政融資資金預託金取扱規則第1条の2第7号に規定する電子情報処理組織をいう。以下この条において同じ。)に障害が発生したことにより、又は電子情報処理組織の運転時間が経過したことにより、電子情報処理組織への記録又は電子情報処理組織による処理が不能となつた場合において、緊急やむを得ない事由により障害が回復するまでの間又は電子情報処理組織の運転が再開されるまでの間において、国庫金の出納に関する事務を行わなければ事務に支障を及ぼすおそれがあるときは、別に定めるところにより、この省令の規定と異なる取扱いをすることができる。