建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則
平成24年7月18日 改正
第1条
【特定建築物についての届出】
1
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(以下「法」という。)
第5条第1項(
同条第2項において準用する場合を含む。)の規定による届出は、次の各号に掲げる事項を記載した届書を当該特定建築物(
法第2条第1項に規定する特定建築物をいう。以下同じ。)の所在場所を管轄する都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあつては、市長又は区長。以下この章において同じ。)に提出して行うものとする。
⑥
特定建築物の所有者、占有者その他の者で当該特定建築物の維持管理について権原を有するもの(以下「特定建築物維持管理権原者」という。)の氏名及び住所(法人にあつては、その名称、主たる事務所の所在地及び代表者の氏名)
⑦
特定建築物の所有者(所有者以外に当該特定建築物の全部の管理について権原を有する者があるときは、当該権原を有する者)(以下「特定建築物所有者等」という。)の氏名及び住所(法人にあつては、その名称、主たる事務所の所在地及び代表者の氏名)
⑧
建築物環境衛生管理技術者の氏名、住所及び免状番号並びにその者が他の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者である場合にあつては、当該特定建築物の名称及び所在場所
3
第1項(
前項の規定により読み替える場合を含む。)の届書には、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
①
特定建築物の所有者以外に特定建築物維持管理権原者がある場合(
次号に掲げる場合を除く。) 当該特定建築物維持管理権原者が当該特定建築物の維持管理について権原を有することを証する書類
②
特定建築物の所有者以外に当該特定建築物の全部の管理について権原を有する者がある場合 当該者が当該特定建築物について当該権原を有することを証する書類
4
法第5条第3項の規定による届出は、
第1項若しくは
第2項の規定による届出事項に変更があつた旨又は当該特定建築物が特定建築物に該当しないこととなつた旨を記載した届書を当該特定建築物の所在場所を管轄する都道府県知事に提出して行うものとする。この場合において、当該変更が
前項各号の権原を有する者の変更を伴うときは、当該変更後の当該各号に定める書類を添付しなければならない。
第2条
【一酸化炭素の含有率の特例】
令第2条第1号イの表の
第2号の厚生労働省令で定める特別の事情がある建築物は、大気中における一酸化炭素の含有率がおおむね百万分の十をこえるため、居室における一酸化炭素の含有率がおおむね百万分の十以下になるように空気を浄化して供給をすることが困難である建築物とし、
同号の厚生労働省令で定める数値は、百万分の二十とする。
第3条
【空気調和設備又は機械換気設備の維持管理】
令第2条第1号イ又はロの規定により空気調和設備又は機械換気設備を設けて空気を供給する場合は、
同号イ又はロに定める基準に適合する空気を供給するため、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、これらの設備の維持管理に努めなければならない。
第3条の2
【空気環境の測定方法】
令第2条第1号ハの規定による測定の方法は、次の各号の定めるところによる。
①
当該特定建築物の通常の使用時間中に、各階ごとに、居室の中央部の床上七十五センチメートル以上百五十センチメートル以下の位置において、次の表の各号の上欄に掲げる事項について当該各号の下欄に掲げる測定器(次の表の
第2号から
第6号までの下欄に掲げる測定器についてはこれと同程度以上の性能を有する測定器を含む。)を用いて行うこと。
一 浮遊粉じんの量 | グラスフアイバーろ紙(〇・三マイクロメートルのステアリン酸粒子を九九・九パーセント以上捕集する性能を有するものに限る。)を装着して相対沈降径がおおむね十マイクロメートル以下の浮遊粉じんを重量法により測定する機器又は厚生労働大臣の登録を受けた者により当該機器を標準として較正された機器 |
二 一酸化炭素の含有率 | 検知管方式による一酸化炭素検定器 |
三 二酸化炭素の含有率 | 検知管方式による二酸化炭素検定器 |
四 温度 | 〇・五度目盛の温度計 |
五 相対湿度 | 〇・五度目盛の乾湿球湿度計 |
六 気流 | 〇・二メートル毎秒以上の気流を測定することができる風速計 |
七 ホルムアルデヒドの量 | 二・四—ジニトロフェニルヒドラジン捕集—高速液体クロマトグラフ法により測定する機器、四—アミノ—三—ヒドラジノ—五—メルカプト—一・二・四—トリアゾール法により測定する機器又は厚生労働大臣が別に指定する測定器 |
②
令第2条第1号イの表の
第1号から
第3号までの上欄に掲げる事項について、当該各号の下欄に掲げる数値と比較すべき数値は、一日の使用時間中の平均値とすること。
③
次に掲げる区分に従い、それぞれ次に定める事項について、二月以内ごとに一回、定期に、測定すること。
④
特定建築物の建築(
建築基準法第2条第13号に規定する建築をいう。)、大規模の修繕(
同条第14号に規定する大規模の修繕をいう。)又は大規模の模様替(
同条第15号に規定する大規模の模様替をいう。)(以下「建築等」と総称する。)を行つたときは、当該建築等を行つた階層の居室における
令第2条第1号イの表の
第7号の上欄に掲げる事項について、当該建築等を完了し、その使用を開始した日以後最初に到来する測定期間(六月一日から九月三十日までの期間をいう。以下同じ。)中に一回、測定すること。
第3条の3
【登録】
2
前項の規定により登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
①
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名及び住所
3
前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
②
申請者が法人である場合は、その定款又は寄附行為及び登記事項証明書
③
申請者が
次条各号の規定に該当しないことを説明した書類
⑥
申請者が法人である場合は、その役員の氏名及び略歴を記載した書類
⑦
較正の業務以外の業務を行つているときは、その業務の種類及び概要を記載した書類
第3条の4
【欠格条項】
次の各号のいずれかに該当する者は、
第3条の2第1号の表
第1号の登録を受けることができない。
①
法又は法に基づく命令に違反し、罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者
②
第3条の14の規定により登録を取り消され、その取消しの日から二年を経過しない者
③
法人であつて、その業務を行う役員のうちに前二号のいずれかに該当する者があるもの
第3条の5
【登録基準】
1
厚生労働大臣は、
第3条の3の規定により登録を申請した者が次に掲げる要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
次に掲げる較正の業務を行うために必要な機械器具を有し、これを用いて較正の業務を行うものであること。
②
較正の業務を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)、旧大学令(大正七年勅
令第388号)に基づく大学又は旧専門学校令(明治三十六年勅
令第61号)に基づく専門学校において、理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学若しくは獣医学の課程又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、一年以上理化学的検査の実務に従事した経験を有する者
ロ
学校教育法に基づく短期大学又は高等専門学校において、生物学又は工業化学の課程又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、三年以上理化学的検査の実務に従事した経験を有する者
ハ
イ及びロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
③
次に掲げる較正の信頼性の確保のための措置がとられていること。
イ
較正の業務を行う部門に専任の管理者が置かれていること。
ロ
較正の業務の管理及び精度の確保に関する文書が作成されていること。
ハ
ロに掲げる文書に記載されたところに従い、専ら較正の業務の管理及び精度の確保を行う部門が置かれていること。
2
登録は、較正機関登録簿に次に掲げる事項を記載してするものとする。
②
登録を受けた者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
③
登録を受けた者が較正の業務を行う事業所の名称及び所在地
第3条の6
【登録の更新】
1
第3条の2第1号の表
第1号の登録は、五年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によつて、その効力を失う。
2
前三条の規定は、
前項の登録の更新について準用する。
第3条の7
【実施義務】
1
第3条の2第1号の表
第1号の登録を受けた者(以下「登録較正機関」という。)は、
同号の機器の較正の申込みがあつたときは、正当な理由がある場合を除き、較正を行わなければならない。
2
登録較正機関は、公正に較正の業務を行わなければならない。
第3条の8
【変更の届出】
登録較正機関は、その氏名若しくは名称、住所、較正の業務を行う事業所の名称又は所在地を変更しようとするときは、変更しようとする日の二週間前までに、厚生労働大臣に届け出なければならない。
第3条の9
【業務規程】
1
登録較正機関は、較正の業務に関する規程(以下「較正業務規程」という。)を定め、較正の業務の開始前に厚生労働大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
2
較正業務規程で定めるべき事項は、次のとおりとする。
⑤
較正の業務に関する書類及び帳簿の保存に関する事項
⑦
前各号に掲げるもののほか、較正の業務に関し必要な事項
第3条の10
【業務の休廃止】
登録較正機関は、較正の業務の全部又は一部を休止し、又は廃止しようとするときは、休止又は廃止しようとする日の二週間前までに、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
第3条の11
【財務諸表等の備付け及び閲覧等】
1
登録較正機関は、毎事業年度経過後三月以内に、その事業年度の財産目録、貸借対照表及び損益計算書又は収支計算書並びに事業報告書(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他の人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)の作成がされている場合における当該電磁的記録を含む。以下「財務諸表等」という。)を作成し、五年間事業所に備えて置かなければならない。
2
較正を申し込もうとする者その他の利害関係人は、登録較正機関の業務時間内は、いつでも、次に掲げる請求をすることができる。ただし、
第2号又は
第4号の請求をするには、登録較正機関の定めた費用を支払わなければならない。
①
財務諸表等が書面をもつて作成されているときは、当該書面の閲覧又は謄写の請求
③
財務諸表等が電磁的記録をもつて作成されているときは、当該電磁的記録に記録された事項を紙面又は出力装置の映像面により表示したものの閲覧又は謄写の請求
④
前号の電磁的記録に記録された事項を電磁的方法であつて次のいずれかのものにより提供することの請求又は当該事項を記載した書面の交付の請求
イ
送信者の使用に係る電子計算機と受信者の使用に係る電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織を使用する方法であつて、当該電気通信回線を通じて情報が送信され、受信者の使用に係る電子計算機に備えられたフアイルに当該情報が記録されるもの
ロ
磁気デイスクその他これに準ずる方法により一定の情報を確実に記録しておくことができる物をもつて調整するフアイルに情報を記録したものを交付する方法
第3条の12
【適合命令】
厚生労働大臣は、登録較正機関が
第3条の5第1項各号のいずれかに適合しなくなつたと認めるときは、その登録較正機関に対し、これらの規定に適合するため必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
第3条の13
【改善命令】
厚生労働大臣は、登録較正機関が
第3条の7第1項又は
第2項の規定に違反していると認めるときは、その登録較正機関に対し、較正の業務を行うべきこと又は較正の業務の実施方法その他の業務の方法の改善に関し必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
第3条の14
【登録の取消し等】
厚生労働大臣は、登録較正機関が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は期間を定めて較正の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
第3条の15
【帳簿の備付け】
登録較正機関は、較正の業務を実施したときは、較正の実施年月日、実施者の氏名及び較正を行つた機器の名称を記載した帳簿を作成し、較正の業務の全部を廃止するまで保存しなければならない。
第3条の16
【報告の徴収】
厚生労働大臣は、較正の業務の適正な実施を確保するため必要な限度において、登録較正機関に対し、登録較正機関の業務又は経理の状況に関し報告させることができる。
第3条の17
【公示】
厚生労働大臣は、次の場合には、その旨を官報に公示しなければならない。
第3条の18
【空気調和設備に関する衛生上必要な措置】
令第2条第1号ニに規定する措置は、次の各号に掲げるものとする。
①
冷却塔及び加湿装置に供給する水を
水道法第4条に規定する水質基準に適合させるため必要な措置
②
冷却塔及び冷却水について、当該冷却塔の使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期に、その汚れの状況を点検し、必要に応じ、その清掃及び換水等を行うこと。ただし、一月を超える期間使用しない冷却塔に係る当該使用しない期間においては、この限りでない。
③
加湿装置について、当該加湿装置の使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期に、その汚れの状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行うこと。ただし、一月を超える期間使用しない加湿装置に係る当該使用しない期間においては、この限りでない。
④
空気調和設備内に設けられた排水受けについて、当該排水受けの使用開始時及び使用を開始した後、一月以内ごとに一回、定期に、その汚れ及び閉塞の状況を点検し、必要に応じ、その清掃等を行うこと。ただし、一月を超える期間使用しない排水受けに係る当該使用しない期間においては、この限りでない。
⑤
冷却塔、冷却水の水管及び加湿装置の清掃を、それぞれ一年以内ごとに一回、定期に、行うこと。
第3条の19
【令第二条第二号イの厚生労働省令で定める目的】
令第2条第2号イの厚生労働省令で定める目的は、人の飲用、炊事用、浴用その他人の生活の用(
旅館業法第3条第1項の規定による許可を受けた者が経営する施設(
第4条の2において「旅館」という。)における浴用を除く。)に供することとする。
第4条
【飲料水に関する衛生上必要な措置等】
1
令第2条第2号イに規定する水の供給は、次の各号の定めるところによる。
①
給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の含有率を百万分の〇・一(結合残留塩素の場合は、百万分の〇・四)以上に保持するようにすること。ただし、供給する水が病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を多量に含むおそれがある場合の給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の含有率は、百万分の〇・二(結合残留塩素の場合は、百万分の一・五)以上とすること。
②
貯水槽の点検等有害物、汚水等によつて水が汚染されるのを防止するため必要な措置
③
水道法第3条第2項に規定する水道事業の用に供する水道又は
同条第6項に規定する専用水道から供給を受ける水のみを水源として
前条に規定する目的のための水(以下「飲料水」という。)を供給する場合は、当該飲料水の水質検査を次に掲げるところにより行うこと。
イ
水質基準に関する省令(以下「水質基準省令」という。)の表中一の項、二の項、六の項、十の項、三十一の項、三十三の項、三十四の項、三十七の項、三十九の項及び四十五の項から五十の項までの項の上欄に掲げる事項について、六月以内ごとに一回、定期に、行うこと。
ロ
水質基準省令の表中九の項、二十の項から三十の項までの項の上欄に掲げる事項について、毎年、測定期間中に一回、行うこと。
④
地下水その他の
前号に掲げる水以外の水を水源の全部又は一部として飲料水を供給する場合は、当該飲料水の水質検査を次に掲げるところにより行うこと。
イ
給水を開始する前に、水質基準省令の表の上欄に掲げるすべての事項について行うこと。
ロ
水質基準省令の表中一の項、二の項、六の項、十の項、三十一の項、三十三の項、三十四の項、三十七の項、三十九の項及び四十五の項から五十の項までの項の上欄に掲げる事項について、六月以内ごとに一回、定期に、行うこと。
ハ
水質基準省令の表中九の項、二十の項から三十の項までの項の上欄に掲げる事項について、毎年、測定期間中に一回、行うこと。
ニ
水質基準省令の表中十三の項、十五の項から十九の項までの項及び四十四の項の上欄に掲げる事項について、三年以内ごとに一回、定期に、行うこと。
⑤
給水栓における水の色、濁り、臭い、味その他の状態により供給する水に異常を認めたときは、水質基準省令の表の上欄に掲げる事項のうち必要なものについて検査を行うこと。
⑥
第4号に掲げる場合においては、特定建築物の周辺の井戸等における水質の変化その他の事情から判断して、当該飲料水について水質基準省令の表の上欄に掲げる事項が同表の中欄に掲げる基準に適合しないおそれがあるときは、同表の上欄に掲げる事項のうち必要なものについて検査を行うこと。
⑦
遊離残留塩素の検査及び貯水槽の清掃を、それぞれ七日以内、一年以内ごとに一回、定期に、行うこと。
⑧
供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知つたときは、直ちに給水を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を関係者に周知させること。
2
令第2条第2号イの規定により給水に関する設備を設けて飲料水を供給する場合は、
同号イに定める基準に適合する水を供給するため、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、これらの設備の維持管理に努めなければならない。
第4条の2
【雑用水に関する衛生上必要な措置等】
1
令第2条第2号ロに規定する措置は、次の各号に掲げるものとする。ただし、旅館における浴用に供する水を供給する場合又は
第3条の19に規定する目的以外の目的のための水(旅館における浴用に供する水を除く。以下「雑用水」という。)を
水道法第3条第2項に規定する水道事業の用に供する水道若しくは
同条第6項に規定する専用水道から供給を受ける水のみを水源として供給する場合は、この限りでない。
①
給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の含有率を百万分の〇・一(結合残留塩素の場合は、百万分の〇・四)以上に保持するようにすること。ただし、供給する水が病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を多量に含むおそれがある場合の給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の含有率は、百万分の〇・二(結合残留塩素の場合は、百万分の一・五)以上とすること。
②
雑用水の水槽の点検等有害物、汚水等によつて水が汚染されるのを防止するため必要な措置
③
散水、修景又は清掃の用に供する水にあつては、次に掲げるところにより維持管理を行うこと。
一 pH値 | 五・八以上八・六以下であること。 |
二 臭気 | 異常でないこと。 |
三 外観 | ほとんど無色透明であること。 |
四 大腸菌 | 検出されないこと。 |
五 濁度 | 二度以下であること。 |
ロ
次の表の各号の上欄に掲げる事項が当該各号の下欄に掲げる基準に適合するものであること。
ハ
ロの表の
第1号から
第3号までの上欄に掲げる事項の検査を七日以内ごとに一回、
第4号及び
第5号の上欄に掲げる事項の検査を二月以内ごとに一回、定期に、行うこと。
④
水洗便所の用に供する水にあつては、次に掲げるところにより維持管理を行うこと。
イ
前号ロの表の
第1号から
第4号までの上欄に掲げる事項が当該各号の下欄に掲げる基準に適合するものであること。
ロ
前号ロの表の
第1号から
第3号の上欄に掲げる事項の検査を七日以内ごとに一回、
第4号の上欄に掲げる事項の検査を二月以内ごとに一回、定期に、行うこと。
⑤
遊離残留塩素の検査を、七日以内ごとに一回、定期に、行うこと。
⑥
供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知つたときは、直ちに供給を停止し、かつ、その水を使用することが危険である旨を使用者又は利用者に周知すること。
2
令第2条第2号ロの規定により給水に関する設備を設けて雑用水を供給する場合は、人の健康に係る被害が生ずることを防止するため、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、これらの設備の維持管理に努めなければならない。ただし、旅館における浴用に供する水を供給する場合又は雑用水を
水道法第3条第2項に規定する水道事業の用に供する水道若しくは
同条第6項に規定する専用水道から供給を受ける水のみを水源として供給する場合は、この限りでない。
第4条の3
【排水に関する設備の掃除等】
1
特定建築物維持管理権原者は、排水に関する設備の掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、行わなければならない。
2
特定建築物維持管理権原者は、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、排水に関する設備の補修、掃除その他当該設備の維持管理に努めなければならない。
第4条の4
【防除を行う動物】
令第2条第3号の厚生労働省令で定める動物は、ねずみ、昆虫その他の人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物(以下「ねずみ等」という。)とする。
第4条の5
【清掃等及びねずみ等の防除】
1
令第2条第3号イに規定する掃除は、日常行うもののほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に行うものとする。
2
令第2条第3号ロに規定するねずみ等の発生及び侵入の防止並びに駆除は、次の各号の定めるところによる。
①
ねずみ等の発生場所、生息場所及び侵入経路並びにねずみ等による被害の状況について、六月以内ごとに一回、定期に、統一的に調査を実施し、当該調査の結果に基づき、ねずみ等の発生を防止するため必要な措置を講ずること。
②
ねずみ等の防除のため殺そ剤又は殺虫剤を使用する場合は、
薬事法第14条又は
第19条の2の規定による承認を受けた医薬品又は医薬部外品を用いること。
3
令第2条第3号イ及びロの規定により掃除、廃棄物の処理、ねずみ等の発生及び侵入の防止並びに駆除を行う場合は、厚生労働大臣が別に定める技術上の基準に従い、掃除及びねずみ等の防除並びに掃除用機器等及び廃棄物処理設備の維持管理に努めなければならない。
第5条
【建築物環境衛生管理技術者の選任】
1
特定建築物所有者等は、特定建築物ごとに建築物環境衛生管理技術者を選任しなければならない。
2
前項の選任を行なうに当たつては、一の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者が、同時に他の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者とならないようにしなければならない。ただし、二以上の特定建築物について、相互の距離、それぞれの用途、構造設備、
令第1条各号に掲げる用途に供される部分の延べ面積、特定建築物所有者等又は当該特定建築物の維持管理について権原を有する者の状況等から一人の建築物環境衛生管理技術者が当該二以上の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者となつてもその職務を遂行するに当たつて特に支障がないときは、この限りでない。
第6条
【受講資格】
法第7条第1項第1号の厚生労働省令で定める学歴及び実務の経験を有する者は、次に掲げる者とする。
①
学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)又は旧大学令に基づく大学において理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学又は獣医学の正規の課程を修めて卒業した後、一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は一年以上
第21条第2項に規定する環境衛生監視員(以下この条及び
次条において「環境衛生監視員」という。)として勤務した経験を有する者
②
防衛省設置法による防衛大学校において本科における理工学の正規の課程を修めて卒業した後、一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は一年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
③
国土交通省組織令による海上保安大学校を卒業した後、一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は一年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
④
学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学校又は旧専門学校令に基づく専門学校において理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学又は獣医学の正規の課程を修めて卒業した後、三年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は三年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑤
学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令(昭和十八年勅
令第36号)に基づく中等学校(以下「高等学校等」という。)において工業に関する学科を修めて卒業した後、五年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は五年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑥
学校教育法第90条の規定により大学に入学することができる者又は旧中等学校令に基づく中等学校を卒業した者で、五年以上建築物の維持管理に関する実務に従事する者を指導監督した経験又は五年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有するもの
⑦
厚生労働大臣が前各号と同等以上の学歴及び実務の経験を有すると認める者
第7条
法第7条第1項第1号の規定により
前条各号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者は、次に掲げる者とする。
③
技術士法第32条第1項の規定により登録を受けた技術士(機械部門、電気・電子部門、水道部門又は衛生工学部門に係る登録を受けた者に限る。)
④
高圧ガス保安法第29条第1項に規定する第一種冷凍機械責任者免状の交付を受けた後一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは一年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者又は
同項に規定する第二種冷凍機械責任者免状の交付を受けた後二年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは二年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑤
臨床検査技師等に関する法律第2条に規定する臨床検査技師の免許を受けた後二年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験又は二年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑥
電気事業法第44条第1項に規定する第一種電気主任技術者免状若しくは第二種電気主任技術者免状の交付を受けた後一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは一年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者又は
同項に規定する第三種電気主任技術者免状の交付を受けた後二年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは二年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑧
ボイラー及び圧力容器安全規則第97条第1号に規定する特級ボイラ技士免許を受けた後一年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは一年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者又は
同条第2号に規定する一級ボイラ技士免許を受けた後四年以上建築物の維持管理に関する実務に従事した経験若しくは四年以上環境衛生監視員として勤務した経験を有する者
⑨
厚生労働大臣が前各号と同等以上の知識及び技能を有すると認める者
第8条
第6条第1号から
第6号まで及び
前条第4号から
第8号までの各号にいう建築物の維持管理に関する実務は、
令第1条各号に掲げる用途その他これに類する用途に供される部分の延べ面積がおおむね三千平方メートルを超える建築物の当該用途に供される部分において業として行う環境衛生上の維持管理に関する実務とし、当該実務(
第6条第6号にいう建築物の維持管理に関する実務を除く。)には、掃除その他これに類する単純な労務を含まないものとする。
第9条
【免状の申請手続】
1
法第7条第1項の規定により建築物環境衛生管理技術者免状(以下「免状」という。)の交付を受けようとする者は、様式
第1号による申請書に次に掲げる書類を添えて、これを厚生労働大臣に提出しなければならない。
②
法第7条第1項第1号の規定により厚生労働大臣の登録を受けた者が行う講習会の課程を修了した者にあつては、当該講習会の課程を修了したことを証する書類及び
第6条各号又は
第7条各号のいずれかに該当する者であることを証する書類
第11条
【免状の書換え交付】
1
免状の交付を受けている者は、免状の記載事項に変更を生じたときは、免状に
第9条第1項第1号に掲げる書類を添えて、厚生労働大臣に免状の書換え交付を申請することができる。
2
前項の免状の書換え交付の申請書の様式は、様式
第3号による。
第12条
【免状の再交付】
1
免状の交付を受けている者は、免状を破り、よごし、又は失つたときは、厚生労働大臣に免状の再交付を申請することができる。
2
前項の免状の再交付の申請書の様式は、様式
第4号による。
3
前項の申請書には、
令第3条第2号に規定する手数料の額に相当する収入印紙をはらなければならない。
4
免状を破り、又はよごした者が
第1項の申請をする場合には、申請書にその免状を添えなければならない。
5
免状の交付を受けている者は、免状の再交付を受けた後、失つた免状を発見したときは、五日以内に、これを厚生労働大臣に返還するものとする。
第13条
【免状の返還】
免状の交付を受けている者が死亡し、又は失踪の宣告を受けたときは、
戸籍法に規定する届出義務者は、一箇月以内に、厚生労働大臣に免状を返還するものとする。
第14条
【登録の申請】
1
法第7条の2の規定により
法第7条第1項第1号の登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
①
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名及び住所
2
前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
②
申請者が法人である場合は、その定款又は寄附行為及び登記事項証明書
③
申請者が
法第7条の3各号の規定に該当しないことを説明した書類
⑤
申請に係る講習の講師の氏名、略歴及び担当する講習科目
⑥
申請に係る講習に用いる機械器具その他の設備の種類、数、性能及びそれらの所有又は借入れの別
⑦
申請者が法人である場合は、その役員の氏名及び略歴を記載した書類
⑧
講習会の業務以外の業務を行つているときは、その業務の種類及び概要を記載した書類
第14条の2
【講習会の実施基準】
法第7条の6第2項の厚生労働省令で定める基準は、同時に一講師の教授を受ける者の数はおおむね百人以下であることとする。
第14条の3
【業務規程に定める事項】
法第7条の8第2項の厚生労働省令で定める事項は、次のとおりとする。
⑦
講習会の業務に関する書類及び帳簿の保存に関する事項
⑩
前各号に掲げるもののほか、講習会の業務に関し必要な事項
第14条の5
【電磁的記録に記録された情報の内容を表示する方法】
法第7条の10第2項第3号に規定する厚生労働省令で定める方法は、当該電磁的記録に記録された情報の内容を紙面又は出力装置の映像面に表示する方法とする。
第14条の6
【電磁的記録に記録された情報の内容を提供する方法】
法第7条の10第2項第4号に規定する厚生労働省令で定める方法は、次のいずれかの方法とする。
①
送信者の使用に係る電子計算機と受信者の使用に係る電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織を使用する方法であつて、当該電気通信回線を通じて情報が送信され、受信者の使用に係る電子計算機に備えられたフアイルに当該情報が記録されるもの
②
磁気デイスクその他これに準ずる方法により一定の情報を確実に記録しておくことができる物をもつて調整するフアイルに情報を記録したものを交付する方法
第14条の7
【帳簿】
法第7条第1項第1号の登録を受けた者は、講習会の業務を実施したときは、講習会の業務の実施年月日、受講者の氏名、生年月日、住所、修了年月日及び修了者の氏名を記載した帳簿を作成し、講習会の業務の全部を廃止するまで保存しなければならない。
第14条の8
【試験事務の範囲】
厚生労働大臣は、
法第8条第3項の規定によりその指定する者(以下「指定試験機関」という。)に建築物環境衛生管理技術者試験(以下「試験」という。)の実施に関する事務(以下「試験事務」という。)の全部又は一部を行わせようとするときは、指定試験機関に行わせる試験事務の範囲を定めるものとする。
第15条
【受験資格】
法第8条第5項の厚生労働省令で定める実務は、
令第1条各号に掲げる用途その他これに類する用途に供される建築物の当該用途に供される部分において業として行う環境衛生上の維持管理に関する実務とする。
第16条
【試験の公示】
試験を施行する期日及び場所並びに受験願書の提出期限は、あらかじめ、官報で公示する。
第18条
【受験の申請】
試験を受けようとする者は、様式
第5号による受験願書に次に掲げる書類を添えて、これを厚生労働大臣(指定試験機関が受験手続に関する試験事務を行う場合にあつては、指定試験機関)に提出しなければならない。
②
写真(出願前六月以内に脱帽して正面から撮影した縦四・五センチメートル横三・五センチメートルのもので、その裏面には撮影年月日及び氏名を記載すること。)
第19条
【指定の申請】
1
法第9条の2第1項の規定により申請を行おうとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2
前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
②
申請の日を含む事業年度の直前の事業年度における財産目録及び貸借対照表
③
申請の日を含む事業年度における事業計画書及び収支予算書
第19条の2
【指定の要件】
1
法第9条の2第2項の厚生労働省令で定める要件は、次の各号に掲げるものとする。
①
職員、設備、試験事務の実施の方法その他の事項についての試験事務の実施に関する計画が、試験事務の適正かつ確実な実施のために適切なものであること。
②
前号の試験事務の実施に関する計画の適正かつ確実な実施に必要な経理的及び技術的な基礎を有するものであること。
③
申請者が、その行う試験事務以外の業務により試験事務を公正に実施することができないおそれがないこと。
④
申請者の役員のうちに、次のいずれかに該当する者がいないこと。
イ
法に違反して、刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して二年を経過しない者
2
申請者が、
法第9条の9の規定により指定を取り消され、その取消しの日から起算して二年を経過しない者であるときは、
法第8条第3項の指定を行わないものとする。
第19条の3
【指定試験機関の名称等の変更の届出】
1
指定試験機関は、その名称若しくは住所又は試験事務を行う事務所の名称若しくは所在地を変更しようとするときは、次に掲げる事項を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
①
変更後の指定試験機関の名称若しくは住所又は試験事務を行う事務所の名称若しくは所在地
2
指定試験機関は、試験事務を行う事務所を新設し、又は廃止しようとするときは、次に掲げる事項を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
①
新設し、又は廃止しようとする事務所の名称及び所在地
②
新設し、又は廃止しようとする事務所において試験事務を開始し、又は廃止しようとする年月日
第19条の4
【役員の選任及び解任の認可の申請】
指定試験機関は、
法第9条の3第1項の規定により認可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
第19条の5
【試験委員の要件】
法第9条の4第2項の厚生労働省令で定める要件は、次の各号のいずれかに該当する者であることとする。
①
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物衛生に関する科目を担当する教授若しくは准教授の職にあり、又はあつた者
②
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において理科系統の正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上国、地方公共団体、一般社団法人又は一般財団法人その他これらに準ずるものの研究機関において建築物衛生に関する研究の業務に従事した経験を有するもの
③
厚生労働大臣が前二号に掲げる者と同等以上の知識及び経験を有すると認める者
第19条の6
【試験委員の選任又は解任の届出】
1
指定試験機関は、試験委員を選任したときは、その日から十五日以内に、試験委員の氏名、略歴、担当する試験の科目及び選任の理由を記載した届書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2
指定試験機関は、試験委員の氏名について変更が生じたとき、試験委員の担当する試験の科目を変更したとき、又は試験委員を解任したときは、その日から十五日以内に、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
第19条の7
【試験事務規程の認可の申請】
1
指定試験機関は、
法第9条の5第1項前段の規定により試験事務規程の認可を受けようとするときは、その旨を記載した申請書に当該試験事務規程を添えて、これを厚生労働大臣に提出しなければならない。
2
指定試験機関は、
法第9条の5第1項後段の規定により試験事務規程の変更の認可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
第19条の9
【試験事務の休廃止の許可の申請】
指定試験機関は、
法第9条の8の規定により許可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
②
試験事務の全部又は一部を休止し、又は廃止しようとする年月日
③
試験事務の全部又は一部を休止しようとする場合にあつては、その期間
④
試験事務の全部又は一部を休止し、又は廃止しようとする理由
第19条の10
【帳簿】
指定試験機関は、試験を実施したときは、合格者の氏名、生年月日、住所、受験年月日、受験地及び受験番号を記載した帳簿を作成し、試験事務を廃止するまで保存しなければならない。
第19条の11
【試験結果の報告】
指定試験機関は、試験を実施したときは、遅滞なく、試験実施年月日、受験申請者数、受験者数及び合格者数を記載した試験結果報告書並びに合格者の氏名、生年月日、住所及び受験番号を記載した合格者一覧を、厚生労働大臣に提出しなければならない。
第19条の12
【公示】
厚生労働大臣は、次の表の上欄に掲げる場合には、同表の下欄に掲げる事項を官報に公示しなければならない。
法第8条第3項の指定をしたとき。 | 一 指定試験機関の名称及び住所 二 行うことのできる試験事務の範囲 三 指定をした年月日 |
法第9条の8の許可をしたとき。 | 一 指定試験機関の名称及び住所 二 休止し、又は廃止する試験事務の範囲 三 休止し、又は廃止する年月日 四 休止しようとする場合にあつては、その期間 |
法第9条の9の規定により指定を取り消し、又は試験事務の停止を命じたとき。 | 一 指定試験機関の名称及び住所 二 指定を取り消し、又は試験事務の停止を命じた年月日 三 試験事務の停止を命じた場合にあつては、停止を命じた試験事務の範囲及びその期間 |
法第9条の10の規定により厚生労働大臣が試験事務を自ら行うものとするとき。 | 一 行うものとした試験事務の範囲 二 試験事務を行うものとした年月日 |
法第9条の10の規定により厚生労働大臣が自ら行つていた試験事務を行わないものとするとき。 | 一 行わないものとした試験事務の範囲 二 試験事務を行わないものとした年月日 |
第19条の13
【受験手数料の納付】
法第9条の14第1項の規定による受験手数料は、国に納付する場合にあつては様式
第5号による受験願書に当該受験手数料の額に相当する額の収入印紙をはることにより、指定試験機関に納付する場合にあつては
法第9条の5第1項に規定する試験事務規程で定めるところにより納付しなければならない。
第19条の14
【事業計画の認可等】
1
指定試験機関は、毎事業年度、事業計画及び収支予算を作成し、当該事業年度の開始前に(指定を受けた日の属する事業年度にあつては、その指定を受けた後遅滞なく)、厚生労働大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
2
指定試験機関は、毎事業年度の経過後三月以内に、その事業年度の事業報告書及び収支決算書を作成し、厚生労働大臣に提出しなければならない。
第19条の15
【試験事務の引継ぎ等】
指定試験機関は、
法第9条の8の規定による許可を受けて試験事務の全部若しくは一部を廃止する場合、
法第9条の9の規定により指定を取り消された場合又は
法第9条の10の規定により厚生労働大臣が試験事務の全部若しくは一部を自ら行う場合には、次に掲げる事項を行わなければならない。
②
試験事務に関する帳簿及び書類を厚生労働大臣に引き継ぐこと。
第20条
【帳簿書類】
1
特定建築物所有者等は、次の各号に掲げる帳簿書類を備えておかなければならない。
①
空気環境の調整、給水及び排水の管理、清掃並びにねずみ等の防除の状況(これらの措置に関する測定又は検査の結果並びに当該措置に関する設備の点検及び整備の状況を含む。)を記載した帳簿書類
②
当該特定建築物の平面図及び断面図並びに当該特定建築物の維持管理に関する設備の配置及び系統を明らかにした図面
③
その他当該特定建築物の維持管理に関し環境衛生上必要な事項を記載した帳簿書類
第21条
【報告、検査等】
1
法第11条第1項の厚生労働省令で定める場合は、都道府県知事が必要と認める場合とする。
第2章
建築物における衛生的環境の確保に関する事業の登録
第23条
【人の健康を損なう事態を生じさせるおそれのある動物】
第24条
【建築物における衛生的環境の総合的管理に必要な程度】
法第12条の2第1項第8号の厚生労働省令で定める程度のものは、清掃、空気調和設備及び機械換気設備の運転、日常的な点検及び補修(以下この条において「運転等」という。)並びに空気環境の測定、給水及び排水に関する設備の運転等並びに給水栓における水に含まれる遊離残留塩素の検査並びに給水栓における水の色、濁り、臭い及び味の検査であつて、特定建築物の衛生的環境の維持管理に必要な程度のものとする。
第25条
【建築物清掃業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第1号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備(以下この条において「清掃用機械器具等」という。)、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
②
清掃作業の監督を行う者が、
職業能力開発促進法第44条第1項に規定する技能検定であつてビルクリーニングの職種に係るものに合格した者又は免状の交付を受けている者であつて、次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う清掃作業の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う清掃作業の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
③
清掃作業に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
清掃作業に従事する者のすべてが受講できるものであること。
ロ
登録を受けようとする者又は厚生労働大臣の登録を受けた者が実施主体となつて定期的に行われるものであること。
ハ
その内容が、清掃用機械器具等及び清掃作業に用いる資材の使用方法並びに清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ニ
その指導に当たる者が、ハの内容を指導するのに適当と認められる者であること。
④
清掃作業及び清掃用機械器具等の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第25条の2
【清掃作業監督者講習等の登録】
1
前条第2号イ及びロ並びに
第3号ロの登録は、当該講習、再講習又は研修の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
前項の規定により登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
①
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名及び住所
②
講習、再講習又は研修の業務を行う事業所の名称及び所在地
③
講習、再講習又は研修の業務を開始しようとする年月日
3
前項の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
②
申請者が法人である場合は、その定款又は寄附行為及び登記事項証明書
③
申請者が
次条各号の規定に該当しないことを説明した書類
⑤
申請に係る講習、再講習又は研修の講師の氏名、略歴及び担当する科目
⑥
申請に係る講習、再講習又は研修に用いる機械器具その他の設備の種類、数、性能及びそれらの所有又は借入れの別
⑦
申請者が法人である場合は、その役員の氏名及び略歴を記載した書類
⑧
講習、再講習又は研修の業務以外の業務を行つているときは、その業務の種類及び概要を記載した書類
第25条の3
【欠格条項】
次の各号のいずれかに該当する者は、
第25条第2号イ及びロ並びに
第3号ロの登録を受けることができない。
①
法又は法に基づく命令に違反し、罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から二年を経過しない者
②
第25条の13の規定により登録を取り消され、その取消しの日から二年を経過しない者
③
法人であつて、その業務を行う役員のうちに前二号のいずれかに該当する者があるもの
第25条の4
【清掃作業監督者講習等の登録基準】
1
厚生労働大臣は、
第25条の2の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
第25条第2号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
第25条第2号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、六時間以上とするものであること。
(1)
清掃作業の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
第25条第3号ロの登録 研修の内容が次に該当するものであること。
ロ
研修の内容が、清掃用機械器具等及び清掃作業に用いる資材の使用方法並びに清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ハ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がロの内容を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
2
登録は、監督者講習機関等登録簿に次に掲げる事項を記載してするものとする。
③
登録を受けた者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
④
登録を受けた者が講習、再講習又は研修の業務を行う事業所の名称及び所在地
第25条の5
【清掃作業監督者講習等の登録の更新】
1
第25条第2号イ及びロ並びに
第3号ロの登録は、六年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によつて、その効力を失う。
2
前三条の規定は、
前項の登録の更新について準用する。
第25条の6
【実施義務】
1
第25条第2号イ及びロ並びに
第3号ロの登録を受けた者(以下「清掃作業監督者講習等登録機関」という。)は、正当な理由がある場合を除き、毎事業年度、講習、再講習又は研修の業務の実施に関する計画を作成し、これに従つて公正に、講習、再講習又は研修の業務を行わなければならない。
2
清掃作業監督者講習等登録機関は、毎事業年度の開始前に、
第1項の規定により作成した計画を厚生労働大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
第25条の7
【変更の届出】
清掃作業監督者講習等登録機関は、その氏名若しくは名称、住所又は講習、再講習若しくは研修の業務を行う事業所の名称若しくは所在地を変更しようとするときは、変更しようとする日の二週間前までに、厚生労働大臣に届け出なければならない。
第25条の8
【清掃作業監督者講習等業務規程】
1
清掃作業監督者講習等登録機関は、清掃作業監督者講習等の業務に関する規程(以下「清掃作業監督者講習等業務規程」という。)を定め、講習、再講習又は研修の業務の開始前に厚生労働大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。
2
清掃作業監督者講習等業務規程で定めるべき事項は、次のとおりとする。
④
講習、再講習又は研修の講師の選任及び解任に関する事項
⑦
講習、再講習又は研修の業務に関する書類及び帳簿の保存に関する事項
⑧
講習、再講習又は研修の実施に関する計画に関する事項
⑩
前各号に掲げるもののほか、講習、再講習又は研修の業務に関し必要な事項
第25条の9
【業務の休廃止】
清掃作業監督者講習等登録機関は、講習、再講習又は研修の業務の全部又は一部を休止し、又は廃止しようとするときは、休止又は廃止しようとする日の二週間前までに、その旨を厚生労働大臣に届け出なければならない。
第25条の10
【財務諸表等の備付け及び閲覧等】
1
清掃作業監督者講習等登録機関は、毎事業年度経過後三月以内に、その事業年度の財務諸表等を作成し、五年間事業所に備えて置かなければならない。
2
講習、再講習又は研修を受講しようとする者その他の利害関係人は、清掃作業監督者講習等登録機関の業務時間内は、いつでも、次に掲げる請求をすることができる。ただし、
第2号又は
第4号の請求をするには、清掃作業監督者講習等登録機関の定めた費用を支払わなければならない。
①
財務諸表等が書面をもつて作成されているときは、当該書面の閲覧又は謄写の請求
③
財務諸表等が電磁的記録をもつて作成されているときは、当該電磁的記録に記録された事項を紙面又は出力装置の映像面により表示したものの閲覧又は謄写の請求
④
前号の電磁的記録に記録された事項を電磁的方法であつて次のいずれかのものにより提供することの請求又は当該事項を記載した書面の交付の請求
イ
送信者の使用に係る電子計算機と受信者の使用に係る電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織を使用する方法であつて、当該電気通信回線を通じて情報が送信され、受信者の使用に係る電子計算機に備えられたフアイルに当該情報が記録されるもの
ロ
磁気デイスクその他これに準ずる方法により一定の情報を確実に記録しておくことができる物をもつて調整するフアイルに情報を記録したものを交付する方法
第25条の11
【適合命令】
厚生労働大臣は、清掃作業監督者講習等登録機関が
第25条の4第1項各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のいずれかに適合しなくなつたと認めるときは、その清掃作業監督者講習等登録機関に対し、これらの規定に適合するため必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
第25条の12
【改善命令】
厚生労働大臣は、清掃作業監督者講習等登録機関が
第25条の6第1項の規定に違反していると認めるときは、その清掃作業監督者講習等登録機関に対し、講習、再講習若しくは研修の業務を行うべきこと又は講習、再講習若しくは研修の業務の実施方法その他の業務の方法の改善に関し必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
第25条の13
【登録の取消し等】
厚生労働大臣は、清掃作業監督者講習等登録機関が次の各号のいずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は期間を定めて講習、再講習又は研修の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる。
第25条の14
【帳簿の備付け】
清掃作業監督者講習等登録機関は、講習、再講習又は研修の業務を実施したときは、講習、再講習又は研修の業務の実施年月日、受講者の氏名、生年月日、住所、修了年月日及び修了者の氏名を記載した帳簿を作成し、講習、再講習又は研修の業務の全部を廃止するまで保存しなければならない。
第25条の15
【報告の徴収】
厚生労働大臣は、講習、再講習又は研修の業務の適正な実施を確保するため必要な限度において、清掃作業監督者講習等登録機関に対し、清掃作業監督者講習等登録機関の業務又は経理の状況に関し報告させることができる。
第25条の16
【公示】
厚生労働大臣は、次の場合には、その旨を官報に公示しなければならない。
第26条
【建築物空気環境測定業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第2号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
①
第3条の2第1号の表の
第1号から
第6号の下欄に掲げる測定器(同表
第2号から
第6号までの下欄に掲げる測定器については、これと同程度以上の性能を有する測定器を含む。)及び空気環境の測定作業に必要な器具を有すること。
②
空気環境の測定を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気環境の測定を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気環境の測定を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
ハ
イ又はロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
③
空気環境の測定及び空気環境の測定に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第26条の2
【空気環境測定実施者講習等登録機関】
1
前条第2号イ及びロの登録は、当該講習又は再講習の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第2号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第2号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十一時間以上とするものであること。
(1)
空気環境の測定を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第26条の3
【建築物空気調和用ダクト清掃業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第3号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
①
次の機械器具を有すること。
ロ
内視鏡(写真を撮影することができるものに限る。)
②
空気調和用ダクトの清掃作業の監督を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気調和用ダクトの清掃作業の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気調和用ダクトの清掃作業の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
ハ
イ又はロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
③
空気調和用ダクトの清掃作業に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
空気調和用ダクトの清掃作業に従事する者のすべてが受講できるものであること。
ロ
登録を受けようとする者又は厚生労働大臣の登録を受けた者が実施主体となつて定期的に行われるものであること。
ハ
その内容が、空気調和用ダクトの清掃作業に用いる機械器具の使用方法並びに空気調和用ダクトの清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ニ
その指導に当たる者が、ハの内容を指導するのに適当と認められる者であること。
④
空気調和用ダクトの清掃作業及び空気調和用ダクトの清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第26条の4
【ダクト清掃作業監督者講習等登録機関】
1
前条第2号イ及びロ並び
第3号ロの登録は、当該講習、再講習又は研修の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第2号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第2号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十時間以上とするものであること。
(1)
空気調和用ダクトの清掃作業の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
前条第3号ロの登録 研修の内容が次に該当するものであること。
ロ
研修の内容が、空気調和用ダクトの清掃作業に用いる機械器具の使用方法並びに空気調和用ダクトの清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ハ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がロの内容を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第27条
【建築物飲料水水質検査業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第4号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
①
次の機械器具を有すること。
ロ
フレームレス—原子吸光光度計、誘導結合プラズマ発光分光分析装置又は誘導結合プラズマ—質量分析装置
②
水質検査を適確に行うことのできる検査室を有すること。
③
水質検査を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)、旧大学令に基づく大学又は旧専門学校令に基づく専門学校において、理学、医学、歯学、薬学、保健学、衛生学、工学、農学若しくは獣医学の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、一年以上水質検査又はその他の理化学的若しくは細菌学的検査の実務に従事した経験を有する者
ロ
臨床検査技師であつて、一年以上水質検査又はその他の理化学的若しくは細菌学的検査の実務に従事した経験を有する者
ハ
学校教育法に基づく短期大学又は高等専門学校において、生物学若しくは工業化学の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、二年以上水質検査又はその他の理化学的若しくは細菌学的検査の実務に従事した経験を有する者
ニ
イ、ロ又はハに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
④
水質検査及び水質検査に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第28条
【建築物飲料水貯水槽清掃業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第5号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
②
前号の機械器具を適切に保管することのできる専用の保管庫を有すること。
③
第1号の機械器具は、飲料水の貯水槽の清掃に専用のものであること。
④
飲料水の貯水槽の清掃作業の監督を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う貯水槽の清掃作業の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う貯水槽の清掃作業の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
ハ
イ又はロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
⑤
飲料水の貯水槽の清掃作業に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
貯水槽の清掃作業に従事する者のすべてが受講できるものであること。
ロ
登録を受けようとする者又は厚生労働大臣の登録を受けた者が実施主体となつて定期的に行われるものであること。
ハ
その内容が、貯水槽の清掃方法、塗装方法及び消毒方法並びに貯水槽の清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ニ
その指導に当たる者が、ハの内容を指導するのに適当と認められる者であること。
⑥
飲料水の貯水槽の清掃作業及び飲料水の貯水槽の清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第28条の2
【貯水槽清掃作業監督者講習等登録機関】
1
前条第4号イ及びロ並びに
第5号ロの登録は、当該講習、再講習又は研修の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第4号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第4号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十時間以上とするものであること。
(1)
貯水槽の清掃作業の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
前条第5号ロの登録 研修の内容が次に該当するものであること。
ロ
研修の内容が、貯水槽の清掃方法、塗装方法及び消毒方法並びに貯水槽の清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ハ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がロの内容を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第28条の3
【建築物排水管清掃業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第6号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
①
次の機械器具を有すること。
イ
内視鏡(写真を撮影することができるものに限る。)
②
前号の機械器具を適切に保管することのできる専用の保管庫を有すること。
③
第1号の機械器具は、排水管の清掃に専用のものであること。
④
排水管の清掃作業の監督を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う排水管の清掃作業の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う排水管の清掃作業の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
ハ
イ又はロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
⑤
排水管の清掃作業に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
排水管の清掃作業に従事する者のすべてが受講できるものであること。
ロ
登録を受けようとする者又は厚生労働大臣の登録を受けた者が実施主体となつて定期的に行われるものであること。
ハ
その内容が、排水管の清掃作業に用いる機械器具の使用方法並びに排水管の清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ニ
その指導に当たる者が、ハの内容を指導するのに適当と認められる者であること。
⑥
排水管の清掃作業及び排水管の清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第28条の4
【排水管清掃作業監督者講習等登録機関】
1
前条第4号イ及びロ並び
第5号ロの登録は、当該講習、再講習又は研修の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第4号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第4号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十時間以上とするものであること。
(1)
排水管の清掃作業の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
前条第5号ロの登録 研修の内容が次に該当するものであること。
ロ
研修の内容が、排水管の清掃作業に用いる機械器具の使用方法並びに排水管の清掃作業の安全及び衛生に関するものであること。
ハ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がロの内容を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第29条
【建築物ねずみ昆虫等防除業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第7号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
②
前号の機械器具及び防除作業に用いる薬剤を適切に保管することのできる専用の保管庫を有すること。
③
ねずみ等の防除作業の監督を行う者が次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行うねずみ等の防除作業の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行うねずみ等の防除作業の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
ハ
イ又はロに掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者
④
ねずみ等の防除作業に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
ねずみ等の防除作業に従事する者のすべてが受講できるものであること。
ロ
登録を受けようとする者又は厚生労働大臣の登録を受けた者が実施主体となつて定期的に行われるものであること。
ハ
その内容が、ねずみ等の防除作業に用いられる機械器具及び薬剤の種類及び使用方法並びに防除作業の安全及び衛生に関するものであること。
ニ
その指導に当たる者が、ハの内容を指導するのに適当と認められる者であること。
⑤
ねずみ等の防除作業及びねずみ等の防除作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第29条の2
【防除作業監督者講習等登録機関】
1
前条第3号イ及びロ並びに
第4号ロの登録は、当該講習、再講習又は研修の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第3号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第3号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十二時間以上とするものであること。
(1)
ねずみ等の防除作業の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
前条第4号ロの登録 研修の内容が次に該当するものであること。
ロ
研修の内容が、ねずみ等の防除作業に用いられる機械器具及び薬剤の種類及び使用方法並びに防除作業の安全及び衛生に関するものであること。
ハ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がロの内容を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第30条
【建築物環境衛生総合管理業の登録基準】
法第12条の2第2項の規定による
同条第1項第8号に掲げる事業に係る機械器具その他の設備、その事業に従事する者の資格その他の事項に関する基準は、次のとおりとする。
②
業務全般を統括する者が、免状の交付を受けている者であつて、次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う業務全般を統括する者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う業務全般を統括する者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
③
清掃作業の監督を行う者が
第25条第2号に規定する要件に該当するものであること。
④
清掃作業に従事する者が
第25条第3号に規定する要件に該当するものであること。
⑤
空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査の監督を行う者が、
職業能力開発促進法第44条第1項に規定する技能検定であつてビル設備管理の職種に係るものに合格した者又は免状の交付を受けている者であつて、次のいずれかに該当するものであること。
イ
厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査の監督を行う者のための講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しない者
ロ
イの講習の課程を修了した者であつて、厚生労働大臣の登録を受けた者が行う空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査の監督を行う者のための再講習の課程を修了し、修了した日から六年を経過しないもの
⑥
空気環境の測定を行う者が
第26条第2号に規定する要件に該当するものであること。
⑦
空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査に従事する者が次の要件に該当する研修を修了したものであること。
イ
空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査に従事する者のすべてが受講できるものであること
ロ
その運営が適切で、かつ、定期的に行われるものであること
⑧
清掃、空気環境の調整及び測定、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査並びにこれらの業務に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法が、厚生労働大臣が別に定める基準に適合していること。
第30条の2
【統括管理者講習等登録機関】
1
前条第2号イ及びロ並びに
第5号イ及びロの登録は、当該講習又は再講習の業務を行おうとする者の申請により行う。
2
厚生労働大臣は、
前項の規定により登録を申請した者が次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める要件のすべてに適合しているときは、その登録をしなければならない。
①
前条第2号イの登録 講習の内容が次に該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
②
前条第2号ロの登録 再講習の内容が次に該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、十二時間以上とするものであること。
(1)
業務全般を統括する者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
③
前条第5号イの登録 講習の内容が次の全てに該当するものであること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの科目を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
④
前条第5号ロの登録 再講習の内容が次の全てに該当するものであること。
イ
再講習は、次に掲げる事項について行うものとし、当該再講習の総時間数は、七時間以上とするものであること。
(1)
空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査の監督を行う者として必要な知識に関すること。
(2)
新たな技術、社会情勢の変化及び関係法令の内容に関すること。
ロ
次に掲げるいずれかの条件に適合する知識経験を有する者がイの事項を教授するものであること。
(1)
学校教育法に基づく大学若しくは高等専門学校において建築物の環境衛生に関する科目を担当する教授、准教授若しくは講師の職にある者又はこれらの職にあつた者
(2)
学校教育法に基づく大学又は高等専門学校において正規の課程を修めて卒業した者で、その後十年以上建築物の環境衛生上の維持管理に関する実務に従事した経験を有するもの
(3)
(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識経験を有する者
第31条
【登録の申請】
1
法第12条の2第1項の規定により登録を受けようとする者は、次に掲げる事項を記載した申請書を都道府県知事に提出しなければならない。
①
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名及び住所
②
登録に係る営業所の名称及び所在地並びに責任者の氏名
2
法第12条の2第1項第1号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
前項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
②
清掃作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第25条第2号に規定する者であることを証する書類
④
清掃作業及び清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
3
法第12条の2第1項第2号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
空気環境の測定に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
空気環境の測定を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第26条第2号に規定する者であることを証する書類
③
空気環境の測定及び空気環境の測定に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
4
法第12条の2第1項第3号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
空気調和用ダクトの清掃に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
空気調和用ダクトの清掃作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第26条の3第2号に規定する者であることを証する書類
④
空気調和用ダクトの清掃作業及び空気調和用ダクトの清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
5
法第12条の2第1項第4号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
飲料水の水質検査に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
飲料水の水質検査を行う検査室の設置場所、構造及び機械器具の配置を明らかにする図面
③
飲料水の水質検査を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第27条第3号に規定する者であることを証する書類
④
飲料水の水質検査及び飲料水の水質検査に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
6
法第12条の2第1項第5号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
飲料水の貯水槽の清掃に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
前号の機械器具の保管庫の設置場所及び構造並びに保管状態を明らかにする図面
③
飲料水の貯水槽の清掃作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第28条第4号に規定する者であることを証する書類
⑤
飲料水の貯水槽の清掃作業及び飲料水の貯水槽の清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
7
法第12条の2第1項第6号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
排水管の清掃に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
前号の機械器具の保管庫の設置場所及び構造並びに保管状態を明らかにする図面
③
排水管の清掃作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第28条の3第4号に規定する者であることを証する書類
⑤
排水管の清掃作業及び排水管の清掃作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
8
法第12条の2第1項第7号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
ねずみ等の防除作業に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
前号の機械器具及び防除作業に用いる薬剤の保管庫の設置場所及び構造並びに保管状態を明らかにする図面
③
ねずみ等の防除作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第29条第3号に規定する者であることを証する書類
⑤
ねずみ等の防除作業及びねずみ等の防除作業に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
9
法第12条の2第1項第8号の事業に関し登録を受けようとする場合には、
第1項の申請書に次の書類を添付しなければならない。
①
清掃、空気環境の調整及び測定、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査に用いる機械器具の概要を記載した書面
②
業務全般を統括する者の氏名を記載した書面及びその者が
第30条第2号に規定する者であることを証する書類
③
清掃作業の監督を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第30条第3号に規定する者であることを証する書類
⑤
空気環境の調整、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査の監督を行う者の氏名を記載した書面並びにその者が
第30条第5号に規定する者であることを証する書類
⑥
空気環境の測定を行う者の氏名を記載した書面及びその者が
第30条第6号に規定する者であることを証する書類
⑧
清掃、空気環境の調整及び測定、給水及び排水の管理並びに飲料水の水質検査並びにこれらの業務に用いる機械器具その他の設備の維持管理の方法を記載した書面
第33条
【変更の届出等】
1
法第12条の2第1項の登録を受けた者(以下「登録業者」という。)は、次に掲げる事項に変更があつたとき又は登録に係る事業を廃止したときは、その日から三十日以内に、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
①
氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名
②
登録に係る営業所の名称及び所在地並びに責任者の氏名
第34条
【指定の申請】
1
法第12条の6第1項の規定により指定を受けようとする一般社団法人は、次に掲げる事項を記載した申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
2
前項の指定申請書には、次の書類を添付しなければならない。
④
社員又は社員たる団体の構成員の氏名若しくは名称、住所及び登録業者であるか否かの別を記載した書面
⑥
申請の日を含む事業年度の直前の事業年度における財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びに申請の日を含む事業年度における事業計画書及び収支予算書
⑦
指定団体の業務以外の業務を行っているときは、その業務の種類及び概要を記載した書類
⑧
前各号に掲げるもののほか、
次条に規定する要件に適合することを説明した書類
第34条の2
【指定の基準】
厚生労働大臣は、
法第12条の6第1項の規定により指定の申出をした一般社団法人が次の各号のいずれにも適合していると認めるときでなければ、その指定をしてはならない。
①
前条第2項第5号に規定する計画について、指定団体の業務の適確な実施のために適切なものを作成していること。
②
指定団体の業務を適確かつ円滑に行うのに必要な経理的基礎及び技術的能力を有するものであること。
③
指定団体の業務以外の業務を行っている場合は、その業務を行うことによって指定団体の業務の公正な実施に支障を及ぼすおそれがないものであること。
第35条
【変更の届出】
法第12条の6第1項の指定を受けた法人(以下「指定団体」という。)は、名称、所在地又は代表者を変更したときは、遅滞なく厚生労働大臣に届け出なければならない。
第36条
【業務の一部委託の申請】
指定団体は、
法第12条の6第3項の規定によりその業務の一部を他の者に委託しようとするときは、次に掲げる事項を記載した委託承認申請書を厚生労働大臣に提出しなければならない。
②
受託者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては、その代表者の氏名及び住所
第38条
【フレキシブルディスクによる手続】
1
次の各号に掲げる書類の提出については、これらの書類に記載すべき事項を記録したフレキシブルディスク並びに申請者、届出者又は報告者の名称及び住所並びに申請、届出又は報告の趣旨及びその年月日を記載した書類を提出することによつて行うことができる。
2
第19条の6第2項及び
第35条の規定による届出については、当該届出に係る事項を記録したフレキシブルディスク並びに届出者の名称及び住所並びに当該届出の趣旨及びその年月日を記載した書類を提出することによつて行うことができる。
第39条
【フレキシブルディスクの構造】
前条のフレキシブルディスクは、
工業標準化法に基づく日本工業規格(以下「日本工業規格」という。)X六二二三号に適合する九十ミリメートルフレキシブルディスクカートリッジでなければならない。
第40条
【フレキシブルディスクへの記録方式】
第38条のフレキシブルディスクへの記録は、次に掲げる方式に従つてしなければならない。
①
トラックフォーマットについては、日本工業規格X六二二四号又は日本工業規格X六二二五号に規定する方式
②
ボリューム及びファイル構成については、日本工業規格X〇六〇五号に規定する方式
第41条
【フレキシブルディスクにはり付ける書面】
第38条のフレキシブルディスクには、日本工業規格X六二二三号に規定するラベル領域に、次に掲げる事項を記載した書面をはり付けなければならない。
附則
2
建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づく特定建築物についての届出に関する省令は、廃止する。
3
昭和四十七年十月十二日までに提出される第一条第一項の届書であつて建築物環境衛生管理技術者が選任されていない特定建築物に係るものには、同項第七号の規定にかかわらず、建築物環境衛生管理技術者の氏名、住所及び免状番号を記載することを要しない。
4
前項の届書を提出した特定建築物所有者等は、当該特定建築物の建築物環境衛生管理技術者を選任したときは、その日から一箇月以内に、第一条第一項第一号、第二号、第六号及び第七号に掲げる事項並びに建築物環境衛生管理技術者を選任した年月日を記載した届書を、当該特定建築物の所在場所を管轄する保健所長を経由して、都道府県知事に提出しなければならない。
附則
昭和53年4月25日
この省令は、昭和五十三年六月二十三日から施行する。
附則
昭和56年3月3日
この省令は、公布の日から施行する。ただし、第三条第三項及び第四条第三項を削る改正規定並びに次項の規定は、昭和五十六年五月十日から施行する。
附則
昭和57年11月16日
この省令は、昭和五十八年四月一日から施行する。ただし、第一条第一項の改正規定は、公布の日から施行する。
附則
昭和60年2月15日
1
この省令は、公布の日から施行する。ただし、第三十三条第一項の改正規定は、昭和六十年四月一日から施行する。
2
この省令の施行の際現に行つているこの省令による改正前の様式による免状の交付、書換え交付又は再交付の申請は、この省令による改正後の様式による申請とみなす。
附則
平成6年2月28日
2
この省令の施行の際現にあるこの省令による改正前の様式による用紙については、当分の間、これを使用することができる。
附則
平成6年7月1日
3
当分の間、この省令による改正後の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第一条第一項中「設置する市又は特別区にあつては、市長又は区長」とあるのは、「設置する市にあつては、市長」とする。
附則
平成11年1月11日
2
この省令の施行の際現にあるこの省令による改正前の様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。
附則
平成11年3月26日
2
この省令の施行の際現にあるこの省令による改正前の様式による用紙については、当分の間、これを取り繕って使用することができる。
附則
平成12年10月20日
(施行期日)
この省令は、内閣法の一部を改正する法律の施行の日(平成十三年一月六日)から施行する。
附則
平成13年3月30日
2
当分の間、この省令による改正後の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第二十五条第二号中「合格した者」とあるのは、「合格した者若しくは技能審査認定規程(昭和四十八年労働省告示第五十四号)に基づく労働大臣の認定を受けたビルクリーニング技能審査に合格した者」とする。
附則
平成14年3月26日
1
この省令は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律の一部を改正する法律の施行の日(平成十四年四月一日)から施行する。
2
この省令の施行の際現に建築物における衛生的環境の確保に関する法律の一部を改正する法律による改正前の建築物における衛生的環境の確保に関する法律第十二条の二第一項第六号に掲げる事業に係る同項の登録を受けている者及びこの省令の施行の際現に当該登録の申請をしている者については、当該登録に係る事業に関する限りにおいて、この省令の施行の日から起算して六年間は、この省令による改正前の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第二十四条、第三十一条第七項及び第三十三条第一項の規定は、なお効力を有する。
附則
平成16年3月19日
第1条
(施行期日)
この省令は、平成十六年三月三十一日から施行する。ただし、第四条第一項第三号及び第四号の改正規定は、平成十六年四月一日から施行する。
第2条
(経過措置)
1
この省令による改正後の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則(以下「新建築物衛生法施行規則」という。)第三条の二第一号の表第一号、第二十五条第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十六条第二号イ及びロ、第二十六条の三第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十八条第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十八条の三第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十九条第三号イ及びロ並びに第四号ロ、第三十条第二号イ及びロ並びに第五号イ及びロの登録を受けようとする者は、この省令の施行前においても、その申請を行うことができる。新建築物衛生法施行規則第二十五条の六第二項(新建築物衛生法施行規則第二十六条の二第三項、第二十六条の四第三項、第二十八条の二第三項、第二十八条の四第三項、第二十九条の二第三項及び第三十条の二第三項において準用する場合を含む。)の規定による計画の届出並びに新建築物衛生法施行規則第三条の九第一項及び第二十五条の八第一項(新建築物衛生法施行規則第二十六条の二第三項、第二十六条の四第三項、第二十八条の二第三項、第二十八条の四第三項、第二十九条の二第三項及び第三十条の二第三項において準用する場合を含む。)の規定による業務規程の届出についても、同様とする。
2
この省令の施行の際現にこの省令による改正前の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則(以下「旧建築物衛生法施行規則」という。)第三条の二第一号の表第一号、第二十五条第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十六条第二号イ及びロ、第二十六条の三第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十八条第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十八条の三第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十九条第三号イ及びロ並びに第四号ロ、第三十条第二号イ及びロ並びに第五号イ及びロの指定を受けている者は、この省令の施行の日から起算して六月を経過する日までの間は、新建築物衛生法施行規則第三条の二第一号の表第一号、第二十五条第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十六条第二号イ及びロ、第二十六条の三第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十八条第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十八条の三第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十九条第三号イ及びロ並びに第四号ロ、第三十条第二号イ及びロ並びに第五号イ及びロの登録を受けているものとみなす。
3
この省令の施行の際現に旧建築物衛生法施行規則第三条の二第一号の表第一号に規定する較正を受けた機器については、新建築物衛生法施行規則第三条の二第一号の表第一号に規定する較正を受けた機器とみなす。
4
この省令の施行の際現に旧建築物衛生法施行規則第二十五条第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十六条第二号イ及びロ、第二十六条の三第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十八条第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十八条の三第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十九条第三号イ及びロ並びに第四号ロ、第三十条第二号イ及びロ並びに第五号イ及びロに規定する講習、再講習又は研修の課程を修了した者については、新建築物衛生法施行規則第二十五条第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十六条第二号イ及びロ、第二十六条の三第二号イ及びロ並びに第三号ロ、第二十八条第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十八条の三第四号イ及びロ並びに第五号ロ、第二十九条第三号イ及びロ並びに第四号ロ、第三十条第二号イ及びロ並びに第五号イ及びロに規定する講習、再講習又は研修の課程を修了した者とみなす。
5
この省令の施行の際現にあるこの省令による改正前の様式による用紙については、当分の間、これを取り繕つて使用することができる。
附則
平成17年3月7日
第1条
(施行期日)
この省令は、不動産登記法の施行の日(平成十七年三月七日)から施行する。
附則
平成18年3月31日
第1条
(施行期日)
この省令は、臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律(以下「平成十七年改正法」という。)及び臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行の日(平成十八年四月一日)から施行する。
第7条
(建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則の一部改正に伴う経過措置)
平成十七年改正法附則第三条第一項に規定する者については、前条の規定による改正前の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第七条第五号及び第二十七条第三号ロの規定は、なおその効力を有する。この場合において、同令第七条第五号中「臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律第二条第一項」とあるのは「臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の一部を改正する法律(以下「平成十七年改正法」という。)による改正前の臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律第二条第一項」と、同令第二十七条第三号ロ中「衛生検査技師」とあるのは「平成十七年改正法附則第三条第一項に規定する者」とする。
附則
平成19年1月9日
この省令は、防衛庁設置法等の一部を改正する法律の施行の日(平成十九年一月九日)から施行する。
附則
平成19年3月30日
第2条
(助教授の在職に関する経過措置)
この省令による改正後の次に掲げる省令の規定の適用については、この省令の施行前における助教授としての在職は、准教授としての在職とみなす。
附則
平成19年12月25日
この省令は、平成十九年十二月二十六日から施行する。
附則
平成20年11月28日
第1条
(施行期日)
この省令は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の施行の日(平成二十年十二月一日)から施行する。
附則
平成21年3月30日
第1条
(施行期日)
この省令は、平成二十一年三月三十一日から施行する。ただし、第四条第一項第三号イ及びロ並びに同項第四号ロ、ハ及びニの改正規定は、平成二十一年四月一日から施行する。
第2条
(経過措置)
この省令による改正後の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第三十四条第二項第六号、第七号及び第八号並びに第三十四条の二の規定は、この省令の施行の日以後に建築物における衛生的環境の確保に関する法律第十二条の六第一項の規定により指定の申出をした一般社団法人について適用する。
附則
平成22年4月22日
第2条
(経過措置)
この省令の施行の際現に存する特定建築物の所有者(所有者以外に当該特定建築物の全部の管理について権原を有する者があるときは、当該権原を有する者)は、この省令の施行の日から起算して一年以内に、この省令による改正後の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則(以下「新規則」という。)第一条第一項第六号に掲げる事項を都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区にあっては、市長又は区長)に届け出なければならない。この場合において、新規則第一条第三項各号に掲げる場合に該当するときは、当該各号に定める書類を添付しなければならない。
附則
平成24年7月18日
2
この省令の施行の際現に建築物における衛生的環境の確保に関する法律第十二条の二第一項第四号及び第八号に掲げる事業に係る同項の登録を受けている者及びこの省令の施行の際現に当該登録の申請をしている者については、当該登録に係る事業に関する限りにおいて、この省令の施行の日から起算して六年間は、この省令による改正前の建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第二十七条及び第三十一条第九項の規定は、なお効力を有する。