• 協同組合による金融事業に関する法律施行令
    • 第1条 [出資の総額の最低限度]
    • 第2条 [組合員等以外の者からの監事の選任を要しない信用協同組合の範囲]
    • 第2条の2 [監事について準用する会社法の読替え]
    • 第2条の3 [会計監査人の監査を要しない信用協同組合の範囲]
    • 第2条の4 [会計監査人について準用する会社法の読替え]
    • 第3条 [同一人に対する信用の供与等]
    • 第3条の2 [信用協同組合等の特定関係者]
    • 第3条の3 [子金融機関等の範囲]
    • 第4条 [休日]
    • 第4条の2 [事業の譲渡等の場合に各別に異議の催告をすることを要しない債権者]
    • 第5条 [銀行法を準用する場合の読替え]
    • 第5条の2 [信用協同組合等の解散及び清算について準用する会社法の読替え]
    • 第5条の3 [信用協同組合等の清算人について準用する会社法の読替え]
    • 第5条の4 [信用協同組合代理業の許可を要しない信用組合等の範囲]
    • 第5条の5 [信用協同組合代理業者等についての銀行法の読替え]
    • 第5条の6 [特定信用協同組合代理業者の休日]
    • 第5条の7 [情報通信の技術を利用した提供]
    • 第5条の8 [情報通信の技術を利用した同意の取得]
    • 第5条の9 [顧客の判断に影響を及ぼす重要事項]
    • 第5条の10 [金融商品取引法を準用する場合の読替え]
    • 第6条 [金融庁長官へ委任される権限から除かれる権限]
    • 第7条 [財務局長等への権限の委任]
    • 第7条の2

協同組合による金融事業に関する法律施行令

平成23年6月24日 改正
第1条
【出資の総額の最低限度】
協同組合による金融事業に関する法律(以下「法」という。)第2条第1項に規定する政令で定める区分は、次の各号に掲げる区分とし、同項に規定する政令で定める額は、当該区分に応じ当該各号に定める額とする。
東京都の特別区の存する地域又は金融庁長官の指定する人口五十万以上の市に主たる事務所を有する信用協同組合                              二千万円
その他の信用協同組合                           一千万円
中小企業等協同組合法第9条の9第1項第1号の事業を行う協同組合連合会(以下「信用協同組合連合会」という。)             一億円
第2条
【組合員等以外の者からの監事の選任を要しない信用協同組合の範囲】
法第5条の3第1号に規定する政令で定める規模に達しない信用協同組合は、その事業年度の開始の時における預金及び定期積金の総額(以下この条及び第2条の3において「預金等総額」という。)が五十億円に達しない信用協同組合とする。
法第5条の3第1号に規定する政令で定める割合は、百分の十とする。この場合において、当該割合の算定においては、同号に規定する総額及び合計額は、それぞれ信用協同組合の事業年度の開始の時における総額及び合計額とする。
信用協同組合の事業年度の開始の時における預金等総額又は法第5条の3第1号に規定する員外預金比率(以下この条及び第2条の3において「員外預金比率」という。)が新たに五十億円未満又は百分の十未満となつた場合(当該事業年度の直前の事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が五十億円以上かつ百分の十以上である場合に限る。)においては、当該事業年度の終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、同号に掲げる信用協同組合に該当するものとみなす。
信用協同組合の事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が新たに五十億円以上かつ百分の十以上となつた場合(転換(金融機関の合併及び転換に関する法律第2条第7項に規定する転換をいう。第2条の3において同じ。)後の信用協同組合又は合併により設立された信用協同組合に係る当該転換の日の翌日又は当該合併による設立の日の属する事業年度については、当該事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が五十億円以上かつ百分の十以上である場合)においては、当該事業年度の開始後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、法第5条の3第1号に掲げる信用協同組合に該当しないものとみなす。ただし、当該信用協同組合について前項の規定の適用がある場合には、この限りでない。
第2条の2
【監事について準用する会社法の読替え】
法第5条の6の規定において監事について会社法第383条第2項の規定を準用する場合における当該規定に係る技術的読替えは、次の表のとおりとする。
読み替える会社法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第383条第2項第366条第1項ただし書中小企業等協同組合法第36条の6第6項において準用する第366条第1項ただし書
第2条の3
【会計監査人の監査を要しない信用協同組合の範囲】
法第5条の8第1項に規定する政令で定める規模に達しない信用協同組合は、その事業年度の開始の時における預金等総額が二百億円に達しない信用協同組合とする。
法第5条の8第1項に規定する政令で定める割合は、百分の十とする。この場合において、当該割合の算定については、第2条第2項後段の規定を準用する。
信用協同組合の事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が新たに二百億円未満又は百分の十未満となつた場合(当該事業年度の直前の事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が二百億円以上かつ百分の十以上である場合に限る。)においては、当該事業年度の終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、法第5条の8第1項に規定する信用協同組合に該当するものとみなす。
信用協同組合の事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が新たに二百億円以上かつ百分の十以上となつた場合(転換後の信用協同組合又は合併により設立された信用協同組合に係る当該転換の日の翌日又は当該合併による設立の日の属する事業年度については、当該事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が二百億円以上かつ百分の十以上である場合)においては、当該事業年度の開始後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、法第5条の8第1項に規定する信用協同組合に該当しないものとみなす。ただし、当該信用協同組合について前項の規定の適用がある場合には、この限りでない。
参照条文
第2条の4
【会計監査人について準用する会社法の読替え】
法第5条の9第1項の規定において会計監査人について会社法第345条第1項及び第396条第2項の規定を準用する場合における当該規定に係る技術的読替えは、次の表のとおりとする。
読み替える会社法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第345条第1項選任若しくは解任又は辞任選任、解任若しくは不再任又は辞任
第396条第2項第2号電磁的記録を電磁的記録(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第2項に規定する電磁的記録をいう。)を
第3条
【同一人に対する信用の供与等】
法第6条第1項において準用する銀行法(以下この条から第4条の2まで、第6条及び第7条において「銀行法」という。)第13条第1項本文に規定する政令で定める特殊の関係のある者は、同項本文に規定する同一人(当該政令で定める特殊の関係のある者を除く。以下この条において「同一人自身」という。)が当該信用協同組合等(信用協同組合又は信用協同組合連合会をいう。以下同じ。)の子会社(法第4条第1項に規定する子会社をいう。次条において同じ。)でない場合の次に掲げる者(第8項及び第11項において「受信合算対象者」という。)とする。
同一人自身が会社である場合における次に掲げる者
当該同一人自身の子会社
当該同一人自身を子会社とする会社
ロに掲げる会社の子会社(当該同一人自身及びイ又はロに掲げる会社に該当するものを除く。)
会社以外の者であつて、当該同一人自身の総株主等の議決権(法第4条第1項に規定する総株主等の議決権をいう。以下同じ。)の百分の五十を超える議決権(同項に規定する議決権をいう。以下同じ。)を保有するもの
会社以外の者であつて、当該同一人自身を子会社とする会社の総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有するもの
ニ又はホに掲げる者がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する会社(当該同一人自身及びロに掲げる会社に該当するものを除く。)及び当該会社の子会社
当該同一人自身又はイからハまで若しくはヘに掲げる会社(第4項において「合算会社」という。)及びニ又はホに掲げる者がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社(イからハまで又はヘに掲げる会社に該当するものを除く。)
同一人自身が会社以外の者である場合における次に掲げる者
当該同一人自身がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する会社(以下この項及び第4項において「同一人支配会社」という。)
当該同一人自身及びその一若しくは二以上の同一人支配会社又は当該同一人自身の一若しくは二以上の同一人支配会社がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社(イに掲げる会社に該当するものを除く。)
前項第1号に規定する子会社とは、会社がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社をいう。この場合において、会社及びその一若しくは二以上の子会社又は当該会社の一若しくは二以上の子会社がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する他の会社は、当該会社の子会社とみなす。
法第4条第2項の規定は、第1項各号の場合においてこれらの規定に規定する者が保有し、又は保有される議決権について準用する。
第1項第1号トに掲げる会社及び同項第2号ロに掲げる会社は、同項各号の規定の適用については、それぞれ合算会社及び同一人支配会社とみなす。
銀行法第13条第1項本文に規定する信用の供与又は出資として政令で定めるものは、次に掲げるものとする。
貸出金として内閣府令で定めるもの
債務の保証として内閣府令で定めるもの
出資として内閣府令で定めるもの
前三号に掲げるものに類するものとして内閣府令で定めるもの
銀行法第13条第1項本文に規定する政令で定める区分は、次に掲げる信用の供与等(同項本文に規定する信用の供与等をいう。以下この条において同じ。)の区分とする。
銀行法第13条第1項本文に規定する同一人(第8項及び第11項において「同一人」という。)に対する信用の供与等
同一人自身に対する信用の供与等
銀行法第13条第1項本文に規定する政令で定める率は、次の各号に掲げる信用の供与等の区分に応じ、当該各号に定める率とする。
前項第1号に掲げる信用の供与等 百分の四十
前項第2号に掲げる信用の供与等 百分の二十五
銀行法第13条第1項ただし書に規定する政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げる理由とする。
信用の供与等を受けている者(以下この項及び第11項において「債務者等」という。)の事業(次号及び第3号に規定する事業を除く。以下この号において同じ。)の遂行上予見し難い緊急の資金の必要が生じた場合において、当該信用協同組合等が当該債務者等に対して銀行法第13条第1項本文に規定する信用供与等限度額(以下この項において「信用供与等限度額」という。)を超えて信用の供与等をしないこととすれば、当該債務者等の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがあること。
勤労者に居住環境の良好な集団住宅及びその用に供する宅地を供給する事業その他の地域住民の福祉の増進に寄与することを目的とした事業を行つている債務者等(地方住宅供給公社その他の出資金の全額を地方公共団体が出資している法人で金融庁長官の定めるものに限る。)に対して、当該信用協同組合等が信用供与等限度額を超えて信用の供与等をしないこととすれば、当該債務者等の事業の安定的な遂行に困難を生ずるおそれがあること。
信用協同組合連合会に係る信用の供与等にあつては、電気事業法第2条第1項第1号に規定する一般電気事業その他の内閣府令で定める国民経済上特に緊要な事業を行つている債務者等に対して、当該信用協同組合連合会が信用供与等限度額を超えて信用の供与等をしないこととすれば、当該債務者等の事業の安定的な遂行に困難を生ずるおそれがあること。
債務者等に係る受信合算対象者が新たに加わることにより、当該信用協同組合等の同一人に対する信用の供与等の額が信用供与等限度額を超えることとなること。
前各号に掲げる理由に準ずるものとして内閣府令で定める理由
銀行法第13条第2項前段に規定する政令で定める区分は、第6項各号に掲げる信用の供与等の区分とする。
10
銀行法第13条第2項前段に規定する政令で定める率は、次の各号に掲げる信用の供与等の区分に応じ、当該各号に定める率とする。
前項において準用する第6項第1号に掲げる信用の供与等 百分の四十
前項において準用する第6項第2号に掲げる信用の供与等 百分の二十五
11
銀行法第13条第2項後段において準用する同条第1項ただし書に規定する政令で定めるやむを得ない理由は、次に掲げる理由とする。
第8項第1号に規定する場合において、当該信用協同組合等及びその子会社等(銀行法第13条第2項前段に規定する子会社等をいう。以下この項において同じ。)又はその子会社等が同号の債務者等に対して合算して銀行法第13条第2項前段に規定する合算信用供与等限度額(以下この項において「合算信用供与等限度額」という。)を超えて信用の供与等をしないこととすれば、当該債務者等の事業(第8項第2号及び第3号に規定する事業を除く。次号において同じ。)の継続に著しい支障を生ずるおそれがあること。
当該信用協同組合等が新たに子会社等を有することとなることにより、当該信用協同組合等及びその子会社等又はその子会社等の同一人に対する信用の供与等の合計額が合算信用供与等限度額を超えることとなる場合において、当該合計額を合算信用供与等限度額以下に減額することとすれば、当該同一人の事業の継続に著しい支障を生ずるおそれがあること。
第8項第2号又は第3号に規定する債務者等に対して、当該信用協同組合等及びその子会社等又はその子会社等が合算して合算信用供与等限度額を超えて信用の供与等をしないこととすれば、当該債務者等の事業の安定的な遂行に困難を生ずるおそれがあること。
債務者等に係る受信合算対象者が新たに加わることにより、当該信用協同組合等及びその子会社等又はその子会社等の同一人に対する信用の供与等の額が信用供与等限度額を超えることとなること。
前各号に掲げる理由に準ずるものとして内閣府令で定める理由
12
銀行法第13条第3項に規定する政令で定める信用の供与等は、信用協同組合にあつては独立行政法人勤労者退職金共済機構、独立行政法人住宅金融支援機構又は沖縄振興開発金融公庫に対する勤労者財産形成促進法第11条に規定する資金の貸付けとし、信用協同組合連合会にあつては次に掲げる法人に対する信用の供与等(政府が元本の返済及び利息の支払について保証しているものを除く。)とする。
法律の定めるところにより、予算について国会の議決を経、又は承認を受けなければならない法人
特別の法律により設立された法人(前号に該当する法人を除く。)で国、同号に掲げる法人及び地方公共団体以外の者の出資のないもののうち、当該特別の法律により債券を発行することができる法人
第3条の2
【信用協同組合等の特定関係者】
銀行法第13条の2本文に規定する政令で定める特殊の関係のある者は、次に掲げる者とする。
当該信用協同組合等の子会社その他の子法人等及び関連法人等
当該信用協同組合等を所属信用協同組合(法第6条の3第3項に規定する所属信用協同組合をいう。以下同じ。)とする信用協同組合代理業者(同項に規定する信用協同組合代理業者をいう。以下この項、次条第1項第5条の7及び第7条第2項において同じ。)並びに当該信用協同組合代理業者の子法人等及び関連法人等(前号に掲げる者を除く。)
前号の信用協同組合代理業者を子法人等とする親法人等並びに当該親法人等の子法人等及び関連法人等(当該信用協同組合等及び前二号に掲げる者を除く。)
当該信用協同組合等を所属信用協同組合とする信用協同組合代理業者(個人に限る。以下この号において「個人信用協同組合代理業者」という。)に係る次に掲げる会社、組合その他これらに準ずる事業体(外国におけるこれらに相当するものを含み、前三号に掲げる者を除く。以下この号において「法人等」という。)
当該個人信用協同組合代理業者がその総株主等の議決権の百分の五十を超える議決権を保有する法人等(当該法人等の子法人等及び関連法人等を含む。)
当該個人信用協同組合代理業者がその総株主等の議決権の百分の二十以上百分の五十以下の議決権を保有する法人等
前項に規定する親法人等とは、他の法人等(会社、組合その他これらに準ずる事業体(外国におけるこれらに相当するものを含む。)をいう。以下この条において同じ。)の財務及び営業又は事業の方針を決定する機関(株主総会その他これに準ずる機関をいう。以下この項において「意思決定機関」という。)を支配している法人等として内閣府令で定めるものをいい、前項に規定する子法人等とは、親法人等によりその意思決定機関を支配されている他の法人等をいう。この場合において、親法人等及び子法人等又は子法人等が他の法人等の意思決定機関を支配している場合における当該他の法人等は、その親法人等の子法人等とみなす。
第1項に規定する関連法人等とは、法人等(当該法人等の子法人等(前項に規定する子法人等をいう。以下この項及び次条第1項第1号において同じ。)を含む。)が出資、取締役その他これに準ずる役職への当該法人等の役員若しくは使用人である者若しくはこれらであつた者の就任、融資、債務の保証若しくは担保の提供、技術の提供又は営業上若しくは事業上の取引等を通じて、財務及び営業又は事業の方針の決定に対して重要な影響を与えることができる他の法人等(子法人等を除く。)として内閣府令で定めるものをいう。
第3条の3
【子金融機関等の範囲】
銀行法第13条の3の2第3項に規定する政令で定める者は、次に掲げる者(当該信用協同組合等を所属信用協同組合とする信用協同組合代理業者を除く。)とする。
当該信用協同組合等の子法人等
当該信用協同組合等の関連法人等(前条第3項に規定する関連法人等をいう。)
当該信用協同組合等のために法第6条の3第2項に規定する信用協同組合代理業を行う者(前二号に掲げる者を除く。)
銀行法第13条の3の2第3項に規定する政令で定める金融業を行う者は、次に掲げる者とする。
信用協同組合等
第5条の4各号に掲げる者
金銭の貸付け又は金銭の貸借の媒介(手形の割引、売渡担保その他これらに類する方法によつてする金銭の交付又は当該方法によつてする金銭の授受の媒介を含む。)を業として行う者(金融商品取引業者(金融商品取引法第2条第9項に規定する金融商品取引業者をいう。)、保険会社(保険業法第2条第2項に規定する保険会社をいう。)及び前二号に掲げる者を除く。)
参照条文
第4条
【休日】
銀行法第15条第1項に規定する政令で定める日は、次に掲げる日とする。
十二月三十一日から翌年の一月三日までの日(前号に掲げる日を除く。)
土曜日
前項各号に掲げる日のほか、次に掲げる日は、信用協同組合等の事務所の休日とすることができる。
信用協同組合等の事務所の所在地における一般の休日に当たる日で当該事務所の休日として金融庁長官が告示した日
信用協同組合等の事務所の設置場所の特殊事情その他の事情により、当該事務所の休日としても業務の健全かつ適切な運営を妨げるおそれがないものとして金融庁長官が承認した日
信用協同組合等は、前項第2号に掲げる日をその事務所の休日とするときは、その旨を当該事務所の店頭に掲示しなければならない。
第4条の2
【事業の譲渡等の場合に各別に異議の催告をすることを要しない債権者】
銀行法第34条第1項及び第35条第1項ただし書に規定する政令で定める債権者は、保護預り契約に係る債権者その他の信用協同組合等の業務に係る多数人を相手方とする定型的契約の債権者で内閣府令で定めるものとする。
参照条文
第5条
【銀行法を準用する場合の読替え】
法第6条第1項の規定において銀行法の規定を準用する場合においては、同法の規定中「営業所」とあるのは「事務所」と、「取締役、執行役」とあり、及び「取締役又は執行役」とあるのは「理事」と、「営業時間」とあるのは「業務取扱時間」と、「株主総会」とあるのは「総会」と読み替えるほか、次の表の上欄に掲げる同法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、それぞれ同表の下欄に掲げる字句に読み替えるものとする。
読み替える銀行法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第12条の2第1項定期積金等定期積金
預金者等の預金者又は定期積金の積金者(以下この項において「預金者等」という。)の
第13条第2項子会社(内閣府令で定める会社を除く。)子会社(協同組合による金融事業に関する法律第4条第1項に規定する子会社をいう。以下同じ。)
第13条の2子会社、当該銀行の銀行主要株主、当該銀行を子会社とする銀行持株会社、当該銀行持株会社の子会社(当該銀行を除く。)子会社
第13条の3第13条の4協同組合による金融事業に関する法律第6条の5の2
第13条の3の2第1項親金融機関等若しくは子金融機関等子金融機関等
銀行業、銀行代理業中小企業等協同組合法第9条の8第1項第1号から第3号までに掲げる業務、協同組合による金融事業に関する法律第6条の3第2項に規定する信用協同組合代理業
第14条の見出し取締役等理事
第14条第2項会社法第365条第1項(競業及び取締役会設置会社との取引等の制限)の規定により読み替えて適用する同法第356条第1項(競業及び利益相反取引の制限)の規定及び同法第419条第2項(執行役の監査委員に対する報告義務等)において準用する同法第356条第1項の規定による取締役会の承認に対する同法第369条第1項(取締役会の決議)中小企業等協同組合法第38条第1項(理事の自己契約等)の規定による理事会の承認に対する同法第36条の6第1項(理事会の決議)
定款定款又は規約
第14条の2第2号第3章及び第4章第19条第2項第21条第2項及び第26条
第18条の見出し資本準備金及び利益準備金法定準備金
第18条資本準備金又は利益準備金準備金
第21条第3項電磁的記録電磁的記録(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第2項に規定する電磁的記録をいう。以下同じ。)
第21条第4項電磁的方法電磁的方法(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第11項第4号に規定する電磁的方法をいう。)
第24条第2項次項次条第2項及び第5項並びに第47条第2項次項並びに次条第2項及び第5項
第27条の見出し免許の取消し等解散命令等
第27条、会計参与若しくは監査役若しくは監事
第34条第1項株主総会の決議(会社法第468条(事業譲渡等の承認を要しない場合)の規定により同法第467条第1項(事業譲渡等の承認等)の決議によらずに事業の全部の譲受けを行う場合には、取締役会の決議又は執行役の決定)総会の決議(中小企業等協同組合法第57条の3第2項後段の規定により総会の決議によらずに事業の全部の譲受けを行う場合には、理事会の決議)
第34条第3項第57条中小企業等協同組合法第33条第4項
同条各号同項各号
同項の各別の第1項の各別の
第35条第1項株主総会若しくは取締役会の決議又は執行役の決定総会又は理事会の決議
決議又は決定決議
第36条の見出し会社分割又は事業事業
第36条第1項会社分割により事業の全部若しくは一部を承継させ、又は事業の全部若しくは事業の全部又は
第36条第2項第57条第1号中小企業等協同組合法第33条第4項第2号
第44条第4項銀行法協同組合による金融事業に関する法律
第45条第2項本店主たる事務所
第45条第7項第1号会社法第475条第2号又は第3号中小企業等協同組合法第69条において準用する会社法第475条第2号
第45条第8項会社法中小企業等協同組合法第69条において準用する会社法
第46条第1項清算手続、破産手続、再生手続、更生手続又は承認援助手続清算手続、破産手続、再生手続又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続
第5条の2
【信用協同組合等の解散及び清算について準用する会社法の読替え】
法第6条の2第1項の規定において信用協同組合等の解散及び清算について会社法第494条第2項第496条第2項及び第497条第1項の規定を準用する場合におけるこれらの規定に係る技術的読替えは、次の表のとおりとする。
読み替える会社法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第494条第2項電磁的記録電磁的記録(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第2項に規定する電磁的記録をいう。以下同じ。)
第496条第2項第4号電磁的方法電磁的方法(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第11項第4号に規定する電磁的方法をいう。)
第497条第1項次の各号に掲げる清算株式会社においては、清算人は、当該各号に定める清算をする信用協同組合等においては、清算人は、第495条第2項の承認を受けた
参照条文
第5条の3
【信用協同組合等の清算人について準用する会社法の読替え】
法第6条の2第2項の規定において信用協同組合等の清算人について会社法の規定を準用する場合においては、同法の規定中「役員等」とあるのは、「清算人又は監事」と読み替えるほか、次の表の上欄に掲げる同法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、それぞれ同表の下欄に掲げる字句に読み替えるものとする。
読み替える会社法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第386条第2項第349条第4項中小企業等協同組合法第69条において準用する同法第36条の8第2項
第386条第2項第1号第847条第1項中小企業等協同組合法第69条において準用する第847条第1項
第386条第2項第2号第849条第3項中小企業等協同組合法第69条において準用する第849条第3項
第850条第2項同法第69条において準用する第850条第2項
第5条の4
【信用協同組合代理業の許可を要しない信用組合等の範囲】
法第6条の4に規定する政令で定める金融業を行う者は、次に掲げる者とする。
銀行
信用金庫及び信用金庫連合会
労働金庫及び労働金庫連合会
農業協同組合(農業協同組合法第10条第1項第3号の事業を行うものに限る。)及び農業協同組合連合会(同号の事業を行うものに限る。)
漁業協同組合(水産業協同組合法第11条第1項第4号の事業を行うものに限る。)、漁業協同組合連合会(同法第87条第1項第4号の事業を行うものに限る。)、水産加工業協同組合(同法第93条第1項第2号の事業を行うものに限る。)及び水産加工業協同組合連合会(同法第97条第1項第2号の事業を行うものに限る。)
農林中央金庫
参照条文
第5条の5
【信用協同組合代理業者等についての銀行法の読替え】
法第6条の5第2項の規定による銀行法の準用についての技術的読替えは、次の表のとおりとする。
読み替える銀行法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第52条の37第1項第4号及び第52条の44第1項第1号商号名称
第52条の44第2項預金者等の預金者又は定期積金の積金者(以下この項において「預金者等」という。)の
定期積金等定期積金
第52条の51第2項電磁的記録電磁的記録(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第2項に規定する電磁的記録をいう。)
電磁的方法電磁的方法(同法第5条の7第11項第4号に規定する電磁的方法をいう。)
第52条の59の見出し所属銀行等所属信用協同組合等
第52条の60第1項営業所事務所
第52条の60第2項預金者等預金者又は定期積金の積金者
第52条の61第2項第52条の43から第52条の56まで第52条の43から第52条の56まで(第52条の45の2を除く。)及び同法第6条の5の2
法第6条の5第1項において準用する銀行法第52条の61第2項の規定により同法の規定を適用する場合においては、同法の規定中「銀行」とあるのは「信用協同組合等」と、「所属銀行」とあるのは「所属信用協同組合」と、「銀行代理業者」とあるのは「信用協同組合代理業者」と、「銀行代理業」とあるのは「信用協同組合代理業」と、「第2条第14項各号」とあるのは「協同組合による金融事業に関する法律第6条の3第2項各号」と、「銀行代理行為」とあるのは「信用協同組合代理行為」と、「特定銀行代理業者」とあるのは「特定信用協同組合代理業者」と、「特定銀行代理行為」とあるのは「特定信用協同組合代理行為」と、「銀行代理業再委託者」とあるのは「信用協同組合代理業再委託者」と、「銀行代理業再受託者」とあるのは「信用協同組合代理業再受託者」とするほか、次の表の上欄に掲げる同法の規定中同表の中欄に掲げる字句は、それぞれ同表の下欄に掲げる字句とする。
読み替える銀行法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第24条第2項次項次条第2項及び第5項並びに第47条第2項次項次条第2項及び第5項
第52条の44第1項商号名称
第52条の44第2項第2条第14項第1号協同組合による金融事業に関する法律第6条の3第2項第1号
預金者等の預金者又は定期積金の積金者(以下この項において「預金者等」という。)の
定期積金等定期積金
第52条の51第2項電磁的記録電磁的記録(協同組合による金融事業に関する法律第5条の7第2項に規定する電磁的記録をいう。)
電磁的方法電磁的方法(同法第5条の7第11項第4号に規定する電磁的方法をいう。)
第52条の56第2項前項第3号から第5号までのいずれか前項第4号又は第5号
第52条の59の見出し所属銀行等所属信用協同組合等
第52条の60第1項営業所事務所
第52条の60第2項預金者等預金者又は定期積金の積金者
第5条の6
【特定信用協同組合代理業者の休日】
法第6条の5第1項において準用する銀行法第52条の46第1項に規定する政令で定める日は、第4条第1項各号に掲げる日とする。
前項に定める日のほか、特定信用協同組合代理業者(法第6条の5第1項において読み替えて準用する銀行法第52条の46第1項に規定する特定信用協同組合代理業者をいう。)の特定信用協同組合代理行為(同項に規定する特定信用協同組合代理行為をいう。以下この項において同じ。)を行わない営業所又は事務所(特定信用協同組合代理行為を行う営業所又は事務所の当該特定信用協同組合代理行為を行う施設以外の施設を含む。)は、前項に定める日以外の日を休日とすることができる。
参照条文
第5条の7
【情報通信の技術を利用した提供】
信用協同組合等又は信用協同組合代理業者は、法第6条の5の2において準用する金融商品取引法(以下「準用金融商品取引法」という。)第34条の2第4項準用金融商品取引法第34条の3第12項準用金融商品取引法第34条の4第6項において準用する場合を含む。)、第34条の4第3項第37条の3第2項及び第37条の4第2項において準用する場合を含む。以下この条において同じ。)の規定により準用金融商品取引法第34条の2第4項に規定する事項を提供しようとするときは、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、当該事項を提供する相手方に対し、その用いる同項に規定する方法(以下この条において「電磁的方法」という。)の種類及び内容を示し、書面又は電磁的方法による承諾を得なければならない。
前項の規定による承諾を得た信用協同組合等又は信用協同組合代理業者は、当該相手方から書面又は電磁的方法により電磁的方法による提供を受けない旨の申出があつたときは、当該相手方に対し、準用金融商品取引法第34条の2第4項に規定する事項の提供を電磁的方法によつてしてはならない。ただし、当該相手方が再び前項の規定による承諾をした場合は、この限りでない。
第5条の8
【情報通信の技術を利用した同意の取得】
信用協同組合等は、準用金融商品取引法第34条の2第12項準用金融商品取引法第34条の3第3項準用金融商品取引法第34条の4第6項において準用する場合を含む。)において準用する場合を含む。以下この条において同じ。)の規定により、準用金融商品取引法第34条の2第11項の規定による書面による同意に代えて同条第12項に規定する内閣府令で定める方法(以下この条において「電磁的方法」という。)により同意を得ようとするときは、内閣府令で定めるところにより、あらかじめ、当該同意を得ようとする相手方に対し、その用いる電磁的方法の種類及び内容を示し、書面又は電磁的方法による承諾を得なければならない。
前項の規定による承諾を得た信用協同組合等は、当該相手方から書面又は電磁的方法により電磁的方法による同意を行わない旨の申出があつたときは、当該相手方に対し、準用金融商品取引法第34条の2第12項に規定する同意の取得を電磁的方法によつてしてはならない。ただし、当該相手方が再び前項の規定による承諾をした場合は、この限りでない。
第5条の9
【顧客の判断に影響を及ぼす重要事項】
準用金融商品取引法第37条第1項第3号に規定する政令で定めるものは、次に掲げるものとする。
特定預金等契約(法第6条の5の2に規定する特定預金等契約をいう。以下同じ。)に関して顧客が支払うべき手数料、報酬その他の対価に関する事項であつて内閣府令で定めるもの
顧客が行う特定預金等契約の締結について金利、通貨の価格、金融商品取引法第2条第14項に規定する金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生ずることとなるおそれがある場合にあつては、次に掲げる事項
当該指標
当該指標に係る変動により損失が生ずるおそれがある旨及びその理由
前二号に掲げる事項に準ずるものとして内閣府令で定める事項
準用金融商品取引法第37条第1項に規定する行為を基幹放送事業者(放送法第2条第23号に規定する基幹放送事業者をいい、日本放送協会及び放送大学学園(放送大学学園法第3条に規定する放送大学学園をいう。)を除く。)の放送設備により放送をさせる方法その他これに準ずるものとして内閣府令で定める方法によりする場合における同項第3号に規定する政令で定めるものは、前項の規定にかかわらず、次に掲げるものとする。
顧客が行う特定預金等契約の締結について金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生ずることとなるおそれがある場合にあつては、当該おそれがある旨
前号に掲げる事項に準ずるものとして内閣府令で定める事項
第5条の10
【金融商品取引法を準用する場合の読替え】
法第6条の5の2の規定による金融商品取引法の準用についての技術的読替えは、次の表のとおりとする。
読み替える金融商品取引法の規定読み替えられる字句読み替える字句
第34条同条第31項第4号第2条第31項第4号
第37条の3第1項第1号商号、名称又は氏名名称
第6条
【金融庁長官へ委任される権限から除かれる権限】
法第7条第1項に規定する政令で定めるものは、次に掲げるものとする。
法第6条の7第1号第3号及び第5号に係る部分に限る。)の規定による通知
銀行法第27条及び第28条の規定による解散命令
銀行法第56条第2号に係る部分に限る。)の規定による告示
第7条
【財務局長等への権限の委任】
法第7条第1項の規定により金融庁長官に委任された権限及びこの政令による金融庁長官の権限(次条第1項において「長官権限」という。)のうち次に掲げるものは、信用協同組合に関するものに限り、その主たる事務所の所在地を管轄する財務局長(当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあつては、福岡財務支局長)に委任する。ただし、第5号から第6号の2までに掲げる権限は、金融庁長官が自ら行うことを妨げない。
法第3条第4条の2第3項同条第5項において準用する場合を含む。)及び第4項ただし書、第4条の3第2項ただし書、第5条の2第1項ただし書並びに第7条の4ただし書の規定並びに銀行法第13条第1項ただし書(同条第2項後段において準用する場合を含む。)、第13条の2ただし書及び第37条第1項第3号の規定による認可及び承認
法第7条の3第1項の規定による前号に掲げる認可又は承認の条件の付加及びこれの変更
第4条第2項第2号の規定による承認
法第7条の2及び銀行法第16条第1項の規定による届出の受理並びに銀行法第19条第1項及び第2項の規定による書類の受理
銀行法第24条第1項及び第2項の規定による報告及び資料の提出の命令
銀行法第25条第1項銀行法第46条第3項において準用する場合を含む。)及び第2項の規定による質問及び立入検査
⑥の2
銀行法第26条第1項の規定による命令(業務の全部又は一部の停止の命令を除くものとし、改善計画の提出を求めることを含む。)
銀行法第44条の規定による清算人の選任及び解任の請求
銀行法第46条第1項及び第2項の規定による意見の陳述
前項第5号及び第6号に掲げる権限で信用協同組合の従たる事務所その他の施設(当該信用協同組合を所属信用協同組合とする信用協同組合代理業者の営業所又は事務所その他の施設を含む。)又は当該信用協同組合の子法人等(法第6条第1項において準用する銀行法第24条第2項に規定する子法人等をいう。)若しくは当該信用協同組合を所属信用協同組合とする信用協同組合代理業者以外の者で当該信用協同組合から業務の委託を受けた者(以下この条において「従たる事務所等」という。)に関するものについては、前項に規定する財務局長又は福岡財務支局長のほか、当該従たる事務所等の所在地を管轄する財務局長(当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあつては、福岡財務支局長)も行うことができる。
前項の規定により、信用協同組合の従たる事務所等に対して報告若しくは資料の提出の求め又は質問若しくは立入検査(以下この項において「検査等」という。)を行つた財務局長又は福岡財務支局長は、当該信用協同組合の主たる事務所又は当該従たる事務所等以外の従たる事務所等に対して検査等の必要を認めたときは、当該主たる事務所又は当該従たる事務所等以外の従たる事務所等に対し、検査等を行うことができる。
参照条文
第7条の2
次に掲げる長官権限は、申請者(法第6条の5第1項において準用する銀行法第52条の37第1項に規定する申請者をいう。)又は信用協同組合代理業者(法第6条の5第1項において読み替えて準用する銀行法第52条の61第2項の規定により信用協同組合代理業者とみなされた信用組合等(法第6条の4に規定する信用組合等をいう。)を含む。以下この条において同じ。)の主たる営業所又は事務所(以下この条において「主たる営業所等」という。)の所在地を管轄する財務局長(当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあつては、福岡財務支局長)に委任する。ただし、第7号及び第8号に掲げる権限は、金融庁長官が自ら行うことを妨げない。
法第6条の3第1項の規定による許可
法第6条の5第1項において準用する銀行法(以下この項において「銀行法」という。)第52条の38第2項の規定による前号に掲げる許可の条件の付加及びこれの変更
第1号に掲げる許可に係る銀行法第52条の57第3号の規定による承認
銀行法第52条の42第1項の規定による承認
法第7条の2第2項の規定並びに銀行法第52条の39第52条の47第52条の52及び第52条の61第3項の規定による届出の受理並びに銀行法第52条の37第1項及び第52条の50第1項の規定による書類の受理
銀行法第52条の50第2項の規定による公衆への縦覧
銀行法第52条の53の規定による報告及び資料の提出の命令
銀行法第52条の54第1項の規定による質問及び立入検査
銀行法第52条の55の規定による命令
銀行法第52条の56の規定による処分
前項第7号及び第8号に掲げる権限で信用協同組合代理業者の主たる営業所等以外の営業所又は事務所その他の施設(以下この項及び次項において「従たる営業所等」という。)に関するものについては、前項に規定する財務局長又は福岡財務支局長のほか、当該従たる営業所等の所在地を管轄する財務局長(当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあつては、福岡財務支局長)も行うことができる。
前項の規定により、信用協同組合代理業者の従たる営業所等に対して報告若しくは資料の提出の求め又は質問若しくは立入検査(以下この項において「検査等」という。)を行つた財務局長又は福岡財務支局長は、当該信用協同組合代理業者の主たる営業所等又は当該従たる営業所等以外の従たる営業所等に対して検査等の必要を認めたときは、当該主たる営業所等又は当該従たる営業所等以外の従たる営業所等に対し、検査等を行うことができる。
前三項の規定は、第1項各号に掲げる長官権限のうち金融庁長官の指定するものについては、適用しない。
金融庁長官は、前項の規定による指定をした場合には、その旨を告示するものとする。これを廃止し、又は変更したときも、同様とする。
附則
この政令は、銀行法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日(昭和五十七年四月一日)から施行する。
協同組合による金融事業に関する法律の規定による大蔵大臣の権限の委任に関する政令は、廃止する。
附則
昭和57年9月28日
この政令は、昭和五十七年十月一日から施行する。
附則
昭和58年5月13日
この政令は、昭和五十八年八月一日から施行する。
附則
昭和61年3月31日
この政令は、昭和六十一年八月一日から施行する。
附則
昭和62年7月24日
この政令は、公布の日から施行する。
附則
昭和63年10月21日
この政令は、昭和六十四年二月一日から施行する。
附則
平成5年3月3日
第1条
(施行期日)
この政令は、金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律(以下「制度改革法」という。)の施行の日(平成五年四月一日)から施行する。
附則
平成5年9月10日
この政令は、公布の日から施行する。
附則
平成7年10月18日
第1条
(施行期日)
この政令は、電気事業法の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)の施行の日(平成七年十二月一日)から施行する。
附則
平成8年12月18日
第1条
(施行期日)
この政令は、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律(以下「健全性確保法」という。)の施行の日(平成九年四月一日)から施行する。
第5条
(協同組合による金融事業に関する法律施行令の一部改正に伴う経過措置)
信用協同組合(健全性確保法の施行の際現に存するものを除く。)に係る第七条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律施行令(次項において「新令」という。)第二条の三の規定の適用については、施行日から施行日以後一年を経過する日までの間に開始する事業年度の終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、同条中「二千億円」とあるのは、「五千億円」とする。
前項に規定する信用協同組合のうち、同項に規定する事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率(それぞれ新令第二条の三第三項に規定する預金等総額及び員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が二千億円以上五千億円未満であり、かつ、百分の十五以上である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が二千億円を下回り、又は百分の十五を下回ることとなったものについては、同条第三項の規定は、当該翌事業年度終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、適用しない。
附則
平成8年12月18日
第1条
(施行期日)
この政令は、法の施行の日(平成九年四月一日)から施行する。
附則
平成9年9月19日
この政令は、商法等の一部を改正する法律の施行の日(平成九年十月一日)から施行する。
附則
平成10年3月4日
第1条
(施行期日)
この政令は、持株会社の設立等の禁止の解除に伴う金融関係法律の整備等に関する法律の施行の日(平成十年三月十一日)から施行する。
附則
平成10年5月27日
この政令は、金融監督庁設置法の施行の日(平成十年六月二十二日)から施行する。
附則
平成10年11月20日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十年十二月一日から施行する。
第30条
(罰則の適用に関する経過措置)
この政令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成10年12月15日
この政令は、公布の日から施行する。
附則
平成11年9月20日
第1条
(施行期日)
この政令は、雇用・能力開発機構法(以下「法」という。)の一部の施行の日(平成十一年十月一日)から施行する。
附則
平成11年10月27日
この政令は、平成十二年四月一日から施行する。
附則
平成12年3月23日
この政令は、平成十二年四月一日から施行する。
附則
平成12年6月7日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十二年七月一日から施行する。
附則
平成12年6月7日
第1条
(施行期日)
この政令は、内閣法の一部を改正する法律の施行の日(平成十三年一月六日)から施行する。
附則
平成12年12月27日
この政令は、商法等の一部を改正する法律の施行の日(平成十三年四月一日)から施行する。
附則
平成13年2月9日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十三年四月一日から施行する。
附則
平成13年3月22日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十三年四月一日から施行する。
第3条
(協同組合による金融事業に関する法律施行令の一部改正に伴う経過措置)
平成十三年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率(それぞれ第二条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律施行令(以下この条において「新令」という。)第二条の二第三項に規定する預金等総額及び員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が五十億円以上千億円未満であり、かつ、百分の十五以上である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が五十億円を下回り、又は百分の十五を下回ることとなったものについては、同条第三項の規定は、当該翌事業年度終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、適用しない。ただし、当該事業年度の開始の時における預金等総額が新たに千億円を下回ることとなった信用協同組合については、当該事業年度終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、協同組合による金融事業に関する法律第五条の三第一号に掲げる信用協同組合に該当するものとみなす。
新令第二条の二第四項の規定は、平成十三年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率(それぞれ同項に規定する預金等総額及び員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が五十億円以上千億円未満であり、かつ、百分の十五以上である信用協同組合で、当該信用協同組合の当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が五十億円以上かつ百分の十五以上である場合について準用する。
平成十三年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率(それぞれ新令第二条の三第三項に規定する預金等総額及び員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が五百億円以上二千億円未満であり、かつ、百分の十五以上である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が五百億円を下回り、又は百分の十五を下回ることとなったものについては、同条第三項の規定は、当該翌事業年度終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、適用しない。ただし、当該事業年度の開始の時における預金等総額が新たに二千億円を下回ることとなった信用協同組合については、当該事業年度終了後最初に招集される通常総会の終結の時までは、当該信用協同組合は、協同組合による金融事業に関する法律第五条の五第一項に規定する特定信用協同組合等に該当するものとみなす。
新令第二条の三第四項の規定は、平成十三年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率(それぞれ同項に規定する預金等総額及び員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が五百億円以上二千億円未満であり、かつ、百分の十五以上である信用協同組合で、当該信用協同組合の当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が五百億円以上かつ百分の十五以上である場合について準用する。
附則
平成13年9月21日
第1条
(施行期日)
この政令は、商法等の一部を改正する等の法律の施行の日(平成十三年十月一日)から施行する。
第2条
(経過措置)
この政令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成14年3月20日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十四年四月一日から施行する。
第6条
(罰則の適用に関する経過措置)
この政令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成15年3月28日
この政令は、商法等の一部を改正する法律の施行の日(平成十五年四月一日)から施行する。
附則
平成15年12月25日
第1条
(施行期日)
この政令は、公布の日から施行する。ただし、附則第九条から第三十六条までの規定については、平成十六年三月一日から施行する。
附則
平成16年3月3日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十六年四月一日から施行する。ただし、第三条及び第五条並びに附則第四条及び第六条の規定は、平成十七年四月一日から施行する。
第3条
(協同組合による金融事業に関する法律施行令の一部改正に伴う経過措置)
第二条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律施行令(次項及び第三項において「新令」という。)第二条の二及び第二条の三の規定は、平成十六年四月一日以後に開始する事業年度について適用し、同日前に開始した事業年度については、なお従前の例による。
平成十六年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額(新令第二条の二第三項に規定する預金等総額をいう。以下この条において同じ。)及び員外預金比率(同項に規定する員外預金比率をいう。以下この条において同じ。)が五十億円以上かつ百分の十以上百分の十五未満である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が新たに五十億円未満又は百分の十未満となるものの当該翌事業年度については、同条第三項の規定は、適用しない。
平成十六年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額及び員外預金比率が五百億円以上かつ百分の十以上百分の十五未満である信用協同組合又は二百億円以上五百億円未満かつ百分の十五以上である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における員外預金比率が新たに百分の十未満となるもの又は預金等総額及び員外預金比率が新たに五百億円未満かつ百分の十以上百分の十五未満となり、若しくは二百億円未満かつ百分の十五以上となるものの当該翌事業年度については、新令第二条の三第三項の規定は、適用しない。
第4条
第三条の規定による改正後の協同組合による金融事業に関する法律施行令(次項において「新令」という。)第二条の三の規定は、平成十七年四月一日以後に開始する事業年度について適用し、同日前に開始した事業年度については、なお従前の例による。
平成十七年三月三十一日を含む事業年度の開始の時における預金等総額(新令第二条の三第三項に規定する預金等総額をいう。以下この項において同じ。)及び員外預金比率(同項に規定する員外預金比率をいう。以下この項において同じ。)が二百億円以上五百億円未満かつ百分の十以上百分の十五未満である信用協同組合で、当該事業年度の翌事業年度の開始の時における預金等総額又は員外預金比率が新たに二百億円未満又は百分の十未満となるものの当該翌事業年度については、同条第三項の規定は、適用しない。
附則
平成18年3月29日
第1条
(施行期日)
この政令は、銀行法等の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)の施行の日から施行する。
附則
平成18年4月19日
この政令は、会社法の施行の日(平成十八年五月一日)から施行する。
附則
平成19年1月12日
この政令は、平成十九年四月一日から施行する。
附則
平成19年2月23日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成十九年四月一日から施行する。ただし、第三十四条(財務省組織令第十五条第十六号及び第十九条第九号の改正規定に限る。)、第三十五条(国土交通省組織令第十条第十一号の改正規定及び第百二十一条に一号を加える改正規定に限る。)、第三十六条及び第三十七条の規定は、公布の日から施行する。
附則
平成19年3月2日
この政令は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の施行の日から施行する。
附則
平成19年8月3日
第1条
(施行期日)
この政令は、改正法の施行の日から施行する。
第64条
(罰則の適用に関する経過措置)
施行日前にした行為及びこの附則の規定によりなお従前の例によることとされる場合における施行日以後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成21年1月23日
この政令は、金融商品取引法等の一部を改正する法律附則第一条第三号に掲げる規定の施行の日(平成二十一年六月一日)から施行する。
附則
平成21年12月28日
第1条
(施行期日)
この政令は、改正法の施行の日(平成二十二年四月一日)から施行する。
第5条
(罰則の適用に関する経過措置)
この政令(附則第一条第二号に掲げる規定にあっては、当該規定)の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
附則
平成23年6月10日
第1条
(施行期日)
この政令は、平成二十三年十月一日から施行する。
附則
平成23年6月24日
第1条
(施行期日)
この政令は、放送法等の一部を改正する法律(以下「放送法等改正法」という。)の施行の日(平成二十三年六月三十日。以下「施行日」という。)から施行する。
第13条
(罰則に関する経過措置)
この政令の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

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