銀行法
平成25年6月19日 改正
第1条
【目的】
第2条
【定義等】
6
この法律において「総株主等の議決権」とは、総株主又は総出資者の議決権(株式会社にあつては、株主総会において決議をすることができる事項の全部につき議決権を行使することができない株式についての議決権を除き、会社法第879条第3項(特別清算事件の管轄)の規定により議決権を有するものとみなされる株式についての議決権を含む。以下同じ。)をいう。
8
この法律において「子会社」とは、会社がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社をいう。この場合において、会社及びその一若しくは二以上の子会社又は当該会社の一若しくは二以上の子会社がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社は、当該会社の子会社とみなす。
9
この法律において「主要株主基準値」とは、総株主の議決権の百分の二十(会社の財務及び営業の方針の決定に対して重要な影響を与えることが推測される事実が存在するものとして内閣府令で定める要件に該当する者が当該会社の議決権の保有者である場合にあつては、百分の十五)をいう。
11
第8項又は前項の場合において、会社又は議決権の保有者が保有する議決権には、金銭又は有価証券の信託に係る信託財産として所有する株式等に係る議決権(委託者又は受益者が行使し、又はその行使について当該会社若しくは当該議決権の保有者に指図を行うことができるものに限る。)その他内閣府令で定める議決権を含まないものとし、信託財産である株式等に係る議決権で、当該会社又は当該議決権の保有者が委託者若しくは受益者として行使し、又はその行使について指図を行うことができるもの(内閣府令で定める議決権を除く。)及び社債、株式等の振替に関する法律第147条第1項又は第148条第1項の規定により発行者に対抗することができない株式に係る議決権を含むものとする。
⊟
参照条文
第3条 第3条の2 第8条 第13条の4 第16条の3 第52条の2の5 第52条の2の11 第52条の3 第52条の4 第52条の24 第52条の43 第52条の44 第52条の45の2 第53条 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第138条 沖縄振興開発金融公庫法施行規則第1条の2 沖縄振興特別措置法第六十六条第五項の規定により読み替えて適用される中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十五条第一項第一号に規定する内閣府令・経済産業省令・財務省令で定める金融機関を定める命令 沖縄振興特別措置法第六十六条第五項の規定により読み替えて適用される中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十六条第一項に規定する内閣府令・経済産業省令で定める金融機関等を定める命令第2条 沖縄の復帰に伴う国税関係以外の大蔵省関係法令の適用の特別措置等に関する政令第52条 会社法第34条 貸金業法施行規則第1条の5 株式会社国際協力銀行法施行規則第3条 株式会社国際協力銀行法施行令第14条 株式会社産業再生機構法第20条 株式会社商工組合中央金庫法第2条 第21条 株式会社商工組合中央金庫法施行令第7条の2 株式会社地域経済活性化支援機構法第23条 株式会社日本政策金融公庫法施行規則第15条 株式会社日本政策金融公庫法施行令第15条 第28条 株式会社日本政策投資銀行法第3条 株式会社日本政策投資銀行法施行規則第10条 株式会社日本政策投資銀行法施行令第1条 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法第17条 外航船舶建造融資利子補給臨時措置法施行令第1条 外国為替及び外国貿易法第16条の2 外国為替令第6条の2 企業内容等の開示に関する内閣府令第17条の15 北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支援に関する法律に基づく国民年金の特例に関する省令第1条 協同組合による金融事業に関する法律第4条の4 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第4条 第10条 第89条 協同組織金融機関の優先出資に関する法律第9条 金融機関等が行う特定金融取引の一括清算に関する法律第2条 金融機関等の更生手続の特例等に関する法律第2条 第342条 金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法第2条 金融機関等の組織再編成の促進のための特別措置に関する内閣府令第2条 第4条 第5条 金融機関の合併及び転換に関する法律第2条 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行規則第22条 第33条 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行令第1条 金融機能の強化のための特別措置に関する内閣府令第2条 第10条の2 金融機能の強化のための特別措置に関する法律第2条 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第2条 第8条 金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律第2条 金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律施行令第7条 金融商品取引業等に関する内閣府令第68条 第95条 第106条 第123条 第153条 第154条 第281条 金融商品取引法施行令第15条の28 第16条の9 第18条の4の10 金融商品取引法第二条に規定する定義に関する内閣府令第10条 金融商品の販売等に関する法律第2条 金融庁組織令第19条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第25条の4 第27条 第50条の13 銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律第2条 第3条 銀行等保有株式取得機構に関する命令第20条 銀行法施行規則第1条 第1条の2 第1条の3 第1条の5 第10条 第13条の8 第17条の2 第17条の5 第17条の7 第19条の2 第34条の10 第34条の16 第34条の19 第34条の21 第34条の29 第34条の30 第34条の31 第34条の33 第34条の37 第34条の53 第34条の58 第34条の63 第34条の73 第34条の74 第35条 銀行法施行令第4条 第4条の2 第4条の2の2 第12条の2 第16条の6の3 第17条の2 第17条の3 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 経済産業省・財務省・内閣府関係株式会社商工組合中央金庫法施行規則第8条 第18条 経済産業省関係中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律施行規則第4条 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律施行規則第1条 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律施行規則第25条 厚生年金保険法施行規則第30条 厚生労働省関係石綿による健康被害の救済に関する法律施行規則第6条 公認会計士法第24条の2 公認会計士法施行規則第2条 国債の金利スワップ取引に関する省令第3条 国税収納金整理資金事務取扱規則第76条 国税通則法施行令第24条 国民年金法施行規則第16条 国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律附則第二項の規定による還付の請求手続に関する省令 資金移動業者に関する内閣府令第28条 第32条の2 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第1条 資金決済に関する法律第2条 第101条 死刑再審無罪者に対し国民年金の給付等を行うための国民年金の保険料の納付の特例等に関する法律に基づく特別給付金の支給に関する省令第3条 資産の流動化に関する法律第2条 支出官事務規程第11条 社債、株式等の振替に関する法律第44条 商品先物取引法施行規則第98条の2 商法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律第55条 所得税法第174条 所得税法施行規則第70条 所得税法施行令第267条 第280条 信託業法施行規則第40条 第53条 信託業法施行令第10条 信用金庫法第53条 第54条の23 第58条 信用金庫法施行規則第50条 第64条 第70条 第149条 信用金庫法施行令第11条の3 自動車重量税法施行令第8条 住宅融資保険法第2条 準備預金制度に関する法律第2条 水産業協同組合法第11条 第87条の3 出納官吏事務規程第52条 船員保険法施行規則第115条 戦傷病者戦没者遺族等援護法施行規則第1条 租税特別措置法施行規則第46条 租税特別措置法施行令第26条の9 大正五年大蔵省令第三十二号(証券ヲ以テスル歳入納付ニ関スル法律施行細則)第2条 対内直接投資等に関する政令第2条 宅地建物取引業法施行令第8条 地方税法施行令第7条の4の2 第9条の2 第25条 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律第15条 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律第十一条第一項の主務省令で定める金融機関を定める省令 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律第十五条第一項の経済産業省令で定める金融機関等を定める省令第2条 中小企業等協同組合法第9条の8 第57条の3 中小企業等協同組合法施行規則第19条 中小企業等協同組合法施行令第27条の2 中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律第12条 中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律第十一条第一項の主務省令で定める金融機関を定める省令 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第16条 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律施行規則第7条の3 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十五条第一項第一号の経済産業省令・財務省令で定める金融機関を定める省令 長期信用銀行法第13条の2 第16条の2の2 長期信用銀行法施行規則第3条 第4条の3 第4条の5 第11条 第18条の2 第25条の22 長期信用銀行法施行令第4条 第6条 電子記録債権法第58条 電子記録債権法施行令第13条 電子情報処理組織を使用して処理する場合における国税等の徴収関係事務等の取扱いの特例に関する省令第11条 電子情報処理組織を使用して処理する場合における保管金取扱規程等の特例に関する省令第11条 登録免許税法施行令第31条 特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律施行規則第1条 特別調達資金会計官及び特別調達資金出納命令官支払事務規程第15条 特別調達資金出納官吏事務規程第22条 独立行政法人勤労者退職金共済機構の業務運営並びに財務及び会計に関する省令第24条 独立行政法人住宅金融支援機構の業務運営並びに財務及び会計に関する省令第20条 内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律施行令第2条 日本銀行の歳入金等の受入に関する特別取扱手続第3条 日本郵政株式会社が銀行持株会社等である場合の届出に関する手続を定める内閣府令第2条 日本郵便株式会社法第2条 認可特定保険業者等に関する命令第22条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第1条 第33条 第34条 第57条の13 農業協同組合法第10条 第11条の47 農業協同組合法施行規則第66条 農水産業協同組合貯金保険法施行令第23条の3 農水産業協同組合の組織再編成の促進のための特別措置に関する命令第2条 農林中央金庫法第54条 第72条 農林中央金庫法施行規則第95条 第129条 農林中央金庫法施行令第8条の2 破綻金融機関等の融資先である中堅事業者に係る信用保険の特例に関する臨時措置法第3条 破綻金融機関等の融資先である中堅事業者に係る信用保険の特例に関する臨時措置法施行令第3条 犯罪による収益の移転防止に関する法律施行令第7条 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律第35条 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律施行令第2条 ハンセン病問題の解決の促進に関する法律施行規則第2条 ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律施行規則第1条 不動産特定共同事業法施行令第8条 法人税法第52条 法人税法施行規則第25条の4の2 法人税法施行令第96条 第177条 保険業法第28条 第106条 第271条の22 保険業法施行規則第51条 第52条 第52条の23 第53条の4 第56条 第234条 保険業法施行令第13条 第13条の8 保険契約者等の保護のための特別の措置等に関する命令第44条 貿易保険法第37条 第42条 未払賃金の立替払事業に係る船員の立替払賃金の請求の手続等に関する省令第5条 郵政民営化法第56条 第64条 第66条 第84条 第98条 第107条 第110条 第111条 第112条 第115条 第124条 郵政民営化法施行令第22条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第3条 第4条 第7条 第8条 第9条 第11条 第13条 預金等に係る不当契約の取締に関する法律第1条 預金保険法第2条 第35条 第37条 第102条 第136条 予算決算及び会計令第48条の2 労働金庫及び労働金庫連合会の組織再編成の促進のための特別措置に関する命令第2条 労働金庫法第58条 第58条の5 第62条 労働金庫法施行規則第42条 第45条 第131条 労働者災害補償保険特別支給金支給規則第7条 労働者災害補償保険法施行規則第14条の2 老齢福祉年金支給規則第2条
第3条の2
1
次の各号に掲げる者は、それぞれ当該各号に定める数の銀行の議決権の保有者とみなして、第7章の3第1節及び第2節、第8章並びに第9章の規定を適用する。
③
連結基準対象会社以外の会社等(銀行の議決権の保有者である会社等に限り、前号に掲げる会社の計算書類その他の書類に連結されるものを除く。)が会社等集団(当該会社等及び当該会社等が他の会社等に係る議決権の過半数を保有していることその他の当該会社等と密接な関係を有する会社等として内閣府令で定める会社等の集団をいう。以下この項において同じ。)に属し、かつ、当該会社等集団が当該会社等集団に属する全部の会社等の保有する一の銀行の議決権の数を合算した数(以下この号及び次号において「会社等集団保有議決権数」という。)が当該銀行の主要株主基準値以上の数である会社等集団(以下この号及び次号において「特定会社等集団」という。)である場合において、当該特定会社等集団に属する会社等のうち、その会社等に係る議決権の過半数の保有者である会社等がない会社等 当該特定会社等集団に係る会社等集団保有議決権数
④
特定会社等集団に属する会社等のうちに前号に掲げる会社等がない場合において、当該特定会社等集団に属する会社等のうちその貸借対照表上の資産の額が最も多い会社等 当該特定会社等集団に係る会社等集団保有議決権数
⑥
銀行の議決権の保有者(前各号に掲げる者を含む。以下この号において同じ。)のうち、その保有する当該銀行の議決権の数(当該議決権の保有者が前各号に掲げる者であるときは、それぞれ当該各号に定める数)とその共同保有者(銀行の議決権の保有者が、当該銀行の議決権の他の保有者(前各号に掲げる者を含む。)と共同して当該議決権に係る株式を取得し、若しくは譲渡し、又は当該銀行の株主としての議決権その他の権利を行使することを合意している場合における当該他の保有者(当該議決権の保有者が第2号に掲げる会社である場合においては当該会社の計算書類その他の書類に連結される会社等を、当該議決権の保有者が第3号又は第4号に掲げる会社等である場合においては当該会社等が属する会社等集団に属する当該会社等以外の会社等を、当該議決権の保有者が前号に掲げる個人である場合においては当該個人がその議決権の過半数の保有者である会社等を除き、当該議決権の保有者と政令で定める特別な関係を有する者を含む。)をいう。)の保有する当該銀行の議決権の数(当該共同保有者が前各号に掲げる者であるときは、それぞれ当該各号に定める数)を合算した数(以下この号において「共同保有議決権数」という。)が当該銀行の総株主の議決権の百分の二十以上の数である者 共同保有議決権数
第4条
【営業の免許】
3
外国の法令に準拠して外国において銀行業を営む者(その者と政令で定める特殊の関係のある者を含むものとし、銀行等を除く。以下この項において「外国銀行等」という。)をその株主の全部又は一部とする者が銀行業の免許を申請した場合において、当該外国銀行等が当該免許を申請した者の総株主の議決権に内閣府令で定める率を乗じて得た数を超える議決権を適法に保有しているときは、内閣総理大臣は、前項各号に掲げる基準のほか、当該外国銀行等の主たる営業所が所在する国において、銀行に対し、この法律による取扱いと実質的に同等な取扱いが行われると認められるかどうかの審査をしなければならない。ただし、当該審査が国際約束の誠実な履行を妨げることとなる場合その他の政令で定める場合は、この限りでない。
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参照条文
第2条 第10条 第16条の3 第27条 第28条 第32条 第37条 第40条 第41条 第42条 第43条 第44条 第47条 第50条 第51条 第52条の2の2 第52条の9 第52条の17 第56条 第57条の5 第57条の6 第61条 第62条 第65条 沖縄振興特別措置法第六十六条第五項の規定により読み替えて適用される中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十五条第一項第一号に規定する内閣府令・経済産業省令・財務省令で定める金融機関を定める命令 沖縄振興特別措置法第六十六条第五項の規定により読み替えて適用される中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十六条第一項に規定する内閣府令・経済産業省令で定める金融機関等を定める命令第2条 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第63条 確定拠出年金運営管理機関に関する命令第4条 確定拠出年金法施行令第58条 株式会社産業再生機構法施行規則第3条 株式会社地域経済活性化支援機構法施行規則第3条 株式会社日本政策投資銀行法第9条 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法施行規則第4条 企業内容等の開示に関する内閣府令第17条の15 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 金融機関の合併及び転換に関する法律第5条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律第12条 銀行法施行規則第1条の8 第2条 第3条 第4条 第4条の2 第27条 第28条 第29条 第34条の37 銀行法施行令第1条の2 第2条 第10条 第11条 第17条 経済産業省関係中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律施行規則第4条 国債の金利スワップ取引に関する省令第3条 産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法第2条 第34条 資金決済に関する法律第37条 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 社債、株式等の振替に関する法律第44条 信用金庫法第53条 第89条 第90条の2 信用金庫法施行規則第143条 水産業協同組合法第11条 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律第十一条第一項の主務省令で定める金融機関を定める省令 中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律第十五条第一項の経済産業省令で定める金融機関等を定める省令第2条 中小企業等協同組合法第9条の8 中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律第十一条第一項の主務省令で定める金融機関を定める省令 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律施行規則第7条の3 中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律第十五条第一項第一号の経済産業省令・財務省令で定める金融機関を定める省令 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農業協同組合法第10条 農林中央金庫法第54条 農林中央金庫法施行規則第123条 郵政民営化法第98条 労働金庫法第58条 第94条 第100条の2 労働金庫法施行規則第125条
第7条の2
【取締役等の適格性等】
1
銀行の常務に従事する取締役(委員会設置会社にあつては、執行役)は、銀行の経営管理を的確、公正かつ効率的に遂行することができる知識及び経験を有し、かつ、十分な社会的信用を有する者でなければならない。
3
銀行の取締役、執行役又は監査役に対する会社法第331条第1項第3号(取締役の資格等)(同法第335条第1項(監査役の資格等)及び第402条第4項(執行役の選任等)において準用する場合を含む。)の規定の適用については、同号中「この法律」とあるのは、「銀行法、この法律」とする。
4
会社法第331条第2項ただし書(取締役の資格等)(同法第335条第1項(監査役の資格等)において準用する場合を含む。)、第332条第2項(取締役の任期)(同法第334条第1項(会計参与の任期)において準用する場合を含む。)、第336条第2項(監査役の任期)及び第402条第5項ただし書(執行役の選任等)の規定は、銀行については、適用しない。
第8条
【営業所の設置等】
1
銀行は、日本において支店その他の営業所の設置、位置の変更(本店の位置の変更を含む。)、種類の変更又は廃止をしようとするときは、内閣府令で定める場合を除き、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に届け出なければならない。
3
銀行は、第2条第14項各号に掲げる行為を外国において委託する旨の契約を締結しようとするとき、又は当該契約を終了しようとするときは、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣の認可を受けなければならない。
第10条
【業務の範囲】
2
銀行は、前項各号に掲げる業務のほか、次に掲げる業務その他の銀行業に付随する業務を営むことができる。
⑤の2
特定目的会社が発行する特定社債(特定短期社債を除き、資産流動化計画において当該特定社債の発行により得られる金銭をもつて指名金銭債権又は指名金銭債権を信託する信託の受益権のみを取得するものに限る。)その他これに準ずる有価証券として内閣府令で定めるもの(以下この号において「特定社債等」という。)の引受け(売出しの目的をもつてするものを除く。)又は当該引受けに係る特定社債等の募集の取扱い
⑭
金利、通貨の価格、商品の価格、算定割当量(地球温暖化対策の推進に関する法律第2条第6項(定義)に規定する算定割当量その他これに類似するものをいう。次条第4号において同じ。)の価格その他の指標の数値としてあらかじめ当事者間で約定された数値と将来の一定の時期における現実の当該指標の数値の差に基づいて算出される金銭の授受を約する取引又はこれに類似する取引であつて内閣府令で定めるもの(次号において「金融等デリバティブ取引」という。)のうち銀行の経営の健全性を損なうおそれがないと認められる取引として内閣府令で定めるもの(第5号及び第12号に掲げる業務に該当するものを除く。)
⑱
機械類その他の物件を使用させる契約であつて次に掲げる要件の全てを満たすものに基づき、当該物件を使用させる業務
イ
契約の対象とする物件(以下この号において「リース物件」という。)を使用させる期間(以下この号において「使用期間」という。)の中途において契約の解除をすることができないものであること又はこれに準ずるものとして内閣府令で定めるものであること。
3
前項第2号、第5号の3及び第16号並びに第6項の「短期社債等」とは、次に掲げるものをいう。
⑧
その権利の帰属が社債、株式等の振替に関する法律の規定により振替口座簿の記載又は記録により定まるものとされる外国法人の発行する債券(新株予約権付社債券の性質を有するものを除く。)に表示されるべき権利のうち、次に掲げる要件のすべてに該当するもの
4
第2項第2号又は第12号の「有価証券関連デリバティブ取引」又は「書面取次ぎ行為」とは、それぞれ金融商品取引法第28条第8項第6号(定義)に規定する有価証券関連デリバティブ取引又は同法第33条第2項(金融機関の有価証券関連業の禁止等)に規定する書面取次ぎ行為をいう。
7
第2項第5号の2の「特定目的会社」、「資産流動化計画」、「特定社債」又は「特定短期社債」とは、それぞれ資産の流動化に関する法律第2条第3項、第4項、第7項又は第8項(定義)に規定する特定目的会社、資産流動化計画、特定社債又は特定短期社債をいう。
10
第2項第12号若しくは第13号の「デリバティブ取引」又は同項第16号若しくは第17号の「有価証券関連店頭デリバティブ取引」とは、それぞれ金融商品取引法第2条第20項(定義)に規定するデリバティブ取引又は同法第28条第8項第4号(定義)に掲げる行為をいう。
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参照条文
第2条 第11条 第47条 第52条の2 第52条の2の2 第52条の23の2 株式会社産業再生機構法施行規則第11条 株式会社地域経済活性化支援機構法施行規則第14条 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法施行規則第4条 第10条 外国為替に関する省令第2条 金融機関等が行う特定金融取引の一括清算に関する法律施行規則第1条 金融商品取引業等に関する内閣府令第92条の2 第125条 金融商品の販売等に関する法律施行令第5条 銀行等保有株式取得機構に関する命令第2条 銀行法施行規則第8条 第12条 第12条の2 第13条 第13条の2 第13条の2の2 第13条の2の3 第13条の2の4 第13条の3 第13条の5 第13条の6の3 第14条 第14条の11の27 第17条の3 第33条 第34条の2の27 第34条の2の33 第34条の19の3 第34条の53の12 第35条 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 資金移動業者に関する内閣府令第15条 商品投資契約に基づいて出資された財産の分別管理に関する命令 信用金庫法施行規則第53条 第137条の3 倉庫業法施行令第1条 担保付社債信託法第5条 長期信用銀行法第6条 第17条 長期信用銀行法施行規則第4条の2 第25条の2の2 農林中央金庫法施行規則第58条 第85条の33 犯罪による収益の移転防止に関する法律施行令第7条 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律施行規則第24条 法人税法施行規則第25条の4の2 法人税法施行令第11条 第96条 前払式支払手段に関する内閣府令第31条 郵政民営化法第110条 第113条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第3条 第13条
第12条の2
【預金者等に対する情報の提供等】
1
銀行は、預金又は定期積金等(以下この項において「預金等」という。)の受入れ(第13条の4に規定する特定預金等の受入れを除く。)に関し、預金者等の保護に資するため、内閣府令で定めるところにより、預金等に係る契約の内容その他預金者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない。
第12条の3
【指定紛争解決機関との契約締結義務等】
1
銀行は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める措置を講じなければならない。
②
指定紛争解決機関が存在しない場合 銀行業務に関する苦情処理措置(顧客からの苦情の処理の業務に従事する使用人その他の従業者に対する助言若しくは指導を第52条の73第3項第3号に掲げる者に行わせること又はこれに準ずるものとして内閣府令で定める措置をいう。)及び紛争解決措置(顧客との紛争の解決を認証紛争解決手続(裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律第2条第3号に規定する認証紛争解決手続をいう。)により図ること又はこれに準ずるものとして内閣府令で定める措置をいう。)
3
第1項の規定は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める期間においては、適用しない。
①
第1項第1号に掲げる場合に該当していた場合において、同項第2号に掲げる場合に該当することとなつたとき 第52条の83第1項の規定による紛争解決等業務の廃止の認可又は第52条の84第1項の規定による指定の取消しの時に、同号に定める措置を講ずるために必要な期間として内閣総理大臣が定める期間
②
第1項第1号に掲げる場合に該当していた場合において、同号の一の指定紛争解決機関の紛争解決等業務の廃止が第52条の83第1項の規定により認可されたとき、又は同号の一の指定紛争解決機関の第52条の62第1項の規定による指定が第52条の84第1項の規定により取り消されたとき(前号に掲げる場合を除く。) その認可又は取消しの時に、第1項第1号に定める措置を講ずるために必要な期間として内閣総理大臣が定める期間
③
第1項第2号に掲げる場合に該当していた場合において、同項第1号に掲げる場合に該当することとなつたとき 第52条の62第1項の規定による指定の時に、同号に定める措置を講ずるために必要な期間として内閣総理大臣が定める期間
⊟
参照条文
第13条
【同一人に対する信用の供与等】
1
銀行の同一人(当該同一人と政令で定める特殊の関係のある者を含む。以下この条において同じ。)に対する信用の供与等(信用の供与又は出資として政令で定めるものをいう。以下この条において同じ。)の額は、政令で定める区分ごとに、当該銀行の自己資本の額に政令で定める率を乗じて得た額(以下この条において「信用供与等限度額」という。)を超えてはならない。ただし、信用の供与等を受けている者が合併をし、共同新設分割(二以上の株式会社又は合同会社が共同してする新設分割をいう。第16条の3第4項第4号及び第52条の22第1項において同じ。)若しくは吸収分割をし、又は事業を譲り受けたことにより銀行の同一人に対する信用の供与等の額が信用供与等限度額を超えることとなる場合その他政令で定めるやむを得ない理由がある場合において、内閣総理大臣の承認を受けたときは、この限りでない。
2
銀行が子会社(内閣府令で定める会社を除く。)その他の当該銀行と内閣府令で定める特殊の関係のある者(以下この条において「子会社等」という。)を有する場合には、当該銀行及び当該子会社等又は当該子会社等の同一人に対する信用の供与等の額は、政令で定める区分ごとに、合算して、当該銀行及び当該子会社等の自己資本の純合計額に政令で定める率を乗じて得た額(以下この条において「合算信用供与等限度額」という。)を超えてはならない。この場合においては、前項ただし書の規定を準用する。
4
第2項の場合において、銀行及びその子会社等又はその子会社等の同一人に対する信用の供与等の合計額が合算信用供与等限度額を超えることとなつたときは、その超える部分の信用の供与等の額は、当該銀行の信用の供与等の額とみなす。
⊟
参照条文
第47条 株式会社日本政策投資銀行法第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第52条 第53条 第54条 第55条 第56条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第3条 第7条 金融機関の合併及び転換の手続等に関する内閣府令第1条 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第4条 金融商品取引業等に関する内閣府令第153条 第154条 銀行法施行規則第1条の8 第14条の2 第14条の3 第14条の4 第14条の5 第14条の6 銀行法施行令第4条 第16条の2の3 第17条の2 信用金庫法施行規則第115条 第116条 第117条 第118条 第119条 信用金庫法施行令第10条の2 第11条 長期信用銀行法施行規則第1条 第13条の2 第13条の3 第13条の4 第13条の5 第13条の6 長期信用銀行法施行令第6条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第12条 労働金庫法第97条 労働金庫法施行規則第97条 第98条 第99条 第100条 第101条 労働金庫法施行令第5条 第11条
第13条の2
【特定関係者との間の取引等】
銀行は、その特定関係者(当該銀行の子会社、当該銀行の銀行主要株主、当該銀行を子会社とする銀行持株会社、当該銀行持株会社の子会社(当該銀行を除く。)、当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者その他の当該銀行と政令で定める特殊の関係のある者をいう。以下この条及び次条において同じ。)又はその特定関係者の顧客との間で、次に掲げる取引又は行為をしてはならない。ただし、当該取引又は行為をすることにつき内閣府令で定めるやむを得ない理由がある場合において、内閣総理大臣の承認を受けたときは、この限りでない。
②
当該特定関係者との間又は当該特定関係者の顧客との間で行う取引又は行為のうち前号に掲げるものに準ずる取引又は行為で、当該銀行の業務の健全かつ適切な遂行に支障を及ぼすおそれのあるものとして内閣府令で定める取引又は行為
⊟
参照条文
第52条の61 株式会社産業再生機構法第20条 株式会社産業再生機構法施行規則第7条 第8条 第9条 第10条 株式会社産業再生機構法施行令第1条 株式会社地域経済活性化支援機構法第23条 株式会社地域経済活性化支援機構法施行規則第9条 第10条 第11条 第12条 株式会社日本政策投資銀行法第10条 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法第17条 株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法施行規則第5条 第6条 第7条 第8条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第58条 第59条 第60条 第61条 第96条 第98条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第3条の2 第7条 銀行法施行規則第14条の8 第14条の9 第14条の10 第14条の11 第34条の2の42 第34条の50 第34条の52 銀行法施行令第4条の2 第12条の2 第17条の2 信用金庫法施行規則第121条 第122条 第123条 第124条 第137条の12 第156条 第158条 信用金庫法施行令第10条の2 第11条の2 長期信用銀行法施行規則第13条の8 第13条の9 第13条の10 第13条の11 第25条の2の11 第25条の29 第25条の31 長期信用銀行法施行令第6条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第12条 労働金庫法施行規則第103条 第104条 第105条 第106条 第138条 第140条 労働金庫法施行令第5条の2
第13条の3
【銀行の業務に係る禁止行為】
第13条の3の2
【顧客の利益の保護のための体制整備】
1
銀行は、当該銀行、当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者又は当該銀行の親金融機関等若しくは子金融機関等が行う取引に伴い、当該銀行、当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者又は当該銀行の子金融機関等が行う業務(銀行業、銀行代理業その他の内閣府令で定める業務に限る。)に係る顧客の利益が不当に害されることのないよう、内閣府令で定めるところにより、当該業務に関する情報を適正に管理し、かつ、当該業務の実施状況を適切に監視するための体制の整備その他必要な措置を講じなければならない。
2
前項の「親金融機関等」とは、銀行の総株主の議決権の過半数を保有している者その他の当該銀行と密接な関係を有する者として政令で定める者のうち、銀行、金融商品取引業者(金融商品取引法第2条第9項(定義)に規定する金融商品取引業者をいう。以下同じ。)、保険会社(保険業法第2条第2項(定義)に規定する保険会社をいう。以下同じ。)その他政令で定める金融業を行う者をいう。
3
第1項の「子金融機関等」とは、銀行が総株主等の議決権の過半数を保有している者その他の当該銀行と密接な関係を有する者として政令で定める者のうち、銀行、金融商品取引業者、保険会社その他政令で定める金融業を行う者をいう。
⊟
参照条文
協同組合による金融事業に関する法律第6条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第63条の2 第63条の3 協同組合による金融事業に関する法律施行令第3条の3 金融商品取引業等に関する内閣府令第123条 銀行法施行規則第14条の11の3の2 第14条の11の3の3 第30条の2 第30条の3 銀行法施行令第4条の2の2 第12条の3 信用金庫法第89条 信用金庫法施行規則第126条の2 第126条の3 信用金庫法施行令第11条の3 長期信用銀行法施行規則第13条の11の4 第13条の11の5 長期信用銀行法施行令第6条 労働金庫法第94条 労働金庫法施行規則第108条の2 第108条の3 労働金庫法施行令第5条の3
第13条の4
【金融商品取引法の準用】
金融商品取引法第3章第1節第5款(第34条の2第6項から第8項まで(特定投資家が特定投資家以外の顧客とみなされる場合)並びに第34条の3第5項及び第6項(特定投資家以外の顧客である法人が特定投資家とみなされる場合)を除く。)(特定投資家)、同章第2節第1款(第35条から第36条の4まで(第一種金融商品取引業又は投資運用業を行う者の業務の範囲、第二種金融商品取引業又は投資助言・代理業のみを行う者の兼業の範囲、顧客に対する誠実義務、標識の掲示、名義貸しの禁止、社債の管理の禁止等)、第37条第1項第2号(広告等の規制)、第37条の2(取引態様の事前明示義務)、第37条の3第1項第2号及び第6号並びに第3項(契約締結前の書面の交付)、第37条の5(保証金の受領に係る書面の交付)、第37条の7(指定紛争解決機関との契約締結義務等)、第38条第1号及び第2号並びに第38条の2(禁止行為)、第39条第3項ただし書及び第5項(損失補てん等の禁止)並びに第40条の2から第40条の5まで(最良執行方針等、分別管理が確保されていない場合の売買等の禁止、特定投資家向け有価証券の売買等の制限、特定投資家向け有価証券に関する告知義務)を除く。)(通則)及び第45条(第3号及び第4号を除く。)(雑則)の規定は、銀行が行う特定預金等契約(特定預金等(金利、通貨の価格、同法第2条第14項に規定する金融商品市場における相場その他の指標に係る変動によりその元本について損失が生ずるおそれがある預金又は定期積金等として内閣府令で定めるものをいう。)の受入れを内容とする契約をいう。以下同じ。)の締結について準用する。この場合において、これらの規定中「金融商品取引契約」とあるのは「特定預金等契約」と、「金融商品取引業」とあるのは「特定預金等契約の締結の業務」と、これらの規定(同法第34条の規定を除く。)中「金融商品取引行為」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、同法第34条中「顧客を相手方とし、又は顧客のために金融商品取引行為(第2条第8項各号に掲げる行為をいう。以下同じ。)を行うことを内容とする契約」とあるのは「銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約」と、同法第37条の3第1項中「交付しなければならない」とあるのは「交付するほか、預金者等(銀行法第2条第5項に規定する預金者等をいう。以下この項において同じ。)の保護に資するため、内閣府令で定めるところにより、当該特定預金等契約の内容その他預金者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない」と、同法第39条第1項第1号中「有価証券の売買その他の取引(買戻価格があらかじめ定められている買戻条件付売買その他の政令で定める取引を除く。)又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券売買取引等」という。)」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券等」という。)」とあるのは「特定預金等契約」と、「顧客(信託会社等(信託会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の認可を受けた金融機関をいう。以下同じ。)が、信託契約に基づいて信託をする者の計算において、有価証券の売買又はデリバティブ取引を行う場合にあつては、当該信託をする者を含む。以下この条において同じ。)」とあるのは「顧客」と、「補足するため」とあるのは「補足するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第2号及び第3号中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券等」とあるのは「特定預金等契約」と、同項第2号中「追加するため」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第3号中「追加するため、」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同条第2項中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、同条第3項中「原因となるものとして内閣府令で定めるもの」とあるのは「原因となるもの」と、同法第45条第2号中「第37条の2から第37条の6まで、第40条の2第4項及び第43条の4」とあるのは「第37条の3(第1項の書面の交付に係る部分に限り、同項第2号及び第6号並びに第3項を除く。)、第37条の4及び第37条の6」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
⊟
参照条文
第12条の2 第13条の3 第52条の2の5 第52条の45の2 第61条 株式会社日本政策投資銀行法第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第110条の12 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行規則第31条の11 金融商品取引業等に関する内閣府令第62条 金融商品取引法施行令第18条の4の10 金融商品の販売等に関する法律施行令第10条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第7条の15 銀行法施行規則第14条の11の4 第14条の11の5 第14条の11の7 第14条の11の8 第14条の11の9の2 第14条の11の9の3 第14条の11の10 第14条の11の11 第14条の11の12 第14条の11の12の2 第14条の11の13 第14条の11の14 第14条の11の15 第14条の11の16 第14条の11の16の2 第14条の11の16の3 第14条の11の17 第14条の11の18 第14条の11の22 第14条の11の23 第14条の11の24 第14条の11の25 第14条の11の26 第14条の11の27 第14条の11の28 第14条の11の29 第14条の11の30 第14条の11の30の2 第14条の11の31 第34条の2の14 第34条の53の12 第34条の53の15 銀行法施行令第4条の3 第4条の4 第4条の5 第4条の6 経済産業省・財務省・内閣府関係株式会社商工組合中央金庫法施行規則第48条 消費生活協同組合法施行規則第35条 商品先物取引法施行規則第90条の11 信託業法施行規則第30条の2 第30条の12 信用金庫法施行規則第170条の12 水産業協同組合法施行規則第32条 中小企業等協同組合法施行規則第36条 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第26条の2の12 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第10条の14 農業協同組合法施行規則第22条の12 農林中央金庫法施行規則第85条の12 保険業法施行規則第52条の13の12 第234条の12 労働金庫法施行規則第152条の12
第14条
【取締役等に対する信用の供与】
2
銀行の取締役又は執行役が当該銀行から信用の供与を受ける場合における会社法第365条第1項(競業及び取締役会設置会社との取引等の制限)の規定により読み替えて適用する同法第356条第1項(競業及び利益相反取引の制限)の規定及び同法第419条第2項(執行役の監査委員に対する報告義務等)において準用する同法第356条第1項の規定による取締役会の承認に対する同法第369条第1項(取締役会の決議)の規定の適用については、同項中「その過半数(これを上回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合以上)」とあるのは、「その三分の二(これを上回る割合を定款で定めた場合にあっては、その割合)以上に当たる多数」とする。
第14条の2
【経営の健全性の確保】
⊟
参照条文
株式会社日本政策投資銀行法第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第6条 第52条 第55条 第64条 第69条 第70条 協同組合による金融事業に関する法律第六条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法第5条 金融機関等の組織再編成の促進のための特別措置に関する内閣府令第5条 金融機能の強化のための特別措置に関する内閣府令第10条の2 金融機能の強化のための特別措置に関する法律第5条 金融機能の再生のための緊急措置に関する法律施行規則第23条 金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律第2条 金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律施行規則第2条 金融庁組織規則第8条の2 銀行等の株式等の保有の制限に関する内閣府令第5条 銀行法施行規則第1条の8 第9条の2 第14条の2 第14条の5 第14条の12 第17条の5 第18条 第19条の2 第22条 第34条の19の4 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 資金移動業者に関する内閣府令第15条 資金決済に関する法律施行令第8条 第16条 信用金庫法施行規則第66条 第79条 第86条 第115条 第118条 第127条 第133条 信用金庫法第八十九条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第3条 長期信用銀行法施行規則第1条 第4条の7 第5条の9の4 第10条の2 第13条の2 第13条の5 第13条の12 第17条 第18条の2 第18条の3 第21条 第26条 長期信用銀行法第十七条において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 前払式支払手段に関する内閣府令第31条 郵政民営化法第116条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第4条 第7条 労働金庫法第97条 労働金庫法施行規則第47条 第62条 第69条 第97条 第100条 第109条 第115条 労働金庫法第九十四条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第2条
第16条
【臨時休業等】
第16条の2
【銀行の子会社の範囲等】
1
銀行は、次に掲げる会社(以下この条において「子会社対象会社」という。)以外の会社を子会社としてはならない。
②の2
資金決済に関する法律第2条第3項(定義)に規定する資金移動業者(第7号に掲げる会社に該当するものを除く。)のうち、資金移動業(同条第2項に規定する資金移動業をいう。)その他内閣府令で定める業務を専ら営むもの(第52条の23第1項第1号の2において「資金移動専門会社」という。)
③
金融商品取引業者のうち、有価証券関連業(金融商品取引法第28条第8項(通則)に規定する有価証券関連業をいう。以下同じ。)のほか、同法第35条第1項第1号から第8号まで(第一種金融商品取引業又は投資運用業を行う者の業務の範囲)に掲げる行為を行う業務その他の内閣府令で定める業務を専ら営むもの(以下「証券専門会社」という。)
④
金融商品取引法第2条第12項(定義)に規定する金融商品仲介業者のうち、金融商品仲介業(同条第11項(定義)に規定する金融商品仲介業をいい、次に掲げる行為のいずれかを営む業務に係るものに限る。以下この号において同じ。)のほか、金融商品仲介業に付随する業務その他の内閣府令で定める業務を専ら営むもの(以下「証券仲介専門会社」という。)
⑥
信託業法第2条第2項(定義)に規定する信託会社のうち、信託業務(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律(以下「兼営法」という。)第1条第1項(兼営の認可)に規定する信託業務をいう。以下同じ。)を専ら営む会社(以下「信託専門会社」という。)
⑪
従属業務又は金融関連業務を専ら営む会社(従属業務を営む会社にあつては主として当該銀行、その子会社(第1号から第2号の2まで及び第7号に掲げる会社に限る。第7項において同じ。)その他これらに類する者として内閣府令で定めるものの営む業務のためにその業務を営んでいるものに限るものとし、金融関連業務を営む会社であつて次に掲げる業務の区分に該当する場合には、当該区分に定めるものに、それぞれ限るものとする。)
イ
証券専門関連業務、保険専門関連業務及び信託専門関連業務のいずれも営むもの 当該会社の議決権について、当該銀行の証券子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等、保険子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有し、かつ、当該銀行の保険子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等、保険子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有し、かつ、当該銀行の信託子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等、保険子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有しているもの
ロ
証券専門関連業務及び保険専門関連業務のいずれも営むもの(イに掲げるものを除く。) 当該会社の議決権について、当該銀行の証券子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等及び保険子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有し、かつ、当該銀行の保険子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等及び保険子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有しているもの
ハ
証券専門関連業務及び信託専門関連業務のいずれも営むもの(イに掲げるものを除く。) 当該会社の議決権について、当該銀行の証券子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有し、かつ、当該銀行の信託子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有しているもの
ニ
保険専門関連業務及び信託専門関連業務のいずれも営むもの(イに掲げるものを除く。) 当該会社の議決権について、当該銀行の保険子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(保険子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有し、かつ、当該銀行の信託子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(保険子会社等及び信託子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有しているもの
ホ
証券専門関連業務を営むもの(イ、ロ及びハに掲げるものを除く。) 当該会社の議決権について、当該銀行の証券子会社等が合算して、当該銀行又はその子会社(証券子会社等を除く。)が合算して保有する当該会社の議決権の数を超えて保有しているもの
3
第1項の規定は、子会社対象会社以外の会社が、銀行又はその子会社の担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により当該銀行の子会社となる場合には、適用しない。ただし、当該銀行は、その子会社となつた会社が当該事由の生じた日から一年を経過する日までに子会社でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。
4
銀行は、子会社対象会社のうち、第1項第1号から第11号まで又は第13号に掲げる会社(従属業務(第2項第1号に掲げる従属業務をいう。以下この項及び第7項において同じ。)又は銀行業に付随し、若しくは関連する業務として内閣府令で定めるものを専ら営む会社(従属業務を営む会社にあつては、主として当該銀行の営む業務のためにその業務を営んでいる会社に限る。)を除く。以下この条及び次条第4項第1号において「子会社対象銀行等」という。)を子会社としようとするときは、第30条第1項から第3項まで又は金融機関の合併及び転換に関する法律第5条第1項(認可)の規定により合併、会社分割又は事業の譲受けの認可を受ける場合を除き、あらかじめ、内閣総理大臣の認可を受けなければならない。
5
前項の規定は、子会社対象銀行等が、銀行又はその子会社の担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により当該銀行の子会社となる場合には、適用しない。ただし、当該銀行は、その子会社となつた子会社対象銀行等を引き続き子会社とすることについて内閣総理大臣の認可を受けた場合を除き、当該子会社対象銀行等が当該事由の生じた日から一年を経過する日までに子会社でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。
⊟
参照条文
第16条の3 第52条の23 第53条 第57条の6 第65条 金融機関等の組織再編成の促進のための特別措置に関する内閣府令第2条 金融機能の強化のための特別措置に関する内閣府令第2条 金融商品取引業等に関する内閣府令第154条 銀行法施行規則第17条の2 第17条の3 第17条の4 第17条の4の2 第17条の5 第17条の7の2 第22条 第34条の2の2 第34条の16 第35条 銀行法施行令第17条の2 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 第3条 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第十条第三項に規定する他の国内の会社から除くものとして公正取引委員会規則で定める会社を定める規則 宅地建物取引業法施行令第8条 長期信用銀行法第17条 不動産特定共同事業法施行令第8条 法人税法施行令第96条 郵政民営化法第111条 第120条 第196条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第7条 第13条
第16条の3
【銀行等による議決権の取得等の制限】
2
前項の規定は、銀行又はその子会社が、担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により、国内の会社の議決権をその基準議決権数を超えて取得し、又は保有することとなる場合には、適用しない。ただし、当該銀行又はその子会社は、合算してその基準議決権数を超えて取得し、又は保有することとなつた部分の議決権については、当該銀行があらかじめ内閣総理大臣の承認を受けた場合を除き、その取得し、又は保有することとなつた日から一年を超えてこれを保有してはならない。
4
5
内閣総理大臣は、前項各号に規定する認可をするときは、当該各号に定める日に銀行又はその子会社が合算してその基準議決権数を超えて保有することとなる国内の会社の議決権のうちその基準議決権数を超える部分の議決権を、同日から五年を経過する日までに内閣総理大臣が定める基準に従つて処分することを条件としなければならない。
第18条
【資本準備金及び利益準備金の額】
銀行は、剰余金の配当をする場合には、会社法第445条第4項(資本金の額及び準備金の額)の規定にかかわらず、内閣府令で定めるところにより、当該剰余金の配当により減少する剰余金の額に五分の一を乗じて得た額を資本準備金又は利益準備金として計上しなければならない。
第19条
【業務報告書等】
1
銀行は、事業年度ごとに、業務及び財産の状況を記載した当該事業年度の中間事業年度(当該事業年度の四月一日から九月三十日までの期間をいう。以下同じ。)に係る中間業務報告書及び当該事業年度に係る業務報告書を作成し、内閣総理大臣に提出しなければならない。
2
銀行が子会社等を有する場合には、当該銀行は、事業年度ごとに、前項の報告書のほか、当該銀行及び当該子会社等の業務及び財産の状況を連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る中間業務報告書及び当該事業年度に係る業務報告書を作成し、内閣総理大臣に提出しなければならない。
第20条
【貸借対照表等の公告等】
1
銀行は、事業年度ごとに、内閣府令で定めるところにより、当該事業年度の中間事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「中間貸借対照表等」という。)並びに当該事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「貸借対照表等」という。)を作成しなければならない。
2
銀行が子会社等を有する場合には、当該銀行は、事業年度ごとに、中間貸借対照表等及び貸借対照表等のほか、内閣府令で定めるところにより、当該銀行及び当該子会社等につき連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「中間連結貸借対照表等」という。)並びに当該事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「連結貸借対照表等」という。)を作成しなければならない。
3
中間貸借対照表等、貸借対照表等、中間連結貸借対照表等及び連結貸借対照表等は、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものとして内閣府令で定めるものをいう。以下同じ。)をもつて作成することができる。
4
銀行は、内閣府令で定めるところにより、その中間事業年度経過後三月以内に中間貸借対照表等及び中間連結貸借対照表等を、その事業年度経過後三月以内に貸借対照表等及び連結貸借対照表等を公告しなければならない。ただし、やむを得ない理由により当該三月以内にこれらの書類の公告をすることができない場合には、内閣総理大臣の承認を受けて、当該公告を延期することができる。
5
前項の規定にかかわらず、その公告方法(会社法第2条第33号(定義)に規定する公告方法をいう。以下同じ。)が第57条第1号に掲げる方法である銀行は、内閣府令で定めるところにより、中間貸借対照表等、貸借対照表等、中間連結対照表等及び連結貸借対照表等の要旨を公告することで足りる。この場合においては、同項ただし書の規定を準用する。
⊟
参照条文
第21条 第47条 第52条の51 第57条の2 第57条の3 第57条の4 第63条 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第196条 第205条 株式会社日本政策投資銀行法第10条 銀行法施行規則第13条の3 第19条 第19条の2 第19条の3 第19条の4 第34条の60 第35条 第36条の2 銀行法施行令第9条 第14条の2 第17条の2 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第18条 第18条の2 第18条の3 第18条の4 第25条の39 第26条 第26条の2 法人税法施行規則第8条の3 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第13条
第21条
【業務及び財産の状況に関する説明書類の縦覧等】
⊟
参照条文
第47条 第52条の2の6 第52条の51 第63条 確定拠出年金法施行規則第20条 株式会社日本政策投資銀行法第10条 協同組合による金融事業に関する法律第6条 第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第17条 第69条 第70条 第71条 第72条 第106条 第111条 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行令第11条 金融商品取引法第66条の18 銀行法施行規則第19条の2 第19条の3 第19条の4 第19条の5 第34条の2の32 第34条の60 第35条 信用金庫法第89条 第90条の3 信用金庫法施行規則第3条 第100条 第132条 第133条 第134条 第135条 第137条の2 第166条 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第18条の2 第18条の3 第18条の4 第18条の5 第25条の2 第25条の39 第26条 農林中央金庫法施行規則第85条の32 法人税法施行規則第8条の3 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第13条 労働金庫法第94条 第100条の3 労働金庫法施行規則第5条 第83条 第114条 第115条 第116条 第117条 第148条
第24条
【報告又は資料の提出】
1
内閣総理大臣は、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、銀行(当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者を含む。)に対し、その業務又は財産の状況に関し報告又は資料の提出を求めることができる。
⊟
参照条文
第25条 第43条 第47条 第52条の31 第52条の61 第63条 協同組合による金融事業に関する法律第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第14条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条 銀行法施行規則第21条 銀行法施行令第17条の2 信用金庫法第90条の3 信用金庫法施行規則第20条 信用金庫法施行令第10条の2 長期信用銀行法第16条 第25条 長期信用銀行法施行規則第20条 長期信用銀行法施行令第8条 郵政民営化法第117条 郵政民営化法施行令第22条 労働金庫法第94条 第97条 第100条の3 労働金庫法施行規則第16条 労働金庫法施行令第10条 第11条
第25条
【立入検査】
1
内閣総理大臣は、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該職員に銀行(当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者を含む。)の営業所その他の施設に立ち入らせ、その業務若しくは財産の状況に関し質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
2
内閣総理大臣は、前項の規定による立入り、質問又は検査を行う場合において特に必要があると認めるときは、その必要の限度において、当該職員に銀行の子法人等若しくは当該銀行から業務の委託を受けた者の施設に立ち入らせ、銀行に対する質問若しくは検査に必要な事項に関し質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
第26条
【業務の停止等】
1
内閣総理大臣は、銀行の業務若しくは財産又は銀行及びその子会社等の財産の状況に照らして、当該銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該銀行に対し、措置を講ずべき事項及び期限を示して、当該銀行の経営の健全性を確保するための改善計画の提出を求め、若しくは提出された改善計画の変更を命じ、又はその必要の限度において、期限を付して当該銀行の業務の全部若しくは一部の停止を命じ、若しくは当該銀行の財産の供託その他監督上必要な措置を命ずることができる。
2
前項の規定による命令(改善計画の提出を求めることを含む。)であつて、銀行又は銀行及びその子会社等の自己資本の充実の状況によつて必要があると認めるときにするものは、内閣府令・財務省令で定める銀行又は銀行及びその子会社等の自己資本の充実の状況に係る区分に応じ、それぞれ内閣府令・財務省令で定めるものでなければならない。
⊟
参照条文
第37条 第56条 第57条の5 第57条の6 第62条 第65条 協同組合による金融事業に関する法律第6条の6 第6条の7 第9条の2 第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第67条 第102条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条 協同組合による金融事業に関する法律第六条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律第3条 銀行法施行規則第17条 第34条の56 銀行法施行令第17条の2 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 信用金庫法第87条の5 第90条の2 第91条 信用金庫法施行規則第130条 第162条 信用金庫法施行令第10条の2 信用金庫法第八十九条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第3条 長期信用銀行法第24条 第27条 長期信用銀行法施行規則第15条の2 第25条の35 長期信用銀行法第十七条において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第1条 郵政民営化法第120条 労働金庫法第94条 第96条の3 第97条 第100条の2 第101条 労働金庫法施行規則第112条 第144条 労働金庫法第九十四条第一項において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第2条
第27条
【免許の取消し等】
内閣総理大臣は、銀行が法令、定款若しくは法令に基づく内閣総理大臣の処分に違反したとき又は公益を害する行為をしたときは、当該銀行に対し、その業務の全部若しくは一部の停止若しくは取締役、執行役、会計参与若しくは監査役の解任を命じ、又は第4条第1項の免許を取り消すことができる。
⊟
参照条文
第37条 第40条 第42条 第51条 第56条 第57条の5 第57条の6 第62条 確定拠出年金運営管理機関に関する命令第4条 協同組合による金融事業に関する法律第6条の6 第6条の7 第9条の2 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第67条 第83条 第102条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第6条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第17条 第34条の37 第34条の56 銀行法施行令第17条 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法第87条の5 第90条の2 信用金庫法施行規則第130条 第143条 第162条 信用金庫法施行令第10条 長期信用銀行法第24条 長期信用銀行法施行規則第15条の2 第25条の16 第25条の35 長期信用銀行法施行令第7条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農林中央金庫法施行規則第123条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第12条 労働金庫法施行規則第125条
第28条
内閣総理大臣は、前二条の規定により、銀行に対し、その業務の全部又は一部の停止を命じた場合において、その整理の状況に照らして必要があると認めるときは、第4条第1項の免許を取り消すことができる。
⊟
参照条文
第40条 第42条 第51条 第56条 第57条の5 第57条の6 確定拠出年金運営管理機関に関する命令第4条 協同組合による金融事業に関する法律第6条の6 第6条の7 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第6条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第34条の37 銀行法施行令第17条 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法第87条の5 信用金庫法施行規則第143条 信用金庫法施行令第10条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 長期信用銀行法施行令第7条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農林中央金庫法施行規則第123条 郵便貯金銀行及び郵便保険会社に係る移行期間中の業務の制限等に関する命令第12条 労働金庫法施行規則第125条
第29条
【資産の国内保有】
第30条
【合併、会社分割又は事業の譲渡若しくは譲受けの認可等】
1
銀行を全部又は一部の当事者とする合併(当該合併後存続する会社又は当該合併により設立される会社が銀行であるものに限るものとし、金融機関の合併及び転換に関する法律第3条(合併)の規定による合併に該当するものを除く。以下この章において「合併」という。)は、内閣総理大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。
第34条
【事業の譲渡又は譲受けの場合の債権者の異議の催告等】
1
銀行を当事者とする事業の全部の譲渡又は譲受けについて株主総会の決議(会社法第468条(事業譲渡等の承認を要しない場合)の規定により同法第467条第1項(事業譲渡等の承認等)の決議によらずに事業の全部の譲受けを行う場合には、取締役会の決議又は執行役の決定)がされたときは、当該銀行は、当該決議又は決定の日から二週間以内に、当該決議又は決定の要旨及び当該事業の全部の譲渡又は譲受けに異議のある債権者は一定の期間内に異議を述べるべき旨を官報に公告し、かつ、預金者等その他政令で定める債権者以外の知れている債権者には、各別にこれを催告しなければならない。
5
債権者が第1項の期間内に異議を述べたときは、当該銀行は、弁済し、又は相当の担保を提供し、若しくは当該債権者に弁済を受けさせることを目的として信託会社若しくは信託業務を営む他の金融機関に相当の財産を信託しなければならない。ただし、当該事業の全部の譲渡又は譲受けをしても当該債権者を害するおそれがないときは、この限りでない。
⊟
参照条文
第35条 第65条 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第196条 第205条 協同組合による金融事業に関する法律第6条 第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第4条の2 金融機関等の更生手続の特例等に関する法律第349条 銀行法施行規則第23条 銀行法施行令第7条 信用金庫法第89条 第91条 信用金庫法施行規則第79条 第80条 中小企業等協同組合法施行規則第141条 第142条 長期信用銀行法第27条 長期信用銀行法施行規則第22条 長期信用銀行法施行令第6条 預金保険法第131条 労働金庫法第94条 第101条 労働金庫法施行規則第62条 第63条 労働金庫法施行令第2条
第35条
第37条
【廃業及び解散等の認可】
第38条
【廃業等の公告等】
銀行は、前条第1項の認可を受けたときは、内閣府令で定めるところにより、直ちに、その旨及び当該認可を受けた事項の内容を公告するとともに、当該銀行を所属銀行とする銀行代理業者に通知し、かつ、一月を下らない期間、すべての営業所の公衆の目につきやすい場所に掲示しなければならない。
第44条
【清算人の任免等】
1
銀行が第4条第1項の内閣総理大臣の免許の取消しにより解散した場合には、裁判所は、利害関係人若しくは内閣総理大臣の請求により又は職権をもつて、清算人を選任する。当該清算人の解任についても、同様とする。
4
清算銀行の清算人に対する会社法第478条第6項(清算人の就任)において準用する同法第331条第1項第3号(取締役の資格等)の規定の適用については、同号中「この法律」とあるのは、「銀行法、この法律」とする。
第45条
【清算の監督】
3
裁判所は、清算銀行の清算事務及び財産の状況を検査するとともに、当該清算銀行に対し、財産の供託を命じ、その他清算の監督に必要な命令をすることができる。この場合においては、当該検査をさせるため、特別検査人を選任することができる。
8
清算銀行の清算人は、会社法第492条第3項(財産目録等の作成等)の規定により同項に規定する財産目録等について株主総会の承認を受けた場合には、遅滞なく、当該財産目録等(当該財産目録等が電磁的記録をもつて作成されている場合にあつては、当該電磁的記録に記録された事項を記載した書面)を裁判所に提出しなければならない。
第47条
【外国銀行の免許等】
1
外国銀行が日本において銀行業を営もうとするときは、当該外国銀行は、内閣府令で定めるところにより、当該外国銀行の日本における銀行業の本拠となる一の支店(以下この章において「主たる外国銀行支店」という。)を定めて、第4条第1項の内閣総理大臣の免許を受けなければならない。
2
前項の規定により、外国銀行が第4条第1項の内閣総理大臣の免許を受けたときは、その主たる外国銀行支店及び当該外国銀行の日本における他の支店その他の営業所(以下この章において「従たる外国銀行支店」という。)(以下この章において「外国銀行支店」と総称する。)を一の銀行とみなし、当該外国銀行の日本における代表者を当該一の銀行とみなされた外国銀行支店の取締役とみなして、この法律の規定を適用する。ただし、第4条の2、第5条、第6条、第7条の2第4項、第8条、第13条第2項及び第4項、第14条第2項、第2章の2、第19条第2項、第20条第2項、第21条第2項、第22条、第23条、第24条第2項及び第3項(これらの規定中子法人等に係る部分に限る。)、第25条第2項及び第5項(これらの規定中子法人等に係る部分に限る。)、第30条第1項及び第2項、第32条から第33条の2まで、第36条(会社分割に係る部分に限る。)、第37条第1項第2号及び第3号、第39条、第40条、第41条第2号(会社分割に係る部分に限る。)及び第3号、第43条、第44条、第7章の3、第53条第1項(第1号、第5号及び第8号を除く。)、第2項、第3項及び第5項、第55条第2項及び第3項、第56条第5号から第9号まで、第57条並びに第57条の2第2項の規定を除く。
3
前項の場合において、第10条第2項(第8号の2に係る部分に限る。)及び次章の規定並びにこれらの規定に係る第9章の規定の適用については、外国銀行支店に係る外国銀行の主たる営業所及びその外国における支店その他の営業所(以下この項において「外国銀行外国営業所」と総称する。)は、一の外国銀行とみなし、当該外国銀行支店が行う当該外国銀行支店に係る外国銀行の外国銀行外国営業所とその顧客の取引の仲介(外国銀行の業務の代理又は媒介に相当するものとして内閣府令で定めるものに限る。)は、当該一の外国銀行の業務の媒介とみなし、当該取引の仲介に係る外国銀行外国営業所は、当該外国銀行支店が当該一の外国銀行の業務の媒介の委託を受ける旨の契約の相手方とみなす。
4
外国銀行に対する第4条第1項の内閣総理大臣の免許に係る特例、外国銀行支店に対しこの法律の規定を適用する場合における技術的読替えその他外国銀行支店に対するこの法律の規定の適用に関し必要な事項は、政令で定める。
⊟
参照条文
第24条 第49条の2 第52条の2の2 確定拠出年金法施行令第58条 株式会社産業再生機構法施行規則第3条 株式会社地域経済活性化支援機構法施行規則第3条 株式会社日本政策金融公庫法施行令第32条 企業内容等の開示に関する内閣府令第17条の15 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 金融商品取引業等に関する内閣府令第50条 金融庁等の職員が検査の際に携帯すべき身分証明書等の様式を定める内閣府令 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律第3条 銀行等保有株式取得機構に関する命令第2条 銀行法施行規則第13条の2 第28条 第29条 第29条の2 第32条 第34条の37 銀行法施行令第9条 第10条 第14条の2 第17条の2 銀行法等の一部を改正する法律附則第二条第二項の届出に関する内閣府令 国債の金利スワップ取引に関する省令第3条 債権管理回収業に関する特別措置法施行令第1条 資金移動業者に関する内閣府令第15条 資金決済に関する法律第37条 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 社債、株式等の振替に関する法律第44条 所得税法施行規則第81条の6 第81条の25 第81条の29 信用金庫法施行規則第143条 租税特別措置法施行規則第3条の18 第19条の5 長期信用銀行法施行規則第25条の16 電子記録債権法施行令第13条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農林中央金庫法施行規則第123条 犯罪による収益の移転防止に関する法律施行令第21条 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律施行規則第24条 犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律施行令第2条 前払式支払手段に関する内閣府令第31条 預金保険法施行令第14条の9 労働金庫法施行規則第125条
第48条
【外国銀行支店の資料の提出等】
内閣総理大臣は、外国銀行支店の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、外国銀行支店(当該外国銀行支店を所属銀行とする銀行代理業者を含む。)に対し、外国銀行支店に係る外国銀行(当該外国銀行と政令で定める特殊の関係のある者を含む。)の業務又は財産の状況に関する報告又は資料の提出を求めることができる。
⊟
参照条文
第49条
【外国銀行支店の届出】
⊟
参照条文
第49条の2
【外国銀行支店の公告方法】
2
会社法第940条第3項(電子公告の公告期間等)、第941条(電子公告調査)、第946条(調査の義務等)、第947条(電子公告調査を行うことができない場合)、第951条第2項(財務諸表等の備置き及び閲覧等)、第953条(改善命令)及び第955条(調査記録簿等の記載等)の規定は、外国銀行支店が電子公告によりこの法律又は他の法律の規定による公告(会社法の規定による公告を除く。)をする場合について準用する。この場合において、同法第940条第3項中「前二項」とあるのは「銀行法第47条第2項の規定により外国銀行支店を一の銀行とみなして適用する同法第57条の2第1項」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
⊟
参照条文
第52条の2
【外国銀行代理業務に係る認可等】
1
銀行は、第10条第2項第8号の2に掲げる業務(次条第2号から第4号までを除き、以下「外国銀行代理業務」という。)を営もうとするときは、当該外国銀行代理業務の委託を受ける旨の契約の相手方である外国銀行(次条第2号から第4号までを除き、以下「所属外国銀行」という。)ごとに、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、内閣総理大臣の認可を受けなければならない。
2
前項の規定は、銀行が当該銀行の子会社である外国銀行その他の内閣府令で定める外国銀行を所属外国銀行として外国銀行代理業務を営もうとするときは、適用しない。この場合において、当該銀行は、当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行ごとに、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、内閣総理大臣に届け出なければならない。
第52条の2の2
【外国銀行の免許に関する特例】
次の各号に掲げる場合には、当該各号に定める業務(第10条第1項第1号又は第3号に掲げる業務に限る。)については、第4条第1項及び第47条第1項の規定は、適用しない。
②
長期信用銀行が、長期信用銀行法第6条の3第1項(外国銀行代理業務に係る認可等)の認可を受け、又は同条第2項の規定による届出をして外国銀行代理業務(同条第1項に規定する外国銀行代理業務をいう。)を営んでいる場合 当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行(同条第1項に規定する所属外国銀行をいう。)の当該外国銀行代理業務に係る業務
③
信用金庫連合会が、信用金庫法第54条の2(外国銀行代理業務に係る届出)の規定による届出をして外国銀行代理業務(同条に規定する外国銀行代理業務をいう。)を営んでいる場合 当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行(同条に規定する所属外国銀行をいう。)の当該外国銀行代理業務に係る業務
④
農林中央金庫が、農林中央金庫法第59条の4(外国銀行代理業務に係る届出)の規定による届出をして外国銀行代理業務(同条に規定する外国銀行代理業務をいう。)を営んでいる場合 当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行(同条に規定する所属外国銀行をいう。)の当該外国銀行代理業務に係る業務
⊟
参照条文
第52条の2の3
【出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の特例】
銀行が、第52条の2第1項の認可を受け、又は同条第2項の規定による届出をして外国銀行代理業務を営んでいる場合には、当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行が業としてする預り金(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律第2条第2項(預り金の禁止)に規定する預り金をいう。)であつて当該外国銀行代理業務に係るものについては、同法第2条第1項の規定は、適用しない。
第52条の2の4
【貸金業法の特例】
銀行が、第52条の2第1項の認可を受け、又は同条第2項の規定による届出をして外国銀行代理業務を営んでいる場合には、当該外国銀行代理業務に係る所属外国銀行が業として行う貸付け(貸金業法第2条第1項(定義)に規定する貸付けをいう。)であつて当該外国銀行代理業務に係るものについては、同法第2条第1項に規定する貸金業に該当しないものとみなす。
第52条の2の5
【外国銀行代理銀行についての金融商品取引法の準用】
金融商品取引法第3章第1節第5款(第34条の2第6項から第8項まで(特定投資家が特定投資家以外の顧客とみなされる場合)並びに第34条の3第5項及び第6項(特定投資家以外の顧客である法人が特定投資家とみなされる場合)を除く。)(特定投資家)、同章第2節第1款(第35条から第36条の4まで(第一種金融商品取引業又は投資運用業を行う者の業務の範囲、第二種金融商品取引業又は投資助言・代理業のみを行う者の兼業の範囲、顧客に対する誠実義務、標識の掲示、名義貸しの禁止、社債の管理の禁止等)、第37条第1項第2号(広告等の規制)、第37条の2(取引態様の事前明示義務)、第37条の3第1項第2号及び第6号並びに第3項(契約締結前の書面の交付)、第37条の5から第37条の7まで(保証金の受領に係る書面の交付、書面による解除、指定紛争解決機関との契約締結義務等)、第38条第1号及び第2号並びに第38条の2(禁止行為)、第39条第3項ただし書及び第5項(損失補てん等の禁止)並びに第40条の2から第40条の5まで(最良執行方針等、分別管理が確保されていない場合の売買等の禁止、特定投資家向け有価証券の売買等の制限、特定投資家向け有価証券に関する告知義務)を除く。)(通則)及び第45条(第3号及び第4号を除く。)(雑則)の規定は、外国銀行代理銀行(第52条の2第1項の認可を受け、又は同条第2項の規定による届出をして外国銀行代理業務を営んでいる銀行をいう。以下同じ。)が行う外国銀行代理業務に係る特定預金等契約の締結の代理又は媒介について準用する。この場合において、これらの規定中「金融商品取引契約」とあるのは「特定預金等契約」と、「金融商品取引業」とあるのは「特定預金等契約の締結の代理又は媒介の業務」と、「締結の勧誘又は締結」とあるのは「締結の勧誘又は締結の代理若しくは媒介」と、これらの規定(同法第34条の規定を除く。)中「金融商品取引行為」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、同法第34条中「顧客を相手方とし、又は顧客のために金融商品取引行為(第2条第8項各号に掲げる行為をいう。以下同じ。)を行うことを内容とする契約」とあるのは「銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約」と、「を過去に当該特定投資家との間で締結」とあるのは「の締結の代理又は媒介を過去に当該特定投資家との間で」と、「を締結する」とあるのは「の締結の代理又は媒介をする」と、同法第34条の2第5項第2号及び第34条の3第4項第2号中「締結する」とあるのは「締結の代理又は媒介をする」と、同条第2項第4号イ中「と対象契約」とあるのは「による代理若しくは媒介により対象契約」と、同法第37条の3第1項中「を締結しようとするとき」とあるのは「の締結の代理又は媒介を行うとき」と、「交付しなければならない」とあるのは「交付するほか、預金者等(銀行法第2条第5項に規定する預金者等をいう。以下この項において同じ。)の保護に資するため、内閣府令で定めるところにより、当該特定預金等契約の内容その他預金者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない」と、同項第1号中「金融商品取引業者等」とあるのは「外国銀行代理銀行(銀行法第52条の2の5に規定する外国銀行代理銀行をいう。)の所属外国銀行(同法第52条の2第1項に規定する所属外国銀行をいう。)」と、同法第39条第1項第1号中「有価証券の売買その他の取引(買戻価格があらかじめ定められている買戻条件付売買その他の政令で定める取引を除く。)又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券売買取引等」という。)」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券等」という。)」とあるのは「特定預金等契約」と、「顧客(信託会社等(信託会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の認可を受けた金融機関をいう。以下同じ。)が、信託契約に基づいて信託をする者の計算において、有価証券の売買又はデリバティブ取引を行う場合にあつては、当該信託をする者を含む。以下この条において同じ。)」とあるのは「顧客」と、「補足するため」とあるのは「補足するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第2号及び第3号中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券等」とあるのは「特定預金等契約」と、同項第2号中「追加するため」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第3号中「追加するため、」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同条第2項中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、同条第3項中「原因となるものとして内閣府令で定めるもの」とあるのは「原因となるもの」と、同法第45条第2号中「第37条の2から第37条の6まで、第40条の2第4項及び第43条の4」とあるのは「第37条の3(第1項の書面の交付に係る部分に限り、同項第2号及び第6号並びに第3項を除く。)及び第37条の4」と、「締結した」とあるのは「締結の代理若しくは媒介をした」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
⊟
参照条文
第61条 銀行法施行規則第34条の2の3 第34条の2の5 第34条の2の7 第34条の2の8 第34条の2の9の2 第34条の2の9の3 第34条の2の10 第34条の2の11 第34条の2の12 第34条の2の12の2 第34条の2の13 第34条の2の14 第34条の2の15 第34条の2の16 第34条の2の16の2 第34条の2の16の3 第34条の2の17 第34条の2の18 第34条の2の22 第34条の2の23 第34条の2の24 第34条の2の25 第34条の2の26 第34条の2の27 第34条の2の28 第34条の2の29 第34条の2の30 第34条の2の30の2 第34条の2の31 銀行法施行令第14条の3 第14条の4 第14条の5 第14条の6 長期信用銀行法第17条
第52条の2の6
【所属外国銀行に係る説明書類等の縦覧】
1
外国銀行代理銀行は、内閣府令で定めるところにより、その所属外国銀行及びその所属外国銀行を子会社とする持株会社で外国の法令に準拠して設立された会社(以下この項において「外国銀行持株会社」という。)がその事業年度ごとに作成した書面であつて、当該所属外国銀行又は当該外国銀行持株会社の業務及び財産の状況に関する事項を記載したもの(第21条第1項及び第2項並びに第52条の29第1項に規定する事業年度に係る説明書類又はこれに類するものであつて、日本語又は英語により記載したものに限る。)を、当該所属外国銀行のために外国銀行代理業務を営む国内のすべての営業所(無人の営業所を除く。次項において同じ。)に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。
第52条の2の7
【外国銀行代理業務の健全化措置】
第52条の2の8
【所属外国銀行に関する資料の提出等】
第52条の2の9
【所属外国銀行に関する届出等】
1
外国銀行代理銀行は、その所属外国銀行(外国銀行代理銀行(外国銀行支店に限る。)が営む外国銀行代理業務に係る所属外国銀行(当該外国銀行支店に係る外国銀行に限る。)を除く。)が次の各号のいずれかに該当するときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
第52条の2の10
【準用】
第52条の40、第52条の41、第52条の43から第52条の45(第4号を除く。)まで、第52条の49及び第52条の50第1項の規定は、銀行代理業者に係るものにあつては外国銀行代理銀行について、所属銀行に係るものにあつては所属外国銀行について、銀行代理業に係るものにあつては外国銀行代理業務について、それぞれ準用する。この場合において、第52条の45第5号中「所属銀行の業務」とあるのは、「外国銀行代理業務」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
⊟
参照条文
第61条 第63条 第63条の2 第63条の3 第65条 銀行法施行規則第34条の2の4 第34条の2の35 第34条の2の36 第34条の2の37 第34条の2の38 第34条の2の42 第34条の2の43 第34条の2の44 第34条の2の45 第34条の2の46 銀行法施行令第14条の8 第17条の2 長期信用銀行法第23条の2 第25条 第25条の2 第25条の3 第27条 長期信用銀行法施行規則第4条の2の8 第25条の2の4 第25条の2の5 第25条の2の6 第25条の2の7 第25条の2の11 第25条の2の12 第25条の2の13 第25条の2の14 第25条の2の15 長期信用銀行法施行令第5条
第52条の2の11
【銀行等の議決権保有に係る届出書の提出】
1
一の銀行の総株主の議決権の百分の五を超える議決権又は一の銀行持株会社の総株主の議決権の百分の五を超える議決権の保有者(国、地方公共団体その他これらに準ずるものとして政令で定める法人(第52条の9において「国等」という。)を除く。以下この章及び第9章において「銀行議決権大量保有者」という。)は、内閣府令で定めるところにより、銀行議決権大量保有者となつた日から五日(日曜日その他政令で定める休日の日数は、算入しない。次条第1項において同じ。)以内(保有する議決権の数に増加がない場合その他の内閣府令で定める場合にあつては、内閣府令で定める日以内)に、次に掲げる事項を記載した届出書(以下この章において「銀行議決権保有届出書」という。)を内閣総理大臣に提出しなければならない。
第52条の3
【銀行議決権保有届出書に関する変更報告書の提出】
1
銀行議決権大量保有者は、一の銀行の総株主の議決権の百分の五を超える議決権又は一の銀行持株会社の総株主の議決権の百分の五を超える議決権の保有者となつた日の後に、前条第1項各号に掲げる事項の変更があつた場合(議決権保有割合の変更の場合にあつては、百分の一以上増加し又は減少した場合に限る。)には、内閣府令で定めるところにより、その日から五日以内(保有する議決権の数に増加がない場合その他の内閣府令で定める場合にあつては、内閣府令で定める日以内)に、当該変更に係る報告書(以下この条及び次条において「変更報告書」という。)を内閣総理大臣に提出しなければならない。ただし、議決権保有割合が百分の一以上減少したことによる変更報告書で当該変更報告書に記載された議決権保有割合が百分の五以下であるものを既に提出している場合その他の内閣府令で定める場合については、この限りでない。
2
議決権保有割合が減少したことにより変更報告書を提出する者は、短期間に大量の議決権を譲渡したものとして政令で定める基準に該当する場合においては、内閣府令で定めるところにより、譲渡の相手方及び対価に関する事項についても当該変更報告書に記載しなければならない。
3
銀行議決権保有届出書又は変更報告書(以下この節において「提出書類」という。)を提出する日の前日までに、新たに変更報告書を提出しなければならない事由が生じた場合には、当該変更報告書は、第1項本文の規定にかかわらず、提出されていない当該提出書類の提出と同時に内閣総理大臣に提出しなければならない。
第52条の4
【銀行議決権保有届出書等に関する特例】
1
銀行、金融商品取引業者(有価証券関連業を営む者に限る。)、信託会社(信託業法第3条又は第53条第1項の免許を受けたものに限る。)その他の内閣府令で定める者のうち基準日を内閣総理大臣に届け出た者が保有する議決権で当該議決権に係る株式の発行者である銀行又は銀行持株会社の営業活動を支配することを保有の目的としないもの(議決権保有割合が内閣府令で定める数を超えた場合及び保有の態様その他の事情を勘案して内閣府令で定める場合を除く。以下この条において「特例対象議決権」という。)に係る銀行議決権保有届出書は、第52条の2の11第1項の規定にかかわらず、議決権保有割合が初めて百分の五を超える数となつた基準日における当該議決権の保有状況に関する事項であつて、内閣府令で定めるものを記載したものを、内閣府令で定めるところにより、当該基準日の属する月の翌月十五日までに、内閣総理大臣に提出しなければならない。
2
特例対象議決権に係る変更報告書(当該議決権が特例対象議決権以外の議決権になる場合の変更に係るものを除く。)は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ当該各号に定める日までに、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に提出しなければならない。
③
変更報告書に係る基準日の後の基準日における議決権保有割合が当該変更報告書に記載された議決権保有割合より百分の一以上増加し又は減少した場合その他の前項に規定する内閣府令で定めるものの重要な変更があつた場合 当該後の基準日の属する月の翌月十五日
第52条の5
【訂正報告書の提出命令】
内閣総理大臣は、第52条の2の11第1項、第52条の3第1項若しくは第3項又は前条第1項若しくは第2項の規定により提出書類の提出を受けた場合において、当該提出書類に形式上の不備があり、又は当該提出書類に記載すべき事項のうち重要なものの記載が不十分であると認めるときは、当該提出書類の提出をした者に対し、訂正報告書の提出を命ずることができる。この場合においては、行政手続法第13条第1項(不利益処分をしようとする場合の手続)の規定による意見陳述のための手続の区分にかかわらず、聴聞を行わなければならない。
第52条の6
内閣総理大臣は、提出書類のうちに重要な事項について虚偽の記載があり、又は記載すべき事項のうち重要なもの若しくは誤解を生じさせないために必要な重要な事実の記載が欠けていることを発見したときは、いつでも、当該提出書類の提出をした者に対し、訂正報告書の提出を命ずることができる。この場合においては、行政手続法第13条第1項(不利益処分をしようとする場合の手続)の規定による意見陳述のための手続の区分にかかわらず、聴聞を行わなければならない。
第52条の7
【銀行議決権大量保有者による報告又は資料の提出】
第52条の8
【銀行議決権大量保有者に対する立入検査】
第52条の9
【銀行主要株主に係る認可等】
1
次に掲げる取引若しくは行為により一の銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者になろうとする者又は銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者である会社その他の法人の設立をしようとする者(国等並びに第52条の17第1項に規定する持株会社になろうとする会社、同項に規定する者及び銀行を子会社としようとする銀行持株会社を除く。)は、あらかじめ、内閣総理大臣の認可を受けなければならない。
2
前項各号に掲げる取引又は行為以外の事由により一の銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者になつた者(国等並びに銀行持株会社及び第52条の17第2項に規定する特定持株会社を除く。以下この条及び第65条において「特定主要株主」という。)は、当該事由の生じた日の属する当該銀行の事業年度の終了の日から一年を経過する日(以下この項及び第4項において「猶予期限日」という。)までに銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。ただし、当該特定主要株主が、猶予期限日後も引き続き銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であることについて内閣総理大臣の認可を受けた場合は、この限りでない。
3
特定主要株主は、前項の規定による措置により銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者でなくなつたときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。当該措置によることなく銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者でなくなつたときも、同様とする。
⊟
参照条文
第2条 第52条の2の11 第52条の10 第52条の13 第52条の15 第52条の34 第53条 第55条 第56条 第57条の6 第65条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 金融機関等の組織再編成の促進のための特別措置に関する内閣府令第2条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第34条の6 第34条の7 第34条の8 第34条の37 第36条 銀行法施行令第15条の4 第17条の2の3 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法施行規則第143条 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農水産業協同組合の組織再編成の促進のための特別措置に関する命令第2条 農林中央金庫法施行規則第123条 労働金庫及び労働金庫連合会の組織再編成の促進のための特別措置に関する命令第2条 労働金庫法施行規則第125条
第52条の10
内閣総理大臣は、前条第1項又は第2項ただし書の認可の申請があつたときは、次に掲げる基準に適合するかどうかを審査しなければならない。
①
当該認可の申請をした者(以下この条において「申請者」という。)が会社その他の法人である場合又は当該認可を受けて会社その他の法人が設立される場合にあつては、次に掲げる基準に適合すること。
イ
取得資金に関する事項、保有の目的その他の当該申請者又は当該認可を受けて設立される会社その他の法人(以下この号において「法人申請者等」という。)による銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有に関する事項に照らして、当該法人申請者等がその主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であり、又はその主要株主基準値以上の数の議決権の保有者となる銀行の業務の健全かつ適切な運営を損なうおそれがないこと。
②
前号に掲げる場合以外の場合にあつては、次に掲げる基準に適合すること。
イ
取得資金に関する事項、保有の目的その他の当該申請者による銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有に関する事項に照らして、当該申請者がその主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であり、又はその主要株主基準値以上の数の議決権の保有者となる銀行の業務の健全かつ適切な運営を損なうおそれがないこと。
⊟
参照条文
第52条の11
【銀行主要株主による報告又は資料の提出】
第52条の12
【銀行主要株主に対する立入検査】
第52条の14
【銀行主要株主に対する改善計画の提出の求め等】
1
内閣総理大臣は、銀行主要株主(銀行の総株主の議決権の百分の五十を超える議決権の保有者に限る。以下この条において同じ。)の業務又は財産の状況(銀行主要株主が会社その他の法人である場合にあつては、当該銀行主要株主の子会社その他の当該銀行主要株主と内閣府令で定める特殊の関係のある会社の財産の状況を含む。)に照らして、当該銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため特に必要があると認めるときは、その必要の限度において、当該銀行主要株主に対し、措置を講ずべき事項及び期限を示して、当該銀行の経営の健全性を確保するための改善計画の提出を求め、若しくは提出された改善計画の変更を命じ、又はその必要の限度において監督上必要な措置を命ずることができる。
2
内閣総理大臣は、銀行主要株主に対し前項の規定による命令をした場合において、当該命令に係る措置の実施の状況に照らして必要があると認めるときは、当該銀行主要株主がその総株主の議決権の百分の五十を超える議決権の保有者である銀行に対し、その業務の健全かつ適切な運営を確保するために必要な措置を命ずることができる。
第52条の16
【外国銀行主要株主に対する法律の適用関係】
銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であつて外国人又は外国法人であるもの(以下この条において「外国銀行主要株主」という。)に対しこの法律を適用する場合における特例及び技術的読替えその他外国銀行主要株主に対するこの法律の規定の適用に関し必要な事項は、政令で定める。
⊟
参照条文
第52条の17
【銀行持株会社に係る認可等】
2
前項各号に掲げる取引又は行為以外の事由により銀行を子会社とする持株会社になつた会社(以下「特定持株会社」という。)は、当該事由の生じた日の属する事業年度経過後三月以内に、当該会社が銀行を子会社とする持株会社になつた旨その他の内閣府令で定める事項を内閣総理大臣に届け出なければならない。
4
特定持株会社は、前項の規定による措置により銀行を子会社とする持株会社でなくなつたときは、遅滞なく、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。当該措置によることなく銀行を子会社とする持株会社でなくなつたときも、同様とする。
⊟
参照条文
第2条 第52条の9 第52条の18 第52条の24 第52条の34 第53条 第55条 第56条 第57条の6 第61条の2 第63条 第65条 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第63条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第34条の10 第34条の11 第34条の12 第34条の13 第34条の14 第34条の37 第36条 銀行法施行令第16条の2 第16条の5 第16条の6 第17条 第17条の3 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法施行規則第143条 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農林中央金庫法施行規則第123条 郵政民営化法第53条 預金保険法第2条 第61条 労働金庫法施行規則第125条
第52条の19
【銀行持株会社の取締役の兼職の制限等】
2
内閣総理大臣は、前項の認可の申請があつたときは、当該申請に係る事項が当該銀行持株会社の子会社である銀行の業務の健全かつ適切な運営を妨げるおそれがあると認める場合を除き、これを認可しなければならない。
4
会社法第331条第2項ただし書(取締役の資格等)(同法第335条第1項(監査役の資格等)において準用する場合を含む。)、第332条第2項(取締役の任期)(同法第334条第1項(会計参与の任期)において準用する場合を含む。)、第336条第2項(監査役の任期)及び第402条第5項ただし書(執行役の選任等)の規定は、銀行持株会社については、適用しない。
第52条の21
【銀行持株会社の業務範囲等】
1
銀行持株会社は、その子会社である銀行、第52条の23第1項各号に掲げる会社及び第52条の23の2第1項に規定する特例子会社対象会社の経営管理を行うこと並びにこれに附帯する業務のほか、他の業務を営むことができない。
第52条の21の2
【顧客の利益の保護のための体制整備】
1
銀行持株会社は、その子会社である銀行、当該銀行持株会社の子会社である銀行を所属銀行とする銀行代理業者又は当該銀行持株会社の親金融機関等若しくは子金融機関等が行う取引に伴い、当該銀行持株会社の子会社である銀行、当該銀行持株会社の子会社である銀行を所属銀行とする銀行代理業者又は当該銀行持株会社の子金融機関等が行う業務(銀行業、銀行代理業その他の内閣府令で定める業務に限る。)に係る顧客の利益が不当に害されることのないよう、内閣府令で定めるところにより、当該業務に関する情報を適正に管理し、かつ、当該業務の実施状況を適切に監視するための体制の整備その他必要な措置を講じなければならない。
2
前項の「親金融機関等」とは、銀行持株会社の総株主の議決権の過半数を保有している者その他の当該銀行持株会社と密接な関係を有する者として政令で定める者のうち、銀行、金融商品取引業者、保険会社その他政令で定める金融業を行う者をいう。
3
第1項の「子金融機関等」とは、銀行持株会社が総株主等の議決権の過半数を保有している者その他の当該銀行持株会社と密接な関係を有する者として政令で定める者のうち、銀行(当該銀行持株会社の子会社である銀行を除く。)、金融商品取引業者、保険会社その他政令で定める金融業を行う者をいう。
第52条の22
【銀行持株会社に係る同一人に対する信用の供与等】
1
銀行持株会社又はその子会社等(当該銀行持株会社の子会社(内閣府令で定める会社を除く。)その他の当該銀行持株会社と内閣府令で定める特殊の関係のある者をいう。以下この条において同じ。)の同一人(当該同一人と政令で定める特殊の関係のある者を含む。以下この条において同じ。)に対する信用の供与等(信用の供与又は出資として政令で定めるものをいう。以下この条において同じ。)の額は、政令で定める区分ごとに、合算して、当該銀行持株会社及びその子会社等の自己資本の純合計額に政令で定める率を乗じて得た額(以下この条において「銀行持株会社に係る信用供与等限度額」という。)を超えてはならない。ただし、信用の供与等を受けている者が合併をし、共同新設分割若しくは吸収分割をし、又は営業を譲り受けたことにより銀行持株会社又はその子会社等の同一人に対する信用の供与等の額が合算して銀行持株会社に係る信用供与等限度額を超えることとなる場合その他政令で定めるやむを得ない理由がある場合において、内閣総理大臣の承認を受けたときは、この限りでない。
3
第1項の場合において、銀行持株会社又はその子会社等の同一人に対する信用の供与等の合計額が銀行持株会社に係る信用供与等限度額を超えることとなつたときは、その超える部分の信用の供与等の額は、当該銀行持株会社の信用の供与等の額とみなす。
第52条の23
【銀行持株会社の子会社の範囲等】
1
銀行持株会社は、銀行及び次に掲げる会社(以下この条及び次条第2項において「子会社対象会社」という。)以外の会社を子会社としてはならない。
⑩
次に掲げる業務を専ら営む会社(イに掲げる業務を営む会社にあつては、主として当該銀行持株会社、その子会社(銀行並びに第1号、第1号の2及び第6号に掲げる会社に限る。第6項において同じ。)その他これらに類する者として内閣府令で定めるものの営む業務のためにその業務を営んでいる会社に限る。)
ロ
第16条の2第2項第2号に掲げる金融関連業務(当該銀行持株会社が証券専門会社、証券仲介専門会社及び有価証券関連業を営む外国の会社のいずれをも子会社としていない場合にあつては同項第3号に掲げる証券専門関連業務を、当該銀行持株会社が保険会社、少額短期保険業者及び保険業を営む外国の会社のいずれをも子会社としていない場合にあつては同項第4号に掲げる保険専門関連業務を、当該銀行持株会社が信託兼営銀行、信託専門会社及び信託業を営む外国の会社のいずれをも子会社としていない場合にあつては同項第5号に掲げる信託専門関連業務をそれぞれ除くものとする。)
⑪
新たな事業分野を開拓する会社又は経営の向上に相当程度寄与すると認められる新たな事業活動を行う会社として内閣府令で定める会社(当該会社の議決権を、銀行持株会社又はその子会社のうち前号に掲げる会社で内閣府令で定めるもの(第52条の24第7項において「特定子会社」という。)以外の子会社が、合算して、同条第1項に規定する基準議決権数を超えて保有していないものに限る。)
2
前項の規定は、子会社対象会社以外の会社が、銀行持株会社又はその子会社の担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により当該銀行持株会社の子会社となる場合には、適用しない。ただし、当該銀行持株会社は、その子会社となつた会社が当該事由の生じた日から一年を経過する日までに子会社でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。
3
銀行持株会社は、子会社対象会社のうち、銀行又は第1項第1号から第10号まで若しくは第12号に掲げる会社(従属業務又は銀行業に付随し、若しくは関連する業務として内閣府令で定めるものを専ら営む会社(従属業務を営む会社にあつては、主として当該銀行持株会社の子会社である銀行の営む業務のためにその業務を営んでいる会社に限る。)を除く。)(以下この条及び第52条の24第4項第4号において「子会社対象銀行等」という。)を子会社としようとするときは、第52条の35第1項から第3項までの規定により合併、会社分割又は事業の譲受けの認可を受ける場合を除き、あらかじめ、内閣総理大臣の認可を受けなければならない。
4
前項の規定は、子会社対象銀行等が、銀行持株会社又はその子会社の担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により当該銀行持株会社の子会社となる場合には、適用しない。ただし、当該銀行持株会社は、その子会社となつた子会社対象銀行等を引き続き子会社とすることについて内閣総理大臣の認可を受けた場合を除き、当該子会社対象銀行等が当該事由の生じた日から一年を経過する日までに子会社でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。
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参照条文
第16条の2 第52条の21 第52条の23の2 第52条の24 第53条 第55条 第65条 金融機関等の組織再編成の促進のための特別措置に関する内閣府令第2条 金融機能の強化のための特別措置に関する内閣府令第2条 金融商品取引業等に関する内閣府令第154条 銀行法施行規則第17条の2 第17条の3 第34条の2の2 第34条の16 第34条の17 第34条の18 第34条の19 第34条の22 第34条の29 第35条 銀行法施行令第17条の3 経済産業省・財務省・内閣府関係株式会社商工組合中央金庫法施行規則第69条 宅地建物取引業法施行令第8条 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第4条の3 第5条の6 不動産特定共同事業法施行令第8条 法人税法施行規則第25条の4の2 郵政民営化法第65条 第66条
第52条の23の2
【銀行持株会社の子会社の範囲等の特例】
1
銀行持株会社は、前条第1項の規定にかかわらず、次に掲げる会社(以下「特例子会社対象会社」という。)を子会社(当該銀行持株会社の子会社である銀行の子会社を除く。以下「持株特定子会社」という。)とすることができる。
2
前項各号の「特例子会社対象業務」とは、子会社対象会社(前条第1項第11号に掲げる会社を除く。)が営むことができる業務(従属業務を除く。以下この項において「特定業務」という。)以外の業務であつて、第10条第2項第14号に規定する金融等デリバティブ取引に係る同号に規定する商品の売買その他の特定業務に準ずるものとして内閣府令で定めるものをいう。
4
銀行持株会社は、第1項の規定により特例子会社対象会社を持株特定子会社としている場合には、当該持株特定子会社が、その営む特例子会社対象業務につき当該特例子会社対象業務の内容その他の事情を勘案し、当該銀行持株会社の子会社である銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するために必要と認められる要件として内閣府令で定めるものを満たすために必要な措置を講じなければならない。
第52条の24
【銀行持株会社等による議決権の取得等の制限】
1
銀行持株会社又はその子会社は、国内の会社(銀行、第52条の23第1項第1号から第5号まで、第10号及び第12号に掲げる会社並びに特例子会社対象会社を除く。以下この条において同じ。)の議決権については、合算して、その基準議決権数(当該国内の会社の総株主等の議決権に百分の十五を乗じて得た議決権の数をいう。以下この条において同じ。)を超える議決権を取得し、又は保有してはならない。
2
前項の規定は、銀行持株会社又はその子会社が、担保権の実行による株式等の取得その他の内閣府令で定める事由により、国内の会社の議決権をその基準議決権数を超えて取得し、又は保有することとなる場合には、適用しない。ただし、当該銀行持株会社又はその子会社は、合算してその基準議決権数を超えて取得し、又は保有することとなつた部分の議決権については、当該銀行持株会社があらかじめ内閣総理大臣の承認を受けた場合を除き、その取得し、又は保有することとなつた日から一年を超えてこれを保有してはならない。
4
銀行持株会社又はその子会社は、次の各号に掲げる場合には、第1項の規定にかかわらず、当該各号に定める日に保有し、又は保有することとなる国内の会社の議決権がその基準議決権数を超える場合であつても、同日以後、当該議決権をその基準議決権数を超えて保有することができる。ただし、内閣総理大臣は、銀行持株会社又はその子会社が、次の各号に掲げる場合に国内の会社の議決権を合算してその総株主等の議決権の百分の五十を超えて保有し、又は保有することとなるときは、当該各号に規定する認可をしてはならない。
5
内閣総理大臣は、前項各号に規定する認可をするときは、当該各号に定める日に銀行持株会社又はその子会社が合算してその基準議決権数を超えて保有し、又は保有することとなる国内の会社の議決権のうちその基準議決権数を超える部分の議決権を、同日から五年を経過する日までに内閣総理大臣が定める基準に従つて処分することを条件としなければならない。
第52条の25
【銀行持株会社に係る銀行の経営の健全性の確保】
内閣総理大臣は、銀行の業務の健全な運営に資するため、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社その他の当該銀行持株会社と内閣府令で定める特殊の関係のある会社(以下この節において「子会社等」という。)の保有する資産等に照らし当該銀行持株会社及びその子会社等の自己資本の充実の状況が適当であるかどうかその他銀行持株会社及びその子会社等の経営の健全性を判断するための基準であつて、銀行の経営の健全性の判断のために参考となるべきものを定めることができる。
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参照条文
金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法第2条 第5条 金融機能の強化のための特別措置に関する法律第2条 第5条 金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律施行規則第3条 金融庁組織規則第8条の2 銀行等の株式等の保有の制限に関する内閣府令第7条 銀行法施行規則第1条の7 第34条の10 第34条の15 第34条の19 第34条の19の4 第34条の23 第34条の26 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第3条 長期信用銀行法施行規則第5条の2の6 第5条の9 第5条の9の4 第5条の13 第25条の2の22 第25条の5の2 第25条の8の2 第25条の10 長期信用銀行法第十七条において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第3条 日本郵政株式会社が銀行持株会社等である場合の届出に関する手続を定める内閣府令第1条 預金保険法第108条
第52条の27
【銀行持株会社に係る業務報告書等】
第52条の28
【銀行持株会社に係る貸借対照表等の公告等】
1
銀行持株会社は、事業年度ごとに、内閣府令で定めるところにより、当該銀行持株会社及びその子会社等につき連結して記載した当該事業年度の中間事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「中間連結貸借対照表等」という。)並びに当該事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書(以下この条において「連結貸借対照表等」という。)を作成しなければならない。
3
銀行持株会社は、内閣府令で定めるところにより、その中間事業年度経過後三月以内に中間連結貸借対照表等を、その事業年度経過後三月以内に連結貸借対照表等を公告しなければならない。ただし、やむを得ない理由により当該三月以内にこれらの書類の公告をすることができない場合には、内閣総理大臣の承認を受けて、当該公告を延期することができる。
第52条の29
【銀行持株会社に係る業務及び財産の状況に関する説明書類の縦覧等】
第52条の30
【銀行持株会社の事業報告等の記載事項等】
銀行持株会社が会社法第435条第2項(計算書類等の作成及び保存)の規定により作成する銀行持株会社の事業報告及び附属明細書の記載事項又は記録事項は、内閣府令で定める。
第52条の31
【銀行持株会社等による報告又は資料の提出】
1
内閣総理大臣は、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該銀行を子会社とする銀行持株会社に対し、当該銀行の業務又は財産の状況に関し参考となるべき報告又は資料の提出を求めることができる。
第52条の32
【銀行持株会社等に対する立入検査】
1
内閣総理大臣は、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該職員に当該銀行を子会社とする銀行持株会社の事務所その他の施設に立ち入らせ、当該銀行若しくは当該銀行持株会社の業務若しくは財産の状況に関し質問させ、又は当該銀行持株会社の帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
第52条の33
【銀行持株会社に対する改善計画の提出の求め等】
1
内閣総理大臣は、銀行持株会社の業務又は銀行持株会社及びその子会社等の財産の状況に照らして、当該銀行持株会社の子会社である銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要があると認めるときは、当該銀行持株会社に対し、措置を講ずべき事項及び期限を示して、当該銀行の経営の健全性を確保するための改善計画の提出を求め、若しくは提出された改善計画の変更を命じ、又はその必要の限度において監督上必要な措置を命ずることができる。
3
内閣総理大臣は、銀行持株会社に対し第1項の規定による命令をした場合において、当該命令に係る措置の実施の状況に照らして特に必要があると認めるときは、当該銀行持株会社の子会社である銀行に対し、その業務の健全かつ適切な運営を確保するために必要な措置を命ずることができる。
第52条の34
【銀行持株会社に係る認可の取消し等】
1
内閣総理大臣は、銀行持株会社が法令、定款若しくは法令に基づく内閣総理大臣の処分に違反したとき又は公益を害する行為をしたときは、当該銀行持株会社に対しその取締役、執行役、会計参与若しくは監査役の解任その他監督上必要な措置を命じ、若しくは当該銀行持株会社の第52条の17第1項若しくは第3項ただし書の認可を取り消し、又は当該銀行持株会社の子会社である銀行に対しその業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。この場合において、同条第1項の認可のうち設立に係るものは、当該認可を受けて設立された銀行持株会社に対して与えられているものとみなす。
2
銀行持株会社は、前項の規定により第52条の17第1項又は第3項ただし書の認可を取り消されたときは、内閣総理大臣が指定する期間内に銀行を子会社とする持株会社でなくなるよう、所要の措置を講じなければならない。
4
内閣総理大臣は、銀行を子会社とする持株会社が次の各号のいずれかに該当する場合において必要があると認めるときは、当該持株会社の子会社である銀行に対し、その業務の全部又は一部の停止を命ずることができる。
④
第1項の規定により第52条の17第1項又は第3項ただし書の認可を取り消された持株会社であつて、第2項の規定による措置を講ずることなく同項の内閣総理大臣が指定する期間後も銀行を子会社とする持株会社であるもの
⊟
参照条文
第56条 第57条の5 第57条の6 第61条の2 第62条 第63条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第17条 第34条の37 第34条の56 銀行法施行令第17条 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法施行規則第143条 長期信用銀行法第23条の3 第24条 第25条 長期信用銀行法施行規則第15条の2 第25条の16 第25条の35 長期信用銀行法施行令第7条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農林中央金庫法施行規則第123条 労働金庫法施行規則第125条
第52条の35
【銀行持株会社に係る合併、会社分割又は事業の譲渡若しくは譲受けの認可】
1
銀行持株会社を全部又は一部の当事者とする合併(当該合併前に銀行持株会社であつた一の会社が当該合併後も銀行持株会社として存続するものに限る。)は、内閣総理大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。
2
銀行持株会社を当事者とする会社分割(当該会社分割により事業を承継させた銀行持株会社又は当該会社分割により事業を承継した銀行持株会社が、その会社分割後も引き続き銀行持株会社であるものに限る。)は、政令で定めるものを除き、内閣総理大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない。
第52条の36
【許可】
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参照条文
第2条 第52条の37 第52条の38 第52条の42 第52条の56 第52条の57 第52条の61 第56条 第61条 株式会社日本政策投資銀行法第3条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第34条の37 第34条の38 第34条の62 第34条の64 銀行法施行令第17条の4 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法施行規則第143条 住民基本台帳法別表第一から別表第五までの総務省令で定める事務を定める省令第1条 水産業協同組合法第121条の3 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農業協同組合法第92条の3 農林中央金庫法第95条の3 農林中央金庫法施行規則第123条 郵政民営化法第84条 労働金庫法施行規則第125条
第52条の37
【許可の申請】
⊟
参照条文
第52条の39 第52条の61 第63条 協同組合による金融事業に関する法律第6条の5 第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第78条 第79条 第80条 第84条 第113条 第114条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の2 第50条の3 第50条の4 第50条の8 銀行法施行規則第34条の32 第34条の33 第34条の34 第34条の38 第37条 第38条の2 銀行法施行令第17条の4 信用金庫法第89条 第90条の3 信用金庫法施行規則第138条 第139条 第140条 第144条 第171条 第172条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第121条の3 第121条の4 第128条の6 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第25条の12 第25条の13 第25条の14 第25条の17 第28条の2 第31条 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の2 第57条の3 第57条の4 第57条の8 農業協同組合法第92条の3 第92条の4 第99条の3 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第95条の3 第95条の4 第99条 農林中央金庫法施行規則第118条 第119条 第120条 第124条 労働金庫法第94条 第100条の3 労働金庫法施行規則第120条 第121条 第122条 第126条 第154条 第155条 労働金庫法施行令第10条の2 第11条
第52条の38
【許可の基準】
2
内閣総理大臣は、前項の規定による審査の基準に照らし公益上必要があると認めるときは、その必要の限度において、第52条の36第1項の許可に銀行代理業の業務の内容その他の事項について条件を付し、及びこれを変更することができる。
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参照条文
第52条の37 第52条の56 第62条 協同組合による金融事業に関する法律第9条の2 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第80条 第82条 第83条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の4 第50条の6 第50条の7 銀行法施行規則第34条の34 第34条の36 第34条の37 銀行法施行令第17条の4 信用金庫法第90条の2 信用金庫法施行規則第140条 第142条 第143条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第128条の3 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第17条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の4 第57条の6 第57条の7 農業協同組合法第99条の2の2 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第98条の3 農林中央金庫法施行規則第120条 第122条 第123条 労働金庫法第100条の2 労働金庫法施行規則第122条 第124条 第125条 労働金庫法施行令第10条の2
第52条の39
【変更の届出】
⊟
参照条文
第52条の61 第63条の3 第65条 協同組合による金融事業に関する法律第10条の3 第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第85条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の9 銀行法施行規則第34条の39 銀行法施行令第17条の4 信用金庫法第90条の5 第91条 信用金庫法施行規則第145条 信用金庫法施行令第10条の3 住民基本台帳法別表第一から別表第五までの総務省令で定める事務を定める省令第1条 第3条 第5条 水産業協同組合法第121条の3 第129条の8 第130条 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条の3 第27条 長期信用銀行法施行規則第25条の18 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の9 農業協同組合法第92条の3 第100条の3 第101条 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第95条の3 第99条の3 第100条 農林中央金庫法施行規則第125条 郵政民営化法第89条の6 労働金庫法第100条の5 第101条 労働金庫法施行規則第127条 労働金庫法施行令第10条の2 第11条
第52条の40
【標識の掲示】
⊟
参照条文
第52条の2の10 第63条の3 協同組合による金融事業に関する法律第10条の3 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第86条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の10 銀行法施行規則第34条の2の35 第34条の40 信用金庫法第89条 第90条の5 信用金庫法施行規則第137条の5 第146条 水産業協同組合法第129条の8 長期信用銀行法第25条の3 長期信用銀行法施行規則第25条の2の4 第25条の19 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の10 農業協同組合法第100条の3 農林中央金庫法第59条の8 第99条の3 農林中央金庫法施行規則第85条の35 第126条 労働金庫法第100条の5 労働金庫法施行規則第128条
第52条の42
【業務の範囲】
4
第52条の36第1項の許可の申請書に申請者が銀行代理業及び銀行代理業に付随する業務以外の業務を営む旨の記載がある場合において、当該申請者が当該許可を受けたときには、当該業務を営むことについて第1項の承認を受けたものとみなす。
⊟
参照条文
第52条の37 第63条 協同組合による金融事業に関する法律第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第87条 第115条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の11 銀行法施行規則第34条の41 第39条 銀行法施行令第17条の4 信用金庫法第90条の3 信用金庫法施行規則第147条 第173条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第128条の6 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第25条の20 第29条 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の11 農業協同組合法第99条の3 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第99条 農林中央金庫法施行規則第127条 労働金庫法第100条の3 労働金庫法施行規則第129条 第156条 労働金庫法施行令第10条の2
第52条の43
【分別管理】
銀行代理業者は、第2条第14項各号に掲げる行為(以下この章において「銀行代理行為」という。)に関して顧客から金銭その他の財産の交付を受けた場合には、内閣府令で定めるところにより、自己の固有財産と分別して管理しなければならない。
⊟
参照条文
第52条の2の10 第52条の61 第65条 協同組合による金融事業に関する法律第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第79条 第88条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の3 第50条の12 銀行法施行規則第34条の2の36 第34条の33 第34条の42 信用金庫法第89条 第91条 信用金庫法施行規則第137条の6 第139条 第148条 水産業協同組合法第121条の3 第130条 長期信用銀行法第27条 長期信用銀行法施行規則第25条の2の5 第25条の13 第25条の21 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の3 第57条の12 農業協同組合法第92条の3 第101条 農林中央金庫法第59条の8 第95条の3 第100条 農林中央金庫法施行規則第85条の36 第119条 第128条 労働金庫法第101条 労働金庫法施行規則第121条 第130条
第52条の44
【顧客に対する説明等】
2
銀行代理業者は、第2条第14項第1号に掲げる行為(特定預金等契約の締結の代理及び媒介を除く。)に関し、預金者等の保護に資するため、内閣府令で定めるところにより、預金又は定期積金等に係る契約の内容その他預金者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない。
3
前二項及び第52条の45の2並びに他の法律に定めるもののほか、銀行代理業者は、内閣府令で定めるところにより、その銀行代理行為に係る重要な事項の顧客への説明、その銀行代理行為に関して取得した顧客に関する情報の適正な取扱いその他の健全かつ適切な運営を確保するための措置を講じなければならない。
⊟
参照条文
第52条の45
【銀行代理業に係る禁止行為】
銀行代理業者は、銀行代理業に関し、次に掲げる行為(特定預金等契約の締結の代理又は媒介の業務に関しては、第5号に掲げる行為を除く。)をしてはならない。
③
顧客に対し、当該銀行代理業者又は当該銀行代理業者の子会社その他当該銀行代理業者と内閣府令で定める密接な関係を有する者(次号において「密接関係者」という。)の営む業務に係る取引を行うことを条件として、資金の貸付け又は手形の割引を内容とする契約の締結の代理又は媒介をする行為(顧客の保護に欠けるおそれがないものとして内閣府令で定めるものを除く。)
⊟
参照条文
第52条の2の10 第63条の2 協同組合による金融事業に関する法律第10条の2 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第79条 第81条 第96条 第97条 第98条 第99条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の3 第50条の5 第50条の20 第50条の21 第50条の22 第50条の23 第50条の31 第51条 銀行法施行規則第34条の2の4 第34条の2の42 第34条の2の43 第34条の2の44 第34条の33 第34条の35 第34条の50 第34条の51 第34条の52 第34条の53 信用金庫法第89条 第90条の4 信用金庫法施行規則第53条の5 第137条の12 第137条の13 第137条の14 第139条 第141条 第156条 第157条 第158条 第159条 水産業協同組合法第121条の3 第129条の2 長期信用銀行法第25条の2 長期信用銀行法施行規則第4条の2の8 第25条の2の11 第25条の2の12 第25条の2の13 第25条の13 第25条の15 第25条の29 第25条の30 第25条の31 第25条の32 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の3 第57条の5 第57条の20 第57条の21 第57条の22 第57条の23 第57条の31 第58条 農業協同組合法第92条の3 第99条の5 農業協同組合法施行規則第231条 農林中央金庫法第59条の8 第95条の3 第99条の2 農林中央金庫法施行規則第85条の31 第85条の42 第85条の43 第85条の44 第119条 第121条 第136条 第137条 第138条 第139条 第147条 第150条 労働金庫法第100条の4 労働金庫法施行規則第121条 第123条 第138条 第139条 第140条 第141条
第52条の45の2
【銀行代理業者についての金融商品取引法の準用】
金融商品取引法第3章第2節第1款(第35条から第36条の4まで(第一種金融商品取引業又は投資運用業を行う者の業務の範囲、第二種金融商品取引業又は投資助言・代理業のみを行う者の兼業の範囲、顧客に対する誠実義務、標識の掲示、名義貸しの禁止、社債の管理の禁止等)、第37条第1項第2号(広告等の規制)、第37条の2(取引態様の事前明示義務)、第37条の3第1項第2号及び第6号並びに第3項(契約締結前の書面の交付)、第37条の5(保証金の受領に係る書面の交付)、第37条の6第1項、第2項、第4項ただし書及び第5項(書面による解除)、第37条の7(指定紛争解決機関との契約締結義務等)、第38条第1号及び第2号並びに第38条の2(禁止行為)、第39条第3項ただし書及び第5項(損失補てん等の禁止)並びに第40条の2から第40条の5まで(最良執行方針等、分別管理が確保されていない場合の売買等の禁止、特定投資家向け有価証券の売買等の制限、特定投資家向け有価証券に関する告知義務)を除く。)(通則)の規定は、銀行代理業者が行う銀行代理業に係る特定預金等契約の締結の代理又は媒介について準用する。この場合において、これらの規定中「金融商品取引業」とあるのは「銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約の締結の代理又は媒介の業務」と、「金融商品取引行為」とあるのは「銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約の締結」と、これらの規定(同法第37条の6第3項の規定を除く。)中「金融商品取引契約」とあるのは「銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約」と、同法第37条の3第1項中「を締結しようとするとき」とあるのは「の締結の代理又は媒介を行うとき」と、「交付しなければならない」とあるのは「交付するほか、預金者等(銀行法第2条第5項に規定する預金者等をいう。以下この項において同じ。)の保護に資するため、内閣府令で定めるところにより、当該特定預金等契約の内容その他預金者等に参考となるべき情報の提供を行わなければならない」と、同項第1号中「金融商品取引業者等」とあるのは「銀行代理業者(銀行法第2条第15項に規定する銀行代理業者をいう。)の所属銀行(同条第16項に規定する所属銀行をいう。)」と、同法第37条の6第3項中「金融商品取引契約の解除があつた場合には」とあるのは「特定預金等契約(銀行法第13条の4に規定する特定預金等契約をいう。第39条において同じ。)の解除に伴い銀行に損害賠償その他の金銭の支払をした場合において」と、「金融商品取引契約の解除までの期間に相当する手数料、報酬その他の当該金融商品取引契約に関して顧客が支払うべき対価(次項において「対価」という。)の額として内閣府令で定める金額を超えて当該金融商品取引契約の解除」とあるのは「支払」と、「又は違約金の支払を」とあるのは「その他の金銭の支払を、解除をした者に対し、」と、同法第39条第1項第1号中「有価証券の売買その他の取引(買戻価格があらかじめ定められている買戻条件付売買その他の政令で定める取引を除く。)又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券売買取引等」という。)」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券等」という。)」とあるのは「特定預金等契約」と、「顧客(信託会社等(信託会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の認可を受けた金融機関をいう。以下同じ。)が、信託契約に基づいて信託をする者の計算において、有価証券の売買又はデリバティブ取引を行う場合にあつては、当該信託をする者を含む。以下この条において同じ。)」とあるのは「顧客」と、「補足するため」とあるのは「補足するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第2号及び第3号中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、「有価証券等」とあるのは「特定預金等契約」と、同項第2号中「追加するため」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同項第3号中「追加するため、」とあるのは「追加するため、当該特定預金等契約によらないで」と、同条第2項中「有価証券売買取引等」とあるのは「特定預金等契約の締結」と、同条第3項中「原因となるものとして内閣府令で定めるもの」とあるのは「原因となるもの」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
第52条の47
【臨時休業等】
第52条の48
【所属銀行の廃業等】
銀行代理業者は、所属銀行から第38条の通知を受けたときは、その通知を受けた内容を、内閣府令で定めるところにより、一月を下らない期間、当該所属銀行に係る銀行代理業を営むすべての営業所又は事務所の公衆の目につきやすい場所に掲示しなければならない。
第52条の49
【銀行代理業に関する帳簿書類】
⊟
参照条文
第52条の2の10 第65条 協同組合による金融事業に関する法律第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第104条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の24 銀行法施行規則第34条の2の45 第34条の58 信用金庫法第89条 第91条 信用金庫法施行規則第137条の15 第164条 水産業協同組合法第121条の3 第130条 長期信用銀行法第27条 長期信用銀行法施行規則第25条の2の14 第25条の37 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の24 農業協同組合法第92条の3 第101条 農林中央金庫法第59条の8 第95条の3 第100条 農林中央金庫法施行規則第85条の45 第140条 労働金庫法第101条 労働金庫法施行規則第146条 労働金庫法に係る民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する命令第3条 第5条
第52条の50
【銀行代理業に関する報告書】
2
内閣総理大臣は、内閣府令で定めるところにより、前項の銀行代理業に関する報告書のうち、顧客の秘密を害するおそれのある事項又は当該銀行代理業者の業務の遂行上不当な不利益を与えるおそれのある事項を除き、公衆の縦覧に供しなければならない。
⊟
参照条文
第52条の2の10 第63条 協同組合による金融事業に関する法律第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第105条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の25 銀行法施行規則第34条の2の46 第34条の59 銀行法施行令第17条の2 第17条の4 信用金庫法第89条 第90条の3 信用金庫法施行規則第137条の16 第165条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第128条の5 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第25条の2の15 第25条の38 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の25 農業協同組合法第99条の2の4 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第59条の8 第99条 農林中央金庫法施行規則第85条の46 第141条 労働金庫法第100条の3 労働金庫法施行規則第147条 労働金庫法施行令第10条の2 第11条
第52条の51
【所属銀行の説明書類等の縦覧】
1
銀行代理業者は、その所属銀行又は当該所属銀行を子会社とする銀行持株会社の事業年度ごとに、当該所属銀行が第20条第1項及び第2項並びに第21条第1項及び第2項の規定により作成する書類又は当該所属銀行を子会社とする銀行持株会社が第52条の28第1項及び第52条の29第1項の規定により作成する書類を、当該所属銀行のために銀行代理業を営むすべての営業所又は事務所に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならない。
⊟
参照条文
第63条 協同組合による金融事業に関する法律第10条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第17条 第111条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の31 銀行法施行規則第34条の60 第35条 信用金庫法第90条の3 信用金庫法施行規則第3条 第100条 水産業協同組合法第128条の6 長期信用銀行法第25条 長期信用銀行法施行規則第25条の39 第26条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の31 農業協同組合法第99条の3 農林中央金庫法第99条 第100条 農林中央金庫法施行規則第147条 労働金庫法第100条の3 労働金庫法施行規則第5条 第83条
第52条の52
【廃業等の届出】
⊟
参照条文
第52条の57 第63条の3 協同組合による金融事業に関する法律第10条の3 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第107条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の27 銀行法施行規則第34条の61 銀行法施行令第17条の4 信用金庫法第90条の5 信用金庫法施行規則第167条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第129条の8 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条の3 長期信用銀行法施行規則第25条の40 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の27 農業協同組合法第100条の3 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第99条の3 農林中央金庫法施行規則第143条 労働金庫法第100条の5 労働金庫法施行規則第149条 労働金庫法施行令第10条の2 第11条
第52条の54
【銀行代理業者に対する立入検査】
第52条の55
【業務改善命令等】
第52条の56
【銀行代理業者に対する監督上の処分】
1
内閣総理大臣は、銀行代理業者が次の各号のいずれかに該当するときは、当該銀行代理業者に対し、第52条の36第1項の許可を取り消し、又は期限を付して銀行代理業の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
⊟
参照条文
第52条の61 第56条 第62条 協同組合による金融事業に関する法律第9条の2 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第83条 第102条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第7条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の7 銀行法施行規則第34条の37 第34条の56 銀行法施行令第17条の4 資金決済に関する法律施行令第13条 第21条 信用金庫法第90条の2 信用金庫法施行規則第143条 第162条 信用金庫法施行令第10条の3 水産業協同組合法第121条の3 第128条の3 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第24条 長期信用銀行法施行規則第25条の16 第25条の35 長期信用銀行法施行令第11条の2 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の7 農業協同組合法第92条の3 第99条の2の2 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第95条の3 第98条の3 農林中央金庫法施行規則第123条 労働金庫法第100条の2 労働金庫法施行規則第125条 第144条 労働金庫法施行令第10条の2
第52条の58
【銀行代理業者に対する指導等】
第52条の59
【所属銀行等の賠償責任】
2
前項の規定は、次に掲げる場合には、適用しない。
第52条の61
【適用除外】
2
銀行等が前項の規定により銀行代理業を営む場合においては、当該銀行等を銀行代理業者とみなして、第13条の2、第24条、第25条、第38条、第48条、第52条の36第2項及び第3項、第52条の39から第52条の41まで、第52条の43から第52条の56まで、前三条、第53条第4項、第56条(第11号に係る部分に限る。)並びに第57条の7第2項の規定並びにこれらの規定に係る第9章の規定を適用する。この場合において、第52条の56第1項中「次の各号のいずれか」とあるのは「第4号又は第5号」と、「第52条の36第1項の許可を取り消し、又は期限を付して銀行代理業の全部若しくは」とあるのは「期限を付して銀行代理業の全部又は」とするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。
⊟
参照条文
第31条 第65条 協同組合による金融事業に関する法律第12条 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第67条 第78条 協同組合による金融事業に関する法律施行令第5条の5 第7条の2 銀行法施行規則第17条 第17条の2 第34条の32 第34条の45 銀行法施行令第16条の8 第17条の4 経済産業省・財務省・内閣府関係株式会社商工組合中央金庫法施行規則第69条 信用金庫法第91条 信用金庫法施行規則第130条 第138条 信用金庫法施行令第10条の3 第13条 長期信用銀行法第17条 第27条 長期信用銀行法施行規則第15条の2 第25条の12 長期信用銀行法施行令第5条 第11条の2 労働金庫法第101条 労働金庫法施行規則第112条 第120条 労働金庫法施行令第7条 第10条の2 第11条 労働金庫法に係る民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する命令第3条 第5条
第52条の62
【紛争解決等業務を行う者の指定】
1
内閣総理大臣は、次に掲げる要件を備える者を、その申請により、紛争解決等業務を行う者として、指定することができる。
②
第52条の84第1項の規定によりこの項の規定による指定を取り消され、その取消しの日から五年を経過しない者又は他の法律の規定による指定であつて紛争解決等業務に相当する業務に係るものとして政令で定めるものを取り消され、その取消しの日から五年を経過しない者でないこと。
③
この法律若しくは弁護士法又はこれらに相当する外国の法令の規定に違反し、罰金の刑(これに相当する外国の法令による刑を含む。)に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない者でないこと。
④
役員のうちに、次のいずれかに該当する者がないこと。
ニ
第52条の84第1項の規定によりこの項の規定による指定を取り消された場合若しくはこの法律に相当する外国の法令の規定により当該外国において受けている当該指定に類する行政処分を取り消された場合において、その取消しの日前一月以内にその法人の役員(外国の法令上これと同様に取り扱われている者を含む。ニにおいて同じ。)であつた者でその取消しの日から五年を経過しない者又は他の法律の規定による指定であつて紛争解決等業務に相当する業務に係るものとして政令で定めるもの若しくは当該他の法律に相当する外国の法令の規定により当該外国において受けている当該政令で定める指定に類する行政処分を取り消された場合において、その取消しの日前一月以内にその法人の役員であつた者でその取消しの日から五年を経過しない者
ホ
この法律若しくは弁護士法又はこれらに相当する外国の法令の規定に違反し、罰金の刑(これに相当する外国の法令による刑を含む。)に処せられ、その刑の執行を終わり、又はその刑の執行を受けることがなくなつた日から五年を経過しない者
⑧
次項の規定により意見を聴取した結果、手続実施基本契約の解除に関する事項その他の手続実施基本契約の内容(第52条の67第2項各号に掲げる事項を除く。)その他の業務規程の内容(同条第3項の規定によりその内容とするものでなければならないこととされる事項並びに同条第4項各号及び第5項第1号に掲げる基準に適合するために必要な事項を除く。)について異議(合理的な理由が付されたものに限る。)を述べた銀行の数の銀行の総数に占める割合が政令で定める割合以下の割合となつたこと。
2
前項の申請をしようとする者は、あらかじめ、内閣府令で定めるところにより、銀行に対し、業務規程の内容を説明し、これについて異議がないかどうかの意見(異議がある場合には、その理由を含む。)を聴取し、及びその結果を記載した書類を作成しなければならない。
⊟
参照条文
第2条 第12条の3 第52条の63 第52条の74 第52条の82 第52条の84 第56条 貸金業法施行令第4条の4 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律施行令第15条 金融商品取引法第156条の54 金融商品取引法施行令第19条の7 金融庁設置法第4条 金融庁設置法第四条第三号クに規定する指定紛争解決機関を定める政令 銀行法施行規則第13条の8 第34条の65 第34条の66 第34条の68 第40条 銀行法施行令第16条の9 第16条の10 資金決済に関する法律施行令第26条 信託業法施行令第18条の5 信用金庫法施行令第13条の4 水産業協同組合法施行令第24条の9 中小企業等協同組合法施行令第28条の4 長期信用銀行法第17条 長期信用銀行法施行令第6条の5の2 農業協同組合法施行令第5条の10 農林中央金庫法施行令第50条 保険業法施行令第44条の9 無尽業法施行令第4条 労働金庫法施行令第7条の2の2
第52条の63
【指定の申請】
⊟
参照条文
第52条の78 第62条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の34 第50条の35 第50条の45 銀行法施行規則第34条の67 第34条の68 第34条の77 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第4条 第5条 第14条 資金決済に関する法律第101条 信用金庫法第89条 第90条の2の2 信用金庫法施行規則第170条の2 第170条の2の2 第170条の2の10 水産業協同組合法第121条の8 第128条の4 中小企業等協同組合法第112条の2の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第8条 第9条 第17条 長期信用銀行法第24条の2 長期信用銀行法施行規則第25条の44 第25条の45 第25条の53 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の34 第57条の35 第57条の45 農業協同組合法第92条の8 第99条の2の3 農林中央金庫法第95条の8 第98条の4 農林中央金庫法施行規則第147条の18 第147条の19 第147条の28 無尽業法第35条の2の3 第37条 無尽業法施行細則第22条の5 第22条の6 第22条の14 労働金庫法第94条 第100条の2の2 労働金庫法施行規則第152条の2 第152条の2の2 第152条の2の10
第52条の64
【秘密保持義務等】
1
指定紛争解決機関の紛争解決委員(第52条の73第2項の規定により選任された紛争解決委員をいう。次項、次条第2項並びに第52条の67第2項及び第4項において同じ。)若しくは役員若しくは職員又はこれらの職にあつた者は、紛争解決等業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は自己の利益のために使用してはならない。
⊟
参照条文
第63条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の35 銀行法施行規則第34条の68 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第5条 信用金庫法第90条の4 信用金庫法施行規則第170条の2の2 水産業協同組合法第129条の2 中小企業等協同組合法第112条の4の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第9条 長期信用銀行法第25条の2 長期信用銀行法施行規則第25条の45 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の35 農業協同組合法第99条の5 農林中央金庫法第99条の2 農林中央金庫法施行規則第147条の19 無尽業法第37条の2 無尽業法施行細則第22条の6 労働金庫法第100条の4 労働金庫法施行規則第152条の2の2
第52条の65
【指定紛争解決機関の業務】
2
指定紛争解決機関(紛争解決委員を含む。)は、当事者である加入銀行(手続実施基本契約を締結した相手方である銀行をいう。以下この章において同じ。)若しくはその顧客(以下この章において単に「当事者」という。)又は当事者以外の者との手続実施基本契約その他の契約で定めるところにより、紛争解決等業務を行うことに関し、負担金又は料金その他の報酬を受けることができる。
⊟
参照条文
第52条の64 第52条の82 第52条の84 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の42 銀行法施行規則第34条の70 第34条の74 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第1条 第11条 資金決済に関する法律第100条 信用金庫法施行規則第170条の2の7 水産業協同組合法第121条の8 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第14条 長期信用銀行法施行規則第25条の50 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の42 農業協同組合法第92条の8 農林中央金庫法第95条の8 農林中央金庫法施行規則第147条の25 無尽業法施行細則第22条の11 労働金庫法施行規則第152条の2の7
第52条の66
【苦情処理手続又は紛争解決手続の業務の委託】
指定紛争解決機関は、他の指定紛争解決機関又は他の法律の規定による指定であつて紛争解決等業務に相当する業務に係るものとして政令で定めるものを受けた者(第52条の73第4項及び第5項において「受託紛争解決機関」という。)以外の者に対して、苦情処理手続又は紛争解決手続の業務を委託してはならない。
第52条の67
【業務規程】
2
前項第1号の手続実施基本契約は、次に掲げる事項を内容とするものでなければならない。
②
指定紛争解決機関又は紛争解決委員は、苦情処理手続を開始し、又は加入銀行の顧客からの申立てに基づき紛争解決手続を開始した場合において、加入銀行にこれらの手続に応じるよう求めることができ、当該加入銀行は、その求めがあつたときは、正当な理由なくこれを拒んではならないこと。
③
指定紛争解決機関又は紛争解決委員は、苦情処理手続又は紛争解決手続において、加入銀行に対し、報告又は帳簿書類その他の物件の提出を求めることができ、当該加入銀行は、その求めがあつたときは、正当な理由なくこれを拒んではならないこと。
⑤
紛争解決委員は、紛争解決手続において、前号の和解案の受諾の勧告によつては当事者間に和解が成立する見込みがない場合において、事案の性質、当事者の意向、当事者の手続追行の状況その他の事情に照らして相当であると認めるときは、銀行業務関連紛争の解決のために必要な特別調停案を作成し、理由を付して当事者に提示することができること。
⑥
加入銀行は、訴訟が係属している請求を目的とする紛争解決手続が開始された場合には、当該訴訟が係属している旨、当該訴訟における請求の理由及び当該訴訟の程度を指定紛争解決機関に報告しなければならないこと。
3
第1項第2号の手続実施基本契約の締結に関する事項に関する業務規程は、銀行から手続実施基本契約の締結の申込みがあつた場合には、当該銀行が手続実施基本契約に係る債務その他の紛争解決等業務の実施に関する義務を履行することが確実でないと見込まれるときを除き、これを拒否してはならないことを内容とするものでなければならない。
4
第1項第3号に掲げる事項に関する業務規程は、次に掲げる基準に適合するものでなければならない。
②
紛争解決委員の選任の方法及び紛争解決委員が銀行業務関連紛争の当事者と利害関係を有することその他の紛争解決手続の公正な実施を妨げるおそれがある事由がある場合において、当該紛争解決委員を排除するための方法を定めていること。
③
指定紛争解決機関の実質的支配者等(指定紛争解決機関の株式の所有、指定紛争解決機関に対する融資その他の事由を通じて指定紛争解決機関の事業を実質的に支配し、又はその事業に重要な影響を与える関係にあるものとして内閣府令で定める者をいう。)又は指定紛争解決機関の子会社等(指定紛争解決機関が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配する関係にあるものとして内閣府令で定める者をいう。)を銀行業務関連紛争の当事者とする銀行業務関連紛争について紛争解決手続の業務を行うこととしている指定紛争解決機関にあつては、当該実質的支配者等若しくは当該子会社等又は指定紛争解決機関が紛争解決委員に対して不当な影響を及ぼすことを排除するための措置が講じられていること。
④
紛争解決委員が弁護士でない場合(司法書士法第3条第1項第7号に規定する紛争について行う紛争解決手続において、紛争解決委員が同条第2項に規定する司法書士である場合を除く。)において、紛争解決手続の実施に当たり法令の解釈適用に関し専門的知識を必要とするときに、弁護士の助言を受けることができるようにするための措置を定めていること。
⑧
指定紛争解決機関が加入銀行から紛争解決手続の申立てを受けた場合において、銀行業務関連紛争の他方の当事者となる当該加入銀行の顧客に対し、速やかにその旨を通知するとともに、当該顧客がこれに応じて紛争解決手続の実施を依頼するか否かを確認するための手続を定めていること。
⑪
紛争解決手続において陳述される意見又は提出され、若しくは提示される帳簿書類その他の物件に含まれる銀行業務関連紛争の当事者又は第三者の秘密について、当該秘密の性質に応じてこれを適切に保持するための取扱いの方法を定めていること。第52条の73第9項に規定する手続実施記録に記載されているこれらの秘密についても、同様とする。
6
第2項第5号の「特別調停案」とは、和解案であつて、次に掲げる場合を除き、加入銀行が受諾しなければならないものをいう。
②
当該和解案の提示の時において当該紛争解決手続の目的となつた請求に係る訴訟が提起されていない場合において、顧客が当該和解案を受諾したことを加入銀行が知つた日から一月を経過する日までに当該請求に係る訴訟が提起され、かつ、同日までに当該訴訟が取り下げられないとき。
③
当該和解案の提示の時において当該紛争解決手続の目的となつた請求に係る訴訟が提起されている場合において、顧客が当該和解案を受諾したことを加入銀行が知つた日から一月を経過する日までに当該訴訟が取り下げられないとき。
④
顧客が当該和解案を受諾したことを加入銀行が知つた日から一月を経過する日までに、当該紛争解決手続が行われている銀行業務関連紛争について、当事者間において仲裁法第2条第1項に規定する仲裁合意がされ、又は当該和解案によらずに和解若しくは調停が成立したとき。
⊟
参照条文
第2条 第52条の62 第52条の64 第52条の73 第52条の82 第52条の84 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の32 第50条の38 第50条の39 第50条の40 第50条の44 銀行法施行規則第34条の65 第34条の69 第34条の70 第34条の71 第34条の72 第34条の76 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第2条 第6条 第7条 第8条 第9条 第13条 資金決済に関する法律第99条 第100条 信用金庫法第85条の4 信用金庫法施行規則第99条の2 第170条の2の3 第170条の2の4 第170条の2の5 第170条の2の9 水産業協同組合法第121条の6 第121条の8 中小企業等協同組合法第69条の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第5条 第10条 第11条 第12条 第16条 長期信用銀行法第16条の8 第17条 長期信用銀行法施行規則第5条の9の7 第25条の46 第25条の47 第25条の48 第25条の52 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の32 第57条の38 第57条の39 第57条の40 第57条の44 農業協同組合法第92条の6 第92条の8 農林中央金庫法第95条の6 第95条の8 農林中央金庫法施行規則第147条の21 第147条の22 第147条の23 第147条の27 無尽業法第35条の2 無尽業法施行細則第22条の2 第22条の7 第22条の8 第22条の9 第22条の13 労働金庫法第89条の5 労働金庫法施行規則第82条の2 第152条の2の3 第152条の2の4 第152条の2の5 第152条の2の9
第52条の68
【手続実施基本契約の不履行の事実の公表等】
1
指定紛争解決機関は、手続実施基本契約により加入銀行が負担する義務の不履行が生じた場合において、当該加入銀行の意見を聴き、当該不履行につき正当な理由がないと認めるときは、遅滞なく、当該加入銀行の商号及び当該不履行の事実を公表するとともに、内閣総理大臣に報告しなければならない。
第52条の69
【暴力団員等の使用の禁止】
指定紛争解決機関は、暴力団員等(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員(以下この条において「暴力団員」という。)又は暴力団員でなくなつた日から五年を経過しない者をいう。)を紛争解決等業務に従事させ、又は紛争解決等業務の補助者として使用してはならない。
⊟
参照条文
第52条の82 第52条の84 第62条の2 銀行法施行規則第34条の68 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第5条 資金決済に関する法律第100条 信用金庫法第90条の2の2 信用金庫法施行規則第170条の2の2 水産業協同組合法第128条の4 中小企業等協同組合法第112条の2の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第9条 長期信用銀行法第24条の2 長期信用銀行法施行規則第25条の45 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の35 農業協同組合法第99条の2の3 農林中央金庫法第98条の4 農林中央金庫法施行規則第147条の19 無尽業法第37条 無尽業法施行細則第22条の6 労働金庫法第100条の2の2 労働金庫法施行規則第152条の2の2
第52条の71
【記録の保存】
指定紛争解決機関は、第52条の73第9項の規定によるもののほか、内閣府令で定めるところにより、紛争解決等業務に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
⊟
参照条文
第63条の2の5 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の41 銀行法施行規則第34条の73 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第10条 信用金庫法第90条の4の5 信用金庫法施行規則第170条の2の6 水産業協同組合法第129条の7の2 中小企業等協同組合法第112条の6 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第13条 長期信用銀行法第25条の2の5 長期信用銀行法施行規則第25条の49 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の41 農業協同組合法第100条の2の2 農林中央金庫法第99条の2の5 農林中央金庫法施行規則第147条の24 無尽業法第38条の2 無尽業法施行細則第22条の10 労働金庫法第100条の4の5 労働金庫法施行規則第152条の2の6
第52条の72
【指定紛争解決機関による苦情処理手続】
指定紛争解決機関は、加入銀行の顧客から銀行業務関連苦情について解決の申立てがあつたときは、その相談に応じ、当該顧客に必要な助言をし、当該銀行業務関連苦情に係る事情を調査するとともに、当該加入銀行に対し、当該銀行業務関連苦情の内容を通知してその迅速な処理を求めなければならない。
⊟
参照条文
第52条の73
【指定紛争解決機関による紛争解決手続】
3
4
指定紛争解決機関は、第1項の申立てを第2項の規定により選任した紛争解決委員(以下この条及び次条第1項において単に「紛争解決委員」という。)による紛争解決手続に付するものとする。ただし、紛争解決委員は、当該申立てに係る当事者である加入銀行の顧客が当該銀行業務関連紛争を適切に解決するに足りる能力を有する者と認められることその他の事由により紛争解決手続を行うのに適当でないと認めるとき、又は当事者が不当な目的でみだりに第1項の申立てをしたと認めるときは、紛争解決手続を実施しないものとし、紛争解決委員が当該申立てを受託紛争解決機関における紛争解決手続に相当する手続に付することが適当と認めるときは、指定紛争解決機関は、受託紛争解決機関に紛争解決手続の業務を委託するものとする。
6
紛争解決委員は、当事者若しくは参考人から意見を聴取し、若しくは報告書の提出を求め、又は当事者から参考となるべき帳簿書類その他の物件の提出を求め、和解案を作成して、その受諾を勧告し、又は特別調停(第52条の67第6項に規定する特別調停案を提示することをいう。)をすることができる。
8
指定紛争解決機関は、紛争解決手続の開始に先立ち、当事者である加入銀行の顧客に対し、内閣府令で定めるところにより、次に掲げる事項について、これを記載した書面を交付し、又はこれを記録した電磁的記録を提供して説明をしなければならない。
⊟
参照条文
第2条 第12条の3 第52条の64 第52条の66 第52条の67 第52条の71 第52条の82 第52条の84 第63条の2の5 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の42 第50条の43 第50条の44 銀行法施行規則第34条の74 第34条の75 第34条の76 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第11条 第12条 第13条 資金決済に関する法律第100条 信用金庫法第90条の4の5 信用金庫法施行規則第170条の2の7 第170条の2の8 第170条の2の9 水産業協同組合法第129条の7の2 中小企業等協同組合法第9条の9の3 第112条の6 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第14条 第15条 第16条 長期信用銀行法第25条の2の5 長期信用銀行法施行規則第25条の50 第25条の51 第25条の52 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の42 第57条の43 第57条の44 農業協同組合法第100条の2の2 農林中央金庫法第99条の2の5 農林中央金庫法施行規則第147条の25 第147条の26 第147条の27 無尽業法施行細則第22条の11 第22条の12 第22条の13 労働金庫法第100条の4の5 労働金庫法施行規則第152条の2の7 第152条の2の8 第152条の2の9
第52条の74
【時効の中断】
1
紛争解決手続によつては銀行業務関連紛争の当事者間に和解が成立する見込みがないことを理由に紛争解決委員が当該紛争解決手続を終了した場合において、当該紛争解決手続の申立てをした当該銀行業務関連紛争の当事者がその旨の通知を受けた日から一月以内に当該紛争解決手続の目的となつた請求について訴えを提起したときは、時効の中断に関しては、当該紛争解決手続における請求の時に、訴えの提起があつたものとみなす。
2
指定紛争解決機関の紛争解決等業務の廃止が第52条の83第1項の規定により認可され、又は第52条の62第1項の規定による指定が第52条の84第1項の規定により取り消され、かつ、その認可又は取消しの日に紛争解決手続が実施されていた銀行業務関連紛争がある場合において、当該紛争解決手続の申立てをした当該銀行業務関連紛争の当事者が第52条の83第3項若しくは第52条の84第3項の規定による通知を受けた日又は当該認可若しくは取消しを知つた日のいずれか早い日から一月以内に当該紛争解決手続の目的となつた請求について訴えを提起したときも、前項と同様とする。
⊟
参照条文
第52条の75
【訴訟手続の中止】
1
銀行業務関連紛争について当該銀行業務関連紛争の当事者間に訴訟が係属する場合において、次の各号のいずれかに掲げる事由があり、かつ、当該銀行業務関連紛争の当事者の共同の申立てがあるときは、受訴裁判所は、四月以内の期間を定めて訴訟手続を中止する旨の決定をすることができる。
⊟
参照条文
第52条の77
【名称の使用制限】
指定紛争解決機関でない者(金融商品取引法第156条の39第1項の規定による指定を受けた者その他これに類する者として政令で定めるものを除く。)は、その名称又は商号中に、指定紛争解決機関と誤認されるおそれのある文字を使用してはならない。
第52条の79
【手続実施基本契約の締結等の届出】
⊟
参照条文
第63条の3 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の45 銀行法施行規則第34条の77 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第14条 信用金庫法第90条の5 信用金庫法施行規則第170条の2の10 水産業協同組合法第129条の8 中小企業等協同組合法第112条の7 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第17条 長期信用銀行法第25条の3 長期信用銀行法施行規則第25条の53 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の45 農業協同組合法第100条の3 農林中央金庫法第99条の3 農林中央金庫法施行規則第147条の28 無尽業法第38条の4 無尽業法施行細則第22条の14 労働金庫法第100条の5 労働金庫法施行規則第152条の2の10
第52条の80
【業務に関する報告書の提出】
⊟
参照条文
第62条の2 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の46 銀行法施行規則第34条の78 資金移動業の指定紛争解決機関に関する内閣府令第15条 信用金庫法第90条の2の2 信用金庫法施行規則第170条の2の11 水産業協同組合法第128条の4 中小企業等協同組合法第112条の2の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第18条 長期信用銀行法第24条の2 長期信用銀行法施行規則第25条の54 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の46 農業協同組合法第99条の2の3 農林中央金庫法第98条の4 農林中央金庫法施行規則第147条の29 無尽業法第37条 無尽業法施行細則第22条の15 労働金庫法第100条の2の2 労働金庫法施行規則第152条の2の11
第52条の81
【報告徴収及び立入検査】
1
内閣総理大臣は、紛争解決等業務の公正かつ的確な遂行のため必要があると認めるときは、指定紛争解決機関に対し、その業務に関し報告若しくは資料の提出を命じ、又は当該職員に、指定紛争解決機関の営業所若しくは事務所その他の施設に立ち入らせ、当該指定紛争解決機関の業務の状況に関し質問させ、若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
第52条の82
【業務改善命令】
1
内閣総理大臣は、指定紛争解決機関の紛争解決等業務の運営に関し、紛争解決等業務の公正かつ的確な遂行を確保するため必要があると認めるときは、その必要の限度において、当該指定紛争解決機関に対して、その業務の運営の改善に必要な措置を命ずることができる。
2
内閣総理大臣は、指定紛争解決機関が次の各号のいずれかに該当する場合において、前項の規定による命令をしようとするときは、あらかじめ、法務大臣に協議しなければならない。
①
第52条の62第1項第5号から第7号までに掲げる要件(紛争解決手続の業務に係る部分に限り、同号に掲げる要件にあつては、第52条の67第4項各号及び第5項各号に掲げる基準に係るものに限る。以下この号において同じ。)に該当しないこととなつた場合又は第52条の62第1項第5号から第7号までに掲げる要件に該当しないこととなるおそれがあると認められる場合
第52条の83
【紛争解決等業務の休廃止】
2
指定紛争解決機関が、天災その他のやむを得ない理由により紛争解決等業務の全部又は一部の休止をした場合には、直ちにその旨を、理由を付して内閣総理大臣に届け出なければならない。指定紛争解決機関が当該休止をした当該紛争解決等業務の全部又は一部を再開するときも、同様とする。
3
第1項の規定による休止若しくは廃止の認可を受け、又は前項の休止をした指定紛争解決機関は、当該休止又は廃止の日から二週間以内に、当該休止又は廃止の日に苦情処理手続又は紛争解決手続(他の指定紛争解決機関又は他の法律の規定による指定であつて紛争解決等業務に相当する業務に係るものとして政令で定めるものを受けた者(以下この項において「委託紛争解決機関」という。)から業務の委託を受けている場合における当該委託に係る当該委託紛争解決機関の苦情を処理する手続又は紛争の解決を図る手続を含む。次条第3項において同じ。)が実施されていた当事者、当該当事者以外の加入銀行及び他の指定紛争解決機関に当該休止又は廃止をした旨を通知しなければならない。指定紛争解決機関が当該休止をした当該紛争解決等業務の全部又は一部を再開するときも、同様とする。
⊟
参照条文
第12条の3 第52条の74 第63条の2の6 第63条の3 資金決済に関する法律第51条の2 第100条 第101条 資金決済に関する法律施行令第24条 信用金庫法第90条の4の6 第90条の5 信用金庫法施行令第9条の7 水産業協同組合法第11条の10の2 第129条の7の3 第129条の8 水産業協同組合法施行令第24条の7 中小企業等協同組合法第9条の9の3 第112条の6の2 第112条の7 中小企業等協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第25条の2の6 第25条の3 長期信用銀行法施行令第4条の2 農業協同組合法第11条の3の2 第100条の2の3 第100条の3 農業協同組合法施行令第5条の8 農林中央金庫法第57条の2 第99条の2の6 第99条の3 農林中央金庫法施行令第49条 無尽業法第38条の3 第38条の4 無尽業法施行令第2条 労働金庫法第100条の4の6 第100条の5 労働金庫法施行令第4条の7
第52条の84
【指定の取消し等】
1
内閣総理大臣は、指定紛争解決機関が次の各号のいずれかに該当するときは、第52条の62第1項の規定による指定を取り消し、又は六月以内の期間を定めて、その業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
2
内閣総理大臣は、指定紛争解決機関が次の各号のいずれかに該当する場合において、前項の規定による処分又は命令をしようとするときは、あらかじめ、法務大臣に協議しなければならない。
①
第52条の62第1項第5号から第7号までに掲げる要件(紛争解決手続の業務に係る部分に限り、同号に掲げる要件にあつては、第52条の67第4項各号及び第5項各号に掲げる基準に係るものに限る。以下この号において同じ。)に該当しないこととなつた場合又は第52条の62第1項の規定による指定を受けた時点において同項第5号から第7号までに掲げる要件に該当していなかつたことが判明した場合
3
第1項の規定により第52条の62第1項の規定による指定の取消しの処分を受け、又はその業務の全部若しくは一部の停止の命令を受けた者は、当該処分又は命令の日から二週間以内に、当該処分又は命令の日に苦情処理手続又は紛争解決手続が実施されていた当事者、当該当事者以外の加入銀行及び他の指定紛争解決機関に当該処分又は命令を受けた旨を通知しなければならない。
⊟
参照条文
第12条の3 第52条の62 第52条の74 第52条の83 第56条 第63条の3 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第13条の3 銀行法施行規則第13条の8 信用金庫法第85条の4 第90条の5 信用金庫法施行規則第113条の2 水産業協同組合法第11条の10の2 第121条の6 第129条の8 水産業協同組合法施行規則第57条の3 中小企業等協同組合法第9条の9の3 第69条の2 第112条の7 中小企業等協同組合法施行規則第14条の2 第52条の2 中小企業等協同組合法による信用協同組合及び信用協同組合連合会の事業に関する内閣府令第3条 長期信用銀行法第16条の8 第25条の3 長期信用銀行法施行規則第12条の6 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第15条の3 農業協同組合法第11条の3の2 第92条の6 第100条の3 農業協同組合法施行規則第30条の6 農林中央金庫法第57条の2 第95条の6 第99条の3 農林中央金庫法施行規則第71条の3 無尽業法第35条の2 無尽業法施行細則第14条の3の2 労働金庫法第89条の5 第100条の5 労働金庫法施行規則第95条の2
第53条
【届出事項】
1
銀行は、次の各号のいずれかに該当するときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
②
第16条の2第1項第11号又は第12号に掲げる会社(同条第4項の規定により子会社とすることについて認可を受けなければならないとされるものを除く。)を子会社としようとするとき(第30条第1項から第3項まで又は金融機関の合併及び転換に関する法律第5条第1項(認可)の規定による認可を受けて合併、会社分割又は事業の譲受けをしようとする場合を除く。)。
3
銀行持株会社(銀行持株会社であつた会社を含む。)は、次の各号のいずれかに該当するときは、内閣府令で定めるところにより、その旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
③
第52条の23第1項第10号又は第11号に掲げる会社(同条第3項の規定により子会社とすることについて認可を受けなければならないとされるものを除く。)を子会社としようとするとき(第52条の35第1項から第3項までの規定による認可を受けて合併、会社分割又は事業の譲受けをしようとする場合を除く。)。
④
その子会社が子会社でなくなつたとき(第52条の35第2項又は第3項の規定による認可を受けて会社分割又は事業の譲渡をした場合及び第2号の場合を除く。)、又は第52条の23第3項に規定する子会社対象銀行等に該当する子会社が当該子会社対象銀行等に該当しない子会社になつたとき、若しくは特例子会社対象会社に該当する持株特定子会社が当該特例子会社対象会社に該当しない持株特定子会社になつたとき。
⊟
参照条文
第47条 第52条の61 第57条の6 第65条 漁業協同組合等の信用事業等に関する命令第50条の31 銀行法施行規則第1条の3 第14条 第35条 銀行法施行令第17条の2 第17条の2の3 第17条の3 第17条の4 銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第5条 水産業協同組合法第121条の3 第121条の4 第130条 水産業協同組合法施行令第28条の2 長期信用銀行法第27条 長期信用銀行法施行規則第4条の4 第26条 長期信用銀行法施行令第9条 第11条の2 長期信用銀行法第十七条において準用する銀行法第二十六条第二項に規定する区分等を定める命令第5条 農業協同組合及び農業協同組合連合会の信用事業に関する命令第57条の31 農業協同組合法第92条の3 第92条の4 第101条 農業協同組合法施行令第9条の2 農林中央金庫法第95条の3 第95条の4 第100条 農林中央金庫法施行規則第147条 労働金庫法施行令第11条
第55条
【認可の失効】
1
銀行、銀行主要株主(第52条の9第1項の認可のうち設立に係るものを受けた者を含む。)又は銀行持株会社(第52条の17第1項の認可を受けた者を含む。)がこの法律の規定による認可を受けた日から六月以内に当該認可を受けた事項を実行しなかつたときは、当該認可は、効力を失う。ただし、やむを得ない理由がある場合において、あらかじめ内閣総理大臣の承認を受けたときは、この限りでない。
2
前項に規定するもののほか、第52条の9第1項又は第2項ただし書の認可(以下この項において「主要株主認可」という。)については、当該主要株主認可に係る銀行主要株主が銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者でなくなつたとき又は当該主要株主認可に係る銀行を子会社とすることについて第52条の17第1項若しくは第3項ただし書若しくは第52条の23第3項若しくは第4項ただし書の認可を受けたときは、当該主要株主認可は、効力を失う。
⊟
参照条文
第57条の2
【電子公告による公告をする期間等】
1
銀行又は銀行持株会社が電子公告によりこの法律又は他の法律の規定による公告(会社法の規定による公告を除く。)をする場合には、次の各号に掲げる公告の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める日までの間、継続して電子公告による公告をしなければならない。
2
会社法第940条第3項(電子公告の公告期間等)の規定は、銀行又は銀行持株会社が電子公告によりこの法律又は他の法律の規定による公告(会社法の規定による公告を除く。)をする場合について準用する。この場合において、必要な技術的読替えは、政令で定める。
第57条の3
【電子公告調査の規定の適用】
銀行又は銀行持株会社に対する会社法第941条(電子公告調査)の規定の適用については、同条中「第440条第1項の規定」とあるのは、「第440条第1項の規定並びに銀行法第16条第1項、第20条第4項及び第52条の28第3項の規定」とする。
第57条の4
【登記】
銀行又は銀行持株会社は、次に掲げる事項の登記をしなければならない。
②
第52条の28第5項の規定による措置をとることとするときは、中間連結貸借対照表等及び連結貸借対照表等の内容である情報について不特定多数の者がその提供を受けるために必要な事項であつて内閣府令で定めるもの
第57条の6
【財務大臣への通知】
内閣総理大臣は、次に掲げる処分をしたときは、速やかに、その旨を財務大臣に通知するものとする。第53条第1項の規定による届出(同項第8号に係るもののうち内閣府令・財務省令で定めるものに限る。)があつたときも、同様とする。
②
第16条の2第4項(預金保険法第2条第4項に規定する破綻金融機関に該当する銀行を子会社とする場合に限る。)、第30条第1項から第3項まで、第37条第1項、第52条の9第1項若しくは第2項ただし書、第52条の17第1項若しくは第3項ただし書又は第52条の35第1項から第3項までの規定による認可
③
第26条第1項、第27条、第52条の5、第52条の6、第52条の9第4項、第52条の13、第52条の14、第52条の15第1項、第52条の17第5項、第52条の33第1項若しくは第3項又は第52条の34第1項若しくは第4項の規定による命令(改善計画の提出を求めることを含む。)
第57条の7
【財務大臣への資料提出等】
1
財務大臣は、その所掌に係る金融破綻処理制度及び金融危機管理に関し、銀行に係る制度の企画又は立案をするため必要があると認めるときは、内閣総理大臣に対し、必要な資料の提出及び説明を求めることができる。
第60条
【経過措置】
この法律の規定に基づき命令を制定し、又は改廃する場合においては、その命令で、その制定又は改廃に伴い合理的に必要と判断される範囲内において、所要の経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)を定めることができる。
⊟
参照条文
第61条の2
次に掲げる違反があつた場合においては、その違反行為をした者は、二年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
③
第52条の17第5項の規定による命令に違反して銀行を子会社とする持株会社であつたとき又は第52条の34第2項の規定に違反して同項に規定する内閣総理大臣が指定する期間を超えて銀行を子会社とする持株会社であつたとき。
⊟
参照条文
第62条の2
次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
④
第52条の81第1項若しくは第2項の規定による報告若しくは資料の提出をせず、若しくは虚偽の報告若しくは資料の提出をし、又はこれらの規定による当該職員の質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をし、若しくはこれらの規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
第63条
次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
①
第19条、第52条の27又は第52条の50第1項(第52条の2の10において準用する場合を含む。)の規定に違反して、これらの規定に規定する書類の提出をせず、又はこれらの書類に記載すべき事項を記載せず、若しくは虚偽の記載をしてこれらの書類の提出をした者
①の2
第20条第4項若しくは第52条の28第3項の規定に違反して、これらの規定による公告をせず、若しくは第20条第6項若しくは第52条の28第5項の規定に違反して、これらの規定に規定する情報を電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置として内閣府令で定めるものをとらず、又は当該公告をしなければならない書類に記載すべき事項を記載せず、若しくは虚偽の記載をして、公告をし、若しくは電磁的記録に記録すべき事項を記録せず、若しくは虚偽の記録をして、電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとつた者
①の3
第21条第1項若しくは第2項、第52条の2の6第1項、第52条の29第1項若しくは第52条の51第1項の規定に違反して、これらの規定に規定する書類を公衆の縦覧に供せず、若しくは第21条第4項(同条第5項において準用する場合を含む。以下この号において同じ。)、第52条の2の6第2項、第52条の29第3項若しくは第52条の51第2項の規定に違反して、第21条第4項、第52条の2の6第2項、第52条の29第3項若しくは第52条の51第2項に規定する電磁的記録に記録された情報を電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置として内閣府令で定めるものをとらず、又はこれらの規定に違反して、これらの書類に記載すべき事項を記載せず、若しくは虚偽の記載をして、公衆の縦覧に供し、若しくは電磁的記録に記録すべき事項を記録せず、若しくは虚偽の記録をして、電磁的記録に記録された情報を電磁的方法により不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとつた者
③
第25条第1項(第43条第3項において準用する場合を含む。)、第25条第2項、第52条の8第1項、第52条の12第1項、第52条の32第1項若しくは第2項若しくは第52条の54第1項の規定による当該職員の質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をし、又はこれらの規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者
⊟
参照条文
第63条の2の4
次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役若しくは五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
③
準用金融商品取引法第37条の3第1項(第2号及び第6号を除く。)の規定に違反して、書面を交付せず、若しくは同項に規定する事項を記載しない書面若しくは虚偽の記載をした書面を交付した者又は同条第2項において準用する金融商品取引法第34条の2第4項に規定する方法により当該事項を欠いた提供若しくは虚偽の事項の提供をした者
④
準用金融商品取引法第37条の4第1項の規定による書面を交付せず、若しくは虚偽の記載をした書面を交付した者又は同条第2項において準用する金融商品取引法第34条の2第4項に規定する方法により虚偽の事項の提供をした者
⊟
参照条文
第63条の3
次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
①
第49条の2第2項において準用する会社法第955条第1項(調査記録簿等の記載等)の規定に違反して、調査記録簿等(同項に規定する調査記録簿等をいう。以下この号において同じ。)に同項に規定する電子公告調査に関し法務省令で定めるものを記載せず、若しくは記録せず、若しくは虚偽の記載若しくは記録をし、又は同項の規定に違反して調査記録簿等を保存しなかつた者
第64条
第65条
次の各号のいずれかに該当する場合には、その行為をした銀行(銀行が第41条第1号から第3号までのいずれかに該当して第4条第1項の内閣総理大臣の免許が効力を失つた場合における当該銀行であつた会社を含む。)の取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、支配人若しくは清算人、外国銀行の代表者、代理人若しくは支配人、銀行議決権大量保有者(銀行議決権大量保有者が銀行議決権大量保有者でなくなつた場合における当該銀行議決権大量保有者であつた者を含み、銀行議決権大量保有者が法人等(法人及び第3条の2第1項第1号に掲げる法人でない団体をいう。以下この条において同じ。)であるときは、その取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、代表者、管理人、支配人、業務を執行する社員又は清算人)、銀行主要株主(銀行主要株主が銀行主要株主でなくなつた場合における当該銀行主要株主であつた者を含み、銀行主要株主が法人等であるときは、その取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、代表者、管理人、支配人、業務を執行する社員又は清算人)、特定主要株主(特定主要株主が銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者でなくなつた場合における当該特定主要株主であつた者を含み、特定主要株主が法人等であるときは、その取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、代表者、管理人、支配人、業務を執行する社員又は清算人)、銀行持株会社(銀行持株会社が銀行持株会社でなくなつた場合における当該銀行持株会社であつた会社を含む。)の取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、支配人若しくは清算人、特定持株会社(特定持株会社が銀行を子会社とする持株会社でなくなつた場合における当該特定持株会社であつた会社を含む。)の取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、支配人、業務を執行する社員若しくは清算人又は銀行代理業者(銀行代理業者が法人であるときは、その取締役、執行役、会計参与若しくはその職務を行うべき社員、監査役、理事、監事、代表者、業務を執行する社員又は清算人)は、百万円以下の過料に処する。
⑤
第16条の2第1項の規定に違反して同項に規定する子会社対象会社以外の会社(第16条の3第1項に規定する国内の会社を除く。)を子会社としたとき又は第52条の23第1項の規定に違反して同項に規定する子会社対象会社以外の会社(第52条の24第1項に規定する国内の会社を除く。)を子会社としたとき。
⑩
第26条第1項、第52条の14第1項若しくは第52条の33第1項の規定に違反して改善計画の提出をせず、又は第26条第1項の規定による命令(業務の全部又は一部の停止の命令を除く。)若しくは第29条、第52条の13、第52条の14、第52条の15第1項、第52条の33第1項若しくは第3項若しくは第52条の55の規定による命令に違反したとき。
⑯
第52条の9第4項の規定による命令に違反して銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であつたとき又は第52条の15第2項の規定に違反して同項に規定する内閣総理大臣が指定する期間を超えて銀行の主要株主基準値以上の数の議決権の保有者であつたとき。
⑰
第52条の23第3項の規定による内閣総理大臣の認可を受けないで同項に規定する子会社対象銀行等を子会社としたとき若しくは同条第5項において準用する同条第3項の規定による内閣総理大臣の認可を受けないで同条第1項各号に掲げる会社を当該各号のうち他の号に掲げる会社(同条第3項に規定する子会社対象銀行等に限る。)に該当する子会社としたとき又は第52条の23の2第6項において準用する同条第3項の規定による内閣総理大臣の認可を受けないで特例子会社対象会社を同項の認可に係る特例子会社対象業務以外の特例子会社対象業務を営む持株特定子会社としたとき。
⊟
参照条文
附則
第2条
(営業の免許に関する経過措置)
第3条
(資本の額に関する経過措置)
第4条
(海外現地法人に係る認可に関する経過措置)
1
この法律の施行の際現に旧法の免許を受けた銀行が新法第九条第一項に規定する外国の会社の発行済株式の総数又は出資の総額に同項の規定に基づく大蔵省令で定める率を乗じて得た数又は額を超えて当該外国の会社の株式又は持分を保有しているときは、当該旧法の免許を受けた銀行は、施行日から起算して三月以内にその旨を大蔵大臣に届け出なければならない。
第6条
(同一人に対する信用の供与に関する経過措置)
第7条
(取締役に対する信用の供与に関する経過措置)
第8条
(臨時休業等に関する経過措置)
第9条
(経理に関する経過措置等)
第10条
第11条
(免許の取消し等に関する経過措置)
第12条
(営業等の譲渡又は譲受けの認可に関する経過措置)
第13条
(合併の異議の催告に関する経過措置)
第14条
(営業等の譲渡又は譲受けに伴う手続に関する経過措置)
第15条
(廃業等の公告等に関する経過措置)
第16条
(免許の取消しによる解散等に関する経過措置)
第17条
(免許の失効に関する経過措置)
第18条
(他業会社への転移等に関する経過措置)
第19条
(清算人の任免及び清算の監督に関する経過措置)
第20条
(清算手続等における内閣総理大臣の意見等に関する経過措置)
第21条
(外国銀行支店に係る営業の免許に関する経過措置)
第23条
(外国銀行の駐在員事務所の設置の届出等に関する経過措置)
第24条
(認可の失効に関する経過措置)
第25条
(旧法等の規定に基づく処分又は手続の効力)
附則
平成4年6月26日
第2条
(銀行法等の一部改正に伴う経過措置)
1
この法律の施行の際現に一の銀行等(第一条の規定による改正後の銀行法(以下「新銀行法」という。)第四条第五項に規定する銀行等をいう。以下この条において同じ。)が新銀行法第十六条の四第一項第二号(第二条の規定による改正後の長期信用銀行法(以下「新長期信用銀行法」という。)第十七条又は第三条の規定による改正後の外国為替銀行法(以下「新外国為替銀行法」という。)第十一条において準用する場合を含む。次項において同じ。)に掲げる会社の発行済株式(議決権のあるものに限る。)の総数又は出資の総額(以下「発行済株式等」という。)の百分の五十を超える数又は額の株式(議決権のあるものに限る。)又は持分(以下「株式等」という。)を所有しているものは、当該銀行等は、この法律の施行の日(以下「施行日」という。)から起算して三月以内にその旨を大蔵大臣に届け出なければならない。
2
この法律の施行の際銀行等が第一号に掲げる許可を受け、又は第二号に掲げる届出をしている株式等の取得(施行日において実行していないものに限る。)が、新銀行法第十六条の四第一項第二号に掲げる会社の発行済株式等の百分の五十を超える株式等の取得となるときは、当該銀行等は、施行日から起算して三月以内にその旨を大蔵大臣に届け出なければならない。
3
新銀行法第十六条の四第三項(新長期信用銀行法第十七条又は新外国為替銀行法第十一条において準用する場合を含む。)において準用する新銀行法第十六条の二第二項の規定は、前二項の場合において銀行等が取得し、又は所有する株式等について準用する。
4
第一項又は第二項の規定により届出をした銀行等は、当該届出に係る株式等に取得又は所有につき、施行日において新銀行法第十六条の四第一項(新長期信用銀行法第十七条又は新外国為替銀行法第十一条において準用する場合を含む。次項において同じ。)の認可を受けたものとみなす。
5
施行日前に第一条の規定による改正前の銀行法(以下「旧銀行法」という。)第九条第一項(第二条の規定による改正前の長期信用銀行法(以下「旧長期信用銀行法」という。)第十七条若しくは第三条の規定による改正前の外国為替銀行法(以下「旧外国為替銀行法」という。)第十一条において準用する場合又は旧銀行法第九条第二項(旧長期信用銀行法第十七条又は旧外国為替銀行法第十一条において準用する場合を含む。)において準用する場合を含む。)の規定によって認可、当該認可に付した条件、当該認可に係る承認又は当該認可に係る申請は、新銀行法第十六条の四第一項の規定によってした認可、当該認可に付した条件、当該認可に係る承認又は当該認可に係る申請とみなす。
第32条
(罰則の適用に関する経過措置)
附則
平成8年6月21日
第1条
(施行期日)
第2条
(銀行法の一部改正に伴う経過措置)
1
銀行、長期信用銀行又は外国為替銀行は、施行日前においても、第一条の規定による改正後の銀行法(以下「新銀行法」という。)第十七条の二第一項(第二条の規定による改正後の長期信用銀行法(以下この条において「新長期信用銀行法」という。)第十七条又は第三条の規定による改正後の外国為替銀行法(以下この条において「新外国為替銀行法」という。)第十一条において準用する場合を含む。)の規定の例により、大蔵大臣の認可を受けることができる。
3
新銀行法第二十六条第二項(新長期信用銀行法第十七条、新外国為替銀行法第十一条、第四条の規定による改正後の信用金庫法(以下「新信用金庫法」という。)第八十九条、第五条の規定による改正後の労働金庫法(以下「新労働金庫法」という。)第九十四条及び第七条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律(以下「新協金法」という。)第六条において準用する場合を含む。)の規定は、平成十年四月一日以後に新銀行法第二十六条第一項(新長期信用銀行法第十七条、新外国為替銀行法第十一条、新信用金庫法第八十九条、新労働金庫法第九十四条及び新協金法第六条において準用する場合を含む。)の規定による命令(改善計画の提出を求めることを含む。)をする場合について適用する。
第12条
(罰則の適用に関する経過措置)
附則
平成9年6月20日
第2条
(大蔵大臣等がした処分等に関する経過措置)
1
この法律による改正前の担保附社債信託法、信託業法、農林中央金庫法、無尽業法、銀行等の事務の簡素化に関する法律、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、農業協同組合法、証券取引法、損害保険料率算出団体に関する法律、水産業協同組合法、中小企業等協同組合法、協同組合による金融事業に関する法律、船主相互保険組合法、証券投資信託法、信用金庫法、長期信用銀行法、貸付信託法、中小漁業融資保証法、信用保証協会法、労働金庫法、外国為替銀行法、自動車損害賠償保障法、農業信用保証保険法、金融機関の合併及び転換に関する法律、外国証券業者に関する法律、預金保険法、農村地域工業等導入促進法、農水産業協同組合貯金保険法、銀行法、貸金業の規制等に関する法律、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律、抵当証券業の規制等に関する法律、金融先物取引法、前払式証票の規制等に関する法律、商品投資に係る事業の規制に関する法律、国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律、特定債権等に係る事業の規制に関する法律、金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律、協同組織金融機関の優先出資に関する法律、不動産特定共同事業法、保険業法、金融機関の更生手続の特例等に関する法律、農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律、日本銀行法又は銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律(以下「旧担保附社債信託法等」という。)の規定により大蔵大臣その他の国の機関がした免許、許可、認可、承認、指定その他の処分又は通知その他の行為は、この法律による改正後の担保附社債信託法、信託業法、農林中央金庫法、無尽業法、銀行等の事務の簡素化に関する法律、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、農業協同組合法、証券取引法、損害保険料率算出団体に関する法律、水産業協同組合法、中小企業等協同組合法、協同組合による金融事業に関する法律、船主相互保険組合法、証券投資信託法、信用金庫法、長期信用銀行法、貸付信託法、中小漁業融資保証法、信用保証協会法、労働金庫法、外国為替銀行法、自動車損害賠償保障法、農業信用保証保険法、金融機関の合併及び転換に関する法律、外国証券業者に関する法律、預金保険法、農村地域工業等導入促進法、農水産業協同組合貯金保険法、銀行法、貸金業の規制等に関する法律、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律、抵当証券業の規制等に関する法律、金融先物取引法、前払式証票の規制等に関する法律、商品投資に係る事業の規制に関する法律、国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律、特定債権等に係る事業の規制に関する法律、金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律、協同組織金融機関の優先出資に関する法律、不動産特定共同事業法、保険業法、金融機関の更生手続の特例等に関する法律、農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律、日本銀行法又は銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律(以下「新担保附社債信託法等」という。)の相当規定に基づいて、内閣総理大臣その他の相当の国の機関がした免許、許可、認可、承認、指定その他の処分又は通知その他の行為とみなす。
附則
平成10年6月15日
第102条
(銀行法等の一部改正に伴う経過措置)
1
第十条の規定による改正後の銀行法(以下「新銀行法」という。)第十三条第一項(第十一条の規定による改正後の長期信用銀行法(以下「新長期信用銀行法」という。)第十七条、第十三条の規定による改正後の信用金庫法(以下「新信用金庫法」という。)第八十九条、第十四条の規定による改正後の労働金庫法(以下「新労働金庫法」という。)第九十四条、及び第十六条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律(以下「新協金法」という。)第六条において準用する場合(以下この条から附則第百五条までにおいて「新長期信用銀行法第十七条等において準用する場合」という。)を含む。以下この項及び次項において同じ。)の規定は、この法律の施行の際現に新銀行法第十三条第一項に規定する同一人に対する信用の供与等(同項に規定する信用の供与等をいう。以下この項及び次項において同じ。)の額が信用供与等限度額(同条第一項に規定する信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている銀行(新銀行法第二条第一項に規定する銀行をいう。以下同じ。)、長期信用銀行(新長期信用銀行法第二条に規定する長期信用銀行をいう。以下同じ。)、信用金庫若しくは信用金庫連合会、労働金庫若しくは労働金庫連合会又は信用協同組合若しくは信用協同組合連合会(新協金法第二条第一項に規定する信用協同組合連合会をいう。以下同じ。)(以下この条から附則第百五条までにおいて「銀行等」という。)の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行等が施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を金融再生委員会(労働金庫又は労働金庫連合会にあっては金融再生委員会及び労働大臣とし、信用協同組合又は信用協同組合連合会にあっては新協金法第七条第一項に規定する行政庁とする。以下この項及び次項において同じ。)に届け出たときは、施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行等が、当該同一人に対して同日後も引き続き信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において同日までに金融再生委員会の承認を受けたときは、当該銀行等は、同日の翌日において新銀行法第十三条第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
2
新銀行法第十三条第二項(新長期信用銀行法第十七条等において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、この法律の施行の際現に新銀行法第十三条第一項に規定する同一人に対する信用の供与等の額が合算して合算信用供与等限度額(同条第二項に規定する合算信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている銀行等及び当該銀行等の子会社等(同条第二項に規定する子会社等をいう。以下この項において同じ。)又は当該銀行等の子会社等の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行等が施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を金融再生委員会に届け出たときは、施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行等及び当該銀行等の子会社等又は当該銀行等の子会社等が合算して当該同一人に対して同日後も引き続き合算信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において当該銀行等が同日までに金融再生委員会の承認を受けたときは、当該銀行等は、同日の翌日において新銀行法第十三条第二項後段において準用する同条第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
3
新銀行法第五十二条の六第一項(新長期信用銀行法第十七条において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、この法律の施行の際現に新銀行法第五十二条の六第一項に規定する同一人に対する信用の供与等(同項に規定する信用の供与等をいう。以下この項において同じ。)の額が合算して銀行持株会社に係る信用供与等限度額(同条第一項に規定する銀行持株会社に係る信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている新銀行法第二条第十一項に規定する銀行持株会社(以下この項において「銀行持株会社」という。)若しくはその子会社等(新銀行法第五十二条の六第一項に規定する子会社等をいう。以下この項において同じ。)又は新長期信用銀行法第十六条の四第一項に規定する長期信用銀行持株会社(以下この項において「長期信用銀行持株会社」という。)若しくはその子会社等の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行持株会社又は当該長期信用銀行持株会社(以下この項及び附則第百五条において「銀行持株会社等」という。)が施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を金融再生委員会に届け出たときは、施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行持株会社若しくはその子会社等又は当該長期信用銀行持株会社若しくはその子会社等が合算して当該同一人に対して同日後も引き続き銀行持株会社に係る信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において当該銀行持株会社等が同日までに内閣総理大臣の承認を受けたときは、当該銀行持株会社等は、同日の翌日において新銀行法第五十二条の六第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
第103条
第104条
1
新銀行法第十六条の二第一項の規定は、この法律の施行の際現に同項に規定する子会社対象会社以外の会社を子会社(新銀行法第二条第八項に規定する子会社をいう。以下この条において同じ。)としている銀行の当該会社については、当該銀行が施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を金融再生委員会に届け出たときは、施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。
3
平成十三年三月三十一日までの日で政令で定める日までの間は、新銀行法第十六条の二第一項第四号中「規定する保険会社」とあるのは、「規定する保険会社のうち、同法第二百六十条第二項に規定する破綻保険会社に該当するもの」とする。
4
施行日前に、第十条の規定による改正前の銀行法(以下「旧銀行法」という。)第十六条の二第一項又は第十六条の三第一項(同条第二項において準用する場合を含む。)の規定により内閣総理大臣がしたこれらの規定に規定する認可(当該認可に係る旧銀行法第五十五条第一項ただし書に規定する承認を含む。)若しくは当該認可に付した条件又はこれらの規定に基づきされた当該認可に係る申請は、新銀行法第十六条の二第四項(同条第六項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定により内閣総理大臣がした同条第四項に規定する認可(当該認可に係る新銀行法第五十五条第一項ただし書に規定する承認を含む。)若しくは当該認可に付した条件又は新銀行法第十六条の二第四項の規定に基づきされた当該認可に係る申請とみなす。
5
この法律の施行の際現に銀行が新銀行法第十六条の二第四項に規定する子会社対象銀行等(当該銀行が旧銀行法第十六条の二第一項又は第十六条の三第一項の認可を受けて株式又は持分を所有している会社を除く。次項において同じ。)を子会社としている場合には、当該銀行は、施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を内閣総理大臣に届け出なければならない。
7
新銀行法第十六条の三第一項の規定は、この法律の施行の際現に国内の会社(同項に規定する国内の会社をいう。以下この項において同じ。)の株式等(新銀行法第二条第七項に規定する株式等をいう。以下この項において同じ。)を合算してその基準株式数等(新銀行法第十六条の三第一項に規定する基準株式数等をいう。以下この項において同じ。)を超えて所有している銀行又はその子会社による当該国内の会社の株式等の所有については、当該銀行が施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を金融再生委員会に届け出たときは、施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、同日後は、当該国内の会社の株式等の所有については、当該銀行又はその子会社が同日において同条第二項本文に規定する事由により当該国内の会社の株式等を合算してその基準株式数等を超えて取得したものとみなして、同条の規定を適用する。
第105条
1
新銀行法第十九条第二項及び第三項(同条第二項に規定する中間業務報告書に係る部分を除く。)(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条等において準用する場合を含む。)並びに新銀行法第二十一条第一項から第三項まで(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条等において準用する場合を含む。)の規定並びに新銀行法第二十条第二項及び第五十二条の十一(同条第一項に規定する中間業務報告書に係る部分を除く。)(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条において準用する場合を含む。)並びに新銀行法第五十二条の十二並びに第五十二条の十三第一項及び第二項(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条において準用する場合を含む。)の規定は、銀行等又は銀行持株会社等の平成十年四月一日以後に開始する営業年度又は事業年度に係るこれらの規定に規定する書類について適用し、銀行等又は銀行持株会社等の同日前に開始した営業年度又は事業年度に係る貸借対照表その他の書類については、なお従前の例による。
第147条
(権限の委任)
第188条
(処分等の効力)
第189条
(罰則の適用に関する経過措置)
附則
平成10年10月16日
第2条
(経過措置)
1
この法律による改正前の担保附社債信託法、信託業法、農林中央金庫法、無尽業法、銀行等の事務の簡素化に関する法律、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、農業協同組合法、証券取引法、損害保険料率算出団体に関する法律、水産業協同組合法、中小企業等協同組合法、協同組合による金融事業に関する法律、船主相互保険組合法、地方税法、証券投資信託及び証券投資法人に関する法律、信用金庫法、長期信用銀行法、貸付信託法、中小漁業融資保証法、信用保証協会法、労働金庫法、自動車損害賠償保障法、農業信用保証保険法、地震保険に関する法律、登録免許税法、金融機関の合併及び転換に関する法律、外国証券業者に関する法律、農村地域工業等導入促進法、農水産業協同組合貯金保険法、銀行法、貸金業の規制等に関する法律、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律、抵当証券業の規制等に関する法律、金融先物取引法、前払式証票の規制等に関する法律、商品投資に係る事業の規制に関する法律、国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律、特定債権等に係る事業の規制に関する法律、金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律、協同組織金融機関の優先出資に関する法律、不動産特定共同事業法、保険業法、金融機関等の更生手続の特例等に関する法律、農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律、日本銀行法、銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律又は金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律(以下「旧担保附社債信託法等」という。)の規定により内閣総理大臣その他の国の機関がした免許、許可、認可、承認、指定その他の処分又は通知その他の行為は、この法律による改正後の担保附社債信託法、信託業法、農林中央金庫法、無尽業法、銀行等の事務の簡素化に関する法律、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、農業協同組合法、証券取引法、損害保険料率算出団体に関する法律、水産業協同組合法、中小企業等協同組合法、協同組合による金融事業に関する法律、船主相互保険組合法、地方税法、証券投資信託及び証券投資法人に関する法律、信用金庫法、長期信用銀行法、貸付信託法、中小漁業融資保証法、信用保証協会法、労働金庫法、自動車損害賠償保障法、農業信用保証保険法、地震保険に関する法律、登録免許税法、金融機関の合併及び転換に関する法律、外国証券業者に関する法律、農村地域工業等導入促進法、農水産業協同組合貯金保険法、銀行法、貸金業の規制等に関する法律、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律、抵当証券業の規制等に関する法律、金融先物取引法、前払式証票の規制等に関する法律、商品投資に係る事業の規制に関する法律、国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律、特定債権等に係る事業の規制に関する法律、金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律、協同組織金融機関の優先出資に関する法律、不動産特定共同事業法、保険業法、金融機関等の更生手続の特例等に関する法律、農林中央金庫と信用農業協同組合連合会との合併等に関する法律、日本銀行法、銀行持株会社の創設のための銀行等に係る合併手続の特例等に関する法律、特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律又は金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律(以下「新担保附社債信託法等」という。)の相当規定に基づいて、金融再生委員会その他の相当の国の機関がした免許、許可、認可、承認、指定その他の処分又は通知その他の行為とみなす。
附則
平成11年8月13日
第1条
(施行期日)
この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。ただし、第一条中商法第二百八十五条ノ四、第二百八十五条ノ五第二項、第二百八十五条ノ六第二項及び第三項、第二百九十条第一項並びに第二百九十三条ノ五第三項の改正規定並びに附則第六条中農林中央金庫法第二十三条第三項及び第二十四条第一項の改正規定、附則第七条中商工組合中央金庫法第三十九条ノ三第三項及び第四十条ノ二第一項の改正規定、附則第九条中農業協同組合法第五十二条第一項の改正規定、附則第十条中証券取引法第五十三条第三項の改正規定及び同条第四項を削る改正規定、附則第十一条中水産業協同組合法第五十六条第一項の改正規定、附則第十二条中協同組合による金融事業に関する法律第五条の五の次に一条を加える改正規定及び同法第十二条第一項の改正規定、附則第十三条中船主相互保険組合法第四十二条第一項の改正規定、附則第十六条中信用金庫法第五十五条の三第三項及び第五十七条第一項の改正規定、附則第十八条中労働金庫法第六十一条第一項の改正規定、附則第二十三条中銀行法第十七条の二第三 項の改正規定及び同条第四項を削る改正規定、附則第二十六条の規定、附則第二十七条中保険業法第十五条に一項を加える改正規定、同法第五十五条第一項及び第二項、第百十二条第一項並びに第百十二条の二第三項の改正規定、同条第四項を削る改正規定、同法第百十五条第二項、第百十八条第一項、第百十九条及び第百九十九条の改正規定並びに同法附則第五十九条第二項及び附則第九十条第二項を削る改正規定、附則第二十九条中株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律第七条第二項の改正規定並びに附則第三十一条中特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律第百一条第一項及び第百二条第三項の改正規定は、平成十二年四月一日から施行する。
第2条
(監査報告書に関する経過措置)
この法律の施行前に終了した営業年度について作成すべき監査報告書の記載事項に関しては、なお従前の例による。農林中央金庫、農業協同組合及び農業協同組合連合会、漁業協同組合、漁業協同組合連合会、水産加工業協同組合及び水産加工業協同組合連合会、信用協同組合及び信用協同組合連合会(中小企業等協同組合法第九条の九第一項第一号の事業を行う協同組合連合会をいう。次条において同じ。)、信用金庫及び信用金庫連合会、労働金庫及び労働金庫連合会並びに相互会社(保険業法第二条第五項に規定する相互会社をいう。次条において同じ。)についての、この法律の施行前に終了した事業年度について作成すべき監査報告書の記載事項に関しても、同様とする。
附則
平成13年11月9日
第2条
(外国銀行支店に係る営業の免許に関する経過措置)
1
この法律の施行の際現に第一条の規定による改正前の銀行法(以下「旧銀行法」という。)第四十七条第一項の規定により旧銀行法第四条第一項の内閣総理大臣の免許(以下この条において「旧免許」という。)を受けている外国銀行のうち、その受けている旧免許の数が一であるものについては、この法律の施行の際に第一条の規定による改正後の銀行法(以下「新銀行法」という。)第四十七条第一項の規定により新銀行法第四条第一項の内閣総理大臣の免許を受けたものとみなす。
第3条
(銀行の株主に関する経過措置)
第13条
(権限の委任)
第14条
(処分等の効力)
第15条
(罰則に関する経過措置)
附則
平成17年5月2日
第34条の2
(行政庁等)
第35条
(罰則に関する経過措置)
第36条
(権限の委任)
附則
平成17年11月2日
第2条
(銀行法等の一部改正に伴う経過措置)
1
この法律の施行の際現に第一条の規定による改正後の銀行法(以下「新銀行法」という。)第二条第十四項に規定する銀行代理業(以下「銀行代理業」という。)を営んでいる者(次条第一項の規定により施行日において新銀行法第五十二条の三十六第一項の許可を受けたものとみなされた者を除く。)は、施行日から起算して三月間(当該期間内に新銀行法第五十二条の三十六第一項の許可に係る申請について不許可の処分があったとき、又は次項の規定により読み替えて適用する新銀行法第五十二条の五十六第一項の規定により銀行代理業の廃止を命じられたときは、当該処分のあった日又は当該廃止を命じられた日までの間)は、新銀行法第五十二条の三十六第一項の規定にかかわらず、引き続き銀行代理業を営むことができる。その者がその期間内に同項の許可の申請をした場合において、その期間を経過したときは、その申請について許可又は不許可の処分があるまでの間も、同様とする。
2
前項の規定により引き続き銀行代理業を営む場合においては、その者を銀行代理業者(新銀行法第二条第十五項に規定する銀行代理業者をいう。以下同じ。)とみなして、新銀行法第十三条の二、第二十四条、第二十五条、第三十八条、第四十八条、第五十二条の三十六第二項及び第三項、第五十二条の三十九から第五十二条の四十一まで、第五十二条の四十三から第五十二条の五十六まで、第五十二条の五十八から第五十二条の六十まで、第五十三条第四項、第五十六条(第十一号に係る部分に限る。)並びに第五十七条の四第二項の規定並びにこれらの規定に係る新銀行法第九章の規定を適用する。この場合において、新銀行法第五十二条の五十六第一項中「次の各号のいずれか」とあるのは「第四号又は第五号」と、「第五十二条の三十六第一項の許可を取り消し」とあるのは「銀行代理業の廃止を命じ」とする。
第3条
1
この法律の施行の際現に第一条の規定による改正前の銀行法(以下「旧銀行法」という。)第八条第一項の規定により設置された代理店において銀行代理業を営む者(新銀行法第五十二条の六十一第一項に規定する銀行等を除く。)は、施行日において新銀行法第五十二条の三十六第一項の許可を受けたものとみなして新銀行法の規定を適用する。
2
前項の規定により許可を受けたものとみなされる者は、施行日から起算して三月以内に新銀行法第五十二条の三十七第一項各号に掲げる事項を記載した書類及び同条第二項各号に掲げる書類を内閣総理大臣に提出しなければならない。
3
第一項の規定により許可を受けたものとみなされる者については、新銀行法第五十二条の三十九の規定は、同項の規定にかかわらず、当該許可を受けたものとみなされる者が前項の規定により同項に規定する書類を提出するまでの間は、適用しない。
第4条
第5条
第7条
新銀行法第十三条の二(新長期信用銀行法第十七条、第三条の規定による改正後の信用金庫法(以下「新信用金庫法」という。)第八十九条第一項、第四条の規定による改正後の労働金庫法(以下「新労働金庫法」という。)第九十四条第一項及び第六条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律(以下「新協金法」という。)第六条第一項において準用する場合を含む。)の規定は、銀行等(銀行、長期信用銀行、信用金庫若しくは信用金庫連合会、労働金庫若しくは労働金庫連合会又は信用協同組合若しくは信用協同組合連合会(新協金法第二条第一項に規定する信用協同組合連合会をいう。)をいう。以下この条及び次条第二項において同じ。)の施行日以後にする取引又は行為について適用し、銀行等の施行日前にした取引又は行為については、なお従前の例による。
第8条
1
新銀行法第二十条、第五十二条の二十八及び第五十二条の二十九(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条において準用する場合を含む。)の規定は、銀行若しくは長期信用銀行又は銀行持株会社(新銀行法第二条第十三項に規定する銀行持株会社をいう。以下この項及び次条第三項において同じ。)若しくは長期信用銀行持株会社(新長期信用銀行法第十六条の四第一項に規定する長期信用銀行持株会社をいう。以下この項及び次条第三項において同じ。)の施行日以後に開始する営業年度に係るこれらの規定に規定する書類について適用し、銀行若しくは長期信用銀行又は銀行持株会社若しくは長期信用銀行持株会社の施行日前に開始した営業年度に係るこれらの書類については、なお従前の例による。
第9条
1
新銀行法第五十二条の四十三及び第五十二条の四十四(これらの規定を新長期信用銀行法第十七条、新信用金庫法第八十九条第三項、新労働金庫法第九十四条第三項及び新協金法第六条の五第一項において準用する場合を含む。)の規定は、施行日以後に行われる新銀行法第二条第十四項に規定する行為(新長期信用銀行法第十六条の五第二項、新信用金庫法第八十五条の二第二項、新労働金庫法第八十九条の三第二項及び新協金法第六条の三第二項に規定する行為を含む。)について適用する。
2
新銀行法第五十二条の五十(新長期信用銀行法第十七条、新信用金庫法第八十九条第三項、新労働金庫法第九十四条第三項及び新協金法第六条の五第一項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、施行日以後に開始する銀行代理業者、長期信用銀行代理業者(新長期信用銀行法第十六条の五第三項に規定する長期信用銀行代理業者をいう。以下同じ。)、信用金庫代理業者(新信用金庫法第八十五条の二第三項に規定する信用金庫代理業者をいう。以下同じ。)、労働金庫代理業者(新労働金庫法第八十九条の三第三項に規定する労働金庫代理業者をいう。以下同じ。)又は信用協同組合代理業者(新協金法第六条の三第三項に規定する信用協同組合代理業者をいう。以下同じ。)の営業年度又は事業年度に係る新銀行法第五十二条の五十第一項に規定する報告書について適用する。
3
新銀行法第五十二条の五十一(新長期信用銀行法第十七条、新信用金庫法第八十九条第三項、新労働金庫法第九十四条第三項及び新協金法第六条の五第一項において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、施行日以後に開始する所属銀行(新銀行法第二条第十六項に規定する所属銀行をいう。)、所属長期信用銀行(新長期信用銀行法第十六条の五第三項に規定する所属長期信用銀行をいう。)、所属信用金庫(新信用金庫法第八十五条の二第三項に規定する所属信用金庫をいう。)、所属労働金庫(新労働金庫法第八十九条の三第三項に規定する所属労働金庫をいう。)若しくは所属信用協同組合(新協金法第六条の三第三項に規定する所属信用協同組合をいう。)又は銀行持株会社若しくは長期信用銀行持株会社の営業年度又は事業年度に係る新銀行法第五十二条の五十一第一項に規定する書類について適用する。
第38条
(処分等の効力)
第39条
(罰則の適用に関する経過措置)
第40条
(権限の委任)
附則
平成18年6月14日
第1条
(施行期日)
第195条
(銀行法の一部改正に伴う経過措置)
銀行は、この法律の施行後最初に特定預金等契約(第十六条の規定による改正後の銀行法(以下この条において「新銀行法」という。)第十三条の四に規定する特定預金等契約をいう。)の申込みを顧客(新金融商品取引法第二条第三十一項第四号に掲げる者に限る。)から受けた場合であって、この法律の施行前に、当該顧客に対し、この法律の施行後に当該顧客が新銀行法第十三条の四において準用する新金融商品取引法第三十四条の二第一項の規定による申出ができる旨を新銀行法第十三条の四において準用する新金融商品取引法第三十四条の例により告知しているときには、当該顧客に対し、新銀行法第十三条の四において準用する新金融商品取引法第三十四条に規定する告知をしたものとみなす。
第216条
(権限の委任)
第217条
(処分等の効力)
第218条
(罰則の適用に関する経過措置)
第219条
(その他の経過措置の政令等への委任)
附則
平成21年6月24日
第7条
(中小企業等協同組合法の一部改正に伴う調整規定)
第19条
(罰則の適用に関する経過措置)
附則
平成25年6月19日
第13条
(銀行法等の一部改正に伴う経過措置)
1
第十四条の規定による改正後の銀行法(以下この条において「新銀行法」という。)第十三条第一項(第七条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律(以下この項において「新協金法」という。)第六条第一項、第十条の規定による改正後の信用金庫法第八十九条第一項、第十一条の規定による改正後の長期信用銀行法(以下この項及び第三項において「新長期信用銀行法」という。)第十七条及び第十二条の規定による改正後の労働金庫法第九十四条第一項において準用する場合(次項において「新協金法第六条第一項等において準用する場合」という。)を含む。以下この項及び次項において同じ。)の規定は、附則第一条第三号に掲げる規定の施行の際現に新銀行法第十三条第一項に規定する同一人に対する信用の供与等(同項に規定する信用の供与等をいう。以下この項及び次項において同じ。)の額が信用供与等限度額(同条第一項に規定する信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている新銀行法第二条第一項に規定する銀行、新長期信用銀行法第二条に規定する長期信用銀行、信用金庫若しくは信用金庫連合会、労働金庫若しくは労働金庫連合会又は信用協同組合若しくは新協金法第二条第一項に規定する信用協同組合連合会(以下この項及び次項において「銀行等」という。)の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行等が第三号施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を内閣総理大臣(労働金庫又は労働金庫連合会にあっては内閣総理大臣及び厚生労働大臣とする。以下この項及び次項において同じ。)に届け出たときは、第三号施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行等が、当該同一人に対して同日後も引き続き信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において同日までに内閣総理大臣の承認を受けたときは、当該銀行等は、同日の翌日において新銀行法第十三条第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
2
新銀行法第十三条第二項(新協金法第六条第一項等において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、附則第一条第三号に掲げる規定の施行の際現に新銀行法第十三条第一項に規定する同一人に対する信用の供与等の額が合算して合算信用供与等限度額(同条第二項に規定する合算信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている銀行等及び当該銀行等の子会社等(同条第二項に規定する子会社等をいう。以下この項において同じ。)又は当該銀行等の子会社等の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行等が第三号施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を内閣総理大臣に届け出たときは、第三号施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行等が、当該銀行等及び当該銀行等の子会社等又は当該銀行等の子会社等が合算して当該同一人に対して同日後も引き続き合算信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において同日までに内閣総理大臣の承認を受けたときは、当該銀行等は、同日の翌日において同条第二項後段において準用する同条第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
3
新銀行法第五十二条の二十二第一項(新長期信用銀行法第十七条において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)の規定は、附則第一条第三号に掲げる規定の施行の際現に新銀行法第五十二条の二十二第一項に規定する同一人に対する信用の供与等(同項に規定する信用の供与等をいう。以下この項において同じ。)の額が合算して銀行持株会社に係る信用供与等限度額(同条第一項に規定する銀行持株会社に係る信用供与等限度額をいう。以下この項において同じ。)を超えている新銀行法第二条第十三項に規定する銀行持株会社若しくはその子会社等(新銀行法第五十二条の二十二第一項に規定する子会社等をいう。以下この項において同じ。)又は新長期信用銀行法第十六条の四第一項に規定する長期信用銀行持株会社若しくはその子会社等の当該同一人に対する信用の供与等については、当該銀行持株会社又は当該長期信用銀行持株会社(以下この項において「銀行持株会社等」という。)が第三号施行日から起算して三月を経過する日までにその旨を内閣総理大臣に届け出たときは、第三号施行日から起算して一年を経過する日までの間は、適用しない。この場合において、当該銀行持株会社等が、当該銀行持株会社若しくはその子会社等又は当該長期信用銀行持株会社若しくはその子会社等が合算して当該同一人に対して同日後も引き続き銀行持株会社に係る信用供与等限度額を超えて当該信用の供与等をしないこととすれば当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがある場合その他のやむを得ない理由がある場合において同日までに内閣総理大臣の承認を受けたときは、当該銀行持株会社等は、同日の翌日において新銀行法第五十二条の二十二第一項ただし書の規定による承認を受けたものとみなす。
第14条
第36条
(罰則の適用に関する経過措置)