相続税法施行規則
平成25年5月31日 改正
第1条の2
【漁業協同組合等の締結した生命保険契約等に類する共済に係る契約の要件】
相続税法施行令(以下「施行令」という。)第1条の2第1項第3号ロ及び第2項第2号ロに規定する財務省令で定める要件は、これらの規定に規定する漁業協同組合又は水産加工業協同組合(以下この条において「漁業協同組合等」という。)が、その締結した生命共済又は傷害共済に係る契約により負う共済責任を共済水産業共同組合連合会(当該漁業協同組合等を会員とするものであつて、その業務が全国の区域に及ぶものに限る。)との契約により連帯して負担していること(当該契約により当該漁業協同組合等が当該共済責任について負担部分を有しない場合に限る。)とする。
第1条の3
【特定信託の委託者が通知すべき事項】
1
施行令第1条の10第6項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
②
施行令第1条の10第6項に規定する従前特定信託(以下この項において「従前特定信託」という。)の受託者の名称又は氏名、本店若しくは主たる事務所の所在地又は住所若しくは居所及び信託の引受けをした営業所、事務所その他これらに準ずるものの所在地
第1条の6
【配偶者に対する相続税額の軽減の特例の適用を受ける場合の記載事項等】
2
施行令第4条の2第2項の規定により提出する申請書には、同項に規定する相続又は遺贈に係る申告期限後三年を経過する日までに当該相続又は遺贈により取得した財産の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者によつて分割されなかつた事情の次の各号に掲げる区分に応じ当該各号に定める書類を添付しなければならない。
③
当該相続又は遺贈に関し、民法第907条第3項(遺産の分割の協議又は審判等)若しくは第908条(遺産の分割の方法の指定及び遺産の分割の禁止)の規定により遺産の分割が禁止され、又は同法第915条第1項ただし書(相続の承認又は放棄をすべき期間)の規定により相続の承認若しくは放棄の期間が伸長されていること これらの事実及び当該分割が禁止されている期間又は当該承認若しくは放棄が伸長された期間を証する書類
3
法第19条の2第3項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類とする。
①
遺言書の写し、財産の分割の協議に関する書類(当該書類に当該相続に係る全ての共同相続人及び包括受遺者が自署し、自己の印を押しているものに限る。)の写し(当該自己の印に係る印鑑証明書が添付されているものに限る。)その他の財産の取得の状況を証する書類
②
当該相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税について法第19条の2第3項に規定する申告書又は更正請求書を提出する際に当該財産の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者によつてまだ分割されていない場合において、当該申告書又は更正請求書の提出後に分割される当該財産について同条第2項ただし書の規定の適用を受けようとするときは、その旨並びに分割されていない事情及び分割の見込みの詳細
⊟
参照条文
第2条
【障害者非課税信託申告書の添付書類】
施行令第4条の10第1項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類とする。
①
法第21条の4第1項の規定の適用を受けようとする同項に規定する特定障害者(以下「特定障害者」という。)のイからヘまでに掲げる区分に応じイからヘまでに定める書類
イ
所得税法施行令第10条第1項第1号又は第2項第1号(障害者及び特別障害者の範囲)に掲げる者に該当する者 これらの規定に掲げる者に該当する者であることについての児童相談所、知的障害者福祉法第9条第6項(更生援護の実施者)に規定する知的障害者更生相談所、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第6条第1項(精神保健福祉センター)に規定する精神保健福祉センター又は精神保健指定医の証明書
第3条
【障害者非課税信託取消申告書の記載事項】
施行令第4条の14第1項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
②
前号の特定障害者が既に提出した施行令第4条の14第1項に規定する障害者非課税信託申告書に係る特定障害者扶養信託契約に基づく信託の委託者の氏名及び住所又は居所並びに当該信託の受託者の名称及び住所並びに現に当該信託に関する事務を取り扱う法第21条の4第1項に規定する受託者の営業所等(次条において「受託者の営業所等」という。)の名称及び所在地
③
前号の特定障害者扶養信託契約に基づいて信託された財産に係る法第21条の4第1項に規定する信託受益権の価額及び当該信託受益権の価額のうち前号の障害者非課税信託申告書の提出により同項の規定の適用を受けた部分の価額並びにその信託がされた年月日
④
前号の財産のうち施行令第4条の14第1項に規定する取消権の行使又は遺留分による減殺の請求があつた部分の種類、数量及び所在場所の明細並びに当該取消権の行使又は遺留分による減殺の請求の基因となつた事情の詳細及びその事実の生じた年月日
第4条
【障害者非課税信託廃止申告書の記載事項】
施行令第4条の15第1項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
②
前号の特定障害者が既に提出した施行令第4条の15第1項に規定する障害者非課税信託申告書に係る特定障害者扶養信託契約に基づく信託の委託者の氏名及び住所又は居所並びに当該信託の受託者の名称及び住所並びに現に当該信託に関する事務を取り扱う受託者の営業所等の名称及び所在地
③
前号の特定障害者扶養信託契約に基づいて信託された財産の種類、数量、所在場所の明細及びその信託された年月日並びに当該財産に係る法第21条の4第1項に規定する信託受益権の価額及び当該信託受益権の価額のうち前号の障害者非課税信託申告書の提出により同項の規定の適用を受けた部分の価額
⊟
参照条文
第5条
【障害者非課税信託に関する異動申告書の記載事項】
第6条
【受託者の変更等があつた場合に提出すべき書類の記載事項】
施行令第4条の17第1項に規定する財務省令で定める書類は、同項に規定する事項のほか次に掲げる事項を記載した書類とする。
①
施行令第4条の17第1項に規定する特定障害者扶養信託契約に基づく信託に関する事務の全部の移管がされた同項に規定する移管先の営業所等の名称及び所在地(受託者の変更により当該移管がされた場合には、当該移管がされた同項に規定する他の受託者の名称及び住所並びに当該移管先の営業所等の名称及び所在地)並びにその移管がされた年月日
②
前号の特定障害者扶養信託契約に基づく信託に関する事務の全部の移管をした法第21条の4第1項に規定する受託者の営業所等の名称及び所在地(受託者の変更により当該移管をした場合には、当該移管をした受託者の名称及び住所並びに当該移管をした当該受託者の営業所等の名称及び所在地)
④
前号の特定障害者扶養信託契約に基づいて信託された財産に係る法第21条の4第1項に規定する信託受益権の価額及び当該信託受益権の価額のうち同項に規定する障害者非課税信託申告書の提出により同項の規定の適用を受けた部分の価額
⑤
前号の信託受益権につき既に施行令第4条の14第2項に規定する障害者非課税信託取消申告書が提出されている場合には、その旨、当該障害者非課税信託取消申告書を提出した年月日及び当該障害者非課税信託取消申告書に記載された同条第1項に規定する信託受益権減価額並びに当該信託受益権の価額のうち当該障害者非課税信託取消申告書の提出により法第21条の4第1項の規定の適用を受けた部分の価額に含まれないものとされた価額
第7条
【受託者の営業所等における帳簿書類の整理保存等】
1
法第21条の4第1項に規定する受託者の営業所等の長は、その作成した施行令第4条の19第1項に規定する帳簿並びに同条第2項に規定する障害者非課税信託申告書(当該障害者非課税信託申告書に添付された施行令第4条の10第1項に規定する財務省令で定める書類を含む。次項において同じ。)、障害者非課税信託取消申告書、障害者非課税信託廃止申告書及び障害者非課税信託に関する異動申告書の写しを、各人別に整理し、当該帳簿及びこれらの申告書に係る法第21条の4第1項に規定する特定障害者扶養信託契約に基づいて財産の信託がされた日から五年を経過する日の属する年の十二月三十一日又は当該信託が終了した日の属する年の翌年十二月三十一日のいずれか遅い日まで保存しなければならない。
2
前項の受託者の営業所等の長は、特定障害者から提出された施行令第4条の19第2項に規定する障害者非課税信託申告書、障害者非課税信託取消申告書、障害者非課税信託廃止申告書又は障害者非課税信託に関する異動申告書を受理した場合には、これらの申告書の写しを作成しなければならない。ただし、これらの申告書に記載された事項を前項の帳簿に記載する場合には、この限りでない。
第9条
【贈与税の配偶者控除の適用を受ける場合の添附書類】
法第21条の6第2項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類(戸籍の附票に記載されている同条第1項の贈与を受けた者の住所が同項に規定する居住用不動産の所在場所である場合には、第1号及び第2号に掲げる書類)とする。
第10条
【相続時精算課税選択届出書の記載事項】
第11条
【相続時精算課税選択届出書の添付書類】
1
施行令第5条第2項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類とする。
①
相続時精算課税選択届出書の提出をする者の戸籍の謄本又は抄本及び戸籍の附票の写しその他の書類でその者の氏名、生年月日及びその者が二十歳に達した時以後の住所又は居所並びにその者がその者に係る法第21条の9第1項の贈与をした者の推定相続人に該当することを証する書類
2
施行令第5条の6第2項に規定する財務省令で定める書類は、次に掲げる書類とする。
②
前号の被相続人の戸籍の謄本又は抄本及び戸籍の附票の写しその他の書類でその者の氏名、生年月日、その者が二十歳に達した時以後死亡の時までの住所又は居所及びその死亡の年月日並びにその者がその者に係る法第21条の9第1項の贈与をした者の推定相続人に該当することを証する書類
⊟
参照条文
第12条
【相続時精算課税に係る贈与税の特別控除】
法第21条の12第2項に規定する財務省令で定める事項は、同条第1項の規定により控除を受けようとする者の法第21条の9第5項に規定する特定贈与者(以下「特定贈与者」という。)ごとの次に掲げる事項とする。
③
既に当該特定贈与者からの贈与により取得した財産について法第21条の12第1項の規定の適用を受けて控除した金額がある場合には、当該控除を受けた年分及び当該控除を受けた年分の贈与税の申告書を提出した税務署の名称
第12条の2
【複利年金現価率】
1
法第24条第1項第1号ハに規定する複利年金現価率は、一から特定割合(同項の定期金給付契約に係る予定利率に一を加えた数を給付期間の年数で累乗して得た数をもつて一を除して得た割合をいう。)を控除した残数を当該予定利率で除して得た割合(当該割合に小数点以下三位未満の端数があるときは、これを四捨五入する。)とする。
第12条の3
【平均余命】
施行令第5条の7に規定する財務省令で定める平均余命は、厚生労働省の作成に係る完全生命表に掲げる年齢及び性別に応じた平均余命(一年未満の端数があるときは、これを切り捨てた年数)とする。
第13条
【相続税の申告書の記載事項】
1
法第27条第1項又は第29条第1項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
②
被相続人から相続又は遺贈(当該被相続人からの贈与により取得した財産で法第21条の9第3項の規定の適用を受けるものに係る贈与を含む。)により財産を取得した全ての者に係る法第27条第1項に規定する相続税の課税価格の合計額及び当該合計額を基礎として算出したこれらの者に係る相続税の総額その他相続税額の計算の基礎となる事項
③
納税義務者の氏名及び住所又は居所(当該納税義務者が法第9条の4第1項又は第2項の信託の受託者(当該信託に関する権利を取得したものとみなして相続税額を計算する場合における当該信託の受託者に限る。)である場合には当該受託者の名称又は氏名、本店若しくは主たる事務所の所在地又は住所若しくは居所及び信託の引受けをした営業所、事務所その他これらに準ずるものの所在地並びに当該信託の名称とし、当該納税義務者が法第66条第1項若しくは第2項の社団若しくは財団又は同条第4項の持分の定めのない法人(以下この号において「社団等」という。)である場合には当該社団等の名称及び主たる営業所若しくは事務所又は本店の所在地並びに当該社団等の代表者又は管理者の氏名及び住所又は居所とする。)
⑦
法第21条の14から第21条の18までの規定の適用がある場合には、相続時精算課税選択届出書の提出をした税務署の名称及びその提出に係る年分並びに法第21条の9第3項の規定の適用を受ける財産についての法第28条の贈与税の申告書を提出した税務署の名称、当該申告書を提出した年分並びに当該財産の種類、数量、価額及び所在場所の明細、当該財産の取得の事由並びにその取得の年月日並びに課税価格及び贈与税額
第15条
【還付を受けるための相続税の申告書の記載事項】
1
法第27条第3項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
①
課税価格(法第19条又は第21条の14から第21条の18までの規定の適用がある場合には、課税価格及びこれらの規定により相続税の課税価格とみなされた金額)及び法第21条の15第3項又は第21条の16第4項の規定により贈与税の税額に相当する金額を控除する前の相続税額
2
法第21条の17又は第21条の18の規定により納税に係る権利又は義務の承継をした者が法第27条第3項の規定による申告書を提出することができる場合における当該申告書に記載すべき事項は、第13条第1項第3号及び第4号に掲げる事項のほか、次に掲げる事項とする。
3
法第27条第3項の規定により法第33条の2第1項の規定による還付を受けるための申告書を提出することができる者が当該申告書の提出前に死亡した場合において、当該申告書を提出することができるその相続人が当該申告書に記載すべき事項は、第13条第1項第3号及び第4号に掲げる事項のほか、次に掲げる事項とする。
⊟
参照条文
第16条
【相続税の申告書に添付する明細書の記載事項等】
1
法第27条第4項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
①
被相続人の氏名及びその死亡の時における住所又は居所(当該被相続人に係る相続人のうちに法第21条の9第5項に規定する相続時精算課税適用者(以下「相続時精算課税適用者」という。)がある場合には、当該相続時精算課税適用者が相続時精算課税選択届出書を提出した後の住所又は居所の異動の明細を含む。)
第17条
【贈与税の申告書の記載事項】
1
法第28条第1項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
②
納税義務者の氏名及び住所又は居所(当該納税義務者が法第9条の4第1項又は第2項の信託の受託者(当該信託に関する権利を取得したものとみなして贈与税額を計算する場合における当該信託の受託者に限る。)である場合には当該受託者の名称又は氏名、本店若しくは主たる事務所の所在地又は住所若しくは居所及び信託の引受けをした営業所、事務所その他これらに準ずるものの所在地並びに当該信託の名称並びに委託者の氏名及び住所又は居所とし、当該納税義務者が法第66条第1項若しくは第2項の社団若しくは財団又は同条第4項の持分の定めのない法人(以下この号において「社団等」という。)である場合には当該社団等の名称及び主たる営業所若しくは事務所又は本店の所在地並びに当該社団等の代表者又は管理者の氏名及び住所又は居所とする。)
⊟
参照条文
第18条
【相続税に係る期限後申告書等の記載事項】
1
相続税に係る期限後申告書又は修正申告書で法第4条に規定する事由若しくは法第51条第2項第1号イからハまでに掲げる事由に基づいて提出するものには、それぞれ、第13条第1項各号に掲げる事項(法第27条第2項(法第29条第2項において準用する場合を含む。)に規定する相続人又は施行令第6条第2項に規定する相続人が当該期限後申告書を提出する場合には、第13条第1項第3号及び第4号並びに第14条各号に掲げる事項)又は国税通則法第19条第4項各号(修正申告書の記載事項)に掲げる事項のほか、その旨及び当該事由を記載しなければならない。
第19条
【金融商品取引所に上場されている法人に類する法人】
施行令第13条に規定する財務省令で定める法人は、次に掲げる法人とする。
①
その発行する株式(出資を含む。以下この条において同じ。)が金融商品取引法第67条の11第1項(店頭売買有価証券登録原簿への登録)に規定する店頭売買有価証券登録原簿(第3号において「店頭売買有価証券登録原簿」という。)に登録されている法人
⊟
参照条文
第20条
【延納申請書等の記載事項等】
1
法第39条第1項(法第44条第2項において準用する場合を含む。以下この条において同じ。)に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。この場合において、法第52条第1項第1号イ又はロに規定する場合に該当するときは、第5号又は第6号に掲げる事項については、延納を求めようとする相続税額を施行令第14条第2項に規定する不動産等に係る延納相続税額又は法第52条第1項第1号ロに掲げる税額とその他の部分の延納相続税額とに区分した内訳並びに当該区分した延納相続税額に係る同号イ又はロに定める割合、期間、分納税額及び納期限を併せて記載しなければならない。
⑦
法第38条第4項ただし書の規定に該当しない場合には、担保を提供する旨(納税義務者以外の第三者が担保を提供する場合には、当該第三者のその旨及び記名押印)並びに担保の種類、数量、価額及びその所在場所(その担保が保証人の保証である場合には、その保証人の氏名又は名称及び住所若しくは居所又は本店若しくは主たる事務所の所在地)
2
法第39条第1項に規定する財務省令で定める書類(以下この条において「担保提供関係書類」という。)は、次の各号に掲げる担保の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。
①
有価証券 次に掲げる有価証券の区分に応じ、それぞれ次に定める書類
ロ
振替株式等(社債、株式等の振替に関する法律第2条第1項第12号から第21号まで(定義)に掲げる株式その他の有価証券で同条第2項に規定する振替機関が取り扱うものをいう。) 担保となる当該振替株式等の銘柄、数量及び金額を記載した書類
②
土地 次に掲げる書類(担保の提供に係る相続税の課税価格計算の基礎となつた財産を担保に提供しようとする場合には、ロに掲げるものを除く。)イ 登記事項証明書ロ 担保となる土地の評価の明細(地方税法第341条第9号(固定資産税に関する用語の意義)に掲げる固定資産課税台帳に登録された価格について市町村長が交付する証明書(以下この条及び第22条第3項において「固定資産税評価証明書」という。)を含む。)ハ 税務署長が提出を求めた場合には、次に掲げる書類を速やかに提出することを納税義務者が約する書類(1) 抵当権の設定の登記に係る土地の所有者の当該設定を承諾する旨の書類(当該所有者の記名押印があるものに限る。)(2) 土地の所有者の印鑑証明書
③
建物、立木及び登記される船舶並びに登録を受けた飛行機、回転翼航空機及び自動車並びに登記を受けた建設機械(以下この号及び第5号において「建物等」という。)で、保険に付したもの 次に掲げる書類(担保の提供に係る相続税の課税価格計算の基礎となつた財産を担保に提供しようとする場合には、ロに掲げるものを除く。)イ 登記事項証明書その他の登記又は登録がされている事項を明らかにする書類ロ 担保となる建物等の評価の明細(固定資産税評価証明書を含む。)ハ 税務署長が提出を求めた場合には、次に掲げる書類を速やかに提出することを納税義務者が約する書類(1) 抵当権の設定の登記又は登録に係る建物等の所有者の当該設定を承諾する旨の書類(当該所有者の記名押印があるものに限る。)(2) 建物等の所有者の印鑑証明書ニ保険業法第2条第1項(定義)に規定する保険業その他これに類する事業を行う者に対して提出する書類で、建物等に付された保険に係る保険金請求権に質権を設定することの承認を請求するためのものホ 建物等に付された保険に係る保険証券の写し
④
鉄道財団、工場財団、鉱業財団、軌道財団、運河財団、漁業財団、港湾運送事業財団、道路交通事業財団及び観光施設財団(以下この号及び次号において「鉄道財団等」という。) 次に掲げる書類(担保の提供に係る相続税の課税価格計算の基礎となつた財産を担保に提供しようとする場合には、ロに掲げるものを除く。)イ 登記事項証明書その他の登記又は登録がされている事項を明らかにする書類ロ 担保となる鉄道財団等の評価の明細(固定資産税評価証明書を含む。)ハ 税務署長が提出を求めた場合には、次に掲げる書類を速やかに提出することを納税義務者が約する書類(1) 抵当権の設定の登記又は登録に係る鉄道財団等の所有者の当該設定を承諾する旨の書類(当該所有者の記名押印があるものに限る。)(2) 鉄道財団等の所有者の印鑑証明書
⑤
保証人の保証 保証人の保証を証する書類(当該保証人(保証人が法人の場合には、法人の代表者)の記名押印があるものに限る。)のほか、次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める書類イ 保証人が個人の場合 次に掲げる書類(1) 保証人が所有する土地、建物等及び鉄道財団等に係る第2号イ及びロ、第3号イ及びロ並びに前号イ及びロに掲げる書類(当該土地、建物等及び鉄道財団等が相続税の課税価格計算の基礎となつたものである場合には、第2号イ、第3号イ及び前号イに掲げる書類)(2)所得税法第226条第1項(源泉徴収票)の規定により交付された源泉徴収票その他の保証人の収入の状況を確認できる書類並びに当該保証人の財産及び債務の明細を記載した書類(3) 保証人の印鑑証明書ロ 保証人が法人の場合 次に掲げる書類(1) 法人に係る登記事項証明書(2) 法人の延納の許可の申請の日の直前に終了した事業年度に係る貸借対照表及び損益計算書の写し(3) 法人がその役員である納税義務者のために保証する場合には、取締役会の議事録その他これに準ずる書類(法人が保証することにつき取締役会の承認その他これに準ずる手続をした事情を記載したものに限る。)(4) 法人の代表者の印鑑証明書
7
⊟
参照条文
第21条
【管理処分不適格財産】
3
施行令第18条第1号ハに規定する財務省令で定める土地は、次に掲げるものとする。
4
施行令第18条第1号ニに規定する財務省令で定める不動産は、次に掲げるものとする。
①
隣地の上に存する建物、工作物又は樹木その他これらに類するもの(以下この号及び次号において「建物等」という。)が、土地の境界を越える場合又は境界上に存する場合における当該土地(当該建物のひさし、当該工作物又は当該樹木の枝その他これらに類するもの(以下この号において「ひさし等」という。)の境界を越える度合が軽微な場合又は境界上にある場合で、当該建物等の所有者が改築等を行うに際して当該ひさし等を撤去し、又は移動することを約するときにおける当該土地を除く。)
②
建物等がその敷地である土地の隣地との境界を越える場合又は境界上に存する場合における当該土地(借地借家法第2条第1号(定義)に規定する借地権(以下この条及び次条において「借地権」という。)を含み、当該隣地の所有者(当該隣地を使用する権利を有する者がいる場合には、その者)が当該土地の収納後においても建物等の撤去及び隣地の使用料その他の負担を求めないことを約する場合における当該土地並びに借地権が設定されている当該土地を除く。)
④
建物の使用又は収益をする契約(次号において「建物使用収益契約」という。)の内容が当該使用又は収益をする権利を設定している者にとつて著しく不利な場合における当該使用又は収益をする権利の目的となつている建物
6
施行令第18条第1号リに規定する財務省令で定める不動産は、次に掲げるものとする。
②
施行令第19条第3号イからニまでに掲げる事業(次号及び次条第3項第6号において「土地区画整理事業等」という。)が施行されている場合において、収納の時までに発生した当該不動産に係る土地区画整理法第40条(経費の賦課徴収)の規定による賦課金その他これに類する債務を国が負うこととなる不動産
9
施行令第18条第1号ヲに規定する財務省令で定める不動産は、次に掲げるものとする。
③
生産緑地法第2条第3号(定義)に規定する生産緑地で、同法第7条から第9条まで(生産緑地の管理等)の規定が適用されるもの(当該生産緑地において、農林漁業を営む権利を有する者が当該農林漁業を営んでいる土地を除く。)
10
施行令第18条第2号イに規定する財務省令で定める株式は、次に掲げるものとする。
①
物納に充てる財産(以下「物納財産」という。)である株式を一般競争入札により売却することとした場合(金融商品取引法第4条第1項(募集又は売出しの届出)の届出及び同法第15条第2項(届出の効力発生前の有価証券の取引禁止及び目論見書の交付)の目論見書(同法第2条第10項(定義)に規定する目論見書をいう。以下この項において同じ。)の交付(次号において「目論見書の交付」という。)が必要とされる場合に限る。)において、当該届出に係る書類及び当該目論見書の提出がされる見込みがないもの
②
物納財産である株式を一般競争入札により売却することとした場合(金融商品取引法第4条第6項の通知書の提出及び目論見書の交付が必要とされる場合に限る。)において、当該通知書及び目論見書の提出がされる見込みがないもの
第22条
【物納申請書等の記載事項等】
2
法第42条第1項(法第45条第2項において準用する場合を含む。)に規定する財務省令で定める書類(次項から第7項までにおいて「物納手続関係書類」という。)は、次の各号に掲げる物納に充てようとする財産の区分に応じ、当該各号に定めるものとする。
①
土地 次に掲げる書類(当該土地の取引において通常必要とされない場合には、ハに掲げるものを除く。)イ 物納に充てようとする土地(以下この条において「物納申請土地」という。)に関する登記事項証明書ロ不動産登記法第14条第1項(地図等)に規定する地図の写し又は同条第4項に規定する地図に準ずる図面の写しその他の土地の所在を明らかにする図面(次号ロ及び第3号ロにおいて「地図等」という。)ハ不動産登記令第2条第3号(定義)に規定する地積測量図ニ 隣地の所有者(当該隣地が国有地又は公有地である場合には、その管理者)との間で境界の同意がある旨を確認した書類ホ 物納申請土地の維持及び管理に要する費用の明細書ヘ 税務署長が提出を求めた場合には、次に掲げる書類を速やかに提出することを納税義務者が約する書類(1) 所有権の移転の登記に係る納税義務者の当該移転を承諾する旨の書類(当該納税義務者の記名押印があるものに限る。)(2) 納税義務者の印鑑証明書
②
建物 次に掲げる書類イ 物納に充てようとする建物(以下この条において「物納申請建物」という。)の登記事項証明書ロ 地図等及び物納申請建物の建物所在図ハ 建物図面、各階平面図その他の図面で部屋の配置を明らかにするものニ 物納申請建物の維持及び管理に要する費用の明細書ホ 前号ヘに掲げる書類ヘ建物の区分所有等に関する法律第2条第3項(定義)に規定する専有部分その他これに類するものについて物納の許可の申請をする場合には、建物の管理規約
③
立木 次に掲げる書類(登記のない立木の場合は、イ及びニに掲げるものを除く。)イ 物納に充てようとする立木(以下この号において「物納申請立木」という。)の登記事項証明書ロ 地図等及び物納申請立木の所在を明らかにする図面ハ 樹齢、樹種その他物納申請立木を特定するために必要な事項を記載した書類ニ 第1号ヘに掲げる書類
④
船舶 次に掲げる書類イ 物納に充てようとする船舶の登記事項証明書、小型船舶の登録等に関する法律第14条(登録事項証明書等)に規定する登録事項証明書等その他これらに類する書類ロ 税務署長が提出を求めた場合には、速やかに第1号ヘ(1)及び(2)に掲げる書類、小型船舶の登録等に関する法律第19条第1項(譲渡証明書)に規定する譲渡証明書その他船舶の収納の手続に必要な書類を提出することを納税義務者が約する書類
⑤
金融商品取引法第2条第16項(定義)に規定する金融商品取引所において上場されている法人が発行する株式(第19条各号に掲げる法人が発行する株式を含む。)以外の株式(以下この号において「非上場株式」という。) 次に掲げる書類
3
前項第1号に掲げる財産が次の各号に掲げる場合に該当する場合には、同項第1号に定める書類のほか、当該各号に定める書類を物納手続関係書類として提出しなければならない。
①
物納申請土地に土地使用収益権が設定されている場合又は設定されることとなる場合 次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める書類
イ
当該土地の上に建物が存しない場合 次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める書類
(2)
(1)に掲げる場合以外の場合 次に掲げる書類
(vi)
法第42条第2項(法第45条第2項において準用する場合を含む。)に規定する申請書の提出期限(法第48条の2第6項において準用する場合には、同条第3項の提出があつた日)の翌日から起算して一年以内に当該申請に係る物納の許可がされない場合には、税務署長が提出を求めたときには、その求めた日前三月間の地代の支払状況が確認できる書類(当該三月間に地代の支払期限がない場合には、直前の支払期限に係る支払状況が確認できる書類)を提出することを約する書類
(vii)
土地使用収益権者(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所において上場されている法人(次項第1号イ(5)において「上場会社」という。)を除く。)が施行令第18条第1号ワ(1)から(3)までに掲げる者に該当しないことを当該土地使用収益権者が誓約する書面(当該土地使用収益権者が法人である場合にあつては、当該法人が同号ワ(2)又は(3)に掲げる者に該当しないことを当該法人の代表者が誓約する書面並びに当該法人の同条ワ(3)に規定する役員等の名簿で当該役員等の氏名、生年月日、住所又は居所及び性別の記載があるもの)
③
物納申請土地の隣地の上に存する建物のひさし、工作物又は樹木の枝その他これらに類するもの(以下この号において「ひさし等」という。)が境界を越える場合でその境界を越える度合が軽微な場合又は境界上にある場合 次に掲げる書類イ 当該ひさし等の所有者が改築等を行うに際して当該ひさし等を撤去し、又は移動することを約する書類ロ 境界を越えている状況又は境界上に存している状況を示した図面
④
物納申請土地(借地権が設定されている土地を除き、物納財産である建物の所有を目的として設定されている借地権を含む。以下この号において同じ。)の上に存する建物、工作物又は樹木その他これらに類するもの(以下この号において「建物等」という。)が、当該物納申請土地の隣地との境界を越える場合又は境界上に存する場合 次に掲げる書類イ 当該隣地の所有者(当該隣地の土地使用収益権者がいる場合には、当該土地使用収益権者)が物納申請土地の収納後においても当該建物等の撤去及び当該隣地の使用料その他の負担を求めないことを約する書類ロ 建物等が当該物納申請土地の隣地との境界を越えている状況又は境界上に存している状況を示した図面
⑥
物納申請土地が土地区画整理事業等の施行区域内にある場合 次に掲げる書類
イ
土地区画整理法第98条第5項(仮換地の指定)、新都市基盤整備法第39条(仮換地の指定)若しくは大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第83条(土地区画整理法の準用)若しくは土地改良法第53条の5第3項(一時利用地の指定)の規定による仮換地(ロにおいて「仮換地」という。)若しくは一時利用地(ロにおいて「一時利用地」という。)の指定の通知書の写し又は土地区画整理事業等の進捗状況を確認できる書類
ロ
仮換地若しくは一時利用地の位置及び形状を表示した図面の写し又は土地区画整理法第87条第1項第1号(換地計画)、新都市基盤整備法第31条第1号(換地計画)若しくは大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第73条第1号(換地計画)若しくは土地改良法第52条の5第1号(換地計画)の換地設計の内容を確認できる図面の写し
ハ
収納の時までに発生した土地区画整理法第40条(経費の賦課徴収)若しくは大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第50条(賦課金、負担金等)又は土地改良法第39条(賦課金等の徴収)の規定による賦課金その他これに類する債務を納税義務者が負担することを確認できる書類
ニ
土地区画整理法第110条第1項(清算金の徴収及び交付)、新都市基盤整備法第42条(清算)若しくは大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法第83条又は土地改良法第54条の3(清算金の徴収及び支払い)の規定による清算金の授受に係る権利及び義務が納税義務者に帰属することを確認できる書類
4
第2項第2号に掲げる財産が次の各号に掲げる建物に該当する場合には、同項第2号に定める書類のほか、当該各号に定める書類を物納手続関係書類として提出しなければならない。
①
敷地とともに物納に充てる建物 次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める書類
イ
建物に賃借人がいる場合 次に掲げる書類
(4)
法第42条第2項(法第45条第2項において準用する場合を含む。)に規定する申請書の提出期限(法第48条の2第6項において準用する場合には、同条第3項の提出があつた日)の翌日から起算して一年以内に物納の許可がされない場合において、税務署長が提出を求めたときには、その求めた日前三月間の賃借料の支払状況が確認できる書類(当該三月間に賃借料の支払期限がない場合には、直前の支払期限に係る支払状況が確認できる書類)を提出することを約する書類
(5)
建物の賃借人(上場会社を除く。)が施行令第18条第1号ワ(1)から(3)までに掲げる者に該当しないことを当該建物の賃借人が誓約する書面(当該建物の賃借人が法人である場合にあつては、当該法人が同号ワ(2)又は(3)に掲げる者に該当しないことを当該法人の代表者が誓約する書面並びに当該法人の同号ワ(3)に規定する役員等の名簿で当該役員等の氏名、生年月日、住所又は居所及び性別の記載があるもの)
②
その敷地に借地権が設定されている建物 次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める書類イ ロに掲げる場合以外の場合 次に掲げる書類(建物に賃借人がいない場合には、(6)に掲げるものを除く。)(1) 当該建物の敷地である土地の登記事項証明書(2) 借地契約の内容を確認できる書類(3) (2)に掲げる書類により借地権が設定されている土地の範囲を明らかにできない場合には、借地権が設定されている土地の範囲を明らかにした敷地の所有者の書類(4) 借地権が設定されている土地の範囲を明らかにした図面で、当該範囲の面積及び境界を確認できるもの(5) 敷地の所有者が当該借地権の譲渡を承諾する旨の書類(当該所有者が自署し、又は自己の印を押しているものに限る。)(6) 前号イに定める書類ロ 建物に賃借権を設定し、物納の許可の申請をする者が賃借人となる場合 次に掲げる書類(1) イ(1)から(5)までに掲げる書類(2) 前号ロに定める書類
第24条
【物納財産による過誤納額の還付申請書の記載事項】
第26条
【物納の撤回に係る延納申請書の記載事項】
第28条
【特定物納申請書の記載事項】
法第48条の2第2項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
④
法第39条第30項(法第44条第2項において準用する場合を含む。)の規定により変更された条件による延納によつても金銭で納付することを困難とする金額及びその困難とする事由並びに法第48条の2第1項の規定による物納(以下この条において「特定物納」という。)を求めようとする税額
第29条
【贈与税の申告内容の開示請求書の記載事項等】
1
施行令第27条第1項に規定する財務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
①
施行令第27条第1項に規定する開示請求書(以下この条において「開示請求書」という。)を提出する者(以下この条において「開示請求者」という。)が法第49条第1項の規定により同項に規定する相続又は遺贈により財産を取得した他の者(第3号において「他の共同相続人等」という。)について開示の請求をする旨及び当該請求をする理由
4
施行令第27条第1項に規定する財務省令で定める書類は、対象共同相続人等ごとの次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。
①
対象共同相続人等が第1項第4号の被相続人の相続人である場合 イに掲げる書類又はロ及びハに掲げる書類
③
対象共同相続人等が第1項第4号の被相続人の推定相続人であつた場合(当該対象共同相続人等が相続又は遺贈により財産を取得している場合を除く。) 戸籍の謄本又は抄本その他の書類で当該対象共同相続人等が当該被相続人の推定相続人であつたことを証する書類
5
施行令第27条第2項に規定する財務省令で定める書類は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類とする。
6
第2項に規定する場合における施行令第27条第2項に規定する財務省令で定める書類は、前項に掲げる書類のほか、戸籍の謄本又は抄本その他の書類で第2項第1号の納税に係る権利又は義務を承継された者のすべての相続人を明らかにする書類とする。
⊟
参照条文
第30条
【調書提出の限度等】
3
法第59条第2項ただし書に規定する財務省令で定める事由は、次に掲げる事由とする。
①
受託者の引き受けた信託について受益者(受益者としての権利を現に有する者の存しない信託にあつては、委託者。以下この号において同じ。)別に当該信託の信託財産を法第22条から第25条までの規定により評価した価額(その年の一月一日から当該信託につき法第59条第2項各号に掲げる事由が生じた日の前日までの間に当該信託と受益者が同一である他の信託(以下この号において「従前信託」という。)について当該事由が生じていた場合は、当該信託及び当該従前信託の信託財産をそれぞれ法第22条から第25条までの規定により評価した価額の合計額)が五十万円以下であること(当該信託又は当該従前信託についてこれらの信託財産を法第22条から第25条までの規定により評価することを困難とする事情が存する場合を除く。)。
④
受託者の引き受けた受益証券発行信託(信託法第185条第3項(受益証券の発行に関する信託行為の定め)に規定する受益証券発行信託をいう。)の受益権が当該受益証券発行信託の無記名式の同条第1項に規定する受益証券に係るものであること。
⑤
次に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次に定める事由
ロ
法第59条第2項第2号に掲げる事由が生じた場合 次に掲げる事由
(1)
受託者の引き受けた信託について生じた法第59条第2項第2号に掲げる事由が所得税法第224条の3第2項(株式等の譲渡の対価の受領者の告知)に規定する株式等又は同法第224条の4(信託受益権の譲渡の対価の受領者の告知)に規定する信託受益権の譲渡によるものであることから、当該信託の受託者が同法第225条第1項(支払調書及び支払通知書)に規定する調書を同項の規定により提出することとなること。
(2)
受託者の引き受けた信託が顧客分別金信託等(金融商品取引法第43条の2第2項(分別管理)の規定による信託、賃金の支払の確保等に関する法律施行規則第2条第1項第2号(貯蓄金の保全措置)に規定する信託契約に基づく信託その他これらに類する信託をいう。ハ(1)において同じ。)であること。
(3)
法第59条第2項第2号に掲げる事由が次に掲げる事由により生じたこと。
(ii)
金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第5条第1項(定型的信託契約約款の変更等)に規定する定型的信託契約に基づく信託の受益権について同条第4項の規定による買取りの請求があつたことにより当該信託の受託者が当該受益権を買い取つたこと(当該受託者が当該受益権を遅滞なく消却する場合に限る。)。
(iii)
貸付信託法第6条第6項(信託約款の変更)又は第11条(受託者による受益証券の取得)の規定により貸付信託の受託者が当該貸付信託の同法第2条第2項に規定する受益証券を買い取つたこと(当該受託者が当該受益証券に係る受益権を遅滞なく消却する場合に限る。)。
ハ
法第59条第2項第3号に掲げる事由が生じた場合 次に掲げる事由
(5)
受託者(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律により同法第1条第1項(兼営の認可)に規定する信託業務を営む同項に規定する金融機関に限る。)の引き受けた貸付信託又は合同運用信託(法人税法第2条第26号(定義)に規定する合同運用信託をいう。)の残余財産が信託法第182条第3項(残余財産の帰属)の規定により当該受託者に帰属したこと。
附則
3
施行令附則第四項に規定する財務省令で定める者は、被相続人(当該被相続人の被相続人を含む。)により当該被相続人からの相続の開始の年の五年前の年の一月一日前から引き続いて行われてきた前項に規定する事業を当該被相続人の死亡により承継し、かつ、当該事業に係る幼稚園における教育の用に供するものとして相当と認められるものに専ら供するもの(以下「教育用財産」という。)であることにつき次項に定めるところにより届出がされている財産を当該被相続人からの相続又は遺贈により取得してこれを当該事業の用に供する相続人で、当該相続の開始の年以後の年も当該事業を引き続いて行うことが確実であると認められるものとする。
4
附則第二項に規定する事業を行う個人は、当該事業に係る幼稚園における教育用財産を取得して、これを当該幼稚園における教育の用に供した場合には、当該教育の用に供した日から四月以内に、その旨及び次に掲げる事項を記載した届出書を当該個人の所得税の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
5
前項の届出書を提出した個人は、当該届出書に記載した教育用財産を当該個人が行う同項に規定する事業に係る幼稚園における教育の用に供しなくなつた場合には、その教育の用に供しなくなつた日から四月以内に次に掲げる事項を記載した届出書を同項の税務署長に提出しなければならない。
6
教育用財産の届出については、前二項の規定による届出書の提出をすることに代えて、附則第四項に規定する個人が、その年以後の各年分の所得税の所得税法第二条第一項第三十七号(定義)に規定する確定申告書(その提出期限内に提出されるものに限る。)に、次に掲げる事項を記載した書類を添付して提出することができる。
8
附則第二項に規定する事業を行う個人が前項第一号の認定を受けようとする場合には、その認定を受けようとする年の三月十五日までに、次に掲げる事項を記載した申請書を、当該個人の所得税の納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。
9
税務署長は、前項の申請書の提出があつた場合には、その調査により、その申請に係る同項第二号の限度額につきその申請をした者が附則第七項第一号の事業から受ける報酬の額として相当である金額として認めて同号の認定をし、又はその申請を却下する。
附則
昭和50年7月12日
2
昭和五十年一月一日から昭和五十五年十二月三十一日までの間に死亡した被相続人(当該被相続人の被相続人を含む。)により当該被相続人に係る相続の開始の年の五年前の年の一月一日以前から引続き行われてきた改正後の相続税法施行規則(以下「新規則」という。)附則第二項に規定する事業を当該被相続人の死亡により承継した当該被相続人の相続人に係る新規則附則第三項、第七項及び第十一項の規定の適用については、新規則附則第三項中「届出がされている財産」とあるのは「届出がされている財産(昭和五十年九月三十日までに当該事業を行う個人が当該届出をしないで死亡した場合において、昭和五十年十二月三十一日までに当該個人の相続人により当該事業に係る学校における教育用財産であることにつき次項に定めるところに準じて届出がされたものを含む。)」と、新規則附則第七項第一号中「次項から第十一項までに定めるところにより」とあるのは「昭和五十年十二月三十一日までに次項から第十一項までに定めるところに準じて」と、「の認定を受けた金額(」とあるのは「に申請書を提出して当該税務署長の認定を受けた金額(昭和五十年九月三十日までにその者が当該申請書を提出しないで死亡した場合において、昭和五十年十二月三十一日までに当該被相続人が行つていた当該事業を承継した相続人が次項に定めるところに準じて申請書を提出してこの号の規定により認定を受けた場合における当該認定を受けた金額とし、」と、「金額)」とあるのは「金額とする。)」と、新規則附則第十一項中「同項に規定する年の十二月三十一日」とあるのは「当該申請書を提出した日から六月を経過する日」とする。
附則
平成7年6月30日
附則
平成15年3月31日
第2条
(経過措置)
1
改正後の相続税法施行規則(以下この条において「新規則」という。)第一条の四第三項及び第十六条第三項第一号の規定は、この省令の施行の日以後に相続又は遺贈(贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を含む。以下同じ。)により取得する財産に係る相続税について適用し、同日前に相続又は遺贈により取得した財産に係る相続税については、なお従前の例による。
2
所得税法等の一部を改正する法律第三条の規定による改正後の相続税法(以下この条において「新法」という。)第二十一条の九第一項又は第二十一条の十八第一項の規定の適用を受けようとする者が新法第二十一条の九第二項又は第二十一条の十八第一項の規定により新法第二十一条の九第二項の届出書(以下この条において「相続時精算課税選択届出書」という。)の提出をする場合において、当該相続時精算課税選択届出書に当該相続時精算課税選択届出書の提出をする者又は新法第二十一条の十八第一項に規定する被相続人の新規則第十一条第一項第一号又は第二項第二号に掲げる住所又は居所を証する書類(以下この項において「住所等証明書類」という。)を添付する際には、当該提出をする者又は当該被相続人の平成十五年一月一日以後の住所又は居所を証する書類の添付をもって当該住所等証明書類の添付に代えることができる。
附則
平成19年3月30日
第2条
(公益事業の範囲等に関する経過措置)
附則
平成19年6月6日
第2条
(調書提出の限度等に関する経過措置)
1
この省令の施行の日(以下「施行日」という。)から平成二十一年三月三十一日までの間における改正後の相続税法施行規則(以下「新規則」という。)第三十条第三項の規定の適用については、同項第五号ロ(3)(ii)中「限る。)」とあるのは「限る。)、受託者(同法により同法第一条第一項(兼営の認可)に規定する信託業務を営む同項に規定する金融機関に限る。)の引き受けた信託の効力が生じた時において当該信託の委託者と受益者とが同一の法人である信託(当該信託の受託者が当該信託の信託財産(金銭債権及び当該金銭債権の管理又は処分のために必要となる金銭に限る。)の管理又は処分により得られる金銭(当該金銭債権を含む。)をもつて当該同一の法人から受益権を取得した法人(当該受益権を取得した法人から当該受益権を取得した法人を含む。)に対して当該信託の受益権に係る債務の履行を行うものに限る。)の受益権が他の法人へ移転したこと又は当該受託者の引き受けた貸付信託の受益権について相続若しくは遺贈があつたこと」と、同号ハ(4)中「(兼営の認可)に規定する」とあるのは「に規定する」と、「又は」とあるのは「若しくは」と、「帰属したこと」とあるのは「帰属したこと又は当該受託者の引き受けた貸付信託の受益権について相続若しくは遺贈があつたこと」とする。
附則
平成20年4月30日
第1条
(施行期日)
第2条
(漁業協同組合等の締結した生命保険契約等に類する共済に係る契約の要件に関する経過措置)
第3条
(管理処分不適格財産に関する経過措置)
平成二十年四月一日以後に独立行政法人森林総合研究所法(以下この条及び次条において「研究所法」という。)附則第九条第一項に規定する業務のうち独立行政法人緑資源機構法を廃止する法律による廃止前の独立行政法人緑資源機構法(次条において「旧緑資源機構法」という。)第十一条第一項第七号イの事業又は研究所法附則第十一条第一項に規定する業務のうち森林開発公団法の一部を改正する法律附則第八条の規定による廃止前の農用地整備公団法(次条において「旧農用地整備公団法」という。)第十九条第一項第一号イの事業が施行された場合における新規則第二十一条第六項の規定の適用については、同項第二号中「施行令第十九条第三号イからニまで」とあるのは、「相続税法施行令の一部を改正する政令附則第四条(物納劣後財産に関する経過措置)の規定により読み替えて適用される同令による改正後の施行令第十九条第三号イからニまで」とする。
第4条
(物納手続関係書類に関する経過措置)
平成二十年四月一日以後に研究所法附則第九条第一項に規定する業務のうち旧緑資源機構法第十一条第一項第七号イの事業又は研究所法附則第十一条第一項に規定する業務のうち旧農用地整備公団法第十九条第一項第一号イの事業が施行された場合において、新規則第二十二条第二項第一号イに規定する物納申請土地がこれらの事業の施行区域内にあるときにおける同条第三項の規定の適用については、同項第六号イ中「の規定」とあるのは「若しくは独立行政法人森林総合研究所法(以下イにおいて「研究所法」という。)附則第九条第三項(業務の特例)の規定によりなおその効力を有するものとされる独立行政法人緑資源機構法を廃止する法律による廃止前の独立行政法人緑資源機構法(以下この号において「旧緑資源機構法」という。)第十六条第二項(換地計画)若しくは研究所法附則第十一条第三項(業務の特例)の規定によりなおその効力を有するものとされる森林開発公団法の一部を改正する法律附則第八条(農用地整備公団法の廃止)の規定による廃止前の農用地整備公団法(以下この号において「旧農用地整備公団法」という。)第二十三条第二項(換地計画)の規定」と、同号ロ中「の換地設計」とあるのは「若しくは旧緑資源機構法第十六条第二項若しくは旧農用地整備公団法第二十三条第二項の換地設計」と、同号ハ中「の規定」とあるのは「若しくは旧緑資源機構法第二十一条(賦課金)若しくは旧農用地整備公団法第二十七条(費用負担)の規定」と、同号ニ中「の規定」とあるのは「若しくは旧緑資源機構法第十六条第二項若しくは旧農用地整備公団法第二十三条第二項の規定」とする。
附則
平成25年3月30日
第2条
(書式に関する経過措置)
1
改正後の相続税法施行規則(次項において「新規則」という。)第一号書式から第四号書式までは、この省令の施行の日(以下「施行日」という。)以後に所得税法等の一部を改正する法律(以下「改正法」という。)第三条の規定による改正後の相続税法第二十一条の四、相続税法施行令の一部を改正する政令(以下「改正令」という。)による改正後の相続税法施行令第四条の十四、第四条の十五又は第四条の十六の規定により提出するこれらの規定に規定する障害者非課税信託申告書、障害者非課税信託取消申告書、障害者非課税信託廃止申告書及び障害者非課税信託に関する異動申告書について適用し、施行日前に改正法第三条の規定による改正前の相続税法第二十一条の四、改正令による改正前の相続税法施行令第四条の十三、第四条の十四又は第四条の十五の規定により提出した当該障害者非課税信託申告書、障害者非課税信託取消申告書、障害者非課税信託廃止申告書及び障害者非課税信託に関する異動申告書については、なお従前の例による。