郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令
平成24年7月19日 改正
第1条
【郵便貯金銀行の業務の認可の申請】
郵便貯金銀行(郵政民営化法(以下「法」という。)第94条に規定する郵便貯金銀行をいう。以下同じ。)は、法第110条第1項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第2条
【郵便貯金銀行の業務の制限】
1
法第110条第1項第4号ロに規定する内閣府令・総務省令で定める行為は、次に掲げる行為とする。
①
国債証券等(法第110条第2項に規定する国債証券等をいい、同条第4項の規定により有価証券とみなされる当該有価証券に表示されるべき権利を含む。以下同じ。)に係る有価証券の募集(金融商品取引法第2条第3項に規定する有価証券の募集をいう。以下同じ。)の取扱い
②
国債証券等に係る有価証券の買取り(郵便貯金銀行又は法第166条第1項の規定による解散前の日本郵政公社(次項第2号及び次条第1項第7号において「旧公社」という。)における有価証券の募集の取扱いにより国債証券等を取得した者若しくはその相続人その他の一般承継人又は加入者(社債、株式等の振替に関する法律第2条第3項に規定する加入者をいう。次項第2号において同じ。)からの買取りに限る。)
第3条
1
法第110条第1項第6号に規定する内閣府令・総務省令で定める業務は、次に掲げる業務とする。
①
銀行法第10条第2項第2号に規定する有価証券の売買(有価証券関連デリバティブ取引(金融商品取引法第28条第8項第6号に規定する有価証券関連デリバティブ取引をいう。次号において同じ。)に該当するものを除き、投資の目的をもってするもの又は書面取次ぎ行為(金融商品取引法第33条第2項に規定する書面取次ぎ行為をいう。次号において同じ。)に限る。)(投資の目的をもってする次に掲げる有価証券(第2号ロ及びハ並びに第4号ニ(1)において「特定有価証券」という。)の売買(発行者(金融商品取引法第2条第5項に規定する発行者をいう。第16条第1項第1号において同じ。)からの購入については、イ、ロ、ハ(勤労者財産形成促進法施行令第40条第2号に規定する財形住宅債券等に限る。)及びヘに掲げる有価証券を購入する場合に限り、選択権付債券売買(当事者の一方が受渡日を指定できる権利を有する債券売買であって、一定の期間内に当該権利が行使されない場合には、当該売買の契約が解除される取引をいう。第4号ニ(1)及び第16条第1項第1号において同じ。)については、外国で行われる売買取引に係るものを除く。)を除く。)
ハ
金融商品取引法第2条第1項第3号に掲げる特別の法律により法人の発行する債券(政府が元本の償還及び利息の支払について保証しているもの又は次に掲げる法人の発行するものに限る。)
(3)
銀行(銀行法第2条第1項に規定する銀行及び長期信用銀行法第2条に規定する長期信用銀行をいう。)、農林中央金庫、株式会社商工組合中央金庫又は全国を地区とする信用金庫連合会(第3号、第4号ニ(1)及び第16条第1項第6号において「銀行等」という。)
ト
金融商品取引法第2条第1項第17号に掲げる有価証券(次に掲げる有価証券に限る。)
(6)
金融商品取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所をいい、これに類するもので外国の法令に基づき設立されたものを含む。)に上場されている株式又は債券の発行法人の発行する債券((4)及び(5)に該当するものを除く。)
②
銀行法第10条第2項第2号に規定する有価証券関連デリバティブ取引(投資の目的をもってするもの又は書面取次ぎ行為に限る。)(投資の目的をもってする次に掲げる取引(第4号ニ(1)及び第16条第1項第8号において「特定有価証券関連デリバティブ取引」という。)を除く。)
③
銀行法第10条第2項第3号に掲げる業務(次に掲げる有価証券の銀行等、金融商品取引法第2条第9項に規定する金融商品取引業者(同法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う者に限る。)又は同法第2条第30項に規定する証券金融会社に対する貸付け(次号ニ(1)及び第16条第1項第5号において「有価証券の特定貸付け」という。)を除く。)
④
銀行法第10条第2項第5号に掲げる業務(次に掲げるもの(投資の目的をもってするものに限る。)を除く。)
ニ
信託の受益権(郵便貯金銀行が保有する資産の信託会社(信託業法第3条又は第53条第1項の免許を受けたものに限る。第16条第1項第7号において同じ。)又は信託業務を営む金融機関(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の認可を受けた同項に規定する金融機関をいう。第16条第1項第7号において同じ。)への信託に係るものに限る。)の取得。ただし、運用方法を特定する信託の受益権を取得する場合にあっては、次に掲げる方法により運用する信託に係るものに限る。
(2)
金融商品取引業者(金融商品取引法第2条第9項に規定する金融商品取引業者をいう。)との投資一任契約(同条第8項第12号ロに規定する投資一任契約をいい、同項第11号ロに規定する投資判断の全部を一任することを内容とするものに限る。)の締結
⑤
銀行法第10条第2項第5号の3に掲げる業務(投資の目的をもってする特定短期社債等(同条第3項各号(第3号を除く。)に掲げるもの(同項第8号に掲げるものにあっては、第1号ト(2)から(6)までに掲げるものに該当するものに限る。)をいう。)の取得又は譲渡を除く。)
⑥
銀行法第10条第2項第8号に掲げる業務(次に掲げるものを除く。)イ 株式会社日本政策金融公庫の委託を受けて行う小口の教育資金(株式会社日本政策金融公庫法別表第一第2号の下欄に規定する小口の教育資金をいう。)の貸付けの申込みの受理及び当該小口の教育資金の貸付けに係る貸付金の交付に関する業務ロ 沖縄振興開発金融公庫の委託を受けて行う小口の教育資金(沖縄振興開発金融公庫法第19条第2項第1号の2に規定する小口の教育資金をいう。)の貸付けの申込みの受理及び当該小口の教育資金の貸付けに係る貸付金の交付に関する業務
⑦
銀行法第10条第2項第10号に掲げる業務(郵便貯金銀行又は旧公社における有価証券の募集の取扱いにより国債証券等又は証券投資信託受益証券を取得した者若しくはその相続人その他の一般承継人からの保護預りを除く。)
⑪
銀行法第10条第2項に規定する業務のうち同項各号に掲げる業務以外の業務であって、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(以下この号及び第13条第1項第25号において「整備法」という。)第2条の規定による廃止前の日本郵政公社法第24条第5項に規定する郵便貯金業務及び整備法第2条の規定による廃止前の日本郵政公社による証券投資信託の受益証券の募集の取扱い等のための日本郵政公社の業務の特例等に関する法律第3条に規定する業務に該当しない業務
第4条
【郵便貯金銀行の子会社対象金融機関等を子会社とすることについての認可の申請】
1
郵便貯金銀行は、法第111条第1項(同条第3項で準用する場合を含む。)又は第2項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
②
郵便貯金銀行に関する次に掲げる書類イ 日本郵政株式会社が保有する郵便貯金銀行の議決権がその総株主の議決権に占める割合を記載した書類ロ 最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ハ 当該認可後における収支の見込みを記載した書類ニ 株式交換により子会社対象金融機関等(法第111条第8項に規定する子会社対象金融機関等をいう。以下この条において同じ。)を子会社(銀行法第2条第8項に規定する子会社をいう。以下第13条までにおいて同じ。)とする場合には、次に掲げる書類(1) 株式交換契約の内容を記載した書類(2) 株式交換費用を記載した書類
③
郵便貯金銀行及びその子会社等(銀行法第14条の2第2号に規定する子会社等をいう。以下第11条までにおいて同じ。)に関する次に掲げる書類イ 郵便貯金銀行及びその子会社等につき連結して記載した最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他これらの会社の最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ロ 当該認可後における郵便貯金銀行及びその子会社等(子会社となる会社を含む。)の収支及び連結自己資本比率(銀行法第14条の2第2号に規定する基準に係る算式により得られる比率をいう。以下第9条までにおいて同じ。)の見込みを記載した書類
④
当該認可に係る子会社対象金融機関等に関する次に掲げる書類イ 名称及び主たる営業所又は事務所の位置を記載した書類ロ 業務の内容を記載した書類ハ 最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ニ 役員(役員が法人であるときは、その職務を行うべき者を含む。以下同じ。)の役職名及び氏名又は名称を記載した書類
⑤
当該認可に係る子会社対象金融機関等を子会社とすることにより、郵便貯金銀行又はその子会社が国内の会社(銀行法第16条の3第1項に規定する国内の会社をいう。以下第13条までにおいて同じ。)の議決権を合算してその基準議決権数(銀行法第16条の3第1項に規定する基準議決権数をいう。以下第13条までにおいて同じ。)を超えて保有することとなる場合には、当該国内の会社の名称及び業務の内容を記載した書類
第6条
【郵便貯金銀行の営業所の設置等の届出】
2
郵便貯金銀行は、法第112条第1項の規定による届出をしようとするときは、届出書に理由書その他金融庁長官及び総務大臣が必要と認める事項を記載した書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第7条
【郵便貯金銀行の合併の認可の申請】
1
郵便貯金銀行は、法第113条第1項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
⑥
郵便貯金銀行の合併後における収支及び単体自己資本比率(銀行法第14条の2第1号に規定する基準に係る算式により得られる比率をいう。第8条第6号及び第9条第1項第4号において同じ。)の見込みを記載した書類
第8条
【郵便貯金銀行の会社分割の認可の申請】
⊟
参照条文
第9条
【郵便貯金銀行の事業の譲渡又は譲受けの認可の申請】
第11条
【郵便貯金銀行の業務報告書等】
1
法第116条第1項の規定による中間業務報告書は、事業年度開始の日から当該事業年度の九月三十日までの間の業務及び財産の状況について、中間事業概況書、中間貸借対照表(関連する注記を含む。第26条第1項において同じ。)、中間損益計算書(関連する注記を含む。同項において同じ。)、中間株主資本等変動計算書(関連する注記を含む。同項において同じ。)、中間キャッシュ・フロー計算書及び郵便貯金銀行を所属銀行(銀行法第2条第16項に規定する所属銀行をいう。以下同じ。)とする銀行代理業者(同条第15項に規定する銀行代理業者をいう。以下同じ。)の営業所又は事務所(郵便貯金銀行に係る業務を取り扱うものに限る。次項において同じ。)の設置状況に関する書類に分けて、銀行法施行規則別紙様式第1号(郵便貯金銀行が特定取引勘定(銀行法施行規則第13条の6の3第1項に規定する特定取引勘定をいう。次項において同じ。)を設置している場合にあっては、銀行法施行規則別紙様式第1号の2)の例により作成し、当該期間経過後三月以内に金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第13条
1
法第120条第1項第8号に規定する内閣府令・総務省令で定める場合は、次に掲げる場合とする。
③
郵便貯金銀行を代表する取締役、郵便貯金銀行の常務に従事する取締役又は監査役(郵便貯金銀行が委員会設置会社である場合には、代表執行役、執行役又は監査委員(監査委員会の委員をいう。第28条第1項第4号において同じ。))の就任又は退任があった場合
⑤
銀行法第10条第2項に規定する業務(銀行法施行規則第35条第1項第6号において金融庁長官が別に定めるものを除く。)の全部若しくは一部のみを営む施設若しくは設備の設置、位置の変更若しくは廃止又は当該施設若しくは設備において営む業務の内容の変更をしようとする場合
⑲
劣後特約付金銭消費貸借(銀行法施行規則第35条第1項第22号に規定する劣後特約付金銭消費貸借をいう。次号において同じ。)による借入れをしようとする場合又は劣後特約付社債(銀行法施行規則第35条第1項第22号に規定する劣後特約付社債をいう。次号において同じ。)を発行しようとする場合
21号
会社法第156条第1項(同法第165条第3項の規定により読み替えて適用する場合を含む。第28条第1項第19号において同じ。)の規定による株主総会の決議又は取締役会の決議により自己の株式を取得しようとする場合
3
第1項第22号に規定する不祥事件とは、郵便貯金銀行若しくはその子会社の取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき者、監査役若しくは従業員又は郵便貯金銀行を所属銀行とする銀行代理業者、その役員若しくは従業員が次の各号のいずれかに該当する行為を行ったことをいう。
5
第1項第11号又は第13号に掲げる場合において、銀行法第16条の2第1項第12号に掲げる会社の議決権の取得又は保有については、同号に規定する特定子会社は、郵便貯金銀行の子会社に該当しないものとみなす。
第14条
【引受けを行おうとする保険の認可の申請】
第15条
【郵便保険会社の資産に係る運用方法の認可の申請】
郵便保険会社は、法第138条第2項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第16条
【郵便保険会社の資産の運用の方法】
1
法第138条第2項第6号に規定する内閣府令・総務省令で定める方法は、次に掲げる方法とする。
①
保険業法施行規則第47条第1号に掲げる方法のうち、第3条第1項第1号イからトまでに掲げる有価証券の取得(発行者からの購入については、同号イ、ロ、ハ(勤労者財産形成促進法施行令第40条第2号に規定する財形住宅債券等に限る。)及びヘに掲げる有価証券を購入する場合に限り、選択権付債券売買については、外国で行われる売買取引に係るものを除く。)
④
保険業法施行規則第47条第3号の2に掲げる方法のうち、保険業法第98条第6項各号(第3号を除く。)に掲げるもの(同項第8号に掲げるものにあっては、第3条第1項第1号ト(2)から(6)までに掲げるものに該当するものに限る。)の取得
⑦
保険業法施行規則第47条第8号に掲げる方法のうち、信託会社又は信託業務を営む金融機関への信託(運用方法を特定するものにあっては、第3条第1項第4号ニ(1)及び(2)に掲げる方法により運用するものに限る。)
⊟
参照条文
第17条
【郵便保険会社の付随業務の認可の申請】
郵便保険会社は、法第138条第3項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第18条
【郵便保険会社の子会社対象会社を子会社とすることについての認可の申請】
1
郵便保険会社は、法第139条第1項(同条第3項で準用する場合を含む。)又は第2項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
②
郵便保険会社に関する次に掲げる書類イ 日本郵政株式会社が保有する郵便保険会社の議決権がその総株主の議決権に占める割合を記載した書類ロ 最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ハ 当該認可後における収支の見込みを記載した書類ニ 株式交換により子会社対象会社(法第139条第8項に規定する子会社対象会社をいう。以下この条において同じ。)を子会社(保険業法第2条第12項に規定する子会社をいう。以下第28条までにおいて同じ。)とする場合には、次に掲げる書類(1) 株式交換契約の内容を記載した書類(2) 株式交換費用を記載した書類
③
郵便保険会社及びその子会社等(保険業法第110条第2項に規定する子会社等をいう。以下第26条までにおいて同じ。)に関する次に掲げる書類イ 郵便保険会社及びその子会社等につき連結して記載した最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他これらの会社の最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ロ 当該認可後における郵便保険会社及びその子会社等(子会社となる会社を含む。)の収支の見込みを記載した書類
④
当該認可に係る子会社対象会社に関する次に掲げる書類イ 名称及び主たる営業所又は事務所の位置を記載した書類ロ 業務の内容を記載した書類ハ 最終の貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書その他最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類ニ 役員の役職名及び氏名又は名称を記載した書類
⑤
当該認可に係る子会社対象会社を子会社とすることにより、郵便保険会社又はその子会社が国内の会社(保険業法第107条第1項に規定する国内の会社をいう。以下第28条までにおいて同じ。)の議決権を合算してその基準議決権数(保険業法第107条第1項に規定する基準議決権数をいう。以下第28条までにおいて同じ。)を超えて保有することとなる場合には、当該国内の会社の名称及び業務の内容を記載した書類
第20条
【郵便保険会社の事務所の設置等の届出】
2
郵便保険会社は、法第140条第1項の規定による届出をしようとするときは、届出書に理由書その他金融庁長官及び総務大臣が必要と認める事項を記載した書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第21条
【郵便保険会社の保険契約の包括移転の認可の申請】
郵便保険会社は、法第141条第1項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第22条
【郵便保険会社の事業の譲渡又は譲受けの認可の申請】
1
郵便保険会社は、法第141条第3項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
⑧
当該事業の譲受けにより郵便保険会社が特定子会社対象会社(保険業法第106条第1項第3号から第7号まで、第9号から第13号まで又は第15号に掲げる会社をいう。以下この号、次条第1項第9号及び第24条第1項第11号において同じ。)を子会社とする場合には、当該特定子会社対象会社に関する第18条第1項第4号イからニまでに掲げる書類
第23条
【郵便保険会社の合併の認可の申請】
⊟
参照条文
第24条
【郵便保険会社の会社分割の認可の申請】
1
郵便保険会社は、法第141条第7項の規定による認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
⑤
会社分割により保険契約を承継させる場合においては、次に掲げる書類イ 会社分割により保険契約を承継させる郵便保険会社を保険者とする保険契約について、会社分割により承継させるものとされる保険契約(以下この号において「分割対象契約」という。)及び分割対象契約以外の保険契約の区別を明示して、保険契約の種類ごとに保険契約者の数、保険契約の件数及び保険金額の合計額並びに責任準備金の額を記載した書類ロ 分割対象契約について、その種類ごとに責任準備金その他の準備金の額及びそれらの算出方法を記載した書類ハ 会社分割により保険契約を承継する郵便保険会社を保険者とする保険契約について、その種類ごとに保険契約者の数、保険契約の件数及び保険金額の合計額並びに責任準備金の額を記載した書類
⊟
参照条文
第26条
【郵便保険会社の業務報告書等】
1
法第144条第1項に規定する中間業務報告書は、事業年度開始の日から当該事業年度の九月三十日までの間の業務及び財産の状況について、中間事業報告書、中間貸借対照表、中間損益計算書、中間キャッシュ・フロー計算書、中間株主資本等変動計算書、保険金等の支払能力の充実の状況に関する書類及び郵便保険会社を所属保険会社等(保険業法第2条第24項に規定する所属保険会社等をいう。以下同じ。)とする社内生命保険募集人(法第140条第1項に規定する社内生命保険募集人をいう。以下同じ。)以外の生命保険募集人(保険業法第2条第19項に規定する生命保険募集人をいう。以下同じ。)の事務所(郵便保険会社に係る業務を取り扱うものに限る。次項において同じ。)の設置状況に関する書類に分けて、保険業法施行規則別紙様式第6号(郵便保険会社が特定取引勘定(保険業法施行規則第53条の6の2第1項に規定する特定取引勘定をいう。次項において同じ。)を設置している場合にあっては、保険業法施行規則別紙様式第6号の2)の例により作成し、当該期間経過後三月以内に金融庁長官及び総務大臣に提出しなければならない。
第28条
1
法第149条第1項第8号に規定する内閣府令・総務省令で定める場合は、次に掲げる場合とする。
⑯
劣後特約付金銭消費貸借(保険業法施行規則第85条第1項第12号に規定する劣後特約付金銭消費貸借をいう。次号において同じ。)による借入れをしようとする場合又は劣後特約付社債(保険業法施行規則第85条第1項第12号に規定する劣後特約付社債をいう。次号において同じ。)を発行しようとする場合
3
第1項第21号に規定する不祥事件とは、郵便保険会社若しくはその子会社の取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき者、監査役若しくは従業員(以下この項において「郵便保険会社等の役職員」という。)又は郵便保険会社を所属保険会社等とする生命保険募集人、その役員若しくは従業員(郵便保険会社等の役職員を除く。)が次の各号のいずれかに該当する行為を行ったことをいう。
①
郵便保険会社の業務又は郵便保険会社を所属保険会社等とする社内生命保険募集人以外の生命保険募集人の業務(郵便保険会社に係る業務に限る。第6号において同じ。)を遂行するに際しての詐欺、横領、背任その他の犯罪行為
③
保険業法第300条第1項の規定若しくは同法第300条の2において準用する金融商品取引法第38条第3号から第6号まで若しくは第39条第1項の規定に違反する行為又は保険業法第307条第1項第3号に該当する行為